この記事では、アニメ・漫画沼20年のたかねぎがうる星やつら:最終回の最後のラストシーンの結末!|ファンが徹底考察!?のご紹介をしています。
うる星やつらの最終回でしのぶとラムどちらと結ばれるのか?結婚?キス?などを話題にご紹介しております
うる星やつらとは
「うる星やつら」は、高橋留美子による漫画作品であり、不定期連載から週刊連載へと移行し、恋愛をメインにしたラブコメ作品となりました。
作品の特徴はその多様性であり、恋愛、学園モノからSF、妖怪、幽霊、伝奇、スポーツ、冒険、格闘、歴史など、ある意味「なんでもあり」の世界観を打ち出しています。登場人物たちも、あたるやラムをはじめ、藤波竜之介や父親、水乃小路飛麿など、個性的で魅力的なキャラクターたちが揃っています。
物語のほとんどが一話完結型で、登場人物は基本的に進学、卒業などがなく、週刊連載開始後も登場人物は変化しなかったため、読者たちは長年にわたって彼らの成長や変化を見守りました。
週刊連載期間中には、正月、節分、七夕、クリスマスなどの年中行事が登場人物たちの生活にも反映され、物語に彩りを与えていました。しかし、一方で、あたるやラム以外のキャラクターを中心となって話が進む回もあり、あたるやラムが傍観者に留まり重要な役割を果たさないエピソードも多くなることもありました。
作品のタイトル「うる星やつら」は、高橋のデビュー作のタイトル「勝手なやつら」の名残を残し、編集長田中が名付けました。単行本は少年サンデーコミックス版が全34巻、1989年から1990年にワイド版が全15巻、文庫版が1998年から1999年にかけて全18巻で刊行されました。
また、単行本の新装版が2006年から2008年にかけて刊行され、カラーページを全集成した『うる星やつらパーフェクト★カラーエディション』も刊行されました。さらに、コンビニコミック版も度々出版されています。
高橋留美子は、「『うる星』はやろうと思えば、いつまでも連載を続けられる安全パイなんだけど(いわばこれは20代の漫画であり)、勢いがあるうちに終わらせたかった」と、少年サンデーグラフィック誌のインタビューで語っています。また、自身がお気に入りの作品は原作第3話の「石油が町に降る話」と、水乃小路飛麿が最初に出てきた話、「最後のデート」などがあります。
中盤あたりで、マンネリになってきたため「もう終わらせよう」という意識もあったそうですが、藤波竜之介と父というキャラが登場して、女らしくなりたい竜之介とそれを邪魔する父親という両者の行動原理が明確だった彼らが、かなり動かしやすかったため、その後藤波親子が絡んだエピソードが数多く作られました。
高橋本人も「竜之介親子にはかなり助けられた。あの二人がいなかったら『うる星』はもっと早く終わっていたかもしれない」と語っています。
うる星やつら:あらすじ
物語は、宇宙人である鬼族が地球侵略を開始したことから始まります。鬼族は圧倒的な技術力と軍事力を持っており、武力で容易に地球を手に入れることができるため、地球側代表との一騎討ちを提案されます。
もし地球側代表が勝てば、鬼族は平和的に撤退するが、負けた場合は地球を占領するといわれます。戦いは、鬼達の伝統的なゲームである「鬼ごっこ」によって行われ、地球代表は制限時間内に鬼代表の角を掴んで勝つ必要があります。
地球の命運は、高校生の諸星あたるにかかっている。あたるは地球の代表として選ばれたが、当初は真剣に取り組むつもりはなかったです。しかし、恋人で幼なじみの三宅しのぶが、勝ったら結婚すると告げたことで、あたるは鬼代表のラムを追いかけ始めます。
しかし、あたるの勝利は思わぬ結果をもたらす。ラムは、あたるからの求婚と勘違いし、あたるの家に住み着いてしまいます。これが始まりとなり、あたるとラムの鬼ごっこが繰り広げられる。友引町は様々な災難や奇妙な出来事に巻き込まれていきます。
シリーズは、友引町で起こる様々な事件に巻き込まれながら、あたるとラムのカオスな関係を追います。彼らは「鬼ごっこ」を繰り返しながら、様々な不幸な出来事に巻き込まれていきます。
うる星やつら:最終回のストーリー
うる星やつら:最終回 、漫画・原作のネタバレを含むストーリーをご紹介
漫画「うる星やつら」の最終回は、「ボーイミーツガール」というタイトルで、ラムが連れ去られ、あたるが追いかけてラムを捕まえて、地球の危機を救うストーリーです。この物語は、鬼族であるラムが成長するためには重要な角を抜けていなければならず、指輪をはめられてしまったことがきっかけで連れ去られました。
あたるは、ラムを救出するためにルパを追いかけ、カルラと出会い、替え玉に騙されるが、本物のラムと再会します。帰還後、カルラが持ち帰ったキノコが大繁殖し、地球が危機に陥るが、黒豚にキノコを食べさせることで解決します。ラムはあたるに勝つ条件を出し、あたるは最終的にラムを捕まえることで地球を救います。
うる星やつら:最終回、アニメ(昭和版)のネタバレを含むストーリーをご紹介
アニメ「うる星やつら」の特別番組「オールスター大宴会!うちらは不滅だっちゃ!」は、「アマテラス宴会」をベースにした作品です。あたるたちの所に届いた手紙で話が始まり、友引高校の仮装大会に参加することになります。
あたるたちのクラスは「日本の神話」をテーマにし、ラムはアマノウズメ役を演じる予定だったが、病気のためにキャンセルすることになります。代わりにテンが連れてきたのは本物のアマテラスでした。アマテラスとあたるたちが宴会を始めると、アマテラスが怒ってしまい、世界が真っ暗闇になってしまいます。
最終的には、登場人物たちが一斉に登場して大団円を迎え、アニメの最終回が終了します。
うる星やつら:最終回でしのぶとの関係整理?最後にラムは結婚する?をご紹介
「うる星やつら」の最終回について、ネット上で話題になっていました。特に、しのぶとの関係や彼女が誰になるのかについて注目が集まっています。しかし、最終回までしのぶとの関係は不明瞭で、ラムが彼女になることが明らかになります。
しのぶは主人公として扱われていたわけではなく、彼女のストーリーは長く、最終回までにはあまり重要な役割を果たすことはなかったです。一方、漫画版では、最終回前に因幡と交際することが示唆されました。全体的に、しのぶがどのような役割を果たしたのか、最終回に至るまでの彼女のストーリーはどのような展開を見せたのかが注目されています。
「うる星やつら」の原作、アニメ、映画には、あたるとラムが結婚したストーリーは含まれていないです。ただし、原作漫画には「運命製造管理局」というものが登場し、可能性の未来の中にあたるとラムが結婚式を挙げている未来の話があります。
この管理局の作った未来はいくつか紹介されているが、全て可能性の未来の話として描かれています。未来は未確定であるため、「うる星やつら」はいつまでも楽しく騒いだ世界にあると思われます。
運命製造管理局
- 未来①「あたるとしのぶ」が結婚して「こける」という子供がいて、レムはレイと結婚していたり。
- 未来②ラムと面堂が結婚していて、あたるは面堂の部下になっていたり。
- 未来③あたるとラムが結婚式をしている未来。
うる星やつら:最終回の昭和版アニメの結末、遂にキスする?原作の最終回に名セリフをご紹介
アニメの最終回は、登場人物全員に仮装大会を開催するという手紙が届いたところから始まります。あたるのクラスは日本神話の仮装をすることに決まり、アマテラス役のおユキが当日に体調不良で来られなくなってしまいます。
しかし、本物のアマテラスが現れます。そして、ラムとあたるは喧嘩を始め、怒ったアマテラスが携帯用の天岩戸に隠れてしまいます。世界は暗闇に包まれます。あたるたちは日本神話の通りに宴会を始め、本物の神様までもが参加します。
しかし、アマテラスが外を気にして天岩戸を開けてしまい、携帯用の天岩戸が飛ばされてしまいます。そこへ仮装大会用(?)の天岩戸が落ちてきて、あたるとラムが閉じ込められます。その間に、あたるとラムはキスをするが、岩が崩れ落ち、2人のキスシーンはみんなに目撃されてしまいます。嫉妬した面堂などの登場人物が乱入し、ドタバタ展開で幕を閉じます。
最終回の名セリフ
ラム「一生かけていわせてみせるっちゃ。」
あたる「いまわの際にいってやる。」
ラムがあたるに「一生かけて言わせてみせるっちゃ」と言い、それにあたるが「いまわの際に言ってやる」と返します。このセリフによって、ラムとあたるは死の間際まで一緒にいるということになります。
好きといわなくともずっと一緒にいる存在が居てもいいですよね。また、最終回で好きだと言わせない理由は、読者に永遠に騒がしい世界を楽しんでもらうためだったのではないかと考えられます
うる星やつら:最終回、熱狂的なファンはアニメ版にがっかり?漫画版の完成度が高過ぎた?
『うる星やつら』のアニメ最終回には、豪華なキャラクターたちが登場するも、原作が終了する前にアニメが終わったことに不満を持つファンが多かったです。最終回がドタバタになった理由については、マンガ連載が終了していないことに配慮したためだと考えられます。
ただし、原作をリスペクトするため、あえてにぎやかで派手なお祭り模様で終わらせたのではないでしょうか。
漫画「うる星やつら」の最終回は、あたるとラムの鬼ごっこで幕を閉じました。あたるはラムに思いを寄せていたが、その想いを告げることはなかったです。しかし、最終回であたるがラムから抜け落ちた角を握りしめる場面があり、その強い思いがラムとの関係を回復させました。
漫画の中であたるのラムへの想いは強く表現されており、感動的な結末となっています。
アニメの最終回に不満を持つファンが署名を集めたこともあり、マンガの最終話が劇場版として上映されました。
うる星やつら:最終回を体験したファンの感想・考察
1話から付き合っていたしのぶとの関係は、気になりますよね。いつも女癖が悪いあたるとよく付き合っていると思いながら続きを楽しみにしていたのを今でも覚えています。しかし、最終回までしのぶとの関係は不明瞭で、ラムが彼女になることが明らかになります。
漫画版では、最終回前に因幡と交際することが示唆されました。る星やつら(1981年):最終回では、ラムとキスをするシーンが描かれます。しかし、ファンの間では、漫画が最終回に出ていないのに最終回が放送されえたことにより不満があったようです。
のちに劇場版として、原作版の最終回が制作されました。ファンの力はすごいですね。私もそこまで熱狂的に支持できるものがこの先見つけられうれしいと思ってしまいました。
2023年に令和版:うる星やつらの続編が予定されています。原作とは異なるところも多いですが、ラムとしのぶ、あたるの三角関係を今回はどのように幕を閉じるのか楽しみです。
うる星やつら:その他のメディアのご紹介
「うる星やつら」は、高橋留美子によるSFラブコメディ漫画であり、多くのメディアミックス作品が制作されています。この作品は、異世界からやってきた美人宇宙人・ラムと、ラムに翻弄されながらも恋をする男子高校生・あたるを中心に描かれています。
テレビアニメは、1981年から1986年まで放送され、高い評価を得たとされています。OVAは、1985年から1991年まで制作され、第1作目は第1回OVAグランプリを受賞したとされています。映画は6作品が制作され、第2作目は第10回アニメーション神戸賞大賞を受賞したとされています。
ゲームについては、携帯ゲーム、テレビゲーム、ボードゲームなど、多数制作されており、パチンコ・パチスロもあります。携帯ゲームの例としては、1992年に発売された「うる星やつら ─ミス友引を捜せ!─」があり、校内ダンジョンを巡り、美女たちの写真を収め、学校一の美女を決めるロールプレイングゲームとなっています。
小説については、金春智子著、高橋留美子原作の「小説 うる星やつら」全5巻が出版されています。これらの作品は、多くのファンを獲得し、現在でもなお愛され続けています。
うる星やつら:最終回の最後のラストシーンの結末!|ファンが徹底考察!?のおさらい
- 「うる星やつら」の最終回は、漫画とアニメで異なるストーリーが展開されています。 - 漫画版は、あたるとラムの鬼ごっこで幕を閉じ、あたるがラムに思いを寄せていたことが明らかになりました。 - アニメ版は、豪華なキャラクターたちが登場するも、原作が終了する前にアニメが終わったことに不満を持つファンが多かったです。 - 「うる星やつら」の原作漫画には、「運命製造管理局」というものが登場し、可能性の未来の中にあたるとラムが結婚式を挙げている未来の話があります。