この記事では、ライアーゲーム:完結?最終回、ネタバレを含む最後のラストシーンの結末!|ファンが徹底考察!?をご紹介しております。

「ライアーゲーム」ですが、2025年現在完結しております。
本作は集英社のヤングジャンプにて2005年から2015年まで連載され、単行本は全部で19巻まで発売されております。
ライアーゲームとは
『LIAR GAME(ライアーゲーム)』とは、甲斐谷忍が手がけた頭脳戦マンガ作品です。
『週刊ヤングジャンプ』で連載され、単行本は全19巻で完結しました。
舞台は「ライアーゲーム・トーナメント」と呼ばれる特殊なゲーム空間です。
ゲームの目的は、知恵と交渉力、さらには人を信じる力を試すことにあります。
主催者が得をするのは、参加者が自己中心的な行動を取ったときだけです。
参加者同士が協力し続ければ、全員が損をしない設計がされているのが特徴です。
しかし現実には、互いを完全に信頼できず、疑念と裏切りが交差していきます。
この構造が、いわゆる「囚人のジレンマ」と重なって描かれていきます。
読者としては、ゲームの勝敗以上に、人間の心理が揺れる描写に目を奪われました。
たかねぎ自身も、信じたいのに疑ってしまう経験と重ねて共感を覚えました。
単純な勝負では終わらず、裏切りと救済が何重にも重なって展開していきます。
一人の行動が、他の全員の運命を変えてしまうような構成に、何度も驚かされました。
また、作中には返報性や認知的不協和など心理学の要素も多く取り入れられています。
たかねぎにとって、人生をかけた“嘘”の意味を問いかけてくるような作品でした。
完結しているか?をご紹介
「ライアーゲーム」ですが、2025年現在完結しております。
本作は集英社のヤングジャンプにて2005年から2015年まで連載され、単行本は全部で19巻まで発売されております。
なお、アニメ化されませんでしたが、実写ドラマ化されており、シーズン2まで放映されるほど人気を博しました。
実写映画化もされており、シリーズ全体を通してかなりの人気がある作品となります。
ネタバレを含むあらすじ・見どころをご紹介

素直でまっすぐな性格をしている神崎直はある日突然、「ライアーゲーム」に強制的に参加することになります。
そのライアーゲームとは送り届けられた1億円を対戦相手と期日まで奪い合いを行うというものでした。
争いが嫌いな直は対戦相手が自分のかつての恩師であることを知り、直接ゲームに参加しないよう呼びかけますが、恩師に裏切られ1億円をまんまとだまし取られることになりました。
このままでは1億円の借金を負ってしまう。
そんなときに天才的詐欺師が刑務所から出所することを聞き5000万円の報酬を元に協力してもらうことになりました。
こうして、直は天才的詐欺師、秋山とタッグを組みライアーゲームへと挑戦することとなるのでした。
「ライアーゲーム」の見どころはゲームを介して繰り広げられる頭脳戦、心理戦です。
圧倒的に不利な状況であっても秋山のひらめきによってどんでん返しが起きたり、ヨコヤを始めとする手ごわい相手との頭脳戦等、魅力が多々ございます。
さらに各自の頭脳が光、大金を巡るマネーゲームの中で直だけが「真の敵は運営である」「敗者を救済する」という目的を抱えどんな状況であっても人間の希望や望みを見出す様も非常に面白いです。
数千万、数億という人生のかかった大金を前にしていわゆる「キレイゴト」を抱える彼女のおかげで人間の黒い内側だけでなく綺麗な部分もかいま見ることができます。
漫画(最終巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
ライアーゲームの決勝戦「四国志ゲーム」もついに大詰めとなりました。
勝負は秋山チームとヨコヤチームを除いた呉と蜀の一騎打ちの模様になりましたが秋山の手腕により呉と蜀は互いにLPが1となり、均衡したままゲームは千日手状態となってしまいます。
このままではゲームが終わらない。
誰もがこの均衡を崩すのはヨコヤであると思い込んでおいたその時、ゲームは突如として停止してしまいます。
というのもしびれを切らしたヨコヤが運営側を切り崩し、「四国志ゲーム」自体を止めてしまったのでした。
なんと神崎直が掲げる「敵は運営である」をライバルであるはずのヨコヤ自身が体現してしまったのです。
こうして、ライアーゲーム運営は白旗を掲げ、これまでの負債者の負債を帳消しとするのでした。
そして、何故運営がライアーゲームを始めたのかについて語られます。
実はこのゲームはとある独裁国家への批判として発刊された小説を元にしているのですが、小説の最終巻だけがその国家によって発禁にされ作者も殺されてしまったのです。
そして、殺された作者のためにもゲームを実際に行いノンフィクション映画として発表しようとしたのが今回の結末なのでした。
すべてを理解した秋山たちでしたが、今回のライアーゲームの動画ネットで公開した瞬間、動画は削除されてしまい本作は完結いたします。
ドラマ:シーズン1(ラスト)のネタバレを含むストーリーをご紹介
ライアーゲーム第3回戦「密入国ゲーム」も最終段階へとやってきました。
秋山と直が率いる火の国チームはヨコヤたち水の国チームを出し抜き、秋山たちは勝利へと一歩近づくのですが、そこで直の悪い癖が出ました。
ヨコヤたちを救うべく、今回の戦いを引き分けに持っていこうとしたのです。
秋山に黙ってヨコヤに接触した直は謝罪すれば引き分けで許すとしてヨコヤに条件を出したのでした。
それを逆手にとったヨコヤは直を使って今度は秋山たちを出し抜きます。
このようにもう一度水の国は有利になったかと思われましたが、なんと秋山にはまだ秘策が残っていました。
密入国ゲームで利用するキャッシュカードは使えなくなると運営から即再発行してもらうことができます。
そのため、わざと使えなくしたキャッシュカードをヨコヤに渡してお金を銀行から出せなくしたのでした。
こうして、勝利した秋山たちはつかの間の平穏の日々に戻りますが、運営からは次のライアーゲームへの招待状が届くのでした。
ドラマ:シーズン2(ラスト)のネタバレを含むストーリーをご紹介
セミファイナルステージ「ゴールドラッシュゲーム」では秋山率いる光の国と葛城率いる炎の国とで白熱した頭脳戦を繰り広げていました。
秋山は葛城の恐怖による支配を逆手にとって秘密裏に葛城チームの大塚と川合を仲間に引き入れることに成功し、光の国の圧倒的勝利かと思いきや、葛城は自分のチーム内に裏切り者がいることに気づき、阻止に動き見事2人の裏切り者を見つけるのでした。
あわや秋山の負けと思いきや、実は葛城が裏切りに気づく前には既に3人の裏切り者が炎の国にはおり、捕まった2人はわざと見つかったフリをしていただけなのでした。
ゴールドは既に残りの1人によって運ばれており、秋山の勝利は確定します。
こうして、セミファイルなるステージを勝利に終わった秋山たち。
直は負債を完済することができ、ライアーゲームからドロップアウトしました。
しかし、ライアーゲーム運営の巧みな話術にそそのかされ秋山を助けるために直は決勝戦へ進むことを決意するのでした。
劇場版:ファイナルステージ(結末)のネタバレを含むストーリーをご紹介
ドラマ版のラストでライアーゲームからドロップアウトできた直でしたが、ライアーゲーム運営に騙され秋山を助けるためにファイナルステージへと参加することになるのでした。
こうして、参加することとなったファイナルステージでは「エデンの園ゲーム」と呼ばれるゲームを行います。
このゲームでは赤、金、銀のリンゴを投票し、その数に応じてペナルティや賞金を得られるというものでした。
すべてのプレイヤーが赤リンゴに投票すると全員が賞金を得られると言うことで直が全員赤リンゴに入れるように諭しますが一人だけ金リンゴに投票すると赤リンゴよりも大きな賞金が得られると言うことで当然のごとく裏切り者が出ました。
裏切り者を探すために秋山はいろんな仕掛けを使ってあぶり出しを行いついに裏切り者に重いペナルティを課すことに成功しますが、最終勝負の前に直が裏切り者の収支をプラマイゼロにするために裏切り者を勝たせようとしますが、最終的に全員が赤リンゴに投票することで全員が賞金を得てゲーム終わりました。
無事ライアーゲームから抜けられた直でしたが、家に帰宅すると運営からの黒い手紙が着ていることに気づきます。
まだゲームは続くのかと思いきやその手紙は以前貸した1000円が返ってきただけなのでした。
ネタバレ①ディーラーの正体は?をご紹介
ライアーゲームに登場するディーラーたちの正体ですが、実は参加者それぞれと深く関わりあいのある人物でした。
例えば、最初のゲームから登場するレロニラは秋山の恩師で大学教授の丘部教授で秋山が犯罪に手を染めてしまった事を心配し、運営側として参加したようです。
また、入札ポーカーでB会場をしていたラブレーはヨコヤの父親だそうです。
そして、ディーラーを束ねるアーチアはなんと直の父親でした。
ネタバレ②ファイナルステージはどこで行われたのですか?をご紹介
ライアーゲームのファイナルステージですが、原作ではバブル時代に建てられ廃墟となった高級ホテルで行われました。
なお、実写映画では台湾にある無人島がロケ地として選ばれたそうです。
ネタバレ③仮面の正体は?をご紹介
仮面の正体ですが、ディーラーの中でも最初に行われたライアーゲームの参加者が仮面をかぶっているそうです。
秋山の恩師であるレロニラもヨコヤの父親であるラブレーもかつてはライアーゲームに参加していたようです。
ネタバレ④事務局の正体は?をご紹介
ライアーゲーム事務局の正体ですが、その実はかつて18年前に行われたライアーゲームの参加者たちが運営しているようです。
その目的はライアーゲームを行うきっかけとなった小説の結末を、実際にライアーゲームを行うことで導き出そうというものでした。
元々、とある独裁国家で小説は発売されたのですが、上中下のうち、下巻が発行直前で禁止され作者も亡くなってしまう事態となりました。
そのため、この小説の結末には独裁者の都合に悪いことがあるのではないかとされ、18年前にこの内容を公表するために実際にライアーゲームを行い、その内容を録画し結末を世の中に公開しようとしました。
しかし、18年前のライアーゲームではプロデューサーが不審死し、撮影監督の下にも50億シンガポールドルと共に脅迫文が送られたことで公表は中止となったそうです。
そして、今回再びライアーゲームを行ったのは自身の死期に気づいた監督が再び公表に踏み切ろうとしたためです。
なお、最終回で秋山たちのライアーゲームの様子をインターネットに公表しようとしたところ、公開してすぐに削除されてしまいました。
ライアーゲーム :完結?最終回(漫画・ドラマ・劇場版)・結末のファンの感想・考察をご紹介

スッキリするような心理戦、頭脳戦が魅力的な本作ですが、原作である漫画版はやはり結末の印象がすごく悪いですね。
決勝戦である「四国志ゲーム」もあまり面白いとも言えず、最後には勝負が決まらず運営側の負けという残念な決着となってしまいました。
これまでライバル役であったヨコヤが最後に共闘するというのは魅力的でしたがこれまでの悪役っぷりを考えるともっと清々しい感じで秋山に負けてほしかったです。
そして、ライアーゲーム運営の真実が語られましたがそれもあまりしっくりくるものでもなく、最終的に「「闇」は俺たちの想像よりもはるかに深いってわけだ」という残念な終わり方になってしまって印象は最悪でした。
しかし、最終局面までの各種ゲームは非常に面白くまた、局限化に合っても人間の善を信じる直の素直さがとてもよかったです。
また、実写版に関してもゲームの内容はドラマオリジナルのものはいまいちでしたが登場するキャラクターは魅力的で特にドラマ版でのフクナガは原作とは設定は違えど、また別の良さを出しているとても印象的なキャラでした。
劇場版もゲーム内容はいまいちでしたがクオリティは高く、漫画原作でありながらも実写に成功した作品の一つではないかと思います。