今回は、釣り好きのバイブル「釣りキチ三平」アカメの情報を知りたいというあなたに向けてアニメ・漫画沼20年のたかねぎがご紹介いたします。
アカメ編は、長い三平との世界の中で印象的なシーンの一つです。釣りで全国遠征、私もかなえたい夢の一つですね。この記事の情報が、あなたのお役に立てれば幸いです。
釣りキチ三平がどんな話なのか、概要はこちらの記事でわかりやすく解説しています。
釣りキチ三平:あらすじ・アニメ・原作者・キャラクター・イトウ・アカメ・タキタロウ・名言・放送禁止・最終回をファンが徹底解説
釣りキチ三平に出てくるアカメの生態について
四万十川のヌシ「アカメ」スズキ(シーバス)に似た魚で美味しいそうです。アカメが今回のターゲットです。
分類
硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目スズキ亜目アカメ科アカメ属
外国名
Japanese lates
言語英語
学名
Lates japonicus Katayama & Taki, 1984
漢字・学名由来
漢字 赤眼 Akame
由来・語源 高知県での呼び名。眼が赤いから。
〈スズキ目スズキ科アカメ亜科アカメ属アカメ Psammoperca waigiensis〉。当時の学名はアカメモドキ。『日本産魚類検索』(岡田彌一郎、松原喜代松 三省堂 初版1938)・『魚類の形態と検索』(松原喜代松 岩崎書店 1955年1版・1971年校訂版)
Katayama
片山正夫(1912~1989年 山口大学教授、山口県生まれ)。広島高等師範学校から農水省水産講習所(後の東京水産大学)。師範学校教師を経て、山口大学へ。特にスズキ科(当時はハタなども含んでいた)を研究。ヒラスズキ、アオダイを記載、和名をつけた。アカハタモドキ、ヤマブキハタなど、多くの和名をつけたものと思われる。
多紀保彦
多紀保彦/Taki(1931-2020年)。東京水産大学、魚類学者。主に淡水魚をフィールド調査。
地方名・市場名 ?
メアカ[目赤]
場所大分県佐伯市 参考荷
ミノウオ
場所高知県中村 参考文献
アカメ
場所高知県高知市 参考文献
マルカ
場所沖縄県、宮崎県日向 参考文献
生息域
河口域、汽水域、内湾。純淡水域にはいない。
静岡県浜名湖〜鹿児島県志布志湾・内之浦湾の太平洋沿岸、大阪湾、香川県、種子島。東京湾などにもいる模様で、生息域は北上している可能性が高い。
生態
産卵期は6〜8月。
10cmの幼魚までは夏〜春の間、アマモ場に生息。
アマモの葉に沿って逆立ちしてじっとしている。
引用元:市場魚介類図鑑 アカメ
釣りキチ三平に出てくるアカメの現状について
2016年に高知市の浦戸湾で131㎝、体重39kgの超大型アカメが釣り上げられました。
アカメは日本固有種です。この記録は世界記録なのではないでしょうか?
しかし、戦前のことを知る漁師は、アカメについて「昔は人間の背くらいあった」と証言しています。
リアル怪魚です。そんな釣り人のロマンとも言えるアカメですが、環境省が作成する汽水・淡水魚類レッドリストで絶滅危惧種IB類(EN)に指定されています。
宮崎県では、2006年に「指定希少野生動植物」に指定され、釣りを含めた捕獲が禁止されています。一方、高知県では沿岸で多くの個体が生息していることが確認でき、すぐに絶滅する恐れはないという判断から、2017年に「普通種」に登録し直されるという動きがありました。
ただし、アカメが全国的な目で見たときに希少な魚種です。乱獲の禁止や釣った際のリリースの徹底は今後も守っていくべきルールでしょう。
本当に残念です、こうなったらシーバスを釣るしかないですね。
アカメ編は何巻?
・1974年~1981年に発売された、全65巻の「釣りキチ三平」
58巻1982年5月17日発売
59巻1982年7月15日発売
・1985~1985年に発売された、ワイド版全39巻の「釣りキチ三平」
22巻「アカメ釣り編」1986年7月発行
・2006~2007年に発売された、全47巻の「釣りキチ三平」
37巻:「四万十川のアカメ 潜水艦を釣り上げろ!!編」2008年8月12日発売
・2013年に発売された、全25巻の「釣りキチ三平クラシック」
23巻「四万十川のアカメ」2015年3月11日発売
アカメ編の見どころ
四国、四万十川に遠征してきた三平は、四万十川の天才少年猛に出会います。タケルは、姉の結婚祝いに潜水艦と呼ばれるヌシ吊り上げたいと日夜研究していました。
そんなタケルとヌシをめぐって勝負をする三平。
今回もどんな、隠し玉を見せてくれるのか楽しみですね。
アカメ攻略タックルについて
釣り糸:銀りん22号
ハリ:磯針17号
大型なものは、昼は深場に潜み、夜餌を食べに行動を開始する。大潮の夜で、潮の満ち始めから満潮までの間に一番よく釣れるらしいです。
この回のアカメ釣りのタックルは、糸巻での生餌(フナ)釣りです
・現実でのアカメ攻略タックル
ロッドはミディアムヘビー以上のシーバスロッド、リールも中型以上で、PEラインの2号以上が200mは必要です。
走られたら一気にラインが引き出されます。
ルアーもシーバス用で兼用できますが、パワーが桁外れなので、フックとスプリットリングは強度のあるものに変更しておかないと伸ばされてしまいます。
釣りキチ三平のアカメ釣り必勝法!のおさらい
・四万十川のヌシ「アカメ」は、スズキ(シーバス)に似た魚です。 ・1974年~1981年に発売された、全65巻の「釣りキチ三平」 58巻1982年5月17日発売 59巻1982年7月15日発売 ・1985~1985年に発売された、ワイド版全39巻の「釣りキチ三平」 22巻「アカメ釣り編」1986年7月発行 ・2006~2007年に発売された、全47巻の「釣りキチ三平」 37巻:「四万十川のアカメ 潜水艦を釣り上げろ!!編」2008年8月12日発売 ・2013年に発売された、全25巻の「釣りキチ三平クラシック」 23巻「四万十川のアカメ」2015年3月11日発売 ・この回のアカメ釣りのタックルは、糸巻(釣り糸:銀りん22号、ハリ:磯針17号) での生餌(フナ)釣りです。
本記事が、あなたのお役に立てれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。