この記事では、ゴブリンスレイヤー:完結?最終回、ネタバレを含む最後のラストシーンの結末!|ファンが徹底考察!?をご紹介しております。

「ゴブリンスレイヤー」ですが、2025年4月現在完結しておりません。
ゴブリンスレイヤーとは
『ゴブリンスレイヤー』は、蝸牛くも(かぎゅうくも)によるライトノベル作品で、2016年に書籍化されました。
登場人物の多くが肩書で呼ばれるのは、TRPGの発想に基づいた演出です。
主な舞台は中世風のファンタジー世界で、主人公はゴブリンのみを狩る戦士として登場します。
一般に下等とされるゴブリンを脅威と捉え、徹底して対策を講じる姿勢が物語の軸になっています。
アニメ化や外伝、RPG化も進み、国内外で人気を集めています。
たかねぎ自身、初めて読んだ時は「なぜゴブリンだけ?」と疑問を持ちました。
しかし読み進めるうちに、そこに込められた“命の重み”や“無力さ”の描写に強く惹かれました。
完結しているか?をご紹介
「ゴブリンスレイヤー」ですが、2025年4月現在完結しておりません。
本作は2016年よりGA文庫から原作小説が発刊され以降、現在までに16巻発売されております。
また、本作はライトノベル原作としては珍しく、第1巻発売当初からコミカライズが決まっており、原作と同じく2016年より月刊ビッグガンガンから連載が開始され現在原作と小説と同じく16巻まで発売されております。
また、本作を元にしたスピンオフ作品も複数発売されており、現在もまだ続いております。
完結と言われた理由は?をご紹介
「ゴブリンスレイヤー」は完結しておりませんが、ネット上では完結というウワサも飛び交っていました。
その原因ですが、原作の最新刊が16巻で止まっており、これまでの刊行ペースから大幅に下がったことと、本編ではなく外伝が完結したことが原因ではないかと思います。
本作は年に2冊以上新刊が出る作品でしたが、最新刊である16巻を境に3年近く新刊がでておりません。
そのうえで外伝の一つが完結したことによって本編までも完結したように見えてしまったようです。
そのため、まだ本作は完結しておりません。
新刊も原作者が他の作品の作業で手一杯になっているため滞っているからだと思います。
3期の動向をご紹介
「ゴブリンスレイヤー」は2回のアニメ化と1回の劇場化された作品ですが、3期については今のところ予定はありません。
2018年に最初のアニメ化がされその後の2020年に劇場化、2023年より第2期が放映されました。
これまでの制作ペースと原作小説やマンガのストックから第3期が放映される可能性は十分あります。
3期確定の場合はおそらく、遅くとも2025~2026年あたりには何らかの動きがあるかと思います。
2016年の発売以来長らく人気が続いている作品ですので高い確率で第3期が放映されると思われます。
ネタバレを含むあらすじ・見どころをご紹介

モンスターの中でも最下級で1匹や2匹なら村の若者でも簡単に倒せるゴブリンですが、群れると時に村をも滅ぼす危険な存在である。
そのため、冒険者ギルドにはゴブリン退治の依頼がたくさん来るのですが依頼者は貧民が多く報酬が少なく、依頼を受けるとしても新米冒険者ばかりとなってしまっていました。
そんな時代にゴブリンだけを専門に扱う冒険者ことゴブリンスレイヤーがいました。
ゴブリンスレイヤーはゴブリン退治だけで銀等級へと至った冒険者であり、うかつにも危険なゴブリン退治を請け負ってしまった新米冒険者を助け出したり、ゴブリンに困らされている村などを救ったりしておりました。
ある日、新米冒険者である神官の少女は同じ新米の冒険者の仲間たちと共にゴブリン退治の依頼を受けますが、ゴブリン退治は失敗し、仲間たちは窮地に陥ってしまいます。
そんな時に現れたのがゴブリンスレイヤーでした。
ゴブリンスレイヤーは薄汚れた鎧と安っぽい武器でゴブリンの巣をあっという間にせん滅し神官の少女とその仲間たちを救うのでした。
こうして、ゴブリンスレイヤーと出会った新米神官は彼に興味を持ち、一緒に冒険を始めるのでした。
「ゴブリンスレイヤー」の一番の見どころはゴブリンを倒す、それだけを目的とした主人公が冒険者や村々等、ゴブリンに悩まされてきた人々を救っていくところが見どころです。
どんなゴブリン退治でもいわゆる義賊のように依頼を引き受けていき、ゴブリンであればどんな手段を用いてもせん滅する等が非常に面白いです。
小説(1巻):あらすじ・見どころをご紹介
新米冒険者で神官の少女は同じく新米の冒険者と共にゴブリン退治の依頼を受けるのですが、依頼は失敗し、危うく少女はゴブリンたちに捕まりそうになりました。
そんな時、現れたのが辺境でゴブリンだけを専門に倒す冒険者ゴブリンスレイヤーでした。
ゴブリンスレイヤーはゴブリンを次々と倒していき、彼女たちを助けるのでした。
そんなゴブリンスレイヤーに興味を持った神官の少女は救われた後、ゴブリンスレイヤーに付きまとい彼と一緒にゴブリン退治へと参加するのでした。
小説1巻の見どころはゴブリンスレイヤー自身です。
ゴブリンという残虐なモンスターがゴブリンスレイヤーによって次々と倒されていくところにはワクワク感や爽快感があり非常に面白いです。
また、彼がどうやってゴブリンスレイヤーになったのか、そのルーツについても触れるのでゴブリンスレイヤーというキャラクターを強烈に浴びることができます。
また、登場するキャラクターには名前がなく、ゴブリンスレイヤーや女神官、牛飼女、妖精弓手等、その人の職業で呼ばれどことなくTRPGのような雰囲気を感じ取れます。
小説(2巻):あらすじ・見どころをご紹介
第2巻ではゴブリンスレイヤーを筆頭に第1巻で仲間となった女神官、妖精弓手、鉱人道士、蜥蜴僧侶の5人でパーティを組むことになりました。
そして、ゴブリン退治の依頼でゴブリンスレイヤーたちのいる辺境の街から遠い水の街へと向かうことになります。
その水の街には英雄と呼ばれる金等級冒険者である剣の乙女がおり、その人が今回のゴブリン退治の依頼者でした。
辺境でゴブリンばかりを倒すゴブリンスレイヤーのウワサは吟遊詩人によって水の街まで広がっていたのです。
こうして、一行は剣の乙女の依頼によって水の街の地下へとゴブリン退治へ向かうのでした。
第2巻の見どころですが、第1巻に引き続きゴブリンスレイヤーによるゴブリン退治が魅力的です。
あらゆる手段でゴブリンを倒していく様はとても痛快です。
また、正式に仲間となった妖精弓手等とのやり取りも面白く、どんどんシリアスな正統ファンタジーの世界にひきこまれていきます。
小説(3巻):あらすじ・見どころをご紹介
第3巻では第2巻とは異なり、ゴブリンスレイヤーが拠点としている辺境の街が舞台となります。
前巻で水の街のゴブリンを討伐し無事戻ってきたゴブリンスレイヤーたちは日常へと戻っていくのでした。
そんななか、街では祭が近づきゴブリンスレイヤーの仲間たちも祭の雰囲気に充てられて活気づいていました。
第3巻はそんな祭をメインにしたお話となります。
登場するのはゴブリンスレイヤーやその周りのメンバーだけでなくこれまで登場したサブキャラクター等も登場し、これまで語られなかった素顔などが語られます。
そして、そんな祭の最中に暗躍するのはもちろん、ゴブリン。祭の裏側でゴブリンたちが襲撃しようと準備していたのです。
その事態にゴブリンスレイヤーは立ち上がるのでした。
第3巻のみどころですが、一番はゴブリンスレイヤーや女神官等、メインキャラクター以外のサブキャラクターたちの活躍が見ることができるところです。
ゴブリンスレイヤーと同じ冒険者でこれまで脇役だった彼らの日常やゴブリンとの戦いを見ることができます。
小説(4巻):あらすじ・見どころをご紹介
第4巻ですが、この巻は短編集となります。
女神官が新米冒険者を連れて下水道へ挑む話や、受付嬢と妖精弓手が二人で聖騎士を演じる話、牛飼娘と女神官が二人で街へ出かける話、ゴブリンスレイヤーと槍使い、重戦士が塔へ挑む話など、面白い短編が複数集録されております。
この巻では普段では見られない組み合わせでキャラクターたちがそれぞれの日常や冒険をしているところが見られとても新鮮な内容となっております。
第4巻の見どころですが、日常からバトルまで様々な短編を読むことができるところです。
主人公であるゴブリンスレイヤー以外のキャラクター同士の掛け合いや、普段何をしているかなど、短編を通してみることができます。
1巻から登場している女神官の成長やゴブリンスレイヤーの幼馴染である牛飼娘の話などの話があり、そして、ゴブリンスレイヤーと槍使い、重戦士が塔へと挑む話は重厚なファンタジーでありながらもとても「ゴブリンスレイヤー」らしい展開で荒唐無稽ながらも面白いです。
小説(5巻):あらすじ・見どころをご紹介
第5巻ですが、4巻以来の長編となります。
この巻では新たに令嬢剣士が登場します。
とある貴族の令嬢は冒険者にあこがれ冒険者となりゴブリン退治の依頼を受けるのですが、失敗してしまいます。
この巻では剣の乙女からの依頼を受けたゴブリンスレイヤーたちがその令嬢剣士を助けるためにゴブリンの住む砦へと向かうという話になります。
ゴブリンスレイヤーとゴブリンとの戦いは熾烈でゴブリンの中でも進化した個体が出て製鉄をしようとしている等、これまでのゴブリンと一線を画すゴブリンが敵でした。
この巻の魅力はやはり、新キャラの登場と今まで以上に組織的に強くなったゴブリンとの戦です。
ゴブリンスレイヤーのバトルスタイルはずっと変わりませんが、あらゆる状況にも適応し絶対にゴブリンを滅ぼすという気迫の強さにはずっと驚かされ続けております。
また、雪山という環境も新鮮でとても良かったです。
小説(6巻):あらすじ・見どころをご紹介
第6巻ですが、この巻では再び大きな展開を迎える巻となります。
時期としてはゴブリンスレイヤーが女神官と出会ってちょうど1年経ったくらいのことになります。
5巻で救助した令嬢剣士の支援によってゴブリンスレイヤーのいる辺境のギルドに新米冒険者のための訓練所が作られました。
これまで新米冒険者はなんの指導もなくゴブリン退治の依頼を受け全滅してしまうという事態が多々ありましたが、この訓練所でベテラン冒険者よりノウハウを教えてもらうことでそれを避けようとする試みでした。
そんな中、ゴブリンスレイヤーもベテランの一人として訓練所の教師役となるのですが、訓練所にやってきた新米冒険者の中には1年前女神官と一緒にゴブリン退治に挑んで敗北した少女の弟(作中では少年魔術師)がおりました。
少年魔術師は姉を殺したゴブリンに対して恨みを持っていたのです。
6巻では訓練所にやってくる新人冒険者たちを中心に少年魔術師の成長等が描かれています。
6巻の見どころですが、やはり人間関係と成長ですね、少年魔術師の姉にトドメを刺したのはゴブリンスレイヤーでした。
そのため、二人の関係はギクシャクしてしまいますが、同じく姉をゴブリンに殺されたゴブリンスレイヤーにとって似たような境遇を持つ少年魔術師に対して伝えようとする様がとても良いです。
最終的に少年魔術師は訓練所を介して冒険者として、人間として成長し、旅立っていくのですが、そのシーンがとても魅力的でした。
小説(7巻):あらすじ・見どころをご紹介
第7巻ではゴブリンスレイヤーの拠点である辺境の都市から離れ今度は妖精弓手の故郷へと向かうことになります。
妖精弓手の姉から手紙が届き、結婚式に参列するために故郷へと戻ることになった妖精弓手ですが、せっかくなのでゴブリンスレイヤーたちと冒険をしながら故郷へと戻ることにしたのでした。
結婚式とあって平和な日常巻かと思いきや、やはりゴブリンとの戦闘はありました。
どうやら、妖精弓手の故郷である森人の里にもゴブリンの脅威が迫っており、人々がさらわれているとのことでした。
こうして、ゴブリンスレイヤーたちは結婚式へ参列する前にゴブリン退治へと向かうのでした。
この巻の見どころですが、一番は妖精弓手です。
妖精弓手は2000年近く生きているエルフの女性で世界を冒険するために故郷である森人の里を抜け出したのですが、そんな彼女のルーツや良さを知れることができます。
また、戦闘面ではいつものゴブリンスレイヤーの戦闘が見れますが、女神官の真価がすさまじいです。
これまでのゴブリンスレイヤーとの冒険で培った能力がどんどん花開いていっているように見えます。
そして、やはり欠かせないのが結婚式です。
シリアスなゴブリンスレイヤーには珍しく幸せな日常を少しばかりではありますが楽しめます。
小説(8巻):あらすじ・見どころをご紹介
第8巻では久々に剣の乙女の依頼を受ける話となります。
なんとこの巻では剣の乙女の護衛として王都へと向かうことになります。
どうやら、王都への道のりにオオカミに乗ったゴブリンが巣食い悪さを働いているようです。
ゴブリンスレイヤー一行は剣の乙女と共に王都へと向かうのでした。
しかし、王都へたどり着くもゴブリンによって王の妹がさらわれてしまったという展開に。
こうして、ゴブリンスレイヤーは剣の乙女の代理としてゴブリンを追って死の迷宮へと挑むのでした。
第8巻の見どころですが、やはりゴブリンスレイヤーらしい戦闘とワクワクするような冒険ですね。
物語最序盤の大海蛇との戦いや死の迷宮での邪教団との戦い等、ワクワクするような展開がてんこ盛りです。
特にラストの展開はしびれます。
小説(9巻):あらすじ・見どころをご紹介
第9巻ではこれまでの話とは打って変わり、2つのパーティが別々の戦いに巻き込まれる話となります。
ゴブリンスレイヤーと牛飼娘の二人は牧場の配達の途中、ゴブリンの襲撃に合います。
ゴブリンスレイヤーは牛飼娘を守りながらゴブリンやオーガと戦うのですが、非戦闘員である牛飼娘を危険にさらすわけにはいきませんので必然とゴブリンたちから逃げ反撃の手を考えることになります。
こうして、牛飼娘を連れた上でのゴブリンとの戦いが始まるのでした。
一方、ゴブリンスレイヤー不在の女神官たちは仲間に新米剣士等を入れて、見習い聖女の託宣により雪山へと向かいます。
そして、これまでゴブリンスレイヤーの下で培ってきた能力を活かして雪山のモンスターと戦うのでした。
この巻の見どころですが、やはり、同時に進む二つの物語を異なる展開で読み進めることができることです。
ゴブリンスレイヤー側はいつもと違って牛飼娘を連れての戦いとなり、いつも以上に戦術の冴えが光ります。
もう一方である女神官側では順当なファンタジーのバトルを楽しむことができます。
特に成長した女神官やゴブリンスレイヤーの教えを守りこれまでレベルアップしてきた新米剣士等の活躍が必見です。
小説(10巻):あらすじ・見どころをご紹介
第10巻ではゴブリンから離れると思いきやゴブリンを倒す話でした。
ゴブリンゾンビとの戦闘などがありましたが一番の目玉は葡萄尼僧の話です。
葡萄尼僧は女神官が姉と慕う人物で、10巻前半の物語で中核をなす人物です。
彼女は葡萄酒を造って販売しているのですが、彼女にはあるウワサが流れていました。
そのウワサですが、葡萄尼僧はゴブリンから生まれたというもので、もちろんそんなことはないのですが、このウワサのせいで販売している葡萄酒の売れ行きが悪くなってしまったのです。
そして、このウワサを断ち切るためにゴブリンスレイヤーは動き始めるのでした。
この巻の見どころですが、一番はゴブリンスレイヤー側だけでなく様々な人々の動きが描写されたところですね。
これまでもそう言った描写は多々ありましたが、この巻でのこの描写は群を抜いて素晴らしく、ゴブリンスレイヤー以外のサブキャラや新たな登場人物が魅力的に描かれています。
小説(11巻):あらすじ・見どころをご紹介
第11巻ではこの世界が一気に広がり、別の国の話へと物語は展開いたします。
とある国の辺境を拠点に活動しているゴブリンスレイヤーですが、今度は女商人(元令嬢剣士)からの依頼によって砂漠の国への道中を護衛することになります。
なお、もちろんゴブリンが頻出しているとのことでゴブリンスレイヤーは依頼を受けました。
そして、いよいよ新たな国へと向かいます。
一方、ゴブリンスレイヤーたちとは別に砂漠の国のお姫様の視点があったり、スパイの視点があったりと様々な視点から物語が語られます。
この巻の魅力的なところは世界が広がったことですね。
これまで水の都や雪山、森人の里、王都等登場しましたが等々新たな国が登場し、その詳細について語られます。
ゴブリンスレイヤーがゴブリンを倒すところはいつも通りですが、その合間に語られる世界観はとてもワクワクできます。
小説(12巻):あらすじ・見どころをご紹介
第12巻ですが、この巻は短編集となります。これまで登場したいろんなキャラクターたちの視点で冒険であったり、日常であったりがつづられます。
12巻も小説が続いているとなると登場する人物も多くなってきており、それぞれが短編として掘り下げられていくようなエピソードが多いです。
ゴブリンスレイヤーも登場いたしますが、槍使いなどと一緒に冒険をする内容でゴブリンとの戦いというよりも普通の冒険を行うような内容でした。
12巻の見どころは多彩な物語ですね。
これまで増えてきたキャラクターそれぞれの小さな物語を読むことができます。
この作品の世界観に迫るような内容であったり、ただのファンタジー的な冒険をするだけの内容であったり、内容は様々ですが重厚でシリアスなファンタジー好きなら十二分に楽しめる内容になっているかと思います。
小説(13巻):あらすじ・見どころをご紹介
第13巻では久しぶりに新米冒険者教育がメインの話となります。
ゴブリンスレイヤーの下に新米冒険者たちが練習するための迷宮を作らないかという話がやってきてゴブリンスレイヤーたち銀等級冒険者で迷宮を作っていくという話になります。
いわゆるダンジョンマスター物のように見えますが中身はかなり違い、ゴブリンスレイヤーたち銀等級冒険者たちがあれよあれよという間に迷宮が出来上がり、新米たちが挑むのですが彼らの訓練を妨害するかのようにゴブリンが現れ、ゴブリンスレイヤーは新米冒険者の未来のために立ち上がると言った内容となります。
この巻の見どころですが、一番は「迷宮探険競技」ですが、ダンジョンマスターと思いきやTRPGのように槍使いと机上でやり取りをする場面があり、マニアにはたまらない内容となっております。
また、とあるキャラクターの出自について詳しく言及されることもあり少し驚きました。
この巻も見どころがたくさんありとても面白いです。
小説(14巻):あらすじ・見どころをご紹介
第14巻では珍しくゴブリンスレイヤーが主体となって冒険へと出向くお話となります。
ゴブリンスレイヤーは普段よりゴブリンを撲滅することだけを目的に活動をしており、妖精弓手等、他の人が声をかけて無理やり連れ出さないと冒険には中々言ってくれない人物でした。
しかし、この巻ではゴブリンスレイヤー自らが冒険に行くことを望み、他のメンバーを連れて北の国へと向かうのでした。
そして、北の国でめいいっぱい冒険するのでした。
この巻の見どころはやはり冒険です。
いつもはゴブリンだけのゴブリンスレイヤーが珍しくもゴブリン以外の理由で冒険に出かけるという内容で普段よりもイキイキとしたゴブリンスレイヤーを見ることができます。
ゴブリンスレイヤーの希望を受け取った受付嬢がいい仕事をしてくれました。
また、新たに登場する北の国にもいろいろな展開が待っており、ワクワクの冒険とドキドキの物語がそれぞれ展開されていきます。
冒険メインではありますがゴブリンも登場し、いつも通りのゴブリンスレイヤーも同時に楽しむことができます。
小説(15巻):あらすじ・見どころをご紹介
第15巻では人探しがメインの物語となります。
ゴブリンスレイヤーの下に馬人を探してほしいという依頼がきてゴブリンスレイヤーが承諾したことで都市を舞台にした冒険が始まりました。
舞台のメインは水の都で、ゴブリンスレイヤーたち一行は水の都で馬人を探すのですが、剣の乙女からの情報でどうやら街には馬人の失踪が起こっており、ゴブリンスレイヤーたちは都市の専門家などを頼りながら捜索を行うのですがその事件の陰にはやはりゴブリンが潜んでいるようで結局いつものゴブリン退治となるのでした。
この巻の見どころですが、これまであってなかったような都市を舞台にした物語がメインであることですね。
都市に巣食う謎をゴブリンスレイヤーたちが挑むそう言った内容になります。
また、剣の乙女が久しぶりに登場した巻でもありますね。
競馬の話などこの世界独特の話も多くあり見どころたくさんな内容となっております。
小説(16巻):あらすじ・見どころをご紹介
第16巻では久しぶりに王都が舞台となります。
受付嬢と牛飼娘によって無理やり王都へとやってきたゴブリンスレイヤーたちは王都観光を楽しむのですが、馬上槍試合の観戦中に王の妹が呪いによって倒れてしまいます。
その呪いは王都の地下にある魔穴が原因でありその魔穴にはゴブリンが巣食っていました。
こうして、ゴブリンならばと、ゴブリンスレイヤーが討伐を買って出てせっかくの休暇がゴブリン退治へとシフトするのでした。
この巻の見どころですが、王都での観光とゴブリン退治が良いですね。
以前、王都へやってきた時よりも伸び伸びできたのではないでしょうか。
途中からのゴブリン退治についてはゴブリンを操っていたボスが吸血鬼でゴブリンゾンビなどいろいろなバリエーションが出てきて良かったです。
また、ゴブリンスレイヤーらしいバトルの展開もあり、非常に魅力の詰まった巻となります。
アニメ:第1期(最終回)のネタバレを含むストーリーをご紹介
ゴブリンスレイヤーのいる辺境にゴブリンロードが率いるゴブリンの大軍勢が攻めてきました。
事前にゴブリンたちが攻めてくることを察知し、街中の冒険者をゴブリン防衛のために集めたゴブリンスレイヤーはゴブリンの軍勢との戦いに赴きます。
そして、最終的に仲間と共にゴブリンロードへと挑みます。
しかし、歴戦のゴブリンスレイヤーであってもゴブリンロードは強敵でした。
ボロボロになりながらもゴブリンロードと戦い続ける彼の下に女神官が援軍に現れついにはゴブリンロードを打倒してしまいます。
辺境の街に現れたゴブリンの大軍勢はゴブリンロードの死亡により統率を失い残ったゴブリンたちは冒険者たちに掃討されたのでした。
こうして、ゴブリンに勝利したゴブリンスレイヤーは当初の予定通りゴブリン退治へ参加した冒険者たちへ一杯酒をおごり宴会で物語は締めくくりました。
アニメ:第2期(最終回)のネタバレを含むストーリーをご紹介
あわや王の妹をゴブリンの下から救い出したゴブリンスレイヤー一行でしたが倒したはずのゴブリンプリーストが死にざまに行った儀式によって魔神の手が現世に現れてしまいます。
勝利から一気に窮地へと陥ってしまったゴブリンスレイヤー。魔神の手を前にして手も足も出ませんでしたが、女神官の機転によって魔神の手を打倒すことに成功します。
しかし、それでもゴブリンたちはまだゴブリンスレイヤーたちを追い詰めます。
ゴブリンプリーストは死にましたが残ったゴブリンたちがゴブリンスレイヤーたちを逃げ去さないと帰り道を塞いでいたのです。
ですが、そんな時に剣の乙女が軍勢を連れて援軍に現れゴブリンスレイヤーたちは窮地から逃れるのでした。
こうして、ゴブリンスレイヤー一行の散々な休暇は終わり、ゴブリンスレイヤーは拠点のある辺境へ戻るのでした。
ネタバレ①ゴブリンの妊娠期間は?をご紹介
「ゴブリンスレイヤー」に登場するゴブリンの妊娠期間ですが非常に短く1か月ほどだそうです。
ネタバレ②ゴブリンの繁殖方法は?をご紹介しております。
「ゴブリンスレイヤー」に登場するゴブリンですが、オスしかいないそうです。
そのため、繁殖には他種族のメスを捕まえて妊娠させて増えていくそうです。なお、妊娠期間が短いため、短期間のうちに何度も妊娠させることで数を増やしているようです。
ゴブリンスレイヤー :完結?最終回(漫画)・結末のファンの感想・考察をご紹介

ダークファンタジーである「ゴブリンスレイヤー」ですが、本来なら雑魚敵であるゴブリンがメインの敵であるという点とゴブリンによって引き起こされるエログロ等、最初のインパクトが大きい作品でしたがフタを開けてみると濃密で緻密な正統派ファンタジーであることが非常に魅力的でした。
似たようなインパクトのある作品と比べて物語や世界の描写に深みがあり、さらには戦闘シーンや物語の展開がテンポよくとても面白いと思いました。
ゴブリンスレイヤーの戦闘には読者の裏をかくようなとんでもない作戦等、いわゆる王道ファンタジーと比べて邪道な部分が多いですが、そこが本作に良い味を出しているように思えます。
ゴブリンを倒すために特化した主人公がひたすらゴブリンを倒す物語。ゴブリンスレイヤーを一言で表すならそうですが、背景には大きな敵がいるのにも関わらずゴブリンだけを相手取る等、王道な物語の中にいつつもゴブリンを優先する主人公がとても際立っていて面白いです。
また、女神官や妖精弓手等、ゴブリンスレイヤーの周りに集まる仲間たちも非常に魅力的でゴブリン退治以外にも魅力が詰まった作品だと思います。