この記事では、ドラゴンボール :名言・名セリフ・名場面・名シーンまとめ│ファンが徹底解説!をご紹介しております。
ドラゴンボールは、世代を超えて愛される名作です。今回は、ファンとしての私、たかねぎが、心に残る名言や名シーンを徹底解説します。この記事を通じて、ドラゴンボールの魅力を再発見していただければ幸いです。
ドラゴンボールとは
「ドラゴンボール」とは、鳥山明先生によって創られた、日本の漫画の傑作です。1984年から1995年にかけて『週刊少年ジャンプ』で連載され、略称は「DB」と親しまれています。
この物語は、孫悟空を中心に、冒険や夢、バトル、友情などを描いています。世界中に散らばった七つの球、「ドラゴンボール」を集めると、どんな願いも叶うという設定が特徴です。
アニメ版の『ドラゴンボール』、『ドラゴンボールZ』は1986年から1996年までフジテレビ系列で放送され、平均視聴率20%以上を記録しました。また、80か国以上で放送されるなど、世界中で絶大な人気を誇る作品となりました。
連載終了後も、テレビアニメや映画、ゲームなど様々なメディアで展開されています。特に映画『ドラゴンボール超 ブロリー』は、全世界で135億円の興行収入を記録し、各国で大ヒットしました。
さらに、『週刊少年ジャンプ』の部数は、本作の連載終了後に急激に減少しましたが、これもまた、作品の影響力の大きさを物語っています。
単行本の発行部数は、完全版を含め国内で1億6000万部以上、全世界で2億6000万部を記録しています。ゲーム分野でも、シリーズ累計販売本数は全世界で5000万本を超え、『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』は5000億円の収益を上げています。
この漫画・アニメシリーズやゲーム作品を含めた総売上は、2019年時点で230億ドル(約2兆5000億円)に達し、その人気と影響力は計り知れないものがあります。
ドラゴンボール:あらすじ
ドラゴンボールの物語は、山奥で生活する尻尾のある少年、孫悟空の出会いから始まります。彼は西の都からやってきた少女ブルマと出会い、共に神龍を呼び出すドラゴンボールを探す旅に出ます。旅の途中で多くの仲間たちと出会い、ピラフ一味の野望を阻止します。
悟空は次に、亀仙人の下で武術を学び、親友となるクリリンと共に厳しい修行に励みます。修行の成果を試すために天下一武道会に出場し、準優勝を果たします。その後、レッドリボン軍との戦いさらに強くなります。
ピッコロ大魔王編では、ピッコロ大魔王によって多くの武道家が殺されるという悲劇が起こります。悟空は仇を討つため、激しい戦いを経て勝利を収めます。また、神様との出会いを通じて、成長を遂げます。
サイヤ人編では、悟空の実兄ラディッツが地球に来襲します。悟空はピッコロと共闘し、命を投げ出してラディッツを倒します。その後、より強力なサイヤ人たちが地球に来襲しますが、悟空は仲間たちと共にこれを撃退します。
フリーザ編では、ナメック星でフリーザとの熾烈な戦いを繰り広げ、超サイヤ人に覚醒します。フリーザを倒した後、悟空はナメック星の爆発から辛くも生還します。
人造人間・セル編では、未来から来たトランクスの警告を受け、悟空たちは人造人間たちとの戦いに挑みます。セルとの戦いでは、悟飯が超サイヤ人2に覚醒し、セルを倒します。
魔人ブウ編では、悟空は1日だけ現世に戻り、天下一武道会に出場します。魔人ブウとの戦いでは、悟空とベジータが協力し、最終的にブウを倒します。その後、悟空はウーブとの修行の旅に出ることで物語は幕を閉じます。
ドラゴンボール :名言・名セリフ、心に響いた名言3選をご紹介
ピッコロ
「もう神でもピッコロでもない……本当の名もわすれてしまったナメック星人だ」
こちらは人造人間との闘いに向かう際につぶやいたピッコロの一言です。ドラゴンボールといえば基本的に戦闘狂の集まりだと皆様思っているところではありますが、その中で唯一と言って良いほど「心」を主軸をした話の展開を行っている人物がピッコロです。神様と合体を果たそうが力を誇示する事はなく、ただ未来を守るための剣となり盾となる事を決意した名言です。
ピッコロ
「力はオレたちにかなわんかもしれんがやはりおまえの父は誇り高い世界チャンピオンだ……」
魔人ブウ編において、悟空サイドはどうやってブウを倒そうか画策している中で、ミスターサタンは友人になる事で解決しようとしていました。サタンの偉大さをビーデルに呟くピッコロの言葉を名言としています。ドラゴンボールでは力で相手をねじ伏せる展開が多い中でミスターサタンの行動は戦闘力を保持しない地球人の希望の星である事は間違いないです。
ピッコロ
「地球を…なめるなよ……!!」
この言葉自体には地球人はお前らなんかに負けないといった決意を強く感じますが、ピッコロの本質を考えるとやはり侵略なんか野暮な事やめて地球で一緒に暮らさないかといった同調の意思も感じます。その結果ベジータが地球サイドに寝返っているので、ピッコロの熱い思いはベジータに届いたのでしょう。
ドラゴンボール :名言・名セリフ、元気が出る名言3選をご紹介
ミスターサタン
「トリックだな…」
セルゲーム開始時に悟空達は舞空術で飛んでくるのですが、その時にミスターサタンが放つセリフです。気功波もトリックで片づけてしまうし、ミスターサタンがそういうならそうだろうと考えてしまう地球人。ミスターサタンの信頼の厚さも伺える良いセリフだと思います。
ミスターサタン
「セル!!!このこなごなにくだけちった瓦をみるがいい!!!」
完全体セルを前にお得意の瓦割りを見せるミスターサタン。今回は15枚中14枚成功です。やはりこのあたりから本当にスカウターの数値でしか語れなくなるドラゴンボールZにおいて、清涼剤として機能するミスターサタンのおかげで継続して読めた読者も多いのではないでしょうか。
ミスターサタン
「き きさまらいいかげんにしろーっ!!!さっさと協力しないかーっ!!!このミスター・サタンさまのたのみもきけんというのかーっ!!!」
やはりミスターサタン最大の功績といえばこれでしょう。覚醒ブウを倒すために元気玉を集める悟空とベジータでしたが、なかなか集まらずしびれを切らしたミスターサタンが言ったセリフです。この瞬間のサタンはとてもかっこよく、やはり力以外でも必要なものが沢山あると感じた名言です。
ドラゴンボール :名言・名セリフ、人生が変わった名言3選をご紹介
ベジータ
「がんばれカカロット…おまえがナンバー1だ!!」
覚醒ブウを前に勝てるのは悟空だけだと相手の力を認めるベジータのセリフです。今までプライドだけで生きてきたサイヤ人であるベジータですが、味方の力を認める場面は恐らくこれが初めてです。ベジータの印象を大きく変えると同時に、読んでる読者自身の心境も大きく変わるセリフと感じています。
ベジータ
「おいお前 ブルマに変なことするなよ」
ドラゴンボール超で新しく挿入された話でベジータが宇宙パトロールジャコに放つセリフです。これ以上にデレデレなベジータを見れることがそうそう無く、ベジータが愛妻家である事が伺える素晴らしい名言です。人生で一度は言ってみたいセリフですね。
悟空
「バイバイみんな」
悟空が決死の覚悟でセルに挑むシーンでのセリフです。流石にこのセリフを入れないと多方面からお叱りの言葉が出てしまうでしょう。今まで悟空が無双していた戦闘ですが、最後の最後で親子かめはめ波につなぐ伏線となりますが、身を粉にして地球の未来、子供たちの未来を思う悟空の気持ちは、しっかりと全世界の人々に刺さっていると感じています。
ドラゴンボール :名言・名セリフを紹介する動画をご紹介
少し古い動画になってしまいますが、名場面、名セリフをまとめた動画となっております。時系列順にまとめていただいているのでドラゴンボールを履修した事がない方にもオススメしやすいです。
DAN DAN 心魅かれてく、こちらの曲はそれこそドラゴンボールを見たことのない人でもドラゴンボールの曲として認知していただいている素晴らしい曲です。
改めて見直してみると感情を揺さぶるような強い言葉が多用されていて、それでいて不快に感じることのない演出を改めて感じとることができました。ただ戦闘をしているだけでなく、その中心にあるものは正に友情・努力・勝利の三要素であり、悟空が一人で頑張っているだけの漫画であればこれほど盛り上がる事はなかったでしょう。
この機会に改めてサブスクリプションでドラゴンボール超を再履修していきたいと感じています。
ドラゴンボール :名言・名セリフを聞いたファンの感想・考察をご紹介
ドラゴンボールの名言はそのどれもがストレートで感情的で受け取りやすい表現のものが多いです。今回紹介する記事を書かせていただいていますが、正直な話をすると解説する必要のないほどそのどれもが分かりやすい台詞です。現代ジャンプ漫画の基礎を築いた鳥山明先生が如何に偉大かを改めて感じとることができます。
ドラゴンボール最大の魅力はそれぞれのキャラクターが確実に生きている部分にあります。年数が経てば結婚もするし子供も出来る。子世代が活躍する事で父、母も新たな力を発揮する事が出来る。そうした家族、仲間、努力が必ず裏切らない世界観であり、それを守りきったからこそ万人が満足する作品となっているのでしょう。
鳥山明先生の作品はもう私たちは見ることは叶わないですが、もう既に皆様の心の中に鳥山明先生が住んでるといっても過言ではありません。愚直に、まっすぐな気持ちで相手を敬愛する心を持つことで、私たちも悟空のようなパリっとした性格を目指していきましょう。