この記事では、デスノート:完結?最終回、ネタバレを含む最後のラストシーンの結末!|ファンが徹底考察!?をご紹介しております。
2024年現在、完結しております。「デスノート」は2003年12月より週刊少年ジャンプにて連載が始まり、2006年5月にはマンガ原作が完結しております。
デスノート とは
『DEATH NOTE(デスノート)』は、大場つぐみ(原作)と小畑健(作画)による日本の少年漫画作品です。2003年12月から2006年5月まで『週刊少年ジャンプ』に連載されました。
この作品は、死神のノート「デスノート」を使い、名前を書いた人間を死なせることで犯罪者を抹殺し、理想の世界を作り上げようとする夜神月(やがみらいと)と、世界一の名探偵・Lたちによる頭脳戦を描くサイコ・サスペンスです。
連載に先駆けて、2003年36号に読切版が掲載され、その後、2008年2月には最終回から3年後を描いた特別編が同誌に掲載されました。話数は「page-」でカウントされています。2015年9月時点で、全世界累計発行部数は3000万部を記録しています。
また、宝島社の「このマンガがすごい!」オトコ版では、2006年と2007年に2位を獲得しました。
『DEATH NOTE(デスノート)』は連載終了後も映画、アニメ、小説、ミュージカル、ドラマなど幅広いメディア展開を続けています。その魅力は、登場人物たちの知恵比べや、倫理的な問いかけ、緊張感あふれるストーリー展開にあります。
たかねぎは、この作品が持つ深いテーマや緻密なプロットに惹かれました。
夜神月(やがみらいと)の野望とLの推理が交錯する場面は、特に圧巻です。『DEATH NOTE(デスノート)』は、多くの読者に衝撃と感動を与える名作として今なお語り継がれています。
デスノート :完結しているか?をご紹介
2024年現在、完結しております。「デスノート」は2003年12月より週刊少年ジャンプにて連載が始まり、2006年5月にはマンガ原作が完結しております。
しかし、デスノートには根強い人気があり、本編完結後にも読み切りが発表されたり、舞台化やドラマ化や映画化されたりなど、メディアミックス展開は本編完結後もしばらく続いております。
なお、netflixにて現在もハリウッドでのドラマ化が進んでいるとの情報もあります。2022年以降詳しい情報が出ておりませんが、クオリティを上げるために年単位で制作しているようなので近いうちに朗報が聞けるかもしれません。
デスノート :完結?ネタバレを含むあらすじ・見どころをご紹介
高校3年生で全国1位の成績を持つ秀才の夜神月(やがみ らいと)は退屈な学校生活を送っていたある日、学校の敷地に一冊のノートが落ちていることに気が付きます。
気になってノートを拾ったライトですが、表紙に書かれているデスノート(死のノート)というタイトルとノート内にある「このノートに名前を書かれた者は死ぬ」という説明文から「くだらない」と一蹴するも使ってみたいという欲に駆られ、たまたまニュースで見つけた立てこもり犯や夜のコンビニで居合わせたヤンキー等をノートで殺してしまいます。
こうして、デスノートを手に入れたライトは常々から思っていた法では裁ききれない悪を裁くということを思いつき、犯罪者のいない「新世界」を目指し、正義を執行する新世界の神(キラ)となるべく活動を始めるのでした。
デスノートの一番見どころは自分自身を正義だと信じて人を殺すライトと、そんなライトを殺人鬼だと言い切る探偵のLとの頭脳戦です。名前を書かれたら死ぬノートによる殺人という常軌を逸した状況においてもLは初登場の段階で冷静に被害者の状況を分析し、罠を張ることでライト(キラ)が日本のそれも関東に住んでいるところまで突き止める等、読者の予想を超える頭脳戦が繰り広げられるところがとても面白い作品です。
デスノート :完結?最終巻(漫画)のネタバレを含むストーリーをご紹介
最終巻ではライトとLの後継者ニアとの戦いの結末がついに訪れます。これまでの奮闘により二代目Lとして日本の捜査本部を牛耳っていたライトに対し、ニアは夜神月こそキラであると目星をつけライトとの最終決戦のために直接会う約束をします。
ニアはライトがキラであると証明するためにライトたちの下へ直接出向き、現在の実行犯であるXキラに自身や捜査本部の名前をノートへ書かせるという手法を取ります。
ライトもニアやSPK(アメリカのキラ対策特務機関)の捜査員を同時に葬れるチャンスであるとして誘いに乗り、これが最後の戦いとなります。
ニアはその戦いに向けてXキラである三上が持つノートをすり替え、偽物のノートに名前を書かせることで証明しようとしましたが、ライトはその作戦を早期に見抜き、1か月前から三上に偽物のノートを本物であるかのように扱わせニアたちを騙しました。
本来であればニアたちはノートのすり替えに気づかず、本物のノートに名前を書かれてしまうところでしたが、ライトの仲間である高田がニアのライバルであるメロによって誘拐されてしまうことで事態が大きく変わります。
ライトの指示通りメロを始末した高田はライトによってノートで殺されてしまいますが、事態を知った三上が独断で本物のノートを使って同じく高田の名前を書いてしまったのです。
このことにより、ライトと三上によってノートがすり替えされていることに気づいたニアたちは見つけた本物のノートを一晩ですり替え結果、ニアたちが勝利し、ライトは敗北するのでした。
敗北したくないライトはリュークに縋りますが、その様に呆れ果てたリュークは自身のデスノートにライトの名前を書くのでした。
原作では最後の最後までリュークはライトを信じていましたが、縋ってきたことによりもうダメだと悟り殺したのでした。
デスノート :完結?最終回(アニメ)のネタバレを含むストーリーをご紹介
アニメのストーリーはほとんど原作と同じですが、最終回の細かい描写が異なります。ニアとの最終対決でXキラである三上がニアとライトとの待ち合わせ場所である倉庫に現れます。
死神の目を持った三上は顔を見るだけでその人の本名を知ることができ、ニアをはじめとしたSPKメンバーや相沢や松田などの日本の捜査員の名前をその場でデスノートに書いていたのです。
もちろん、そのノートにはキラである夜神月の名前はなく、これによりライトの勝利となるはずでした。
しかし、時間が経過しても誰も死ぬ気配はありませんでした。慢心していたライトは三上のカウントダウンに合わせてネタバレしており、誰も死なない事態に困惑するのでした。
こうして、ライトがキラであることが判明しました。その原因は原作と同じく、デスノートすり替えトリックによる物でした。
ニア達を騙して本物のノートを隠して切っていたと思い込んでいたライトは高田の死の際に三上の独断行動があり、それをニア達に気取られていたことを知らなかったのです。
三上は状況に絶望して自殺し、命からがら逃げだしたライトはリュークによってデスノートで殺されてしまうのでした。
アニメ版では原作のようにリュークへ醜く縋る姿はなく、ライトを見限ったリュークによって冷静に殺されてしまいます。
デスノート :完結?最終回(ドラマ)のネタバレを含むストーリーをご紹介
ドラマ版は設定やストーリーは少し異なりますが、トリック等、大まかな点は原作と同じです。
ニアとの直接対決の場に現れた三上は死神の目を用いてニアの本名を手に持ったデスノートに書き込むのですが、時間が経っても誰も死にません。原作やアニメ版と同じく三上の持っているデスノートはニアによって偽物にすり替えされていたのです。
これによりライトがキラであることが証明されてしまい、追い詰められてしまいます。その時、三上がライトを助けるために火をつけますが、その所為でデスノートが燃え三上から記憶が消えてしまいます。
ライトのデスノートにも火が付き絶体絶命となってしまったところでライトはリュークに死神の目の取引を持ち掛けますが「おせーよ、ライト」とリュークは一蹴します。その後、デスノートの火がライトにも回りライトは死んでしまい終わりを迎えます。
ドラマ版ではライトが秀才ではなく一般的な人ということもありラストはあっけないものでした。リュークに「おせーよ」と言われるのも無理ありませんね。
デスノート :完結?ラスト(映画)のネタバレを含むストーリーをご紹介
映画版デスノートは3部作あり、原作とストーリーの展開が大きく違います。また、ライトとLの勝負は2部までで3部目はまた別の人物が主人公となります。ここではライトとLの頭脳戦が繰り広げられた最初の2部作のラストについてご紹介いたします。
ライトによって仕掛けられたデスノートを書いてから13日以内に別の名前を書かないと死んでしまうという13日ルールが嘘であることを証明するためにLこと竜崎は自分自身の名前をデスノートに書きました。
そして、最終局面でレムのノートをすり替えたLは死んだと思わせてライトがボロを出すのを待ち、ライトがキラであることを証明いたしました。
こうして絶体絶命の事態に陥ったライトはリュークに縋りますが、リュークによって殺されてしまいます。その後、結末を見届けたLもまた、自身で書いたデスノートによって死亡します。
映画版は原作と大きく異なる結末でしたが、Lとライトが決着の末どちらも死亡するというのはかなり斬新なのかなと思う一方で、結末を変えるならライトが生き残る結末というのも見て観たかったなという想いもあり、少し残念に思いますね。
デスノート :完結?最終回、ネタバレ①夜神は最後どうなった?をご紹介
ライトは最終的にリュークのデスノートによって殺されてしまいます。物語の最初に説明があったとおり「デスノートを使用した者は天国にも地獄にも行けない」とされます。ライトも何もない、静かな死を迎えたのでした。
ネット上ではリュークの「デスノートを使用した者は天国にも地獄にも行けない」という言葉には死神になるという考察もされていたこともありますが、原作での結末はどこにも行けずにただ死んでしまう……というものでした。
なお、原作以外の結末でもライトは最終的に死亡し、デスノートを使った者は因果応報によって最終的に良い死に方はしません。
デスノート :完結?最終回、ネタバレ②ミサの結末は?をご紹介
原作においてミサの結末は自殺です。マンガ原作の最終巻にて、ライトが死亡した後であるその後が描かれており、そこで語られております。
ミサはライトが死んでしまったことを知りその後を追い自殺いたしました。なお、ライトが死んだことは松田がポロっとこぼしてしまったようです。
デスノート :完結?最終回、話題①非公式最終回をご紹介
デスノートにはファンが作った非公式最終回(裏最終回)と呼ばれる最終回が存在します。その最終回ではリュークのデスノートに名前を書かれ死亡したライトが再び死神界でリュークの目の前で意識を取り戻します。
しかしそれはネット上のウワサのように死神になるのではなく、ライトがデスノートで殺した人の数だけ死神界で死を体験するというものでした。リュークに説明されたライトでしたが飄々としており、冷静に死を体験している間、存在できることをリュークに確認します。
そして、「それだけ時間があれば十分だ」と言いました。
なんと、ライトは死神界で死の体験をしている間で死神大王と取引し、自分の安全を保障させようとしたのです。そのうえでリュークに「まだまだ楽しませてやるよ リューク」と啖呵を切るのでした。
マンガ原作の最終回では醜くあっけなく死んでしまったライト。この結末は因果応報とはいえ少しモヤモヤが残る終わり方です。しかし、もしも裏最終回のようなラストであればライトとリュークの今後を予想しながらスッキリと終わることができたでしょう。
デスノート :完結?最終回、話題②最終回の女性は誰?正体を予想を交えてご紹介
マンガ原作の最後にキラを祈る女性の姿がありました。こちらの女性ですが公式では誰なのか明言されておらず、ネット上で誰なのか賛否両論となっております。
その中でも一番、有力視されているのが「弱者の象徴」であるとのことです。一番、登場したであろうミサは自殺し、ミサ以外にキラを崇拝している女性で生き残っている人物はいないことから、キラのいなくなった世界でキラに救われてきた弱者たちがキラを本当の神のように崇めている。
そのため、名前のない「弱者の象徴」として登場したのではないでしょうか。
ライトは確かに殺人鬼でしたが、強者によって虐げられてきた弱者にとっては正義の行いをする神のような存在でした。おそらく、それを表現しようとしてこのような場面を入れたのだと思われます。
また、可能性としてデスノートの次回作を見越してこのようなシーンにした可能性もありますが、作者は元々作品の引き延ばしに反対しており、Lとの対決でラストにしようとしたというエピソードもありますので、次回作を見越して描いたシーンということはあまり考えられません。
デスノート :完結?最終回(漫画・アニメ・映画)・結末のファンの感想・考察をご紹介
デスノートは原作やメディアミックス先のアニメ、ドラマ、映画そのすべてが最高傑作と言っても過言ではない作品だと思います。
人の名前を書くと死ぬノートというワンポイントアイデアにライトとLの手に汗を握るような熱い頭脳戦。無駄な話が少なく、テンポが良いため他のジャンプ作品と比べてもはるかに短いストーリーですが、一つ一つの戦いに読者の予想を超えるような面白い頭脳戦が詰まっており何度観ても面白いと思える作品でした。