この記事では、ニセコイ：完結？最終回、ネタバレを含む最後のラストシーンの結末！｜ファンが徹底考察！？をご紹介しております。
「ニセコイ」ですが、２０２４年７月現在、既に完結しております。週刊少年ジャンプで２０１１年１１月に連載が開始され２０１６年8月に完結しております。
ニセコイとは
『ニセコイ』は古味直志先生によるラブコメディ漫画です。『週刊少年ジャンプ』で2011年から2016年まで連載され、5年間にわたって人気を博しました。
主人公は男子高校生の一条楽（いちじょうらく）で、物語は主に高校を舞台に展開されます。楽は幼い頃に出会った少女との「錠と鍵」の約束を持ち続けており、その約束が物語の中心となります。
物語は楽と転校生の桐崎千棘（きりさきちとげ）との偽の恋人生活から始まります。千棘と楽の間にはさまざまなトラブルや誤解が生まれ、笑いや感動を生み出します。
やがて、楽は千棘が「約束の女の子」かもしれないと感じるようになりますが、クラスメートの小野寺小咲（おのでらこさき）もまた「鍵」を持っています。
さらに、楽の幼なじみである橘万里花（たちばなまりか）や奏倉羽（かなでくらはね）も物語に加わり、複雑な人間関係が描かれます。
『ニセコイ』は各話が基本的に完結型でありながら、複数回にわたるエピソードも存在します。特に進級や新キャラクターの登場など、物語の進行に合わせてキャラクターの成長や変化が見られます。これにより、読者は長期にわたって作品に引き込まれる魅力を感じられます。
メディアミックス展開も多岐にわたり、小説化やアニメ化、ゲーム化などが行われました。2014年から2015年にかけてテレビアニメが放送され、さらなる人気を獲得しました。また、2018年には実写映画も公開され、多くのファンを魅了しました。
『ニセコイ』は王道のラブコメディとして、多くの読者に愛されています。ベタでありながらも、丁寧に描かれたキャラクターやストーリーが魅力です。連載終了後も多くのファンに支持され続け、コミックス累計発行部数は1200万部を突破しています。
『ニセコイ』は、恋愛や友情、成長を描いた作品として、今もなお多くの人々に愛される名作です。
ニセコイ ：完結しているか？をご紹介
「ニセコイ」ですが、２０２４年７月現在、既に完結しております。週刊少年ジャンプで２０１１年１１月に連載が開始され２０１６年8月に完結しております。
スピンオフ作品として「マジカルパティシエ小咲ちゃん!!」もありましたが、本編の完結と同じ２０１６年には完結しております。
ニセコイ：最終回がひどい？理由は？をご紹介
理由は諸々ありますが、主人公である一条楽が最終的に選んだのが千棘であったことが一番の原因ですね。
千棘の性格は粗暴で暴力だったり、暴言だったりで、読者からの人気も少ないキャラクターでした。そんな千棘が最終的に選ばれたということもあって、読者からは批判が続出したそうです。
また、千棘が楽を好きになる描写は丁寧にされていましたが、楽が千棘を好きになる描写があまりなく、読者にはどうして楽が千棘を好きになったのかあまり理解されなかったようです。
そして、もう一つの原因として読者に一番人気があり、楽が昔から片思い（両想い）していた小咲の扱いが非常に悪かったことも最終回が酷いと言われる所以の一つです。
ずっと両想いだったのに最終的に楽からフラれた小咲でしたが最終回のその後のオマケではなんと小咲の子供が登場します。一番人気のあったキャラだけにその後結婚していたという事実はとても衝撃的でしたが、それ以上に小咲と結婚したのが作品内では一切登場していない謎の人物（弥柳）であるということが批判をさらに加速させました。
ニセコイ：三期や完結編がアニメ化しそうにない理由？をご紹介
「ニセコイ」のアニメですが続編の制作は絶望的だと思います。
理由としてはいくつかありますが、一番はアニメ自体の人気があまりなかったことですね。制作会社はまどマギで有名なシャフトでしたが、シャフト独特の演出とニセコイのラブコメの雰囲気があまりかみ合わず、円盤（DVDやBD）の売り上げもあまり振るいませんでした。
また、原作の人気も作品後半ではとても悪くなっており、特にまだアニメになっていない万里花奪還の話や終盤の展開の人気が悪くアニメ化しても売り上げが見込めないと思われます。そのため、アニメの続編制作は絶望的だと思います。
また、制作会社を変えて第1話からリメイクという可能性もありますが、往年の名作と比べてもニセコイの人気は限定的でリメイクされる可能性も今後ないと思われます。
ニセコイ ：完結？ネタバレを含むあらすじ・見どころをご紹介
１０年前、「ザクシャインラブ」という言葉と共にとある少女と再会したら結婚する約束した一条楽はその少女と再会するために少女からもらった錠が付いたペンダントを肌身離さず持っていました。
そんな折、ヤクザの組長である親の言いつけによりマフィアの娘である桐崎千棘と両組織の抗争を止めるためにニセモノの恋人となってしまいます。
性格も趣味も真反対で互いに嫌いあう二人でしたが、楽が結婚を約束した少女が千棘ではないかと疑念を持つようになったりしていきます。
また楽が片思いをしている少女、小野寺小咲にもその疑いが出てきて、さらには楽の許嫁を名乗る橘万里花も登場し、楽を取り巻く恋愛模様が複雑に絡み合っていきます。
ニセコイの一番の魅力は複数のヒロインが登場し、誰が楽と約束を交わした少女なのかわからないと言ったところが一番魅力的ですね。楽たちが忘れた過去に一体何があったのか、そして、楽と約束した少女は一体誰なのか。
そう言った謎をラブコメしながら解いていくのがとても面白い作品です。
また、基本的に1話完結で話が進むため、話のテンポがとても良く、日常ドタバタコメディとしてとても完成度が高いです。
ニセコイ ：完結？最終巻（漫画）のネタバレを含むストーリーをご紹介
前巻で楽たちが約束をしたきっかけとなった絵本の作者と出会った千棘は１０年前の真実を知るために天狗高原へ向かいます。いなくなった千棘を探していた楽や小咲たちもまた千棘を追いかけるために始まりの地である天狗高原へと向かいます。
こうして、天狗高原へとやってきた千棘は過去自分たちが遊んでいた場所でようやく１０年前何が起きたのかを思い出します。
１０年前、楽が選んだのは千棘ではなく小咲でした。楽と１０年前あの約束をしたのは小咲だったのです。真実を知った千棘は楽から身を引こうと考えますが、最初から過去を覚えていた万里花に諭され、楽ともう一度出会うことを決意します。
一方、小咲は過去をすべて思い出し、自分が約束をした少女であるということに気づくも楽との会話で、楽が今好きなのは自分じゃないことを知り、告白をしますがしかし、楽はもう千棘が好きということを心に決めていたため断り、千棘の下へと向かいます。
そして、千棘を見つけた楽と千棘は互いに告白しあい晴れて両想いとなるのでした。こうして、ニセコイは終わりを迎えます。
ニセコイ ：完結？最終回（アニメ：第1期）のネタバレを含むストーリーをご紹介
アニメ第１期では原作マンガの６巻ほどまでが映像化されました。
ヤクザの息子である一条楽は１０年前に再会したら結婚すると約束した少女をさがしていました。そんな中、マフィアの娘である桐崎千棘と出会い、両親の言いつけによりニセモノの恋人を演じることになります。
二人は嫌々ながらも恋人のフリを始めますが、主人公が片思いをしている小野寺小咲が実は１０年前の約束の少女ではないかという話が浮上してきたり、千棘にも約束の少女が持つ鍵を持っていたりと二人が取り巻く恋愛模様が複雑に絡まっていきます。
さらには楽の許嫁を自称する橘万里花が登場する等、さらにカオスな状況へと変わっていきます。
そんな最中に始まった文化祭で小咲と楽はロミオとジュリエットの主役に選ばれますが本番直前で小咲がケガをしてしまい、急遽千棘が代理を務めることになります。
演劇は最終的にトラブル続きで終わりますが、ニセモノの恋人であるはずなのに千棘は楽への恋心に気づいてしまいます。
ニセコイ ：完結？最終回（アニメ：第2期）のネタバレを含むストーリーをご紹介
アニメ第２期では１期よりも駆け足気味で原作マンガの１２巻ほどまでが映像化されました。
アニメ第１期で自身の恋心に気づいた千棘ですが、楽とのニセモノの恋人生活に大きな差異はありませんでした。
新しいキャラクター、ポーラが登場したり、クリスマスのイベントで千棘の母親が登場したり、新学期には小咲の妹、小春が登場したりと千棘と楽のニセモノの恋人生活は山あり谷ありの中、順調に続いていきそのまま最終回を迎えてしまいます。
最終話では千棘と楽とのいつもどおりニセデートで幕を閉じます。
ニセコイ ：最終回、ネタバレ①一条楽は誰と付き合う？をご紹介
楽は最終的には千棘を選びます。元々は小咲のことがずっと好きで実は両想いでしたが、千棘と過ごすうちに想いが変わり、最終的には千棘と付き合うことになります。
ネット上では千棘を選んだ理由が作中ではわかりにくく雑であると話題になりましたが、ニセモノの恋人として過ごしているうちに楽の中でも千棘の存在が大きくなったのではないかと思われます。
対照的な二人ですが、作中でも徐々に仲良くなっていくところからかなりお似合いのカプルではないでしょうか。
ニセコイ ：最終回、ネタバレ②ニセコイのメインヒロインは誰ですか？をご紹介
これはかなり難しいお題ですがやはり、メインヒロインと言えば千棘ではないでしょうか。
タイトル名にもなっているとおり千棘はニセモノの恋人で、作中でも楽と同じく中心的に描かれています。
また、千棘が徐々に楽に恋をしていき最終的に付き合うという流れはまさにメインヒロインと言っても過言ではないでしょう。
おそらく、作者は「ニセコイ」を作り始めた当初から最終的に千棘と楽が結ばれる想定だったのではないでしょうか。
ニセコイ ：最終回、ネタバレ③ニセコイの幼馴染は誰？をご紹介
「ニセコイ」に登場する幼馴染は全部で４人です。メインヒロインである千棘と小咲、万里花と唯一の年上キャラである羽（ユイ）です。
４人は１０年前に天駒高原にある療養地で出会い、そして、作中の根幹であるあの絵本にあった約束をしております。４人のうち楽に選ばれた一人（小咲）だけが本物の鍵を持ち、その他の３人はニセモノの鍵を持ち再会を約束しました。
なお、このことは４人のうち、万里花と羽のみ最初から覚えていました。万里花は自分が負けヒロインであることを隠すために過去の秘密をずっと隠していたのです。
ニセコイ ：最終回、その後①小咲をご紹介
小咲ですが、作中のその後ではパティシエとして千棘と楽のウェディングケーキを製作している描写が描かれております。
最終話のこの描写ではパティシエになって千棘と楽の結婚を祝福している姿しかわかりませんでしたが、その後に続くオマケ漫画では作中に登場しない謎の男性と結婚し、子供がいることが明かされました。
このことはファンの間で「ヒロインが主人公とは別の男とくっつきあまつさえ子供もいるなんて」と大きな批判になりました。
私個人的には小咲がその後、幸せとなったことは喜ばしいのですが、結婚相手を知っているキャラクターにするなどもう少し配慮が必要だったのかもしれません。
ニセコイ ：最終回、その後②万里花をご紹介
万里花のその後ですが、最終回では万里花はどうやら新しい婿探しをしているようでした。高校を卒業後、どうなったのかは詳しく語られておりませんが病気のこともあり、花嫁修業を続けているのではないかと思われます。
本人は楽よりも素敵な人を探したいと言っておりますのでそのうち幸せをつかむのではないでしょうか。
また、万里花に関してはファンにとって少しうれしい事柄があります。最終回でお見合いの話が出てきますがその中になんと「千葉県在住のYさん」が名前だけ登場します。この方は実在する人物で万里花のファンです。
人気投票には一人で大量に投票し、万里花の順位を底上げしました。そんな大ファンが万里花とのお見合いを示唆されたことによりファンたちの間で大きな話題となりました。
なお、万里花とYさんの関係については小咲と違って公認されているためファンたちにも優しく受け止められました。
ニセコイ ：最終回、その後③鶫をご紹介
千棘の付き添いである鶫のその後ですが、千棘の下で専属モデルとして活躍しているそうです。義理の父親であるクロードに自身の性別を無事伝えられたこともあってか生傷の絶えないマフィアの仕事はもう辞めているようです。
鶫のその後については作中ではこれ以上語られておりませんので、特定の誰かと付き合っているという情報もありませんでした。
ニセコイ ：最終回、その後④春をご紹介
小咲の妹として途中参加の春ですが、その後では実家の跡を継ぎ和菓子屋の店長となっているようです。
春も鶫と同じく特定の誰かと付き合っていたり結婚していたりすることはなく、作中でも王子様が見つからないことを嘆いている描写がありました。ぜひ、春にも何かしら幸せになってほしいですね。
ニセコイ ：最終回、その後⑤羽をご紹介
約束の鍵を持つ４人のうちの一人である羽ですが、その後はあまり語られておりません。後継者のいなくなった中華マフィア叉焼会の首領として活躍しているようです。なお、相手は誰なのかは不明ですが、最終回のその後では妊娠した姿が描写されております。
ニセコイ ：最終回、その後⑤宮本るりをご紹介
小咲の友人で作中では小咲の恋をサポートする役として登場している、るりですが最終話少し前に楽の友人である舞子集に告白をし、その後でも二人の関係が続いていることが明かされます。
どうやら、彼女は学生の頃からの夢である翻訳家になったようです。まだ二人は結婚しておりませんが、視野には入れているようで、最終回では二人が仲良く暮らしているところが描写されています。
ニセコイ ：最終回、その後⑤千棘をご紹介
最後に楽と付き合うことになった千棘のその後ですが、楽がいる日本から離れアメリカへ飛び立った後、なんとファッションデザイナーになりました。鶫を専属モデルとして雇い、今では世界で活躍しているそうです。
楽との関係も良好でちょくちょく二人は会っていたようです。最終回では千棘と楽が約束の場所、天狗高原にて１０年前と同じように「ザクシャインラブ」と言って約束を果たすのでした。
ニセコイ ：完結？最終回（漫画・アニメ）・結末のファンの感想・考察をご紹介
「ニセコイ」はここ最近の少年マンガのラブコメの中でも王道中の王道的な作品です。いわゆるエロらしいエロもあまりなく、王道ラブコメディとして完成していると思います。しかし、それだけに話の引き延ばし感が大きく感じられ、途中からの話がとても蛇足に感じられました。
そのうえ、最後に千棘と付き合うことになったのがとても残念でした。無理やり長続きさせたのが悪かったのか、途中からの楽の描写が曖昧で特に終盤あたりで楽が千棘のことが好きになったというのがあまりしっくりきませんでした。
と色々、言いたいことはたくさんありますが、作品全般としてはとても完成度が高く、面白い作品です。千棘や小咲、万里花や春等、登場ヒロインはとても可愛く、話の内容も毎度気軽に読める内容でかなりおすすめできる作品です。
アニメの方も制作会社がシャフトということで演出が少し特殊ですが、OPやED等の楽曲もクオリティも高くこちらもおすすめできる作品だと思います。
