この記事では、アカギ :完結?最終回、ネタバレを含む最後のラストシーンの結末!|ファンが徹底考察!?をご紹介しております。
鷲頭麻雀編が7巻から35巻まで(一夜の出来事)。36巻既刊でやっと完結しました。
アカギ とは
『アカギ 〜闇に降り立った天才〜』は、福本伸行先生による日本の麻雀漫画です。『近代麻雀』で1992年4月号から2018年3月号まで連載されました。
この作品は、『天 天和通りの快男児』からのスピンオフであり、主人公は“伝説の雀士”赤木しげるです。赤木しげるの若い頃の伝説を描く物語で、心理描写が特徴です。
『アカギ』は、福本作品の中で最長連載記録を持ち、単行本数では『賭博黙示録カイジ』シリーズを上回ります。コミックスの累計発行部数は2017年2月時点で1200万部を超えています。
物語は、時に遅々として進まないこともありますが、詳細な心理描写が魅力です。福本伸行は、テレビアニメ版のガイドブックで「短くしたい」と語っていたものの、鷲巣麻雀編では20年近くを費やしました。
鷲巣麻雀編は、作品内では半荘6回の勝負ですが、決着には20年を要しました。2013年に決定的な局面を迎えましたが、舞台が地獄に移り、鬼退治編が1年間続きました。その後、鷲巣が目覚め、再び麻雀が再開されました。最終的に鷲巣麻雀編は2017年4月に決着しました。
福本伸行は、鷲巣戦の後も物語を続ける意向を示していました。2017年2月に、残り11回が最終章であると発表され、2018年2月に完結しました。完全終了ではなく、編集部は不定期に連載の続きを発表する予定です。2019年には続編となる『闇麻のマミヤ』が連載されました。
『アカギ』は、心理描写と詳細なストーリー展開で、多くの読者を魅了しました。長期連載にもかかわらず、福本伸行の独自の視点とアイデアが評価されています。
アカギ :完結しているか?をご紹介
鷲頭麻雀編が7巻から35巻まで(一夜の出来事)。36巻既刊でやっと完結しました。
アカギと言えば麻雀漫画の金字塔であり、カイジで有名な福本信行先生の描くギャンブル漫画であり、有名なセリフは「その時、矢木に電流走る」の部分でしょうか。
何より鷲頭麻雀がいつ終わるのかで何年やってるのか、実世界は一夜の出来事でしょうと様々なツッコミはあったもののやっと鷲頭麻雀が終わり、完結を迎えたレジェンド的な人気を誇る漫画と言えます。
スピンオフの「鷲頭」や、そもそもこの漫画自体が「天」の前日譚に当る漫画です。天才的な麻雀センスを持つアカギがどのようにその才覚を発揮していったのか、命と金のやり取りがどういう緊張感を生み出すのか、福本先生の深いようで浅いようなそれでも深いギャンブル中の人間の心理を見事に描き切った大作と言える作品です。
鷲頭麻雀編が7巻から35巻まで(一夜の出来事)。36巻既刊でやっと完結しました。正直な話、本当に終わってよかったです。完結を待っていた読者の方には是非ご一読いただきたいです。
アカギ:アニメ化は何巻まで?をご紹介
アニメ自体は13巻までの部分でアニメ化している流れです。ですが前段の部分で記載していますので、簡単にアニメの部分で説明していきます。
第一にアカギは鷲頭に勝ちます。それがどれほどの死闘だったのかを描く部分が原作7巻から35巻までの部分です。あまりにも長い話になりますし、途中で鷲頭が閻魔大王様と対決する場面などの謎の描写が多数あるのでこの部分はアニメ化する必要は無いと個人的には感じています。
第二にラストまで鷲頭麻雀引っ張りますという部分です。上記にも前段にも記載しましたが、鷲頭麻雀長すぎ問題がエグいです。
なのでアニメ化した部分だけで解説すると、鷲頭麻雀と言われる章は7巻から35巻までの超大編となっており、ルールはツモ、対面ロンで点数に応じて血液を絞られるといった内容です。13巻は正にアカギが後戻りはしないといった宣言を行った巻で、抜き取った血液を全て破棄します。これにより鷲頭が目を覚まし、これはギャンブルではなく殺し合いだと感じたところまででアニメは終了します。
俺たちの戦いはこれからだ!エンドとはなりますが、切り際としてはとってもスマートだと感じています。前提としてアカギ勝つという部分なので、これを前提条件で知っているか知らないかでアニメの続きが気になる方も多いと思いますが、あまり気にしないで見ていただいて良い作品だと感じています。
アカギ :完結?ネタバレを含むあらすじ・見どころをご紹介
アカギは珍しく福本先生の漫画で完結している作品「天」に出てくる初老の白髪の老人であり、地獄のようなプレイングで他者を惑わす悪魔として登場する化け物のような麻雀プレイヤー」です。
そんなアカギはどこから生まれたのかを深堀りした作品が「アカギ」として登場しています。一応簡単に説明すると異世界転生した化け物麻雀プレイヤーが各賭場を荒らす話です。劇的に簡単にしましたが、その方法がエゲつないのがアカギ流といったところでしょうか。
皆さん語るとしたら恐らくVS浦部でしょう。絶対に出るはずの無い西単騎待ちがアカギの手にかかれば赤子の手をひねるように出てくる。しかも初対面の対面から確実に放銃させるように、ギミックを組んで出させるという行為ですが、その理論が滅茶苦茶でありギャンブラーの発想すぎるという部分でアカギに惹かれた方は多いのではないでしょうか。
是非原作orアニメを鑑賞いただき、アカギとそれを生んだ福本先生がやばすぎるという部分をご堪能いただきたいです。
アカギ :完結?最終巻(漫画)のネタバレを含むストーリーをご紹介
ネタバレも何も「天」で初老のアカギが出る時点でアカギが生き残る事は明白ではありますが、それを差し引いてもこの漫画は劇的に面白い麻雀漫画です。
今回は矢木編に注目していきたいですが、とりあえず不良同士のチキンランの生き残りで警察から逃亡中にたどり着いた雀荘で打った事のない麻雀を代打ちで始めます、どうも13歳の中学生ですといった設定は脱帽です。
TRPGで引っ張りだこの設定ではないでしょうか。シリアルキラーならぬ、この少年アカギはシリアルギャンブラーとしてこれから世に名を馳せていく事となります。しかもチキンランの流れは本人曰く理にかなっていて、ブレーキをかけなければどちらも崖に突っ込む、ブレーキをかけた方は岩肌に顔面を強打する為、こちらは回避する為アクセルを全開にするといったとんでも理論で不良たちを巻いてきたようです。
このころから才覚を発揮していたアカギは流石にかっこいいし、福本作品の中でも群を抜く化け物だと認知された、滅茶苦茶にかっこいいオープニングテキストだと思います。
アカギ :完結?最終回(アニメ)のネタバレを含むストーリーをご紹介
アニメに関しては製作はMADHOUSE、アカギの声優は荻原聖人さんで作成されています。荻原聖人さんといえばカイジの声優としても有名ですが、カイジとアカギでは天と地ほどの性格の差があります。
この二人をしっかり演じ分けてくださり、アカギはイメージ通りのエグいカッコいい、それでいて儚げな声で演じてくださっています。製作のMADHOUSEは所謂大手と呼ばれるアニメスタジオで、福本作品のアニメ化はすべてMADHOUSE、最近は葬送のフリーレン、ワンパンマン、オーバーロードなど見覚えのあるアニメは意外にMADHOUSE製作が多いです。
アニメ好きな皆様には製作会社でアニメを追っていくのもとても良いでしょう。余談ですがMADHOUSE製作のONE OUTS!というアニメは甲斐谷忍(LIAR GAMEの作者)さん原作のアニメですが、なぜか主人公は荻原聖人さんが演じているし、どこからともなくざわざわ聞こえてきそうなアニメに仕上がってます。
見た瞬間に筆者は笑いが止まりませんでしたが、これは恐らくMADHOUSEの悪ふざけでしょう。
さてアニメの内容ですが、一応最終回までに鷲頭との決着はつかず俺たちの戦いはこれからだエンドとなります。ですがご存じの通り鷲頭には勝つという前提条件の下戦っていること、そこまでの戦いの内容は熱い内容となっていますので確りお楽しみいただける内容となっております。
アカギ :最終回、ネタバレ①鷲巣の結末をご紹介
結論から言えば鷲巣には勝ちます。で切り上げてしまってもよい内容ですが、正直勝つことは分かってる上で途中途中で何が起きていたか、最後の顛末だけでも記載していきましょう。
とにかく南4局に入ってからがとんでもなく長く、鷲巣の頭の中の様子が非常に多く、なんだかぐにゃぐにゃしたコマが多いというのが個人的な印象です。途中死にかけてエンマ大王様に会いに行くし、東引けたら勝ちで引いたけどこのままだとアカギが死ぬ事に対して絶望するし、飛行機になるし。
正直13巻以降は麻雀漫画として読むよりは福本先生の頭の中として解釈するのが正しいと考えてます。福本先生のこういう訳わかんなくなった時の回は個人的には大好きですけど、にしても流石に長すぎるというのが個人的な感想です。見る人によっては閻魔様の回好きな方もいると思います。
最終的には鷲巣は意識がぶっ飛び、黒服たちが応急措置を施して現世に戻ってきたところで続行不能と判断し、アカギが勝利という結果で終了します。やっぱりアカギが勝つところは間違いないし、それまでの道程としてアカギだけを見ていれば麻雀漫画だし、実は鷲巣麻雀でアカギは鷲巣にフッてないところとか。
アレ!?そういえば!?というところでカッコよさを感じさせてくれるのは福本先生の十八番だと個人的に感じています。多彩なゲーム、ギャンブルの漫画を描く福本先生は一味違う風味を醸し出してくれますね。
アカギ:完結?最終回、関係者・ファンのコメントをご紹介
「麻雀のルールわからんけどおもろい」
正直これに尽きるところでもあります。麻雀のルールが分かると更にとんでもないことしてる事が分かりますが、何よりアカギがずっとかっこいい事がこの漫画の面白さです。
麻雀のルール分かっていたところで鷲巣麻雀編に突入した際には正直難しすぎて解説がなかったら正しい状況把握が出来ないレベルなので、本当にわからなくても全然かまわないと考えています。
「リスペクトした漫画がワンナウツ」
これは知らなかったです。ONE OUTSと言えば甲斐谷忍さん(LIAR GAMEの作者)の漫画ですが、インタビューで確かに野球版アカギですと作者自身で答えている記事を確認しました。
しかし野球に賭博は少し危ない橋を渡るような話題ですが、よく編集者も通そうと思いましたね…。おかげさまでとても面白い漫画で、アニメ化もされてますのでONE OUTSも是非お楽しみください。
「鷲巣麻雀一気見したら結構面白かった」
なるほど一気見は考えてませんでした。まだ南4局!まだ南4局!って思いながら見るよりも、完結した今だから一気に読むのはアリかもしれないですね。この楽しみ方は考えてなかったので、筆者もやってみようと思います。意外にすらすら読めますしね。
様々な意見がありますが、やはり皆様満足してらっしゃる意見が多い様子でした。連載中は長い長いと思っていても、あんなに綺麗なエンディングを見せられたら自身も納得せざるを得ませんでした。まだ最後まで見てない方も漫画を是非ご拝読ください。
アカギ :完結?最終回(アニメ・漫画)・結末のファンの感想・考察をご紹介
一旦は完結して良かったと読者の皆様全員が持った感想だと感じています。何せ20年鷲巣との闘いを描き続けた訳ですし、終わるのか全く分からないマラソンを走り切った福本先生には感謝しかありません。私は途中途中様子を見ながら追っていた形でしたので、毎月毎月新話を楽しみにしていた方々は大変だったのだろうと訝しんでしまいます。
ですが一気見したら面白かったという意見があるという事は、福本先生はもう鷲巣麻雀が始まった段階からここまでの構想を全て思い描いていたと考えていたという事でしょうか。筆が早い事で有名な方ですし、もしかしたら脚本はとうの昔に考えていて、連載期間を考えてここまでのボリュームに仕上げたという事も考えられますね。一体どんな気持ちで書き上げたのか、福本先生の心情も少し気になるところです。
さて、ここまで記してきたアカギですが、これは同作者の「天 天和通りの快男児」にて赤木しげるの訃報が告げられます。
こちらの漫画の方が早く刊行されており、実はアカギはスピンオフなのです。この赤木しげるの通夜も伝説的な語られ方をしており、ファンの間では麻雀漫画はいつも通夜をしてるなど言われているくらいです。
こちらは既刊18巻(完結)で、赤木しげるの初出の漫画となりますので、こちらも是非ご拝読ください。