この記事では、黒子のバスケ:完結?最終回、ネタバレを含む最後のラストシーンの結末!|ファンが徹底考察!?をご紹介しております。
「黒子のバスケ」ですが、2024年10月現在、完結しております。本作は2009年から2014年まで週刊少年ジャンプで連載されておりました。単行本は本編が30巻、おまけにあたるEXTRAGAMEが2巻の計32巻となります。
黒子のバスケとは
『黒子のバスケ』は、藤巻忠俊先生による高校バスケットボールを題材にした漫画作品です。
2009年から2014年まで週刊少年ジャンプで連載され、全30巻で完結しました。
天才5人による「キセキの世代」と、彼らに隠れた実力を持つ「幻の6人目」黒子テツヤを軸に、熱い試合が描かれます。
作品は、帝光中学校バスケットボール部の全中連覇を達成した世代が物語の中心にあります。
天才的な才能を持つ彼らの対戦と、黒子が所属する誠凛高校の挑戦が展開されます。
黒子は「影」としての役割を活かし、火神大我という「光」との連携を通じてチームを支えます。
『黒子のバスケ』は、スポーツ漫画らしい試合の緊張感や個々の成長に焦点を当てています。
特に、黒子の「視線誘導」や火神の高い跳躍力など、個性豊かな技術が試合を盛り上げます。
キセキの世代や他校のライバルたちのキャラクターも鮮やかに描かれ、試合の行方に読者を引き込む展開が続きます。
物語には、友情や努力だけでなく、才能と限界に向き合う葛藤も織り込まれています。
たとえば、青峰大輝の孤独や、黒子自身がチームに貢献できないと感じる苦悩など、感情豊かな描写が魅力です。
たかねぎも、キャラクターたちが抱える悩みを通じて、読者が自分の課題を振り返るきっかけを得られると感じます。
アニメ化やゲーム、劇場版などの展開も成功し、多くのファンを獲得しました。
特に、劇場版『LAST GAME』は、『黒子のバスケ』の集大成として高く評価されています。
黒子のバスケ:完結しているか?作者・藤巻忠俊の思いもあわせてご紹介
「黒子のバスケ」ですが、2024年10月現在、完結しております。
本作は2009年から2014年まで週刊少年ジャンプで連載されておりました。
単行本は本編が30巻、おまけにあたるEXTRAGAMEが2巻の計32巻となります。
本作は人気絶頂の最中での完結でしたが、作者である藤巻忠俊曰く「きちんと風呂敷をたたんで終わりたかった」とのことです。
いわゆる打ち切りのように不本意な終わり方ではなく作者自身でコントロールして幕を閉じたかったようです。
なお、作者の根底には往年の名作「スラムダンク」があり、かの作品のように一番面白いと思えるところで終わらせたかったのでしょう。
作者のこだわりが強く感じられますね。
黒子のバスケの見る順番をご紹介
「黒子のバスケ」のアニメの見る順番ですが、基本的には放映された順番通りアニメの第1期→2期→3期→劇場版と言った順番で見ると良いでしょう。
もっと深く楽しみたい場合は合間にOVAとして22.5話、41.5話、75.5話が挟まれております。
各キャラクターを深掘りするようなエピソードが見れますので興味があればぜひ、こちらも見るリストに入れていただければと思います。
なお、ほとんどの動画配信サービスではOVAを含めて全話みることができます。
黒子のバスケ:最終回がひどいと噂?理由をご紹介
最終回がひどいと言われる理由ですが、ネット上では「①1年生で優勝してしまうこと」や「②非現実的なプレイが多い」「③スラムダンクと似ている」「④スムーズに成長しすぎて面白味に欠ける」「⑤バスケを楽しむことができない」などと言われておりますが、このうちの②~⑤は黒子のバスケ連載中から言われていることであり最終回とは何ら関係ありません。
では、残りの一つである「①1年生で優勝してしまうこと」ですが、これに関してはひどいというよりも1年生で完結するなんて悲しいという続編を惜しむ声の方が大きかったです。
大抵のスポーツ漫画は全国大会など大きなイベントで一度負け、来年に臨むと言ったパターンが多いため、数少ない例外となった「黒子のバスケ」に惜しむ声が寄せられるのも無理はありません。
ネタバレを含むあらすじ・見どころをご紹介
超強豪のバスケットボール部がある帝光中学校には10年に1度といわれる天才が5人同時にいた世代がありました。
その世代はキセキの世代と呼ばれバスケ界でも注目されていました。
しかし、そんなキセキの世代には誰も知らない試合記録もないのにもかかわらず5人全員が一目を置いていた幻の6人目がいました。
その6人目がバスケ選手にしては小柄な少年である黒子テツヤでした。
黒子は自身の持つ影の薄さを利用して相手からボールを奪うことや、絶妙なタイミングでチームメンバーにパスを回すことでチームを勝利に導いていました。
そんな黒子は進学した誠凛高校で背丈が190もある帰国子女のバスケ少年、火神大我と出会い、共に全国を目指すのでした。
黒子のバスケの一番の見どころはバスケットへの深い思い入れとキャラクターの深堀りです。
往年のスポーツ漫画ではあまり見られなかった各キャラクターの深堀りはこの作品がただのバスケマンガではなく、少年たちがバスケで競いあう青春バトル物として君臨するのでした。
そのため、黒子のミスディレクションのように現実ではありえない異能力っぽいバスケであっても受け入れられました。
漫画:最終巻のネタバレを含むストーリーをご紹介
洛山高校、キセキの世代である赤司との勝負もついに大詰めとなりました。
黒子と火神のコンビによって赤司の「天帝の眼」を破り、火神のアリウープで得点をとった誠凛はいよいよ得点差を縮めにかかります。
対する赤司は絶対的だと思っていた「天帝の眼」の敗北に不調となり徐々に崩れ始めていく洛山高校でしたがTOで黛から一言をもらったことで再覚醒しました。
こうして、再覚醒した赤司による洛山高校は全員がゾーンに入るという特殊な状態に入りましたが、黒子たちのゾーンを超えたゾーン「直結連動型ゾーン」による超高速攻撃で反撃に出ます。
そして、迎える最後の瞬間、ボールを持った黒子はゴールを決めると思いきや火神にパスを行い、試合に勝利しました。
最後まで影であろうとした黒子の想いが感じられるシーンですね。
ウィンターカップに見事勝利した黒子のバスケですがエピローグもほどほどに試合終了後、勝利の余韻を残したまま、完結いたしました。
アニメ(第1期):最終回のネタバレを含むストーリーをご紹介
インターハイ、予選リーグ決勝戦でキセキの世代の一人、青峰率いる桐皇に敗退した黒子たち誠凛の面々はインターハイにて同じくキセキの世代である黄瀬率いる海常と桐皇との試合を観戦しておりました。
そして、ついにその試合にも決着がついてしまいます。
これまで互いに点を取り合い拮抗していた試合でしたが、最終的にキセキの世代である黄瀬と青峰の一騎打ちとなります。
どちらも一歩も譲らぬ試合模様に黒子たちも一喜一憂していましたが、最終的には青峰が黄瀬を上回る形で勝利します。
常にハイレベルだった試合を目の当たりにし次のウィンターカップに想いを馳せる面々でしたがその中でも黒子は同じキセキの世代である青峰や黄瀬が以前よりもパワーアップしていることに懸念を抱いておりました。
しかし、火神は「みんなまとめてぶっ飛ばす。俺たちのいや、俺とお前のバスケでな」とキセキの世代を倒し優勝を目指すと黒子に誓いを告げげました。
こうして、結束を高めあった二人は次の大会であるウィンターカップを目指すのでした。
アニメ(第2期):最終回のネタバレを含むストーリーをご紹介
ウィンターカップ準々決勝。誠凛対陽泉の試合も佳境に入り準決勝へと進む高校がついに決まります。
黒子と火神の誠凛に対する陽泉にはキセキの世代の一人である紫原がおり、試合も紫原の長身を生かした圧倒的なスピードにパワーそして跳躍力などにかき乱される形で進んでおりました。
対する誠凛も負けてはいませんでした。
絶対的なピンチの最中、火神のゾーンによって紫原を圧倒することに成功し、反撃の兆しを見せ始めていました。
さらにそんな状況下で紫原のやる気が低下し、陽泉は一転、ピンチへと傾き始めますが、紫原のチームメンバーによる一喝で持ち直し、試合は五分五分の戦いへと持ち込みます。
そんな激戦の決着をつけたのは黒子でした。
誠凛がリードしている中、陽泉にとっては最後のチャンスにゴールポジションへとついた紫原はボールをいつものように入れようとしますが力が入りませんでした。
激戦によって試合中何度もジャンプをしていた紫原の脚はすでに満身創痍でいつものように高く飛ぶことができませんでした。
しかし、普通にシュートすれば決まる距離。紫原は高く飛ばずにそのまま投げようとしたのです。
その隙を見逃さずにブロックに入ったのが黒子でした。
黒子の身長では紫原の全力のシュートを止めることはできませんが最後まで紫原を止めようとあきらめなかったことによってブロックすることに成功するのでした。
こうして、準々決勝を勝利で飾った誠凛は次の戦いへ向けて各々気持ちを整理するのでした。
アニメ(第3期):最終回のネタバレを含むストーリーをご紹介
ウィンターカップ決勝戦。誠凛と洛山の試合もついにラストスパート、誠凛が生み出したゾーンを超えたゾーンである「直結連動型ゾーン」によって、洛山から点を取り返しつつある誠凛でしたが、残り時間40秒となり、試合は最後の駆け引きへと移ります。
互いに熱くなる中、誠凛のポイントガードの伊月は冷静に状況を判断し、ボールを奪い取ることに成功します。
そして、ギリギリの中でもぎ取ったのは3Pシュートとバスケットカウントによるフリスロー。計4点を手に入れた誠凛はようやく洛山と並び立ちました。
しかし、残り時間は少なく誠凛にとっても洛山にとっても最後のプレーとなります。
そこで制したのは黒子と火神でした。
ミスディレクションによって洛山のプレイヤーの意識から消えていた黒子が伏兵としてゴール前へと躍り出るとゴールすると思いきや火神へのパスをしたのでした。
意表を突かれた赤司たち洛山のプレイヤーたちは黒子と火神のコンビを止めることができず、勝利します。
こうして、ウィンターカップの優勝をもぎ取った黒子たちの物語は結末を迎えるのでした。
劇場版 黒子のバスケ LAST GAME:ラストのネタバレを含むストーリーをご紹介
本編から数か月後、黒子たちが2年生となった年の夏の終わりごろ、アメリカより親善目的でやってきたバスケットボールチーム「Jabberwock(ジャバウォック)」が問題を起こしていました。
彼らは日本のチームとの親善試合を圧倒的な力でねじ伏せ嘲笑するかのようなプレーをし、さらには日本のバスケプレイヤーが猿であると罵ったのです。
それに激怒したリコの父は黒子や火神そして、キセキの世代を集めて雪辱のためにリベンジマッチを仕掛けるのでした。
こうして集ったドリームチーム「VORPALSWORDS」と「Jabberwock」の試合ですが、始めは黒子たち「VORPALSWORDS」が順調に点を取りますが、「Jabberwock」の牙はすぐに向かれました。
青峰が易々と抜かれ紫原のパワーよりも強いパワーによって試合を一転させました。
苦境に立つ中、黒子と火神も試合へと立ち、強敵を前に仲間たちもゾーンに覚醒し、両者の力は拮抗していきます。
そして、最後にはチームメンバー全員の力が合わさり最大の強敵であったナッシュ・ゴールド・Jrに打ち勝ち見事雪辱を果たします。
「Jabberwock」との試合が終わり、大団円へと向かう中、火神だけは新たな想いを胸に秘めていました。
それはNBA(アメリカ)への挑戦でした。火神はバスケットボールの本場であるNBAを目指すためにアメリカの高校へと留学するというものでした。
火神の意思には黒子も賛同しており、誠凛一同は火神をアメリカへと送り出すのでした。
ネタバレ①黒子テツヤと桃井さつきは結婚したのか?
残念ながら黒子と桃井が結婚することはありませんでした。
桃井が黒子のことが好きだということは周知の事実ですが、付き合ったという話も特にありません。
また、黒子や桃井が他の人と付き合ったまたは結婚したという話も原作では一切でておりません。
ネタバレ②黒子のバスケの三大王者とは?
三大王者とは、IHの東京都の出場枠3枠をここ10年間、独占していた3つの強豪校のことを差します。
東の王者「秀徳」、北の王者「正邦」、西の王者「泉真館」がおり、そのうちの「秀徳」にはキセキの世代である緑間が進学しております。
黒子のバスケの序盤において、絶対的な強者としてこの3校が上がりましたが、このうちの「正邦」とは誠凛のバスケ部が発足したばかりである去年の大会で試合をし、圧勝しており最初の関門の一つとして登場し、リベンジに燃える誠凛に敗北いたします。
残りの1校である「泉真館」ですが、西の王者と呼ばれていましたが、WC予選では黒子たち誠凛に敗北し、青峰曰く「そんな肩書きとっくにゴミクズ」とまで言われるほどに没落いたしました。
キセキの世代を引き入れた「秀徳」以外は作中で落ちぶれることになります。
話題①1番人気なキャラは誰?
「黒子のバスケ」で一番人気のキャラクターですが、ひとえに言い切ることができません。
これまで過去4度にわたって公式の人気投票が行われ、第1回と第2回では黒子が1位、第3回では2位、第4回(黒バス大賞)には1位と高順位をキープしており、主人公だけに黒子が1番人気と思われましたが、第3回で1位となったのは赤司、その後の第4回でも2位であった赤司は原作でも後半から徐々にその全貌が明らかになったキャラであるため、第3回でようやく高順位になったということを加味すると黒子とタメを張るレベルで人気があると思えます。
また、インターネット上ではしばしば非公式の人気投票が行われており、そこでは黄瀬や青峰が1位になることもあり、ネット上でも一番人気のキャラクターは分かれているようです。
ネット上の意見を見る限りは、黄瀬や赤司は女性人気が高く、黒子は男性人気が高いように見えましたが、詳細な情報も少ないため明確には言い切れません。
このように「黒子のバスケ」ではたくさんのキャラクターが個別に人気があり、誰が一番人気なのか、言い切るのは難しい状況となっております。
黒子のバスケのその後、ラストゲーム(エクストラゲーム)誠凛高校のバスケット部のその後をご紹介
エクストラゲームのその後ですが、誠凛はおそらくかなり弱体化したものだと思われます。
劇場版で明かされました火神の渡米によって、誠凛の主力であった火神が抜けたのはかなり大きい穴ですね。
しかし、原作やアニメでは未登場ですが、小説版にて新入部員として何名か有力な部員が誠凛のバスケ部に入部しており、彼ら次第では黒子の能力を活かせるチームに育つのではないかと思われます。
また、WCの後、ケガの療養のためアメリカへ行った木吉が完全復帰しているのかは不明です。
原作にはエクストラゲームにて登場したため、日本には戻ってきている模様です。
黒子のバスケのその後、ラストゲーム(エクストラゲーム)キセキの世代たちのその後をご紹介
キセキの世代ですが、エクストラゲームの様子を見る限りは過去黒子たちと戦った時よりもかなり成長しているように見受けられました。
青峰や黄瀬、緑間、紫原もそれぞれ自身の弱みを克服しようと努力した痕跡があり、WCで見せた精神的な脆さはかなり無くなってきているように思えます。
特に赤司の成長は著しく、エクストラゲームの最中でも己の中にいたもう一人の赤司と完全に一つになるという覚醒を経て、精神面でかなり強化されたように思われます。
火神を失った誠凛では太刀打ちできない可能性が高いですが、黒子もまた成長していますのでもしも続編があったとしても黒子が勝利するのではないかと思われます。
黒子のバスケ :完結?最終回(漫画・アニメ・映画)・結末のファンの感想・考察をご紹介
ジャンプのバスケットボール漫画と言えばスラムダンク。
そんな時代に現れた黒子のバスケですが、スポーツ漫画でありながらもキャラクターの作りこみが細かく、黒子のミスディレクションやゾーンを始めとした少し超人バトル気味な内容でした。
絵の上手さや、物語の展開方法など、王道を貫きながらもスラムダンクとは良い意味ですみわけできていた作品だと思います。
アニメの出来も良く、1年生でのWC優勝で連載を終えると言うタイミングも最高の作品でした。
スラムダンクというバスケマンガの金字塔を輩出したジャンプでの連載だったため、どうしてもスラムダンクと見比べてしまうことが多い事でしょう。
しかし、そんな中でも各キャラクターを掘り下げ人気作品となったのは作者の熱いバスケ(スラムダンク)への想いが優れていたからだと思います。
作者である藤巻先生は現在、ジャンプで「キルアオ」というバトルマンガを連載しております。そちらも面白い作品ですので、ぜひ一読してみてください。