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十二国記:完結?最終回、ネタバレを含む最後のラストシーンの結末!|ファンが徹底考察!?

この記事では、十二国記:完結?最終回、ネタバレを含む最後のラストシーンの結末!|ファンが徹底考察!?をご紹介しております。

たかねぎ

十二国記は、1991年にエピソード1とも言える『魔性の子』以来、30年あまりの時間をかけて、全15巻続いたダークファンタジーの金字塔とも言える大作です。最新刊の『白銀の墟』は全四巻に渡るスケールで刊行されました。

十二国記とは

【Hulu フールー】
引用元:Hulu

『十二国記』(じゅうにこくき)は、小野不由美先生のファンタジー小説シリーズです。中国風異世界を舞台に、十二の国が存在し、それぞれの国は王政国家として統治されています。

麒麟という神聖な存在が天の意思を受けて王を選び、王は不老の存在となり天の定めた決まりに従って国を治めます。

この物語の世界は、古代中国の讖緯(しんい)思想や『山海経』(せんがいけい)を参考にしており、神仙や妖魔などの存在が描かれています。

地球と十二国の世界は隣り合っており、天災「蝕」(しょく)によって地球人が十二国に流されることがあります。逆に、十二国に生まれるべき人が地球に生まれることもあります。

シリーズの最初の作品は1991年に発表された『魔性の子』で、現代日本を舞台にしたホラー小説でした。その後、小野不由美先生は十二国の世界を背景にしてファンタジー作品を書き始め、1992年に『月の影 影の海』が発表されました。

これ以降、シリーズは続いており、多くのファンを魅了し続けています。

このシリーズは、政治や社会問題を扱いながらも、ファンタジーという枠を超えた神話や歴史絵巻のような作品と評価されています。各話の主役は異なり、日本の女子高生から異世界の王や麒麟まで、多様なキャラクターが登場します。

これらのキャラクターが過酷な運命に立ち向かいながら生きる姿が描かれています。

『十二国記』は、重厚な物語と美しい挿絵で多くの読者に支持されています。シリーズ累計発行部数は1280万部を突破し、多くの書評家や読者から高い評価を受けています。

NHKでテレビアニメ化もされており、メディア展開も行われています。小野不由美先生の手による綿密な世界観と、魅力的なキャラクターたちが織り成す物語が、多くの読者の心を捉え続けています。

Hulu:十二国記 紹介ページ

十二国記 :白銀の墟で完結しているか?をご紹介

十二国記は、1991年にエピソード1とも言える『魔性の子』以来、30年あまりの時間をかけて、全15巻続いたダークファンタジーの金字塔とも言える大作です。

最新刊の『白銀の墟』は全四巻に渡るスケールで刊行されました。そのエピソード0の主人公である高里要が、戴国の麒麟『泰麒』として、驍宗を選びながらも、半年で行方不明となり6年。

荒廃した国を救うために、王を信じ偽王に立ち向かう泰麒の戦いを描いたのが『白銀の墟』です。作者としては一応の完結とされているようですが、何せ十二国記ですから、まだ書かれきれていない国もあります。

妖魔の謎など、解き明かされていないものもあり、ファンとしては、続編の可能性を探りたい材料がまだまだたくさん残っています。

十二国記 :新作短編の動向?をご紹介

作者の小野不由美先生は、敢えて書かない国を残しておきたいとの意向を語ってらっしゃいます。可能性はないのかと思いきや……『漂舶』という幻の外伝があります。

これはかつてCDのブックレットに付録としてついていた短編を、新たに2022年、十二国記三十周年を記念したガイドブックの中に収録されています。しかしこれ以外に、単発での短編などは、最初の理由により、中々手に取れる日が来ることは難しいのかも知れません。

大作であるがゆえの余韻、とでも言うのでしょうか……しかし、諦めきれないのが十二国記ファンの心理ではないでしょうか。

十二国記 :完結?ネタバレを含むあらすじ・見どころをご紹介

十二国記  ストーリー
十二国記  ストーリー

十二国の王は、天意を反映した麒麟によって選ばれる、その麒麟が生まれ育つ蓬山に麒麟を宿す泰果があり……この設定が物語のベースとなっています。その麒麟である高里要。

麒麟に選ばれ王となっていく中嶋陽子、瀬戸内水軍の後継から王となった小松尚隆、この3人の成長と国の立て直しが軸となり、壮大なスケールで話が進んでいきます。

成功者だけではなく、失敗する為政者、堕ちる権力者、王を支え損なった麒麟、選び損ねた麒麟……タークファンタジーでありながら、現代にも通用する様々な人間ドラマが繰り広げられます。やがて景王として立派に国を導く女王になった陽子。

自らが選んだ王を信じ、やがて戻ってきた王と国を立て直す麒麟・泰麒である高里要。そして荒廃した雁国の麒麟に選ばれ、500年続く大王朝の礎を築く小松尚隆。

苦難の末に国を立て直す彼らに、十重二十重に苦難が降りかかり、綾なすようにして十二国が関わり、歴史が紡がれていくのです。

十二国記 :完結?最終巻(小説)のネタバレを含むストーリーをご紹介

引用元:小野不由美「十二国記」新潮社公式サイト
引用元:小野不由美「十二国記」新潮社公式サイト

偽王による悪政に苦しむ戴国に、景王陽子の助けもあって戻った泰麒。偽王・阿選を欺くため、決してしないとされる麒麟の禁忌の額づきで、自身が選んだ真の王・驍宗の行方を捜します。

民も驍宗の帰還を思い、泰麒もそれを信じます。やがて、驍宗は阿選に囚われ、自分が真の王となるために、民衆の前で偽王として処刑しようとします。泰麒は処刑場を囲む兵士を斬り、驍宗に駆け寄ります。

それは麒麟としては有り得ない行為であり、泰麒が並々ならぬ麒麟であることが明かされます。やがて神獣の姿なった泰麒は驍宗に平伏し、彼こそが真の王であることを知らしめます。やがて阿選は討たれ、戴国に戻った驍宗と泰麒は、国を立て直すべく力を尽くしていきます。

十二国記 :完結?最終回(アニメ)のネタバレを含むストーリーをご紹介

【Hulu フールー】
引用元:Hulu

雁国が荒廃していた頃、父に代わり元州を治めて豊かにし、民政に尽くしていた斡由。しかし尚隆が王となってから、雁国は徐々に復興を遂げ、他の地域と大差がなくなります。

利発で条理をわきまえ、才ある者を取り立てる名宰相でもある斡由ですが、実は失敗を受け入れられぬ性格をしていました。それが災いし、街の対岸にだけ堤を作るも、逆手に取られて尚隆に攻め込まれ、最後は尚隆に心臓を一突きにされて亡くなります。

後年、尚隆は斡由はもう一人の自分だったと邂逅します。暴政を振るう梟王から民を守ったまでは良かったものの、王である自分と並び立とうとしたがために破滅した斡由。

この事を教訓に、景王・陽子にも為政について、部下について、助言をするのです。陽子を気遣う尚隆は、陽子の友・楽俊を雁の大学から慶国の大学へ編入できるよう計らうのでした。

Hulu:十二国記 紹介ページ

十二国記 :完結?最終回、ネタバレ①十二国記の王は結婚できない?をご紹介

 十二国記の舞台設定を説明する時に重要になるのが、天帝によって定められた王と執政たちへのルールである『天綱』です。この中では、国を豊かにし、民の幸せの為に尽力することを王に義務付けているのですが、結婚についても定められています。

まず、他国の人間と結婚できない、ということ。また、蓬莱や現実世界の王室のように、『血筋による継承』という概念がありませんので、王となってからは結婚することはできません。但し、王となる前に結婚している場合は、その関係を継続し、子を設けることもできます。

隣にいるのはあくまで麒麟であり、王を指名するのも血筋でなくあくまで麒麟。更には、十二国記では民も結婚をしないと子を儲けられないシステムになっているようです。

継承による弊害を現世の歴史が証明している事を鑑みると、常に正しく導くことのできる能力のある王を玉座に据える、というのは完璧なようで、如何に人知を超えた事なのかを思い知る事ができます。

十二国記 :完結?最終回、ネタバレ②驍宗は生きている?をご紹介

驍宗は、泰麒が王に選んだ人物ですが、間も無く行方不明となってしまいました。その事で泰麒は阿選に角を折られてしまいます。

実は、その後に王となった阿選は、本来驍宗と同姓の為、天綱により次王にもなれない定めでした。天が迷うほどに英傑な資質を持っていた阿選ですが、国を統治する意もなく、民を思う心もなく、ただ驍宗に勝ちたいだけの彼の統治は確実に国を荒廃させていきます。

阿選の罠で、落盤事故に遭って7年間も地中深くで助けを待っていた驍宗。角を失いながらも、驍宗の王気を確実に感じ取っていた泰麒は、一時阿選の懐に入って驍宗の情報を得る為に偽の礼を尽くします。

やがて自力で驍宗が脱出した事を知った阿選は、部下を使って驍宗を捕え、処刑場に引き出します。しかし生存を信じていた泰麒が神獣の姿で躍り出て、天意を示す誓約の礼を取るのです。

真に国を思い、国のためなら下野さえ厭わない驍宗は、民にも部下にも慕われていました。そこが、阿選と驍宗の運命を分けた大きな違いといっても過言ではないでしょう。

十二国記 :完結?最終回、ネタバレ③泰麒に後遺症は残る?をご紹介

 王は天命を受けて神籍に入った時点で成長が止まります。麒麟も王と共に神籍に入った時点で人型での成長は止まりますが、麒麟としての真の姿は成獣となるまで成長します。

泰麒は、驍宗を救う為に剣を振るって人を傷つけたり、偽の誓約をしたりしますが、これは通常なら麒麟にとって命に関わる大きなダメージとなる行為です。この事からも、泰麒は実は麒麟の中でも格の高い黒麒で、破格の強さを秘めていたと思われます。

何度も西王母に穢れからくる病を取り除いてはもらいましたが、殺傷は最も重い穢れであり、宿痾となって終生泰麒を苦しめるであろうと西王母は言葉を残します。

生涯にわたる穢瘁(えすい)を抱えていく泰麒は、しかしながらその穢れを恐れない強靭な意志で驍宗の隣に立つ、正に死と共存する稀有な麒麟とも言えるでしょう。

十二国記 :完結?最終回、話題①阿選(アセン)が次の王に選ばれない理由?をご紹介

阿選も驍宗も、本姓を『朴』と言います。天帝が定めた天綱により、同じ姓の者は次王を継ぐ事ができません。二人は元々公私ともに仲が良く、英傑として並び称されるほどの能力を持った武将でした。

しかし泰麒をして『覇気が感じられなかった』と言わしめた阿選。時折恐れを抱くほどの覇気を感じさせた驍宗は、やはり天意を受けた王としての資質があったのだと言わざるを得ません。

そして、幾つものすれ違い、食い違いを得て、阿選は猛烈に驍宗にライバル心を燃やし、驍宗に勝つためだけに、自分が驍宗より優れている事を知らしめるが為に、驍宗を罠に嵌めて王位を簒奪します。

泰麒の偽の制約によって民へ王位の正当性を証明したかに見えましたが、部下を使い捨てにし、民の命に関知しない阿選が王として続くわけがなく、生存していた驍宗によって斃されていくのです。

十二国記 :完結?最終回(小説・アニメ)・結末のファンの感想・考察をご紹介

十二国記  感想・考察
十二国記  感想・考察

 20年以上前の作品ながら、正に『異世界・転生もの』の古典ともいうべき作品。それだけに、作られた異世界の緻密な設定は、あっという間に読み手を作品世界に引きずり込んでしまいます。

初めに小説からファンになった方の中には、思い描いていたビジュアルがアニメ作品でより美しく再現されたことで、アニメ版のファンにもなったという方が少なくありません。

原作に忠実に再現されているアニメ版と、原作の小説版、どちらも読み手の空想を枯渇させず、最終回まで惹きつけ続けます。アニメでは、『白銀の墟 玄の月』は作られていませんが、密かに待ちわびるファンの声が多いのも確かです。

2022年に30周年記念ガイドブックが発刊され、昔の感動を思い出して読み返したファンも多いはずです。十二国記は、1992年の初版刊行以来今もなお、ファンをざわつかせる魅力に溢れた作品だと言えるでしょう。

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幼少の時から漫画やアニメに触れ、100タイトル以上体験しています。アニメ・漫画を通して人生を豊かになってほしいと考えています。私は、アニメ・漫画のおかげで友人も増えましたし、人生においても救われてきました。お世話になったアニメ・漫画を知ってもらうお手伝いのつもりで情報発信をしていきます。

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