この記事では、あたしンち :完結?最終回、ネタバレを含む最後のラストシーンの結末!|ファンが徹底考察!?をご紹介しております。
家族の日常を描いた「あたしンち」は、多くのファンに愛され続けてきました。その最終回がどのような結末を迎えるのか、ファンなら誰もが気になるところです。原作は既に完結しており、そのラストシーンについて徹底考察してみました。
あたしンちとは
『あたしンち』は、けらえいこ原作の人気漫画で、テレビアニメ化もされた作品です。1994年に読売新聞日曜版で連載が始まり、その後、メディアファクトリーから単行本が出版されました。
この作品は、日常生活の中で起こるさまざまな出来事を描いており、多くの読者から愛されています。主な登場人物は、大雑把な母、無口な父、ドジな高校生のみかん、そして理論派の中学生ユズヒコです。
彼らの家族関係や人間関係がユーモラスに描かれています。アニメは西東京市田無を舞台にしており、地元の風景が忠実に再現されています。また、原作単行本は中国語や朝鮮語にも翻訳され、テレビアニメはアジア各国で放送されています。
作品の魅力は、日常の小さな出来事を通じて家族の絆や人間関係の大切さを伝えている点にあります。さらに、2015年には『新あたしンち』としてアニメが放送され、新たなファンを獲得しました。『あたしンち』は、幅広い世代に支持される作品として、今なお多くの人々に親しまれています。
あたしンち :完結しているか?をご紹介
あたしンちは完結しています。
1994年6月5日より読売新聞日曜版で連載を開始。
1995年にはメディアファクトリーにてコミック化がされて全21巻を発売しています。
2002年にはアニメ化、翌年の2003年にはアニメ映画化がされていて、その人気っぷりが窺えますね。
2012年3月11日に読売新聞日曜版での連載が終了し、17年の歴史を幕を下ろしました。その後連載誌をAERAに変更して2019年12月23日より連載再スタートをしています。
2015年10月からはアニメ2期・新あたしンちを放送。
アニメ1期は全330話と超大作でしたが、アニメ2期は全26話と短めです。
基本的にアニメは原作に沿った内容となっていますが、23コマを1話にするとなると尺が余るため、アニメオリジナルのストーリーも組み込まれた構成となっていました。
あたしンち :最終回を知らない理由?をご紹介
「ドラえもん」「ちびまる子ちゃん」「サザエさん」「クレヨンしんちゃん」などと肩を張るレベルの日常アニメといえば「あたしンち」ですよね。
アニメ・あたしンちは金曜の19:00〜というゴールデンタイムでの放送ということもあり平均視聴率12.5%をマークしています。また漫画も1200万部を売り上げるなどその人気の高さが窺えます。しかしアニメの最終回を覚えているという人はあまりおられません。当の私も幼少期にオンエアを見ていましたが、最終回を見た記憶はありません。
その理由は2004年10月よりアニメの枠移動があり、全国放送からローカル放送へと切り替わったからです。
ローカル放送へと切り替わってからも視聴可能地域での人気は根強く、放送終了時には反対著名運動が起こったみたいですよ。
その後第2期となるアニメ・新あたしンちがアニマックスで放送開始、現在は公式YouTubeチャンネルにて第3期を配信しております。
あたしンち :完結?最終回までのネタバレを含むあらすじ・見どころをご紹介
あたしンちの魅力といえば個性の強いキャラたちですよね。
特にお母さんの個性は作中随一。まるで魚の背鰭のような髪型にタラコ唇。まん丸の目も顔の中心でくっ付いているという何とも言えない顔のバランスですよね。見た目だけでも特徴的ですが、性格も結構尖っています。
娘・みかんが「お弁当の中身が茶色ばっかりで嫌だ、カラフルにしてほしい」と相談すると、次の日のお弁当はミックスベジタルのみ。確かにカラフルではありますが、そういうことではないようなとツッコミを入れたくなりますよね。
またみかんがホットサンドの作り方を教えている時に「中身はなんでも大丈夫だよ」というと「鯖の味噌煮でも?」といい、「それだけはやめて」と止められていました。
ちょっと普通の人とは感性が違うお母さんではありますが、そんな家族だからこそ楽しいんでしょうね。
またお母さんだけでなく父も個性が強いです。
普段は無口であまりお母さんの言動にも反応を示さないお父さんですが、こだわりが強い一面を持っています。
あるお話ではお父さんが「男のこだわりカレー」を作ることに。スパイスや食材にこだわってカレーを完成させ、みんなにも好評でした。しかし大量に作りすぎたせいでカレーが何日にも渡って食卓に登場します。給食もカレーだったから飽きたと愚痴をこぼすユズヒコ。
お母さんはあることを閃きカレーの入った鍋に出汁を追加。お父さんは「男のこだわりカレーが!!」と絶叫していましたね。結果的にカレーうどんが完成。
カレーには変わりありませんが、懐かしい味付けにみんなの箸は止まりませんでした。お父さんも結局は無言で食べていましたね。
あたしンち :完結?最終巻(漫画)のネタバレを含むストーリーをご紹介
原作の最終話ではお母さんがマントをつけて空を飛びます。一般的な主婦と思われていたお母さんでしたが、その正体はスーパーマンで自由に空を飛ぶことができたのです。
空を飛んでスーパーで買い物を済ませ家に帰るお母さん。
街の人たちは驚いた様子で空を飛ぶ母の姿を眺めるのでした。父は着地した母に「いつから飛べたのか」と尋ねて物語は終わります。ちょっと不思議なお話ですよね。
いつもの日常的な「あたしンち」とは異なった非現実的な展開だったため、読者からは驚きの声が続出しました。
お母さんが飛んだのは原作者からの何らかのメッセージなのか。はたまたお母さんの夢オチなのか。本当に現実なのか。ファンの間では「空を飛ぶ=お母さんは亡くなったのでは」と様々な憶測が飛び交いました。
あたしンち :完結?最終回(アニメ:第1期)のネタバレを含むストーリーをご紹介
アニメ1期は全330回の放送となります。1回の放送で2話構成となっているので話数でいうと641話の方法となりました。1回の放送で前後編の話もあるので単純に660話にはなっていません。
特に話の繋がりがあるというわけではなく、登場人物の日常を描いた短編ストーリーという感じになっています。
個人的に好きだった回は216話の「カルメ焼き、膨らまない」です。
夜な夜なカルメ焼きを作っているお母さん。お母さんの母(みかんたちの祖母)がよく昔作ってくれたお菓子なんだそうです。お玉にザラメなどの材料を入れて加熱し、重曹をつけた棒で混ぜると膨らむというもの。お母さんは母の様子を思い出しながら作りますが中々上手く膨らみません。
ザラメの甘い匂いに誘われてキッチンにやってきたみかんとユズヒコも挑戦しますが、失敗に終わります。
そして冷静になったお母さんは母の霊らしきものを自らの中に呼び起こして再挑戦。するとカルメ焼きを見事成功させ、歓声が起こります。
日常的なお話ではあるのですが、当時カルメ焼きを知らなかった私からすると魅力的に見えて実際にカルメ焼きを作ろうとしたことを覚えています。実際は母に難しいから買った方がいいよと現実をつき連れられて作ってはいないのですが。それも踏まえてその回をよく覚えています。
みなさんの好きな回はありますか?
あたしンち :完結?最終回(アニメ:第2期)のネタバレを含むストーリーをご紹介
アニメ2期・新あたしンちは全26回の放送となっています。
1期が2部構成だったのに対して2期では3部構成となっており、全78話の放送となりました。
こちらも登場人物の日常を描いた短編ストーリーとなっており、どの話からでも楽しく見れるようになっています。
個人的に好きだった回はクレヨンしんちゃんとのコラボ回です。
枠移動による引き継ぎを兼ねてのコラボをしたことがあり、あたしンちの舞台にしんちゃんが登場したのです。
内容的には子ども新聞の記者として立花家を訪れたしんちゃんがインタビューをしていくというものです。
しんちゃんは「その着ぐるみ暑くないですか?」「背中のチャックを見てせもらえますか?」などと質問。
お母さんは「失礼ね!生身よ!」と怒っていました。
またこのコラボ回は2時間スペシャルということもあり、いつも以上に盛りたくさんな内容となっていました。
春日部駅にやってきたお母さん。しんちゃんと一緒に駅前でお尻をフリフリしているシーンが描かれていました。
また研究所でしんちゃんの父・ヒロシの靴下がなぜ臭いのかについて研究したり、母・みさえの小じわについても議論していました。
原作にはないアニメオリジナルストーリーではありますが、とても面白かったのを覚えています。
あたしンち :完結?最終回(アニメ:第3期)の放送が決定!をご紹介
アニメ3期はYouTubeでの公開となります。
2024年にあたしンちは30周年を迎え、そのお祝いとしてYouTubeに新作アニメを投稿することが決まりました。
公開時期など詳細は追って発表されるとのことです。
どんな内容になるのか、またキャスト等の変更はあるのかについても気になるところですね。
あたしンち :完結?ラスト(映画 あたしンち)のネタバレを含むストーリーをご紹介
あたしンちは実は映画化もされています。
普段通りに買い物に出かけたお母さん。家を出る時は曇りでしたが、買い物を終えてスーパーを出る頃には雷が鳴るほどの大荒れに。
仕方なくみかんに傘を持ってきてもらうようにお願いします。そして傘を持ったみかんとお母さんは歩道橋の上で鉢合わせますが、雨で地面が滑り2人は転んでぶつかってしまいます。目が覚めると2人の中身が入れ替わっていたのです!
次の日、元の姿に戻るために再び歩道橋の上でぶつかってみますが、うまくいきません。
仕方なく、お母さんがみかんに扮して学校へ、みかんは家で家事をすることに。
そんな時にみかんの学年は修学旅行に行くことになります。
みかんに扮したお母さんについて、みかんも修学旅行に同行します。そして修学旅行先で鳩と入れ替わってしまった田中さんという人に出会います。
みかんたちと同じ条件で入れ替わってしまったという田中さんの証言のもと元の体に戻るための手がかりを探し始めます。
条件としては雷と歩道橋の上での接触。同じ条件が揃う日を迎え、2人は検証を実行して見事に元の体に戻ることに成功したのです。
その後田中さんも元の体に戻ることに成功して一件落着したのでした。そして2人はまたいつもの日常に戻るのでした。
あたしンち :完結?最終回、ネタバレ①みかんと岩木くんのその後は?をご紹介
あたしンちは立花家を中心とした日常を描いた物語です。
基本的にギャグシーンが多い中で、唯一の恋愛模様を描いているのがみかんと岩木くんですよね。
立花家の長女であり、あたしンちの主人公である立花みかん。彼女が想いを寄せているのがクラスメイトの岩木くんです。
2人の出会いはみかんがバスに乗っている時にボールペンを落としてしまいます。それを拾ってくれたのが岩木くんでした。それ以来みかんは岩木くんにゾッコンなのです。
しかしみかんの想いは虚しく、岩木くんはみかんの気持ちには気づいていない様子です。
ちなみに親友であるしみちゃんには作中で岩木くんに恋をしていることを打ち明けています。
ファンとして気になるのは2人は付き合うのか?また結婚するの?というところですよね。
個人的には結婚以前に付き合うこともないかと思います。
原作では特に2人の進展については触れられていません。
また岩木くんは全くみかんの気持ちに気づいていないことからすると、みかんから告白しないと付き合うことはないでしょう。しかしみかんは恋に関しては奥手なところがあります。自分から告白するとは考えづらいです。
個人的には恋心は胸にしまったまま、友達として卒業を迎えたのではないのかなと思っています。
あたしンち :完結?最終回、ネタバレ②立花みかんのその後は?をご紹介
立花みかんは原作では高校1年生、アニメでは高校2年生として描かれています。
ファンとしては大学進学やその後のストーリーが気になるところですよね。
そもそもみかんの性格は社交的ではなく、不器用。
ぼーっとしていることが多く、授業で先生に当てられても
アタフタしてクラスの笑い者になることがあります。
また夏休みなどの計画を立てても、それに沿って動くことはありません。そんな性格のため、成績は良いとは言えません。授業中もぼーっとしていることが多いのでよくしみちゃんにノートを借りて写しています。
テストも一夜漬けのことが多いので点数は高くはありません。
そんな性格のため、受験して大学に進学するとは考えづらいですよね。推薦を使うとしてもみかんは遅刻常習犯。
普段の行いからして推薦をもらうのも厳しいのではないかと個人的には思っています。
そのため、みかんは大学に進学はせず就職するのではと考えます。
原作ではその後は描かれていないのであくまでも予想です。
みなさんはみかんのその後はどうなると思いますか?
あたしンち :完結?最終回、話題①母は最終回で死亡した?をご紹介
みなさんはあたしンちの最終回をご覧になったことはありますか?
これまでは日常の何気ないストーリーを展開していましたが、最終回では少し変わった展開となっていました。
そのせいでファンの間では「お母さん亡くなったの?」という考察が行き交っています。
最終回のストーリーというのが、お母さんがエプロンをマントにして飛び回るのです。
そんなお母さんの姿を見て長年連れ添ってきたお父さんも「お前飛べたのか」とこぼしています。
これまでは少しアニメ的な展開があったにしてもリアルからかけ離れた展開はありませんでした。
なのに最終回にして、アニメ的な突拍子もない展開にファンからは「お母さんが飛んだ=天に返った(亡くなった)」という推測が出回ったのです。
その後のインタビューで原作者さんは最終回のお母さん死亡説について完全に否定されています。
本人曰く「最終回の展開が思い浮かばなかった。最後なのでミュージカル調にしたかった」と語っています。
あたしンち :完結?最終回(アニメ・漫画・映画)・結末のファンの感想・考察をご紹介
原作もアニメも大人気のあたしンち。
そんなあたしンちを読んだ人の口コミをご紹介します。
「暗記するぐらい見た。」
「ほのぼのとした日常がほっこりするから好き。」
「小さい頃にみたアニメなのに内容を鮮明に覚えている。」
「今だに曲を口ずさんでしまう。」
などの長寿作品ならではのコメントが多くありました。
あたしンちの曲といえばお母さんが歌う「情熱の赤いバラ〜」というフレーズが有名ですよね。
またアニメの主題歌「さらば」も有名ですよね。
基本的には好評な意見が多いですが、中には
「たまにみかんの行動にイラッとする」
「お母さんの叫び声が怖い」
などの意見もありました。
個人的には何も考えずにぼーっと見れる、そしてたまにクスッと笑えるアニメとして大好きです。