この記事では、アニメ・漫画沼20年のたかねぎがどろろ:アニメの魅力を完全網羅!評価・声優・原作の違いをご紹介しています。
どろろの制作秘話や評価、声優、原作との違いなどをご紹介しております。
どろろがどんな話なのか、概要はこちらの記事でわかりやすく解説しています
どろろ:あらすじ・声優・どろろ・百鬼丸・みお・最終回・海外の反応などをファンが徹底解説!
どろろ:アニメの打ち切り理由をご紹介
手塚治虫が語る「どろろ」
あちこちにかいたことですが、ぼくは人一倍負けん気が強く、たとえば漫画でも、ある作家が一つのユニークなヒットをとばすと、おれだっておれなりにかけるんだぞ、という気持ちで同じジャンルのものに手を出す、おかしなくせがあります。
というわけで、「どろろ」は水木しげる氏の一連の妖怪もののヒットと、それに続く妖怪ものブームにあやかって(?)作り上げた、いうなれば、きわものです。
しかし、この物語も回を追うにしたがってムードが暗くなりました。悲惨な戦国の世の被搾取階級のドラマが、やりきれない暗さを露呈しました。そのうえ、「まいまいおんばの巻」あたりから、生ぐささが加わりました。少年週刊誌の漫画としては、マイナスの要素が多くなってきました。
そして、まずいことに「ノーマン」の新連載が始まったせいもあって、「どろろ」への意欲も半減して、編集部の要請で、大急ぎで大団円にしなければなりませんでした。
本当は、百鬼丸が四十八体の魔物とたたかうエピソードを残らず出したかったのですが、滑稽にも、残った魔物を全部いっしょくたにいた"ぬえ"などという怪獣を出したりして、あっさりかたづけてしまったのです。
(後略)
(講談社刊 手塚治虫漫画全集『どろろ』4巻 あとがきより抜粋)
引用元:手塚治虫 公式サイト
手塚治虫が、水木しげるに対抗意識を持っていたのは初めて知りました。 最後に鵺を使って体を回収させるのは頭がいいですよね。
どろろ:アニメの原作者についてご紹介
手塚治虫は、日本の漫画家・アニメ監督であり、日本の漫画・アニメーションの黎明期を支えた一人です。手塚治虫の代表作には、『ジャングル大帝』、『鉄腕アトム』、『火の鳥』、『ブッダ』、『ブラック・ジャック』などが挙げられます。
それぞれの作品には、手塚治虫独特の哲学や人間性が込められており、多くの読者に愛されています。
手塚治虫は、1928年11月3日に大阪府豊能郡豊中町で生まれた。医学部に入学して医者になることを目指していました。しかし、漫画に夢中になった彼は、次第に漫画家になることを志し、1946年に高校卒業後に上京して、漫画家としてのキャリアをスタートさせました。
手塚治虫は、1946年に『マアチャンの日記帳』でデビューし、その後、『鉄腕アトム』、『ジャングル大帝』、『火の鳥』など数多くのヒット作を生み出し、日本の漫画・アニメーション界を代表する巨匠として知られるようになりました。
彼の作品は、日本だけでなく海外でも高い評価を受け、アメリカの漫画賞「アイズナー賞」でも受賞しています。
手塚治虫は、医学博士の学位を取得しております。彼は、医学の知識を自身の作品にも取り入れ、科学的に正確な描写をすることで、多くの読者から高い評価を受けました。
手塚治虫は、1989年2月9日に東京都千代田区麹町の半蔵門病院で60歳で亡くなりました。彼の死は、日本の漫画・アニメーション界に大きな衝撃を与え、多くのファンや関係者から悼まれました。
しかし、彼の作品は今なお多くの人々に愛され、彼自身も、日本の漫画・アニメーションの歴史の中で不朽の名声を得ています。
どろろ:アニメのあらすじをご紹介
1969年版のあらすじ
『どろろ』は、赤子の身体の48箇所を奪われた主人公・百鬼丸と、彼が助けた盗人の子どろろが、妖怪との戦いを通じて成長する姿を描いた漫画作品です。
百鬼丸は自分の身体の欠損部分を取り戻す旅を続ける中で、自分の生い立ちや家族との因縁に向き合い、人間として生きるための道を模索します。
物語は、百鬼丸が自分自身と向き合いながら、妖怪との戦いを続ける中で、彼の成長と、周りの人々との関係性が描かれています。また最終回は、最後の鬼神、醍醐景光にいどむことになります。
2019年版のあらすじ
「どろろ」は、12体の鬼神に身体の48箇所を奪われた主人公・百鬼丸と、彼が助けた盗人の子どろろが、妖怪との戦いを通じて成長する姿を描いた漫画作品です。百鬼丸はどろろと共に妖怪との戦いを繰り広げながら体を取り戻していきます。
醍醐の国で多宝丸と戦い、最後の鬼神を倒して全ての体を取り戻した後、百鬼丸は一人旅に出でます。どろろは、亡き父親が遺した隠し財産で武士に頼らない新しい国を作ることを提案して、百鬼丸との再会を願いながら戦国の世を歩き始めます。
どろろ:アニメのリメイク版について
「どろろ」は、手塚治虫原作の漫画作品であり、主人公・百鬼丸が、妖怪に命を奪われた身体の部位を取り戻すため、妖怪と戦いながら旅を続ける冒険活劇です。
1969年にアニメ化され、その後、2019年にはリメイク版がTOKYO MXなどで全24話が放送されました。制作はツインエンジンで、ナレーションは麦人が務めます。
ストーリーは、妖怪に命を奪われた主人公・百鬼丸が、妖怪と戦いながら旅を続け、失った体を取り戻す活劇です。キャラクターのデザインや設定に大幅なアレンジが施されており、百鬼丸の性格設定も原作とは大きく異なります。
このリメイク版は、第23回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門審査委員会推薦作品となり、多くのアニメファンから高く評価されました。
原作の大まかなストーリーや設定は活かしつつ、キャラクターのデザインや設定に大幅なアレンジが施されており、特に百鬼丸の性格設定が原作とは大きく異なります。
物語は、妖怪との戦いを通じて成長していく百鬼丸の姿や、彼が旅をする中で出会う多くの人々の人間模様などが描かれており、多くの視聴者から感動を呼び起こしています。
どろろ:アニメの人気キャラクターをご紹介 百鬼丸
百鬼丸 - 野沢那智(1969年版)杉田智和(2019年版)
身体の48箇所が欠損しているが、医者の寿海に拾われ、義手・義足などで補われます。48の魔物を1匹ずつ倒すごとに、倒した魔物が奪った部位が徐々に戻っていくようになっており、妖怪退治の旅を続けています。
武器が仕込まれた体中に、腕には仕込み刀、足には毒を持つ放射器などがある。感情を表に出すことが少なく、妖怪を相手にするが必要があれば人間でも斬り殺すことは容赦しないです。最終話では、どろろに刀を譲り、権力と戦うように言い残して去って行きます。
原作・1969年版では、身体が無くとも他者とのコミュニケーションや日常生活にはほとんど不自由していなかったが、2019年版では、目も見えず、耳も聞こえず、口もきけない上、皮膚の代わりに精巧な仮面を顔にかぶっているため表情もないように描かれています。
百鬼丸の心はまるで生まれたての子供のように未成熟・未分化の状態として描かれており、放送開始前より百鬼丸役として告知されていた鈴木拡樹の声が劇中で聞こえるのは、声を取り戻した第五話からとなります。
身体の欠損が原因で五感も奪われているため、再び体を取り戻すことに執着しています。
より詳細な百鬼丸について知りたい方は下記の記事をご覧ください
どろろ:百鬼丸とは?結婚と再会の行方を考察!
この記事では、アニメ・漫画沼20年のたかねぎがどろろ:百鬼丸とは?結婚と再会の行方を考察!をご紹介しています。 どろろ:あらすじ・声優・どろろ・百鬼丸・みお・最終回・海外の反応などをファンが徹底解説! どろろ:百鬼丸のプロフィールをご紹介 百鬼丸 - 野沢那智(1969年版)杉田智和(2019年版) 身体の48箇所が欠損しているが、医者の寿海に拾われ、義手・義足などで補われます。48の魔物を1匹ずつ倒すごとに、倒した魔物が奪った部位が徐々に戻っていくようになっており、妖怪退治の旅を続けています。 武器が仕 ...
どろろ:アニメの人気キャラクターをご紹介 どろろ
どろろ - 松島みのり(1969年版)鈴木梨央(2019年版)
両親を部下の裏切りによって失い孤児となりました。彼女の顔立ちは母親似で、性格は父親似。強情で生意気だが、根は優しく、異形の百鬼丸を疎む村人たちに怒りをあらわにしたり、強固な精神力でどんな困難にも立ち向かうなど、幼いながらも勇敢さを併せ持ちます。
彼女は、最初は百鬼丸の刀だけが目当てだったが、旅を共にするうちに百鬼丸に対して強い好意と信頼を寄せるようになり、最終話で女の子であることが明らかになりました。武器を持っていないが、身体能力が高く、大声で叫ぶことで相手を失神させる技を持っています。
2019年版では、男勝りな性格と口調だがれっきとした女の子。日常生活に危なっかしいところがある百鬼丸を世話しています。生意気だが、人懐っこい性格。どろろの存在は百鬼丸にとっては唯一の心の拠り所となっていました。
自身の体を取り戻すためならなりふり構わず、醍醐の国の者達を一切憂慮しない百鬼丸にショックを受け、彼の元を離れてしまいます。その後、二郎丸に襲われていたところを百鬼丸に助けられ彼との再会を果たします。
物語の最後には成長した姿が描かれ、百鬼丸との再会を示すような描写で物語は幕を閉じます。
より詳細などろろについて知りたい方は下記の記事をご覧ください
どろろ:大人になったどろろの姿がこちら!百鬼丸と再会?
この記事では、アニメ・漫画沼20年のたかねぎがどろろ:大人になったどろろの姿がこちら!百鬼丸と再会?をご紹介しています。 どろろ:あらすじ・声優・どろろ・百鬼丸・みお・最終回・海外の反応などをファンが徹底解説! どろろ:大人に成長したどろろと百鬼丸の結婚?について 「どろろ」の最後は、稲穂を思わせる一面黄金に輝く上に架かる橋のシーンでした。台詞も解説もないが、橋の上を美しく成長したどろろが嬉しそうに走り、振り返り微笑む百鬼丸が描かれます。 この結末により、取り戻した身体とどろろのおかげで人らしくなった百鬼 ...
どろろ:アニメの人気キャラクターをご紹介 みお ・ノタ
みお - 武藤礼子(1969年版)水樹奈々」(2019年版)
美しく心優しい少女で、戦で焼け出された子供たちを荒れた御堂で世話していました。百鬼丸が唯一心を開き想いを寄せていた女性であったが、兵士たちに立ち退かないからという理由で子供たちもろとも殺されてしまいます。
彼女の死は百鬼丸の心に深い影を落とし、彼を死人同然の冷たい存在へと変えてしまいます。原作・1969年版ではどろろと対面しませんが2019年版では出会います。
「守子唄の巻」の話に登場する少女。心優しく、売春をしながらも、侍のために泣かないと覚悟を持つ強く聡明な人柄です。百鬼丸が彼女の唄だけは好ましく聞く。醍醐方の陣でも仕事を始めるが、粗暴な扱いを受け負傷します。
酒井方にも出入りしていることが発覚し、密偵の疑いをかけられ孤児たちもろとも殺されます。彼女の死は、百鬼丸とどろろの2人に深い影を落とします。死後、彼女が所持していた米の種は百鬼丸が彼女の形見として大事に所持しています。
より詳細なみおについて知りたい方は下記の記事をご覧ください
どろろ:みお?仕事は?声優は誰?海外の反応に注目!
この記事では、アニメ・漫画沼20年のたかねぎがどろろ:みおとは誰?魂を吹き込む声優や海外の反応に注目!をご紹介しています。 どろろとは 「どろろ」は、手塚治虫氏が手がけた妖怪ファンタジー漫画作品であり、アクションと時代劇の要素を取り入れています。1967年から1969年にかけて「週刊少年サンデー」や「冒険王」で連載され、全4巻が発行されました。 物語の舞台は、戦国時代の日本。主人公の百鬼丸は、生まれつき48の器官を持たず、そのうちの12個が悪魔に取られてしまいました。彼は、自分の身体の部位を取り戻すために ...
アニメオリジナルキャラクター ノタ
烏帽子をかぶった子犬は、百鬼丸やどろろと一緒に旅をしています。元々はみおに飼われていた犬です。冒険王版でのみ登場します。2019年版ではよく似た子犬が第1話で登場しています。
どろろ:アニメの声優を人気キャラクター毎にご紹介 百鬼丸
百鬼丸 - 野沢那智(1969年版)鈴木拡樹(2019年版)
野沢那智
のざわ なち
野沢 那智
プロフィール
本名 野沢 那智[注 1]
(のざわ やすとも)[1][2][3]
性別 男性
出身地 日本の旗 日本・東京府東京市日本橋区(現:東京都中央区日本橋浜町)[2][3]
死没地 日本の旗 日本・東京都
生年月日 1938年1月13日
没年月日 2010年10月30日(72歳没)
血液型 AB型[4]
引用元:Wiki 野沢那智
中学生の頃に舞台装置に興味を持ち、将来は舞台美術家になりたいと考えていました。高校時代は演劇部に所属し、演出や舞台装置、照明、役者を担当していました。大学3年生の頃からプロ劇団に出入りし、大道具などの仕事を手伝ったが、その舞台美術家から「絵が下手だ。向いてないよ。やめろ」と言われ、舞台演出家を目指すようになりました。
向いていないといわれるのはさぞ辛かったでしょう。それでもあきらめずに別の道を模索できるのが凄いですよね。
大学を中退し、劇団七曜会に演出家研修生として入団したが、主催者に役者を勧められ、役者として3年間活動したその後、声優業に転向し、吹き替えやアニメ声優などの仕事をこなし、アニメのデビュー作は1963年の狼少年ケンです。
声優として活躍し、自ら設立した付属養成所で後進の指導にあたっていました。しかし、2009年から体調が悪化し、2010年に肺癌を患って入院、同年10月30日に死去しました。お別れの会には多くの俳優仲間が参列し、第五回声優アワードでも特別功労賞が贈られました。
釣りキチ三平の魚紳やスペースコブラのコブラと同じ声優として印象的な声優の一人です。
鈴木拡樹
すずき ひろき
鈴木 拡樹
本名 同じ[1]
生年月日 1985年6月4日(37歳)
出生地 日本の旗 日本・大阪府
身長 173cm[1]
血液型 AB型
引用元:Wiki 鈴木拡樹
鈴木拡樹は、1985年6月4日生まれの俳優であり、大阪府堺市出身です。株式会社オウサム所属です。
株式会社オウサム所属なのは初めて知りました。
2007年に俳優デビューし、2011年にフリー期間を経て、オウサムに所属しています。
2017年から声優としても活動を開始。2020年には第14回声優アワードで特別賞を受賞。2022年1月11日には西川可奈子と結婚しました。
趣味はランニングとポケットモンスター、特技はデザインアート。好物はスイカ、オリーブ、オムライス、イタリアン、カフェラテ。実家では犬を飼っています。
オムライスが好物なのは同じなのでうれしいですね
どろろ:アニメの声優を人気キャラクター毎にご紹介 どろろ
どろろ - 松島みのり(1969年版)鈴木梨央(2019年版)
松島みのり
松島 みのり
プロフィール
性別 女性
出身地 日本の旗 日本・千葉県船橋市[1]
生年月日 1940年12月1日
没年月日 2022年4月8日(81歳没)
血液型 A型[1]
引用元:Wiki 松島みのり
松島みのりは、日本の声優、女優、ナレーターであり、NHK演技研究所出身です。仲間が結成した劇団三十人会に入団し、舞台と並行して実写、声の仕事を始めました。
NHK教育テレビの人形劇『大きくなる子』で初レギュラーとして活躍し、1963年にスタートした『鉄腕アトム』の端役でアニメデビューも果たしています。
鉄腕アトムがデビュー作とはすごいですよね
2020年以降は病気療養のため仕事をセーブしていたが、2022年4月8日に膵臓がんのため死去しました。享年81歳でした。
マジンガーZの弓さやかにも配役されています。
鈴木梨央
すずき りお
鈴木 梨央
本名 鈴木 梨央
生年月日 2005年2月10日(18歳)
出生地 日本の旗 日本・埼玉県[1]
身長 160 cm[2]
血液型 A型[3]
引用元:Wiki 鈴木梨央
鈴木梨央は日本の女優、声優、タレント、歌手であり、ジョビィキッズプロダクション所属しています。芸能活動を始めたきっかけは、テレビドラマ『Mother』を観て「芦田愛菜ちゃんみたいになりたい」と思い、ジョビィキッズプロダクションのオーディションを受けたことです。
役者になられた方皆さんにいえるかもしれませんが、オーデョションに挑戦する行動力は皆さん凄いですよね
2013年にはNHK大河ドラマ『八重の桜』に出演し、幼少期を演じ注目を集めました。同年4月にはNHKの東日本大震災復興応援プロジェクト「NHK東日本大震災プロジェクト」のテーマ曲で歌手デビューしました。
2015年には連続ドラマ初主演を務め、同年9月より放送のNHK連続テレビ小説『あさが来た』では波瑠演じるヒロイン・あさの幼少期を演じました。2015年11月公開の劇場アニメ『リトルプリンス 星の王子さまと私』ではアニメ声優に初挑戦しています。
このアニメは知りませんでしたが、2015年がデビューだったのですね。
自分よりお若いのに活躍されている方を見ると自分も頑張らないと思いますよね。
2016年には単独名義として初のシングルを発売し、2019年には映画初主演を務めました
ホーム・アローン3のモリー・プルイット役で出演しているそうです。初めて知りました。
どろろ:アニメの声優を人気キャラクター毎にご紹介 みお
みお - 武藤礼子(1969年版)水樹奈々(2019年版)
武藤礼子
武藤 礼子
プロフィール
本名 武藤 禮子(むとう れいこ)[2]
愛称 ムッチン[3]
性別 女性
出身地 日本の旗 日本・東京府[4](現:東京都)
死没地 日本の旗 日本・東京都世田谷区[5][6]
生年月日 1935年3月1日
没年月日 2006年10月29日(71歳没)
引用元:Wiki 武藤礼子
武藤礼子は、日本の声優、女優であり、青二プロダクションに所属していました。
青二プロダクション所属なのは初めて知りました
彼女は海外ドラマ『パパは何でも知っている』の吹き替えに出演し、その後は声優業に専念します。エリザベス・テイラーとジュリー・アンドリュースを持ち役としていました。
主に洋画の吹き替えで活躍し、美少女からアダルトな美女まで演じる役の幅が広かったです。人物としては、声質が甘くあたたかいソフトトーンで、上品な役柄を演じることが多かったです。彼女は、趣味として絵画鑑賞と旅を愛し、2006年10月29日に急性心不全のため71歳で亡くなりました。
侍ジャイアンツの美波理香にも配役されています。
水樹 奈々
みずき なな
水樹 奈々
2018年
2018年
プロフィール
本名 近藤 奈々[注 1][注 2](苗字は旧姓)
愛称 奈々ちゃん、奈々さん、奈々様、お奈々[注 3]、ヘッド[注 4]
性別 女性
出生地 日本の旗 日本・愛媛県新居浜市[3]
生年月日 1980年1月21日(43歳)
血液型 O型[4]
引用元:wiki 水樹 奈々
水樹奈々は、幼少期から演歌歌手の夢を追い、歌手志望の父親から厳しい躾を受けながら特訓を受けていました。中学時代に東京の芸能プロダクションから声がかかり、優勝して所属が決まります。
学校入学の前に所属が決まるなんてすごいですよね。
その後、堀越高等学校芸能活動コースに入学し、声優としての活動を始めます。2000年には歌手デビューを果たし、以降シングルやアルバムを発表する傍ら、声優として多数の作品に出演します。
2005年以降は、アニメソングのライブイベント「Animelo Summer Live」に出演し続け、スタジアムコンサートも恒例となります。シングル「PHANTOM MINDS」がオリコン週間シングルチャートで初の1位を獲得。
水樹奈々は、個人的には声優より歌手の印象が強いです。
富山敬賞を受賞、紅白歌合戦に2年連続出場、自叙伝『深愛』を発売します、革命機ヴァルヴレイヴのOPテーマ曲を発表します。東日本大震災の義援金を集めるチャリティプログラムを開催し、芸術選奨新人賞を受賞します。
国民体育大会のイメージソングを歌唱し、ライブツアーを開催します。ミュージカル『ビューティフル』に出演、ライブツアー中止によりオンラインライブを開催します。そして所属事務所を移籍しました。
ナルトの日向ヒナタ役もされています。
どろろ:アニメに配役された声優についての関連記事のご紹介
声優についてもっと知りたいか方は下記の記事をご覧ください。
どろろ:声優陣がアニメに魂を吹き込む!声優情報まとめ
この記事では、アニメ・漫画沼20年のたかねぎがどろろ:声優陣がアニメに魂を吹き込む!声優情報まとめをご紹介しています。 どろろ:あらすじ・声優・どろろ・百鬼丸・みお・最終回・海外の反応などをファンが徹底解説! どろろ:声優を主要登場キャラクターごとにご紹介 百鬼丸 百鬼丸 - 野沢那智(1969年版)鈴木拡樹(2019年版) 百鬼丸は身体の48箇所が欠損しており、妖怪を倒すことで徐々に部位が戻っていく。武器が仕込まれ、感情を表に出すことは少ないが、権力と戦うように言い残し去っていきます。2019年版では、 ...
どろろ:アニメと原作の違いをご紹介
「どろろ」の原作と1969年版アニメでは細部が異なります。ノタという烏帽子をかぶった犬が相棒として1969年版では登場します。2019年場では、1話でのみ登場します。
琵琶法師と出会うシーンでは、剣術を覚えるように勧められるシーンが追加され、戦争孤児が集まる古寺に案内され鬼神と戦っていくための心を育てる手伝いをしていただきます。
またみおが登場する回が原作と異なります。原作では売春をしていることが描かれていますが、1969年版では改変され、2019年版では、原作に忠実に表現されています。また1969年版、2019年版ともにアニメオリジナルストーリーが追加されています。
「どろろ」の原作と1969年版アニメの結末は異なります。原作では、百鬼丸は魔物をすべて倒す前にどろろと別れ、50年後に魔物像が奉ってあった地獄堂が戦火で消失します。
一方、1969年版アニメでは、どろろを村に残し、百鬼丸は独りで旅を続け、最後の魔物である景光を倒します。景光は自らの体を差し出そうとするが、自分の体が人でなくなっていることを知り発狂し、百鬼丸に斬り捨てられます。
百鬼丸は最後の魔物を倒した後、失われた身体の部位をすべて取り戻すが、どろろと再会することもなく姿を消します。
どろろの漫画について詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください
どろろ:漫画の魅力と感動を紹介!アニメとの違いとあらすじをお届け!
どろろ:漫画の魅力と感動を紹介!アニメとの違いとあらすじをお届け!
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どろろ:アニメのひどいといわれる理由について
・14・15話のまいまいおんばのストーリーと作画揺れについて
2019年版アニメでもまいまいおんばに洗脳されており里全体が共犯です。貧しさと戦乱の世から醍醐と同じように鬼神に縋っていた村でした。寺にいた子供らはまいまいおんばの餌にするという非道集団だったのです。
ダークファンタジーが好きな私は抵抗ありませんが一般の方には、好みが分かれるストーリーかもしれません。
また、2019年版アニメの15話「地獄変の巻」まいまいおんばで「引きの作画が怪しい感じがする」というものです。その引きの作画が映された際、今までの描写と人物の描写が違うように感じることが話題になっています。
また、百鬼丸が坂を上るシーンや妖怪との戦闘シーンは、人物の動きがぎこちなく違和感を覚えるとのことです。人が作っていること考えれば、全ての作画を安定させるのは大変なことと思います。制作側も納期に合わせて背一杯仕事しています。
ファンからすると自分好きなキャラクターが作画崩壊すると少々残念な気持ちになるのでしょう。
・どろろの葛藤と百鬼丸の想いについて
2019年版のどろろは、後半になると鬼神を倒したことで醍醐の平和を壊してしまうことに悩み、百鬼丸は自分の身体を取り戻したいという想いに迷いはないように書かれています。
体を取り戻したいというのもどろろを体が不自由であることから川でおぼれさせてしまう可能性があったことも影響していると考えられます。百鬼丸自身も決して独りよがりという訳ではないのが物語の複雑さを生み出しているように感じます。
この究極の選択には、犠牲を払わなくてはならないことと、自分の願いを叶えるために他人を犠牲にする姿が描かれ、視聴者の中には憂鬱な気分になったという方もいたのでしょう。
どろろ:アニメの最終回について
漫画版では、48体の鬼神でした。しかし2019年アニメ版では、12体と減らされ最終回では、体の大きい部分は取り返しています。描写はされていませんが、12体すべての地獄堂の像を破壊したことからすべて取り戻したのだと思います。
これは漫画版と異なる点です。どろろやほかのキャラクターとのラブコメが描かれ、百鬼丸だけでなくどろろの女性な一面も見られ原作とは違った楽しみ方ができました。また、漫画版では未完結だったのでこの終わりはきれいにまとまっていて個人的には良かったです。
アニメの最終回が物足りないというご意見があります。おそらく原作を知らない方からかと思いますが、この作品は、原作からして未完結なのでどうしても物足りなくなるのかもしれません。
原作版や1969年版、2019年版で最終回は異なります。ですが、今回のリメイクのように、新たな知見や切り口で話を広げられる名作だと私は考えています。
どろろの最終回について詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください
どろろ:最終回考察!百鬼丸の旅の意味とは?
この記事では、アニメ・漫画沼20年のたかねぎがどろろ:最終回考察!百鬼丸の旅の意味とは?をご紹介しています。 どろろ:あらすじ・声優・どろろ・百鬼丸・みお・最終回・海外の反応などをファンが徹底解説! どろろ:最終回を原作からご紹介 醍醐 景光は、屋敷で百鬼丸がぬえを倒す騒動のさなか、残忍な仕打ちで苦しめ続けられてきた村人によって砦を占領された末に放逐され、妻と一緒に去ります。縫の方は、最後まで母と呼ばれることはなく、百鬼丸も苦しんできたのは自分だという態度を崩さなかったです。 どろろの性別が伏せられ、少年 ...
どろろ:アニメの評価をご紹介
もねぴの感想・評価
自分が前に進むとだんだん世界が悪い方に行っちゃう仄暗〜い感じすごく良かった。そこにキュートでピュアなどろろ。救済だ〜。
あと主題歌が最高。
うぉーりーの感想・評価
超絶作画で50年前のアニメをリブート!
原作と異なるところはあるが基本同じにアニメ化!
とにかく作画が良かったし主題歌もめちゃくちゃかっこいい!まさに元祖妖怪退治もの!
時代が戦国時代なこともあり凄…
前原
前原の感想・評価
両方の意味で原作の薄気味悪い雰囲気は全くなかったけどちゃんとどろろだった
なすび
なすびの感想・評価
原作は打ち切りで終わったってコメントみたから、最後はドタバタで終わるのかなあと思ったけど、ちゃんとかっけえ終わり方だった
百鬼丸イケメン
どろろ美人になった
まーじでかっけえ
8時だJ
8時だJの感想・評価
百鬼丸が身体を取り戻す度に醍醐の国が傾いていく設定が◎
原作をかなり改変してるけど全てがいい方向に転がった稀有な作品かと
引用元:Filmarks どろろ
アニメ版には、ストーリーの雰囲気が仄暗く、ピュアなどろろが登場し、主題歌も素晴らしかったというもねぴさんの感想があります。
私もどろろとのやり取りがいい緩衝材になっていると思えました。
また、うぉーりーさんは、作画の美しさや主題歌のかっこよさを評価し、時代背景も含めて元祖妖怪退治ものとして楽しめたとコメントしています。
1969年版と比べ時代による技術の進歩で作画の質が格段に上がっているように感じます。
前原さんも、原作とは異なるものの、どろろとしての魅力は十分に表現されていたと評価しています。
原作と異なる点は多いですが大筋をとらえながら新の視点を取り入れた作品は面白いですよね
さらに、8時だJさんは、百鬼丸が身体を取り戻す度に醍醐の国が傾いていく設定がグッときたというコメントを残しています。
原作ではない表現でしたが、より考えされる内容が増え深みが増したように感じます。
どろろ:アニメの主題歌をご紹介
シーズン1の主題歌の方がシーズン2の主題歌より良かったというご意見があります。
しかし私個人としましては、適切だったのではないかと考えています。なぜなら、
シーズン1のOPでは、体を取り戻すことの情熱がテーマになっているかと思いますが、シーズン2のOPでは、体を取りもどすことへの周りの影響への葛藤とどろろと触れ合いたい事がテーマになっているかと思うからです。
また、シーズン1のEDでは、現状の不満とどろろと百鬼丸がわかりあいたいこと示され、シーズン2のEDでは、修羅の道を歩く覚悟と時代が悪いこと示されていると思うからです。
どろろ:アニメの感想・評価・声優・原作との違いもご紹介!のおさらい
・どろろの制作秘話や未完結で終わった理由をまとめています ・どろろの人気キャラクターのご紹介と声優についてまとめています ・どろろの原作との違いは鬼神の数と最終回の差異です ・主題歌やアニメの評価をまとめています。