この記事では、死役所:ネタバレを含む最終回、最後のラストシーンの結末を予想!│ファンが徹底考察をご紹介しております。
「死役所」の物語はまだ完結しておらず、その終わりには多くのファンが自らの考察を巡らせています。ドラマ化もされたこの作品の最終回、最後のラストシーンについて、予想を立ててみました。
死役所とは
『死役所』(しやくしょ)は、あずみきし先生が生み出した、人々に深い思索を促す漫画です。2013年に連載が始まり、今もなお多くの読者から愛されています。この作品が描くのは、特別な場所で繰り広げられる、亡くなった人々の物語です。
その場所、それは「死役所」です。死役所は、この世とあの世の狭間に存在し、亡くなった人々が最後の手続きを行うために訪れる役所です。ここには、さまざまな死を迎えた人々がやってきます。
職員たちは、なぜ死後に働かなければならなくなったのか、また、死役所という場所自体の存在意義について、物語を通じて考えます。来訪者も職員も、自分の生きた証と向き合う旅に出ます。そうして、彼らの姿を通じて、生と死、そして自分自身の人生について深く考えるきっかけを読者に与えます。
死役所の物語は、単にファンタジーの枠を超えて、生きることや死ぬことの本質を問います。読者に自分の生き方を見つめ直す機会を提供します。そのため、読む人によっては、自分や周囲の人をより大切にしたいという気持ちが芽生えることでしょう。『死役所』は、単なる漫画を超えて、読者の心に深く響くメッセージを持っています。
死役所:完結しているか?連載終了で未完結?をご紹介
今回からはこちら『死役所』の詳細をお伝えしていきたいと思います!
『死役所』は「あずみきしさん」による漫画です。「月刊コミックパンチ』において2013年11月号から連載中の作品です。2023年9月の時点で累計発行部数630万部突破!
衝撃的な第1話が話題を呼び漫画好きを公言している芸能人からの評価も高いです。
2019年10月からテレビ東京でTOKIOの松岡昌宏さんが主演でドラマ化されています!
死役所はそれぞれの死を迎えた人々が手続きを行う場所で、死因は他殺や自殺、事故死、病死、死産、寿命など様々です。
死役所は、主人公であるシ村と、そこで一緒に働いている職員や手続きをする人々の過去が明らかになっていくストーリーです。
シ村は、死役所で総合案内係を務めています。
死役所職員には死刑により死亡した死刑囚という共通点があります。
二シ川は自殺課の職員で、強面・スキンヘッドが見た目の特徴で義理人情に厚く涙もろい一面があります。
ハヤシは生活事故死課の職員で涙袋と長めの茶髪が特徴的な青年です。
心優しい性格でスーツ姿が多い役所でハヤシはTシャツにジャケット、スニーカーという出で立ちです。
死役所:打ち切りなるのか?をご紹介
死役所は、連載が終了や未完結なのかという噂が多く出回っています。
そこで死役所が完結したのかを徹底的に調査していきます。結論から言いますと2023年時点で完結していません。
単行本最新の24巻が2023年10月06日に発売されていて今までどうりなら次の25巻は4月に発売との予測が出ている事と未だ死役所職員の謎もある為、完結は、まだ先じゃないかと言われています。
死役所は、1話完結型スタイルな事もあり物語の進行が比較的遅めで死役所、職員の過去についても未回収の話があることを含めて考えても少なくとも後、数巻は続くと思います。
今までの発売日を一緒に見ていきましょう!
- 1巻 2014年4月9日
- 2巻 2014年9月9日
- 3巻 2015年3月9日
- 4巻 2015年9月9日
- 5巻 2016年2月9日
- 6巻 2016年7月9日
- 7巻 2016年12月9日
- 8巻 2017年3月9日
- 9巻 2017年8月9日
- 10巻2018年1月9日
- 11巻2018年6月9日
- 12巻2018年11月9日
- 13巻2019年4月9日
- 14巻2019年10月9日
- 15巻2020年2月7日
- 16巻2020年6月9日
- 17巻2020年11月9日
- 18巻2021年4月9日
- 19巻2021年9月9日
- 20巻2022年7月7日
- 21巻2022年12月8日
- 22巻2022年12月8日
- 23巻2023年5月9日
- 24巻2023年10月6日
死役所:漫画(1-3巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
死役所:漫画(1巻)のネタバレを含むストーリー
まずはどんな感じか見ていきましょう!1巻に登場するのは表紙にもなっている赤い髪の女性『上杉 涼子』さんです。
上杉さんは前科者ですが身を挺して恩人を守って亡くなりました。執行猶予期間中で、就職活動が上手くいかない涼子さんが公園で出会ったのが
町工場の社長で、自分の所で働かないかと誘います。
優しい社長に感謝をしながら、楽しく生き生きと働く涼子さん。
電話越しの母に「ずっとあそこで働いてもいいかな」と話すくらい職場が気に入ってるようです。
母の方は「危なくないの?よく工場で事故とか聞くから」と心配しますが『ちっちゃい工場だし安全面には注意してるし』と意に介さない様子。
ある日、仕事中に昼食の弁当を何にするか社長に聞きに行く涼子さん。
社長の頭上にある数百キロまたはトンはあろう鉄板がバランスを崩し社長めがけて落ちてきます。
とっさに社長を突き飛ばす涼子さん。鉄板は涼子さん目掛けて落下。即死だった。
葬儀に参列する社長はじめ同僚の皆さん。
社長は代表して遺体と対面。その間、同僚の皆さんは、こんな話を。
「だから、あの子にも伝えるべきだった」
「涼子ちゃんがの乗る訳が無い、社長の事が好きだったのに」
「あんな強欲男を、幸せな子だね」
そう涼子さん以外の工場の方は計画的に社長を殺そうとしていたのです。社長はワケありの人間を雇い低賃金で重労働を課し私腹を肥やしていた為。
涼子さんは乗らないだろうから伝えなかった。その結果、涼子さんは社長を守って亡くなった。
死役所:漫画(2巻)のネタバレを含むストーリー
2巻のお客様は漫画家の「塙 保」さん。2巻の表紙で包帯を巻いている男性です。
漫画家と言っても作画のみで、原作は有名な小説家の「戸川アラン」でした。
漫画家として目が出ない塙さんは、作画の話を持ち掛けられ、自分の世界を描きたいと迷いながらも、作画を引き受けました。
漫画は大ヒットし塙さんの収入も増えましたが、いつも自分の世界を描きたいと思いながら作画を担当していました。
ある日、「自分の世界」のアイディアを考えながらバイクを運転していたら停車中の陰から現れた対向車と正面衝突し命は助かったものの、眼球と神経をやられ「もう漫画は描けない」と言われます。
事故後、視覚障害リハビリテーションハウスでパソコンを習います。
その帰り道、出版社の編集担当から作画をしていた漫画の漫画家が変更になるという連絡を受けます。
20年かけて漫画家になった塙さん。辛かったけど楽しかったと過去を振り返りながら涙を流します。
その直後に転落死。 世間では自殺として扱われます。
死役所でも、初めは自殺課に通されます。
しかしそこはさすがに死後の世界の「死役所」現世で起こったことは正確に資料に残ります。自殺ではなく事故死であった塙さんでした。
死役所:漫画(3巻)のネタバレを含むストーリー
3巻に登場するのは17歳の女子高生、真帆なぜ自分が亡くなったのか分からず亡くななった自覚がない彼女。
持っていたスマホの画面が点かない為、死役所で「充電器はありませんか」と聞く程。
生前の真帆は親友の里奈といつも一緒でした。流行りが好きな真帆と流行りに流されないマイペースな里奈。
きっかけは、真帆が携帯をスマホに変えたところだったのでしょう。
クラスのLINEグループに入ったのは良いものの、会話をスルーし続けたことでハブられそうになる真帆。それ以来、何をしていてもスマホが気になります。
里奈は「もっと右に寄らないと危ないよ」と注意します。
画面に目をやりながら、右による真帆。先には階段。 気が付いた時には階段から転げ落ちた後。
一緒に居ても自分のことを見ない真帆に対する悪戯のつもりが親友の命を奪う事に。
その頃、クラスのLINEグループでは、真帆の返答が的外れであることを非難する意見に、皆が賛同。
LINEグループから削除します。「ばいばーい真帆」LINEグループからも、この世からもバイバイされた女子高生のお話。
死役所:漫画(4-6巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
死役所:漫画(4巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
4巻の登場人物、眞澄は妻と共に定食屋を営む。口は悪いが優しい眞澄。
親父さんの代からの定食屋は常連のお客さんで繁盛していました。妻は妊娠中で、もうすぐ父親に。人生絶頂期。
帽子をかぶり、ビニール袋を提げ店に入ってきた男。眞澄に歩み寄りビニール袋から取り出した包丁で眞澄の胸を刺しました。
死役所にたどり着きミチルちゃんに「他殺課」に案内される。「他殺課」のイシ間さんに聞かれても心当たりがない眞澄。
「原島寛治って人のこと知らない?」と眞澄に聞くミチルちゃん。原島は眞澄の父親の定食屋の従業員で、店の売り上げを盗んでいるところを父親に見つかり、その父親を刺殺した犯人でした。
裁判で証言に立った眞澄を逆恨みで殺したのでした。死役所職員が元死刑囚だと知らないミチルちゃん。
何故、刑務所に入ったのに殺人を繰り返すのか何故、眞澄は殺されたのか当たり前の質問をシ村さん、イシ間さんにぶつけます。
自身の裁判のことを思い出しながらも「殺人者の考える事は分かりません」とだけ、答えます。
死役所:漫画(5巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
5巻の登場人物は、肝硬変で亡くなり死役所に来た生野さん。生前は動画配信(ニコニコの生配信)をしていた生野さん。
ネット用語を会話中に多用します。自室での生配信に始まり自転車に乗り野外での生配信。
行き先をコメントで決める生配信等を通し、段々視聴者が増えていったようです。肝硬変になって入院してからも、病院から生配信を行います。
何人もの視聴者が見舞いに凸りに来るほどの人気者になった生野さん。
一週間ほど意識不明になり、亡くなります。葬儀に凸る視聴者、それを配信する視聴者も現れさすがに配信者だからと、葬儀を配信するのは不謹慎だと思います。
死役所:漫画(6巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
6巻の登場人物は「彫刻‘さん」と呼ばれる、ホームレスのおじさん。お地蔵さんを彫っているから彫刻さんとよばれているそう。
元々は会社の人事で「首切り役人」をしていた。リストラで自分が切られ離婚しホームレスになります。
社会復帰を目指して就職活動するも、自身でも言うように「住所も持たない還暦近い人間を雇う会社」などなく中々、社会復帰は厳しいようです。
市役所(現世の)河川課勤務の「広本つかさ」は市民からの苦情対応でホームレスの指導をすべく橋の下にビニールシートで小屋を造り住み着いている彫刻さん達ホームレスの元を訪れます。
頑張って就職しましょう、社会復帰しましょう、若い広本さんは彫刻さん達を励ましますが彫刻さんは「頑張り続けてもう4年ホームレスをやってます。頑張っても見返りなんてないんです」
自身の考えの甘さを知った広本は、それでも彫刻さんが社会復帰できる道を模索します。
台風が近づき、彫刻さん達ホームレスは近くの体育館に避難します。彫刻さんは広本さんに会ったことで「あんな人に会ってしまったら、ダメだとわかってても期待してしまう」と葛藤します。
避難先で眠れない彫刻さん。橋の下の自宅(兼アトリエ)に戻り、お地蔵を彫ります。
元々台風による雨水で増水した川は、一気にその水位を増し彫刻さんをアトリエごと飲み込みます。翌日、川の下流で遺体となって発見されました。
アトリエの跡には橋の下の壁一面に彫られた千体地蔵が姿を現します。
広本さんは彫刻さんの千体地蔵を保存したいと上司に願い出ますが、それ以前にネットや電話、FAXで保存を求める声が多く広本さんが頼むまでもありませんでした。
彫刻さんは、亡くなってから初めて「頑張った見返り」を手にしたのかも知れませんね!
死役所:漫画(7-9巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
死役所:漫画(7巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
7巻、今回のお客様は「日原(にちはら)さん」。
単身赴任で、2人の娘さんを持つ日原さんは、非常に気を遣う男性。
その反動か、家族にはタバコを止めたと嘘をつき、実は喫煙している日原さん。
1人暮らしのアパートで、ビールを飲みながら一服、という至福の最中、奥さんから
テレビ電話がかかってきます。
急いでタバコを消して出ると、子供を連れて明日そっちに行く、とのこと。
消臭剤と壁の掃除で、タバコの痕跡を何とか消そうとする日原さん。
一気に酔いが回り、寝入ってしまいます。気が付くと死役所。
どうやら、火事で亡くなった模様です。
タバコの痕跡を消そうとした際、吸殻を燃えるゴミと一緒に袋に捨てたところから火が
出たみたいです。
自分のタバコの不始末で、家族に賠償などの迷惑をかけてしまうかもしれない。
ひどく落ち込む日原さん。「本当にごめん」「おれのせいで」「逃げるように成仏するなん
て」「俺は最低だ」うわ言をブツブツと呟きながら、成仏申請を済ませる日原さん。
タバコの不始末で亡くなったことは、確かなのですが、実はその不始末は隣人。
日原さんは、「被害者」だったのです。
死役所:漫画(8巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
8巻 今回のお客様は名前がありません。なぜなら、生まれる前の胎児だったから。
「萩野泉水(おぎのいずみ)」は不妊治療中の主婦。
明るく前向きで、元気な女性です。
職場で同僚の妊婦さんが、タバコを吸っているところを注意し、逆切れされ「私の
気持なんてわからないですよね?だって荻野さん妊娠した事ないんだから!」と、
ひどく傷つくことを言われても、相手と、お腹にいる子供のことを思いやり「ゴメ
ン」と謝る優しさも。
それでも家に帰って「あんなコには赤ちゃんが来て、こんなに頑張っているアタシ
のところには」と旦那さんの前で落ち込む泉水。
そんな泉水も、治療の甲斐あってついに妊娠します。
順調に週数を重ねる泉水ですが、予定日よりだいぶ前に、お腹の痛みを感じます。
スーパーでの買い物中に痛みが増してきた泉水は、立っていられないほどの痛みと、
出血に見舞われます。
緊急搬送先での診断は「常位胎盤早期剥離」。母子ともに危険な状態です。
泉水は助かったものの、赤ちゃんは死産になりました。
死役所の「死産課」を訪れた胎児。
もちろん自分では手続きできないので、職員が代わりに手続きします。
泉水の子供の手続きを、イシ間さんが行います。
「こんな小さいのに可哀想に」と言うイシ間さんと、「脳だって未発達だから、可哀想
じゃないわよぉ」というシン宮さん。
無口なハシ本君が「胎内記憶があるから、そう考えると、意思がないとも限らないので
は」答えのない話ですが、私はハシ本君の意見に賛成です。
死役所:漫画(9巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
9巻 今回の、お客様は癌で亡くなられた「明智磨美(あけちまみ)」さん。
まだ40歳の女性です。ハヤシくんが明智さんの資料を見て、「何でこんなことしたんすか
?」と聞きます。
元舞台女優の明智さんは、乳がんを患い一人娘の澪ちゃんを施設に預け、入院します。
父親はいません。澪ちゃんも「お母さんがいればいい」と、父親の話を聞きたがりません。
頻繁に見舞いに訪れ、仲良く過ごす母娘。
しかし、明智さんの癌は全身に転移し、闘病の末に亡くなります。
明智さんは亡くなる前に、一通の手紙を出していました。
この手紙を出したことに対し、ハヤシくんが「何でこんなことしたんすか?」と言ったので
す。
手紙の宛先は、澪の父親であり、舞台女優だったころの恋人であり、人気俳優でもある「藤沢
達也」でした。
娘を、澪を頼む、という手紙でした。「子供ができても結婚しなかった男に手紙を出して」「娘さんは父親なんて望んでなかったのに」
「その手紙が世間に出回り、娘が傷ついたら」「知りたくない真実を残して逝くことにどんな価値が」
ハヤシくんは、ハヤシくんが母親と祖父の間の子だと、母親が遺した手紙で知り、それをきっかけに人生が狂い、殺人を犯した元死刑囚。
自分と澪ちゃんを重ね、無責任に真実を遺して死んだ明智さんを責めたのでしょう。
明智さんの手続きが終わった後も、シ村さん相手に明智さんの自己満足を責めるハヤシくん。
シ村さんに、「それはハヤシさんも同じではないですか」と。
ハヤシくんは、自分を裏切った妻のまりあさんと、その相手の男性を殺しましたが、無関係
な娘さんまで殺してしまいました。
それは、何故かと問われ「俺の子じゃないってわかったら、急に化け物みたいに見えて」「そ
れで殺して満足したんですね」
表情を変えずハヤシくんの痛いところを突き、他人のせいだけにしてきたハヤシくんの、無関係
な娘さんを殺した自己満足を、断罪するシ村さん。
その頃現世では、「藤沢達也」が記者会見を開いていました。
隠し子の存在と、その子を自分が引き取り、育てていくことを公表する記者会見を。
死役所:漫画(10-12巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
死役所:漫画(10巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
10巻 今回の、お客様は「興梠勲子(こおろぎいさこ)」さん。
心疾患により亡くなった、年配女性です。死役所を訪れた彼女は、シ村さんを見たことがあるが
どこで見たのか思い出せない、と。
「俺ら」というのは、一緒にいた二シ川さんのことで、嫌々巻き込まれます。
勲子さんは顔に大きな痣(あざ)のある女性で、4人姉弟の一番上。
下の子の面倒をよく見て、気立てのよい女性。見合いで旦那さんの「興梠義一」さんと結婚します。
旦那さんは家族で弁当や営んでおり、嫁入りした勲子さんも、お店を手伝います。
仕事に厳しく、仏頂面な旦那さんですが、一緒に銭湯に行った際、勲子さんを長い時間待った
旦那さんですが、「女は長湯するもんや」とまったく気にしない大らかで優しい男性です。
いつものように一緒に銭湯に行った勲子さんですが、いつも先に出て待っている旦那さんがいません。
番台のおじさんが「おたくの旦那が風呂場でぶっ倒れた」と。
医師の話では、旦那さんは白血病で「長崎におったことが原因でしょう」と。
長崎に落とされた原爆の影響なんでしょうが、そうすると戦中の方なんでしょうか。
旦那さんが亡くなった後、再婚話もいくつかあたそうですが、旦那さん以外と結婚する気になれ
ず、再婚はしなかった勲子さん。
そんな勲子さんですが、唯一恋心を抱いていた男性がいました。
お弁当を届けに行っていた役所に勤めていた、生前の「シ村さん」でした。
勲子さんの旦那さんの、白血病の原因とか考えると、この話は自体は昭和30年代ですかね。
シ村さん結構、昔の方なんですかね。
死役所:漫画(11巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
11巻の、お客様は「猪俣」さん。
「癌死課」を訪れた年配の猪俣さんは、自身が小学5年生の担任「印南清子(いなみきよこ)」が
何故亡くなったのかを、シ村さんに尋ねます。
小学5年生の時、学校の屋上から飛び降りた(自殺ではなく、遊んでいて落ちた)猪俣さん。
目を覚ますと病院で、傍らには清子先生が眠っていました。
足が痛いことに気付き、見ると骨折していました。
「すっげー骨折だ―!しばらく学校休みかー!」無邪気にはしゃぐ猪俣少年。
清子先生は猪俣少年の頬を平手打ちし「あなたは屋上から落ちたの!今生きてるのは奇跡なのよ!人間は簡単に死んでしまうものなの!命は大切にしないとだめなの!」と大声で叱ります。
屋上から飛び降りたことで骨が砕け、足が不自由になった猪俣少年。
それでも、松葉杖一本で遊び回る活発な少年でした。
その年の暮れ、母親から清子先生に「年末のご挨拶」で鯛を届けるよう言い使った猪俣少年。
戦争やら病気やらで家族を失い、一人暮らしをしている清子先生の家に向かいます。
玄関が開いており、声をかけるも返事はなく、家の中に入ると、目に飛び込んできたものは
鴨居にネクタイを結び、首を吊っている清子先生の姿でした。
猪俣さんは、命を粗末に扱った自分をひどく叱ってくれた、その先生が自ら命を絶つはずがない
先生の死の真相を教えて下さい。
シ村さんに懇願します。「お客様は仏様です プライバシーは守らせていただきます」過去の自分、おそらく死役所の職員になったばかりの頃を思い出すシ村さん。
イシ間さんに「娘の死の真相が知りたいんです。お願いします。」先ほどの猪俣さんとまさに同じ様子。
パソコンで清子先生の死因を調べるシ村さん。先生は「婚約者に別れを告げられた」為に自ら
命を絶っていました。
自分のこと、自分の娘のことと、猪俣さん、清子先生のことがダブったのか、戸惑いは、こんなつまらない理由でと思ったのかは、分かりませんが、少なくともシ村さんの死刑執行前に、娘さんは亡くなっていたんですね。
役所勤めをしていた「美幸」という娘がいた
美幸がよくなる可能性があるなら、と奥さんから「加護の会」という宗教に行こうと言われていた
奥さんの名前は「市村幸子」
奥さんは存命で、「加護の会」で特別な加護を受けている。
今の時点で分かっているシ村さんの生前情報です。
死役所:漫画(12巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
12巻、今回のお客様は「福原潤也(ふくはらじゅんや)」くん。
まだ1歳の男の子です。継父から暴力を受け、殺されたのでした。
「よくあんな小さい子をころせますねぇ」というシ村さんに対し、ハヤシくんは答えに困ります。
自身も小さい子を、それまで自分の娘として育ててきた子を、手にかけてますから。
死役所内で、潤也君を連れて歩いてる最中、潤也君はハヤシくんと手を繋がずシ村さんと手を繋ぎました。
「赤子殺しの手が嫌だったのかな」考えすぎだと思うのですが、ミチルちゃんとの出会いやイシ間さんが成仏していった経験が、ハヤシくんを罪に向き合わせているようです。
それでも「さっき会ったばかりの潤也くんが殺されたことは悲しいし、幸福しか願えないけど、あいつら(ハヤシくんが殺した人達)のことは不幸しか願えない」と。
まだ、罪を反省するまでには至っていないようですね。
それでも、潤也君が成仏するまで遊んであげたい、最後の記憶が殺される瞬間なんて悲しいじゃないすか、と本当にやさしい事を言うハヤシくん。
自分の罪と向き合い続け、その罪を悔い改め、成仏する日が来るのでしょうか。
死役所:漫画(13-15巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
死役所:漫画(13巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
13巻、今回のお客様は12巻の最後、冤罪で無期懲役の判決を受け、9年を拘置所で、19年を刑務所で過ごした金子さん。
出所後は、兄に世話になり、幸せに過ごした。それでも、寂しく辛かった。
同じ境遇の人間がいた、ということを知るだけで救いになると。
シ村さんが「では少し昔話でもしましょうか」そういう所から、ですね。
「私は冤罪で死刑になったんです」金子さんは無期懲役で仮出所もしていました。
冤罪で、さらに自分よりも重い罪を課せられたと聞き、反応に困ります。
シ村さんの方も、自分の過去を他人に語ったことがなく、何から話せば良いか分からない。
「奥さんはおったんか?」「どんな人じゃった?」
「面白い人でしたねぇ」
シ村さんは、顔に痣のある「興梠さん」の回で少し話が出た通り、生前は役所勤めでした。
仕事帰り、役所を出たとこで年配の女性が足が痛いと蹲(うずくま)っているところに遭遇します。
肩を貸そうとしたシ村さんですが、女性は「じゃあしゃがんで」と勝手に負ぶさります。
息を切らしながら、文句も言わず女性を家まで届けるシ村さん。女性の手当てをし始めたところで、2階から物音が。
2階に上がると、絵を描く一人の女性。目鼻立ちのはっきりした美人さん。
この女性が後にシ村さんの奥さんとなる幸子さんです。「市役所の人~!」例の年配女性に呼ばれるシ村さん。
送ってくれたお礼に、夕飯を食べていきなさいと言う女性ですが、足が痛くて料理が出来ない、と。
割烹着を着て台所に立つシ村さん。この年配女性、中々に厚かましいです。
祖母と孫、と思っていた2人の関係ですが大伯母と姪孫の関係でした。
年配女性は、幸子さんの祖父母の姉妹なんですね。
年配女性は名前を「ハツ」といい、幸子さんからは「はっちゃん」と呼ばれていました。
表面上仲の良さそうに見えた、幸子さんと、はっちゃんですが、実は、はっちゃんは幸子さんを
「恥さらし」だと思っていました。
幸子さんは一度嫁に行ったのですが、家事もせず絵ばかり描いて、離縁された。
一家の恥だから実家にも見放され、大伯母の下に転がり込んできたのです。
そして、スナックで働き。
シ村さんに「みっともないやろ、いい恥さらしやわ」と。
絵を描くことが好きで、とことんマイペースで自由。
そんな幸子さんは、血縁者からすると立派な恥さらしだと。
シ村さんの横顔が気に入った幸子さん。
シ村さんの絵が描きたいので、時々はっちゃんの家で食事をしてもいいか、幸子が尋ねると「好きにしな」と。
特に文句もなさそうなはっちゃん。
しかし、幸子さん本人が去ると、「男なんか連れ込んで」「恥さらしにも程がある」「情けない」「みっともない」と愚痴をこぼす、本人には直接言わないけど、ひどく不満を募らせている様子です。
仕事帰りに、はっちゃんの家により、幸子の絵のモデルをし、はっちゃんと幸子とシ村さん、3人で夕飯を食べるという、ことをしばらく続けた後、事態は急展開を迎えます。
昼間はっちゃんの家で一人絵を描く幸子さん。 すると、警察が家を訪ねてきます。
はっちゃんが交通事故に遭って亡くなったと。
幸子さんは、はっちゃんの死を心から悲しみ、涙を流します。
「みっともないやろ、いい恥さらしやわ」はっちゃんの言葉を思い出し複雑な思いのシ村さん。
はっちゃんの葬式も終わり、一息つく幸子さんとシ村さん。
「たった一人の家族を亡くすって、辛いことね」「市村くん、よかったら私と家族にならない?」
幸子さんの逆プロポーズに「はい!」と即答するシ村さん。
半分冗談のつもりだったのか逆に驚く幸子さん。
「出戻りだし、年上だし」それでも構わない、というシ村さんと、幸子さんは結婚します。
一人娘が生まれ、一時絵が描けなくなった幸子さんでしたが、娘が成長し5歳に。
しかし、「乳離れ」ができないという問題が。
「それが、すべての始まりだったのかもしれません」
ただ、さすがに幸子さんの方もいつまでも母乳は出ず、普通の食事を食べさせようとする二人でしたが、目を離した隙に、幸子さんの絵の具を食べはじめます。
絵具や土、花(食べ物らしいものは生卵のみ)を食べる美幸。
明らかに普通とは違う子供ですが、「この子はきっと特別な子」と幸子さんは喜びます。
ある時、風邪をひいた美幸を、病院に連れていく幸子さん。
「消火にいいものを食べさせて、うどんとか、おかゆとか」
当然医者はそう言いますが、この子は絵具や土、花しか食べないと答える幸子さん。
「お母さんが美味しいものを食べさせてあげれば、そんなことにならない」
「愛情込めて食べさせてあげないと、人間だから食べないと」「死んでしまうのかしら」
その日から、何とかして普通の食事をさせようと、料理に励む幸子さん。
それでも食べてくれない美幸。「ちゃんと治してあげるから」「嫌よ 死んでしまうなんて」
ある日、仕事から帰ったシ村さんに、幸子さんが駆け寄ります。
近所の人に貰ったというチラシ。 人の心を解放してくれると。
心が解放されれば美幸も普通の食事ができるかも。
「少しでも美幸が、よくなる可能性があるのなら懸けてみたいの!」
チラシには、「加護の会」と書かれていました。
死役所:漫画(14巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
14巻、次のお客様は「犬飼爽朝(いぬかいそあ)」17歳の女の子です。
ニシ川さん、シラ神さんが階段を上ろうとした際に、壁にもたれかかりながら階段を降りてきた爽朝ちゃん。
生前は小さいころから寝たきりでしたが、死んだら歩けるようになったので階段を上り下りしているとのこと。
爽朝ちゃんは、成仏許可証の裏に、死んでからしたい10のことを書いていました。
その中に、階段の上り下りも含まれていました。
プールで泳ぐ、なども書いてありましたが、死役所にプールがないため諦める。
ニシ川さんとシラ神さんと協力し実際に死役所でできる「死んでからしたい10のこと」を書き直します。
ハヤシくんに手伝ってもらい、「男の人と一緒に階段を上る下りる」を達成。
走ってゴールテープを切る、縄跳びする、体操する、キャッチボールする、スキップする
赤ちゃんを抱っこするなど、次々したいことを達成していきます。
ちなみに、生前寝たきりだったせいか、縄跳びの際に、ジャンプできず、またスキップもできませんでした。
赤ちゃんも死産課の赤ちゃんですしね。
この回、端々にシラ神さんの申し訳なさそうな顔がカットインします。
赤ちゃんを抱っこするために死産課を訪れた際、死産課のシン宮さんに、「お忙しいのにお邪魔してごめんなさい」と謝罪するシラ神さんさんですが、シン宮さんは、完全無視。
この2人の間に何かあったのか、戸惑いはシラ神さんの生前のこと、死刑になった原因等に関係するのか。
取り繕う間もない雰囲気なので、相当の事情があるのでしょう。
8つのしたい事を達成した爽朝ちゃん。
9つ目は「男の人と並んで歩く」確かハヤシくんと並んで階段上り下りしてましたが階段を歩くのとは違うんですかね?
2人が歩く様子を見ながら、シラ神さんが「生きていた時の夢が死んでから初めて叶うって、何だか悲しいですね」と。
「さあ 本人は楽しそうにしてますけど」「でも、生きてた時は、ずっと寝たきりの生活で辛かったでしょうね。」
「さあ、どうでしょうね」 相変わらずニシ川さん、素っ気ない対応です。
最後にしたいことは「折り紙を折って小さい子にあげる」
折り紙の得意なシラ神さんの教えで、ウサギを折ります。
特別支援学校に、車椅子で通っていたという爽朝ちゃん。
お父さんがベットから車椅子に抱っこして乗せてくれていたそう。
妹と同い年くらいの女の子に、折りあがったウサギをあげる爽朝ちゃん。
「今頃 私のお葬式してるのかな 友達、みんな来てくれてるかな」
生前の言雄を思い出し、急に涙が零れる爽朝ちゃん。
「お父さん お母さん」
最後に「お父さんみたいに」ハヤシくんに抱っこしてもらい、成仏課へ向かう爽朝ちゃん。
爽朝ちゃんを見送り、仕事に戻るニシ川さん、シラ神さん、ハヤシくん。
急に寂しくなって泣き始めた爽朝ちゃんを思い出し、シラ神さんが「親は どんな子供でも愛するものですよね」
ニシ川さんは、いつも通り「人によるでしょ そんなの」
「ま あの子は愛されてたんでしょうけど」一瞬昔を思い出すシラ神さん。
お祖母ちゃんに怒られているんでしょうか。
板の間で正座してお祖母ちゃんの隣にはお母さんでしょうか。
怒られてるのがシラ神さんでしょうか。
背中しか見えませんが、10代半ばから後半くらいなのか。
「そう ですね」独り言のように、自分に言い聞かせるような、シラ神さん。
ほんの一コマだけでしたね。シラ神さんの過去。
お祖母ちゃんに怒られていたシラ神さんは親に愛されてなかったのでしょうか。
或いは、お祖母ちゃんの横に座っていた、怒られている女の子のお母さんがシラ神さん?
まだちょっと、ヒントが足りないですね。
二言目には「すみません」「ごめんなさい」のシラ神さんの生前のお話し、死刑になった理由、期待して待ちましょう!
死役所:漫画(15巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
15巻は、番外編行きまーす!
現世に別れを告げ「死役所」を訪れたお年寄りは「立花熊蔵(たちばなくまぞう)」さん。
生活事故死課のハヤシくんが担当しますが本人は、どうやって死んだか記憶が曖昧だと。
生活事故死課にデータはなく、事故で死んだなら「人為災害死課」すかね。
うちの似てるんで間違いやすいんですよ。廊下挟んで向こう側なんで、行ってみてください。と
ハヤシくんに言われて訪れた人為災害課。担当は岩シ水君。
しかし、ここにも立花さんのデータはありません。
「もしかして病死とお間違えじゃないですか?下の回に『病死課』がありますから。そこで受付してください。」
言われた病死課にもデータはなく、その先の「癌死課」にもデータがありません。
「医療ミスじゃねぇか?『他殺課』じゃねぇの?」
「他殺課」では、イシ間さんがニシ川さんにパソコン操作を習っています。
医療ミスだと告げると、ニシ川さんは「人為災害課」だと応えます。
そこは、一度行ったというと、じゃあ「生活事故死課」でしたっけ。
そこも行ったというと「医療ミスに見せかけた殺人じゃないですか?」
「あんた涼しい顔で物騒なこと言うよなぁ」「でもま、そういう事なら確かに『他殺課』」だわな。
じいさん、名前は?」
「やはり 違うと思いますので 他のところへ行ってみます」
ロビーで途方に暮れる立花さんに、シ村さんが声を掛けます。
「どうされました? 死因の欄が、まだ書かれていないようですが、どのように亡くられたんですか?」
「はぁ、まぁ事故で」
事故でも車にはねられたり、風呂で溺れたり、山で遭難したり色々あります。
立花さんは、どのように亡くなったのかを再度聞くも、無回答。
「人に言いずらい事故だったんですか?わりといらっしゃいますよ。自殺を恥じて言い出せない方や、性交直後に亡くなられた方などですね」
立花さんのわずかな反応を見逃さないシ村さん。
「心臓病死課」でデータが見つかった立花さん。
死因は「愛人との性交後に心臓が止まった」腹上死ですね。
「ったく、じいさんが 元気だね」とは、心臓病死課のセリフ。
死役所:漫画(16-18巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
死役所:漫画(16巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
16巻・・・現世のラーメン屋。
職場の後輩「学登(がくと)」くんに引っ越しを告げる「照屋(てるや)」さん。
どうやら元カノと同棲していたらしい照屋さんは、元カノから家財道は「電気ケトルだけ」という状態での引っ越し。
職場に近くなったうえに、1LDKで家賃は「25000円」その安さには理由があり、いわゆる「事故物件」
休みの日に、照屋さんの「事故物件アパート」を訪れた学登さん。
この部屋で亡くなったのは50代の女性で、場所は浴槽。
室内を「何か写るかも」と、パシャパシャ写真を撮りまくる学登さんに、照屋さんは聞きます。
部屋に入った時、学登さんは「現場を」リビングだと思ったのですが「何か感じた」のかと。
実は内検の際、リビングの真ん中で「ゾクゾクッ」とひどい寒気を感じていた照屋さん。
同じような悪寒を、学登さんも感じたのかと思ったのですが「広いからここかなーって」特に何かを感じたわけではなさそうです。
後日の職場、照屋さんのアパートで撮った写真には「何も写ってませんでしたー」と報告する学登さん。
対する照屋さんは具合が悪そうです。 熱を測ったところ37.8℃。
「呪いですかね」「呪いかも」なんて冗談を言いながら、自宅まで学登さんに送ってもらう照屋さん。
そのまま眠りにつきます。
死役所。
「これ、面白いんでちょっと見てみてください」シ村さんを呼び止めるハヤシくん。
ハヤシくんが見せたのは「生活事故死申請書」
53歳の「七島俊美(ななしまとしみ)」さんは、風呂場でヒートショックを起こした女性。
どうやら、照屋さんのアパートを「事故物件」にした、ご本人のようですね。
ただ、ハヤシくんが「面白い」と思ったのは、七島自身ではなく、その「元交際相手」の男性のようです。
ハヤシくんが取り出したのは、七島さんと同じ「生活事故死申請書」「仕事を忘れて読みふけった」というハヤシくん。
男性の名前は「大須賀時和(おおすかときかず)」さん32歳。
七島さんとは、死亡時期が2年ほど違っていますが、それでも20歳くらい年の離れた(女性の方が年上)歳の差カップルだったようです。
生前の大須賀さんは、造園会社で働くアルバイト。
勤め先の親方に「こんにちは、お疲れ様です」と挨拶する女性。
知り合いなのかと尋ねますが「全く知らない人」だと。
ただ、親方も大須賀さんも、おそらく」近所で働いてるであろう女性に幾度となく挨拶されており、「感じの良い人」という印象を持っていました。
この女性が七瀬さん。
この時点で、すでに七島さんの事が気になっていた大須賀さん。
その様子に気付いた親方が、気を利かせてくれます。
造園会社のアルバイト、大須賀さんが抱いた恋心に気付いた親方。
40代後半代であろう七島さんに「結婚しとるやろうなー」と思いながら確認したところ。
「独身だって!良かったな!」
交際を始めた二人。男女どちらが年上でもそうですが、20歳も離れてると「親子」のようです。
大須賀さん20歳年上の七島さんに精神的に依存してしまったのか「休みが合わなくて俊美さんに会えないから」という理由で、バイト先の造園会社を辞めてしまいます。
そんな理由で辞めちゃだめ、すぐに親方に退職を撤回を撤回してきて、という七島さんに対し、「仕事より、俊美さんといる時間の方が、大切なんだよ。
ちゃんとバイトするし、夕飯作って待ってるよ」
いい歳の大人が、自分と居たいが為に仕事を辞める。
ショックを受けた七島さんは、大須賀さんに別れを告げます。
「もう一回、やり直せないかな」「ごめんね。もう決めちゃったから」
大人しく別れに応じ、同棲していたアパートを出てゆく、大須賀さん。
「よかった ごねないでくれた」
この後、ハヤシくんが「仕事も忘れて読みふけった」大須賀さんの人生史に書かれていた大須賀無双です。
大須賀さんは七島さんに鍵を孵す前に「合鍵」を作っていました。
七島さんが仕事に出た後、七島さんの部屋に忍び込み「天井裏」に住んだのです。
七島さんが仕事に出かけたら、部屋に降りてくる。
七島さんの留守番中にバイトに行き、シフトは時間に余裕を持たせて、絶対に鉢会わないようにする。
こっそり携帯を充電したり、選択したり。
天井裏には当然トイレはありませんので、トイレに行かなくていいよう、食事は極力控えて。
住みついた頃は良かったものの、季節が変わり寒さが堪える時期に。
天井裏には、当然、暖房などありません。
凍えながら、天井裏で息を潜める大須賀さん。
「何で?あんなに好きって言ってくれたのに 大好きなのにごめんね、ごめんね
これからは気をつける もう俊美さんを困らせたりしないから、俊美さん、俊美さん」
朝、七島さんが目を覚ますと、外は一面の銀世界。
「去年の冬は、時和と雪だるま作ったっけ。フフ、懐かし」
友人からの電話で朝食にカフェに出かける約束をする七島さん。
大須賀さんのことは、すっかり「過去の想思い出」のようです。
「2年3か月」
大須賀さんが亡くなった後、七島さんが「同じ部屋」に住んでいた期間。
「多分遺体が腐るまで気付きもしてないすよね。天井抜けたりして。」
しかし、その割には七島さんの人生史に大須賀さんの遺体の事が書かれていません。
七島さんにとっては、そう重要な出来事ではなかったのか「もしくは、腐らなかったか」
シ村さんが、大須賀さんの死体は腐っておらず「まだ見つかっていない」可能性に言及します、
しかし、「空気の状態や体の状態など、条件が揃う事は滅多にないでしょうし、考えすぎですかね。きっと、遺体は腐っても愛は腐らなかったのでしょう。」
意味はよく、解りませんが、何やら上手い事を言うシ村さん。
場面は再び現世。 体調不良で会社を早退した照屋さん。 深夜トイレに起きます。
部屋の内検の時、同様「ゾクゾクッ」という悪寒に襲われます。
「風のせいかな? でも、またこの場所だ」
「滅多にない条件」が揃い、凍死した後も腐らなかった大須賀さんの遺体が眠る天井裏は、まさにその真上でした。
死役所:漫画(17巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
17巻
大学の明日香さんは、学業の傍らバンド活動に励んでいました。
バンド内の音楽に懸ける熱量の違いに悩む明日香さんは、昔、音楽団に所属していた祖母・ぬいさんのチェロと、気晴らしにセッション。
録画していたセッションをYouTubeにアップしたところ数万~数十万の再生数をたたき出します。
「バンドを続ける意味がない」バンドメンバーから言われ、解散を決意した明日香さんは、毎日のように祖母・ぬいさんとセッション。
周りからの注目が高まる中、ぬいさんの体調に変化が。
死役所:漫画(18巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
18巻
万年筆を握ったまま亡くなった男性。
奥さんとお揃いで買った万年筆。
その万年筆で、生前、奥さんと「交換日記」していました。
年を取り一方が入院し、退院したらもう一方が入院。
或いは、同時に入院。
そんな楽しさも辛さも分かち合った万年筆。
交換日記の相手は「勝又周子」さん
今回のお客様は周子さんの旦那さんでした。
死役所:漫画(19-21巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
死役所:漫画(19巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
死後の世界に興味を持っていた「森田椋(もりたむく)」さん。
死に関する文献を読み漁るものの、それらは全て「生者」が書いたもの。
満足のいく答えは見つかりません。
死後の世界への興味は抑えられず、とうとう自殺し死役所へ。
「すみません。紙とペンを貸していただけませんか?」
ハシ本くんに紙とペンを借り、死役所の事を書き記していく森田さん。
念願の死後の世界に来た森田さんは、興奮を抑えきれません。
しかし、手書きしている最中のニシ川さんの一言が、彼の心に刺さります。
「好奇心が満たされた後の覚悟は、出来ているの?」
死役所:漫画(20巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
20巻、次のお酌様は
顔をぐしゃぐしゃに潰されて殺された33歳の男性です。
どうやら彼は同じ職場の女性と付き合っていたものの別れてしまい
その逆恨みとして殺されてしまったようですね。
もちろん、ウブな彼女をからかうように「かわいい」と言って気を引いたり「一旦別れよう」と言ってすぐに新しい彼女を作ったりと彼の方にも非があるとは思います。
ですが、その彼女の逆恨みの仕方が、あまりにもひどく、最初は呪いをかけるといった迷信的なものだったのですが、最終的には、外国人の復讐代行業者に依頼して彼を殺してもらっていました。
彼の死を警察から聞かされた彼女もひどく後悔しているようでしたし、復讐では救われないということを改めて実感させられるエピソードでした。
今回のエピソードでは、女性側がやりすぎだと思うものの、もっと悲惨な状況に置かれている人からしたら、そういう業者の存在は救いの一手になるのでしょうか?
依頼する側にしろターゲットになるにしろ、復讐とは縁のない人生を送りたいものですね!
表紙にもなっている松シゲさんは、生前、盗みで刑務所に入り出所したもののお金も寝床も頼れる人もおらず‘、またすぐに強盗殺人という罪を犯して死刑となったようです。
そして拘置所で死刑の執行を待っている間に本で「加護の会」を知り篤志さんから教会を受ける中で全てを受け入れるという教えを学んでいったみたいですね。
最初は、ただ刑の執行を待つだけだった彼も、そのおかげで「罪と向き合い猛省し、『加護の会』の教えに従い死刑宣告も静かに受け入れた」と書かれてありました。
そして彼はその教えを持ったまま死役所の職員となり、この巻の中でも交通事故で不慮の死を迎えた人に『受け入れたら楽になる』と伝える様子が描かれていました。
死役所で働く松シゲさんには「亡くなった方に寄り添ってあげられる優しい人」という印象をもっていたのですが、当然生前は死刑囚になるくらい悪い事をしてたんですよね。
想像以上に、どうしようもない人で、そのギャップに、ちょっとショックを受けてしまいました。
ちなみに表紙の松シゲさんの「指差し」ですが、これは『加護の会』の指で輪をつなげて「家族のつながり」を示すサインに対して、彼の「自分なんかが家族になったら迷惑だ」「こうすれば我が作れないから家族じゃない」という意味のサインだったようです。
死役所:漫画(21巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
21巻
前巻のシ村さんと松シゲさんの会話を偶然、聞いていたハヤシくんはそれを、きっかけに「人の過去」を気にするようになります。
そして彼は、そのタイミングで死役所に来ていた警察官の人に話しかけ、その人生史にのっている。
「取り調べを受けたことがある人」をそれぞれの課で調べて、1人ずつ人生史を読んでいくことにしました。
当然その人たちは「取り調べを受けたことがある人」たちなので、生前なんらかの罪を犯しているのですが、全員根っからの悪人というわけではないんですよね。
普通の家に生まれ、普通に生活をしていた人たちが、ちょっとしたきっかけで罪を犯したり人をころしてしまったり、という事例が、ほとんどでした。
そして最後にハヤシくんは、「人生史を読んで冤罪が明らかになった人」の事を警察の人に伝えたのですが、彼は、それに罪悪感を感じたりすることなく成仏していきました。
歴史上の有名な人ではなく、様々な、ごく普通の人の「人生史」というものを読んでみたくなるいエピソードですよね!
これを読んだ後に、ふと「今あそこに歩いている人は、どんな人生を送ってきたんだろう」「どういう生活が積み重なって今の日々を過ごしているんだろう」などと考えてしまいました。
いつか、自分の人生がどこかに勝手に記録されていくような時代が来たりするのでしょうか?
もし、そうでなくても、誰に読まれても恥ずかしくなく、むしろ面白いと思ってもらえるくらい劇的な「人生史」を作り上げていきたいものです。
死役所:漫画(22-24巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
死役所:漫画(22巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
22巻、次のお客さんは
一緒に働く人たちからも変わり者、認定されている、バイク好きなゴミ収集作業員のおじさんについてのエピソードです。
彼は、ごみ収集作業中に収集車に巻き込まれ腕や頭が潰されてしまうという、何とも悲痛な最期を遂げていました。
しかし彼がそのような死に方になってしまった理由は、なんとゴミ袋に入れられて捨てられていた猫を助けようとしたからだったのです。
当の本人は猫を
助けるというより捨てた人間に文句が言いたかったから、ごみ袋を破いたと言っていましたが、きっと後のことなど考えずに手が動いてしまったんでしょうね。
ちなみに、死役所では「他の命を身を挺して助けてくれる人」が書く「挺身申請書」というものがあるようで彼の名前も、その書類にしっかりと記載されていました。
正直、終始、変わり者な面が描かれていたために「変なおじさん」という印象で話が終わってしまいそうでしたが、最後に彼の優しい一面が見れて少し心が温まりました。
死役所:漫画(23巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
23巻、次のお客様
女性が糖尿病からくる心筋梗塞で死役所を訪れることになったエピソードから幕を開けます。
彼女は成仏する前に死役所内にある「相談室」でシ村さんを相手に生前の後悔を懺悔するのですがその内容が「小学校に勤めていた時に性犯罪を見逃した」というものでした。
しかも、それは男性教師が男性生徒に対して行っていたもので、それを見てしまった彼女は動揺しながら「男同士だからありえない、絶対違う!」と思い込み、その後、記憶に蓋をしたようですね。
その被害に遭っていたのは男の子の名は「斎藤竜嗣」くん。
最後に彼女はシ村さんの「きっと齋藤さんなりに元気に過ごしていらっしゃいますよ」という言葉を聞いて少し気持ちが楽になったようでした。
しかし、衝撃的だったのは、この2人の会話の後、死役所職員たちが「ハシ本さんの旧姓」について話しているシーンでした。
なんと、ハシ本さんの旧姓は「齋藤」だったのです。
この時点では苗字だけで下の名前までは明らかにされなかったのですが、タイミング的にも彼がその性被害を受けた少年だったのでは、と思ってしまいますよね。
死役所に勤めている職員は、みんな生前で死刑になった人たちなのでハシ本さんが死刑になるような事件を起こすきっかけが、この過去の件に関係してしていたりするのでしょうか?
物静かで暗い印象のある彼に一体どんな過去があったのか気になります。
死役所:漫画(24巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
24巻
次のお客様は「安場新穂(あんばにいほ)」さん。
介助犬という手足に障害がある人をサポートする犬と出会いパートナーとして一緒に生活することになった車椅子ユーザー「安場」さんの話です。
介助犬ってドアを開けてくれたり落とした小銭を拾ってくれたりと、とても賢くて優しい犬なんです。
「安場」さんは、手足の不自由さで周りに遠慮してばかりだったようですが、介助犬「ポルカ」と出会ってからは、カフェに行ったり旅行に行ったりと見るからに前向きでアクティブな性格になっていました。
ただ。そんなある日好きだった飲酒が祟って肝硬変になってしまいます。
「安場」さんが血を吐いて倒れた時もポルカは同じアパートの知り合いを呼びに行ってくれたりとお手柄だったものの、その後の入院中に息を引き取りました。
悲しい最期ではありましたが、死役所にいた子供がいないはずのポルカを「安場」さんの側に見たと言いそれを聞いたシラ神さんが口にした「犬が心だけ会いに来た」という解釈に心が温まるラストシーンでした。
死役所:最終回(ドラマ)のネタバレを含むストーリーをご紹介
テレビ東京のドラマ「死役所」第十話、最終回でした。
「お気をつけて」
職員のハヤシくんとイシ間さんの過去はドラマで明かされてましたがニシ川さんの過去は明かされてません。
- 人を殺して死刑になった
- 文具用ではなく美容師ようのハサミを愛用している。
- ミチルちゃんが、ニシ川さんのファイルを見た際、目を背けた
といった描写があるぐらいでほとんど過去に関する手がかりがありません。
他2人へは同情的だったミチルちゃんの反応を見る限り、ニシ川さんの過去は特に恐ろしいようです。
イシ間さんは任期が満了し成仏する運びとなりました。
成仏は、あくまでも魂をあの世に送ることで=幸せということでは、ありません。
強面ですが、根は優しいイシ間さんは大切な人を守るために人を殺し死刑になっていました。イシ間が向かうのは天国なのか地獄なのか、どちらでしょうか。
成仏の扉へ向かうイシ間さんにハヤシくんが声を掛けたあたりから泣き始めてしまいました。
「加護の会」はシ村のプロフィールにもあった宗教法人、妻の幸子も妄信しかかっていました。
そして信者だった男性に「とっとと答えろ!!」と声を荒げました。
誰に対しても笑顔を崩さず丁寧なシ村には、あり得ない対応です。
「加護の会」は悩める人々を救っているようですがその実態はなんなのでしょうか?
娘の死の真相には、やはり「加護の会」がかかわっているのでしょうか?
死役所:最終回、ネタバレ①シ村の過去は?冤罪で死刑に?をご紹介
黒髪を七三に分け、黒縁眼鏡の奥に感情の読めない糸目と笑顔で、右も左も分からぬ死人を案内する男。
それが死役所の主人公「シ村」です。
物腰が柔らかく、どんな人間を相手にしても、うろたえる事なく対応します。
「お客様は仏様ですから」をモットーにしつつも、時折無神経で失礼な事を言って反感を買うことも多いようです。
そんなシ村が働く死役所の職員は、全員が死刑囚というとんでもない職場です。
いかにも好青年といった雰囲気のシ村が、なぜ死役所で働くことになったのか、どんな過去を持っているのか?ひとつずつご紹介していきたいと思います。
様々な死因や人生史をもった人間が死役所に、やってきますが、そこで働く職員たちも例外ではありません。
姪を守るために殺した者、裏切られた怒りで殺した者、現実逃避のために殺した者、その理由は様々ですが全員を殺して死刑になった人達なのです。
ただ、そこでシ村だけが、他の職員とは違った背景を持っていました。
シ村が犯したとする罪は冤罪で無実でありながら死刑となったのです。
通常冤罪で死刑となった者は、死後一般の人たちと同じように、すぐに手続きをして成仏することができます。
しかし、シ村は、それを断り、死刑囚に混じって死役所での業務を続けるという選択をしました。
シ村は、生前’結婚しており、娘もいました。
その娘を殺したという疑いをかけられ、警察の苛烈(かれつ)な取り調べによって罪を認めざるを得なかったのです。
奥さんは娘が殺される前から行方不明になっており、シ村は、その手掛かりを得るべく死役所に留まり続けているのでした。
死役所:最終回、ネタバレ②美幸を殺害した犯人は松シゲさん!?をご紹介
一見優しく温和な性格の松シゲですが、彼には読者の間である疑惑があがっています。
それは、シ村の娘である美幸を殺害した犯人なのではないかということです。
美幸はシ村が目を離した隙に殺されてしまいました。
当時、なぜかシ村が容疑者になってしまいます。
美幸は、絵具や土を好んで食べる変わった子で、解剖の際にそれを知った警察は虐待を疑ったのです。
無実を証明することができず警察からの責め立てるような激しい尋問にシ村は耐え切れずに罪を認め死刑となってしまいました。
死後、死役所の職員となったシ村は独自に娘を殺した犯人を探っているようです。
疑っているからなのか、何かと松シゲにつっかかっていき、松シゲの腹を探ろうとするシ村ですが、松シゲはとぼけたようにかわしています。
果たして松シゲが娘を殺した犯人なのでしょうか?
松シゲが美幸を殺した犯人であると疑われる理由として「加護の会」の元信者であることがあげられます。
「加護の会」とは、宗教団体のことです。
シ村の奥さんである幸子(ゆきこ)は、美幸の食嗜好のおかしさをなんとかするために藁(わら)にもすがる思いで「加護の会」を訪ねました。
しかし、この日を境に幸子は家に帰ってこなくなります。
シ村が「加護の会」を訪ねても取り合ってもらえず、そんな最中に美幸は何者かに殺されてしまいました。
妻の失踪と美幸の死に『加護の会』が関わっていると考えるシ村は「加護の会」元信者の死者が来ると何か手掛かりはないかと探りをいれているようです。
それは松シゲに対しても同様で頻繁に松シゲが「加護の会」の元信者であることを指摘します。
松シゲは、そんなシ村からの追及を、のらりくらりとかわし「加護の会」など知らないと言い切ります。
シ村は、どこで松シゲが「加護の会」の元信者であることをしったのでしょうか?
本当に松シゲは元信者なのでしょうか?謎は深まるばかりです。
死役所:最終回・結末をネタバレ予想!をご紹介
最終回は、やはり美幸を殺したのは松シゲなのか?それとも別に犯人が現れるのか
まだわからないことが多すぎるので完全に個人的な見解ですが。今のところは、元信者だと思われる松シゲ、もしくは教祖の蓮田栄山。
だって・・・逆にそれっぽい人がいないことや、信者や教祖ならありえる可能性。
う~ん。
何とも難しいですね。
後は、ニシ川さんの殺害動機ですね。
例えばイシ間さんは娘同然に可愛がっていた姪のミチが強姦された為、強姦した少年2人を殺害したのに対しニシ川さんは「殺したかったから」と供述しています。
死役所の職員は全員、死刑囚だったという共通の過去を持っていますが、ニシ川は連続殺人犯として裁かれ死刑になったようで花平繁之を生前、美容師として働いていたニシ川は髪切りばさみを使って口元を切り裂いていました。
おそらく、他の方にもそのような殺害方法をとったのでしょう。
1人のみならず複数の人を殺害したニシ川は連続殺人犯として裁かれることなり、死刑になりました。
ニシ川は不倫相手、花平繫之を殺害した理由については「殺したかったから」口元を切り裂いた理由は「そうしたかったから」と供述しています。
ニシ川にどのような思いがあって不倫相手を殺したのかは解らずじまいです。
その為、最終回でニシ川の本当の動機が明らかになってもおかしくは、ありません。
本当の動機・・・一体何なんなのでしょうか?
解明されるのが楽しみですね!
死役所:最終回、話題①シ村の奥さんは誰ですか?をご紹介
幸子は、主人公「シ村」の生前の妻で画家でした。
市村幸子(しむらゆきこ)といっても全く有名ではなく、名ばかりの画家でした。
幸子はシ村と出会う前に1度結婚しています。
しかし、絵を描くことに夢中になり、家事が全くできない幸子は離婚を切り出されてしまいます。
離婚後に幸子は実家に戻るも、両親と上手くいかず、大叔母の「ハツ」と暮らすことになりました。
そしてこのハツという人物がシ村と幸子が出逢うきっかけでした。
ある日、ハツは市役所を訪れます。
そこは、生前のシ村が働いていた市役所でした。
シ村がハツの対応をすることになり手際良く対応していきます。
ハツの用事も終わり帰ろうとしますが、元々足の悪いハツは歩けなくなってしまいます。
見兼ねたシ村はハツを、おぶさって家まで連れて帰る事にしました。
ハツを家まで送り届けたシ村は帰ろうとしますが、2階で怪しい物音がしたため、様子を見に行きます。
そこには、絵を描く女性、幸子の姿がありました。
幸子はシ村に気づくと驚きますが、シ村が事情を説明すると納得し、感謝の言葉を伝えます。
不審者ではないことが分かり、帰ろうとするシ村でしたが、ハツから夕飯を作るようお願いされてしまいます。
普段から2人の食事は、料理の出来ない幸子に代わり、ハツが作っていました。
しかし、今日はハツの足の具合も優れず、料理を作ることができません。
仕方なくシ村は代わりに夕食を作ることにしました。
そしてシ村と幸子、ハツの3人で夕食を食べることになりました。
この日をきっかけに幸子とシ村は徐々に仲を深めていくことになります。
そして、そんなある日、ハツが交通事故に遭い、亡くなってしまいます。
ハツの葬儀の日、唯一の家族が居なくなってしまい号泣する幸子。
そして幸子はシ村に「家族にならない?」と冗談半分に言いシ村は「はい!幸子さん。結婚してください!」と返すのでした。
こうして2人は結婚し、美幸という娘を授かりました。
死役所:完結?最終回(ドラマ)の結末のファンの感想・考察をご紹介
皆さん最終回いかがでしたか?
私は、美幸を殺した犯人が解明されないのが気になりましたね。
なんかドラマの終わり方が中途半端というか・・・。
でも、今回で解明されていないということは、次回作に期待できるので
いいのですが、やはり、少し?いや結構気になる(笑)
教祖の蓮田栄山も怪しくて松シゲも怪しいけど今は、蓮田栄山の方が気になってます(笑)
そして、ニシ川さんの本当の殺害動機も分かっていませんしね!
次のドラマの時に解明されるかな?ニシ川さんの殺害動機は、このまま解明されないかもしれないとも思っているので微妙な所なんですよね。
今回は最終回で終わってしまいましたが死役所のドラマ2クール目は、その内放送されると思います。
漫画も終わってないので、今後も死役所、楽しみですね!