この記事では、東京グール:完結?最終回、ネタバレを含む最後のラストシーンの結末!|ファンが徹底考察!?をご紹介しております。
「東京喰種トーキョーグール」ですが、2024年7月現在、関連する作品を含めすべて完結しております。
東京グール とは
「東京喰種トーキョーグール」とは、石田スイ先生による日本の漫画作品で、略称は「TG」と言われています。
この作品は、石田スイのデビュー作として『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて2011年41号から2014年42号まで連載されました。さらに、新編となる『東京喰種トーキョーグール:re』は同誌で2014年46号から2018年31号まで連載されました。
『東京喰種トーキョーグール』シリーズは、2021年1月時点で全世界シリーズ累計発行部数が4700万部を突破している大ヒット作品です。また、2013年7月からは十和田シンによる小説版も発売されました。
2013年8月から同年9月までデジタル漫画雑誌『ジャンプLIVE』にてスピンオフ漫画『東京喰種トーキョーグール [JACK]』が連載され、さらに『週刊少年ジャンプ』2014年31号には読み切り作品『東京喰種トーキョーグール [JOKER]』が掲載されました。
この作品は、2014年からテレビアニメ化、2015年から舞台化、2017年から実写映画化され、多くのメディア展開がされています。
『東京喰種トーキョーグール』は、独特な世界観と深いキャラクター描写が特徴で、多くのファンを魅了している作品です。石田スイ先生のデビュー作でありながら、その後も続編やスピンオフ作品が制作されるなど、その人気は衰えを知りません。
今後もさまざまな形で『東京喰種トーキョーグール』の世界が広がっていくことでしょう。
東京グール :完結しているか?をご紹介
「東京喰種トーキョーグール」ですが、2024年7月現在、関連する作品を含めすべて完結しております。
2011年にヤングジャンプで連載を開始し、第1部が2014年に完結、続く第2部(東京喰種トーキョーグールre)が2014年から2018年にかけて連載され、これにて完結いたしました。
また、本編とは別に「東京喰種トーキョーグールJACK」というスピンオフ漫画が2013年に発売されております。
東京グール :打ち切り説が浮上した理由はなぜ?をご紹介
「東京喰種トーキョーグール」ですが、打ち切り説が浮上していたようです。その理由ですが、第1部の完結の仕方が打ち切り漫画のような急な終わり方だったことや、第2部であるreの後半部分の展開が異様に早く、回収されていない伏線が残っていることが原因だと言われています。
たしかに第1部の完結の仕方はよくある打ち切りエンドのようでしたし、第2部は若干駆け足気味に見え打ち切りではないかと言われても仕方がないかなと思います。
ですが、作者自身がネットの批判や意見を受けて迷走していた時期があったと後日語っていたこともあり、もしかしたら、その迷走が作品に出ていたことが打ち切りのように見えていただけかもしれません。
東京グール :最終回がひどいといわれる理由はなぜ?をご紹介
こちらですが、各最終回で色々な反響があったようです。まず、マンガ第1部の最終回ではカネキが有馬に倒され、重要キャラだった亜門が死ぬなど、衝撃的な展開が多く打ち切りではないかと噂されるほどの最終回でした。
マンガ第2部であるreの最終回は伏線回収があまりうまくいってなかったことや、結局カネキとトーカが結婚して子供までできているというところ、グールの食料が人工肉で良かったことなどが批判されました。
また、アニメの方ではアニメオリジナルの展開があったことや話がカットされたことの方が批判されており、最終回の評価自体はマンガとほとんど同じでした。
ですが、√Aの最終回でヒデが死んだ描写について、原作では後々ヒデが登場することもあって原作改変ではないかと批判が湧きました。
東京グール :完結?ネタバレを含むあらすじ・見どころをご紹介
喰種(グール)と呼ばれる人肉でしか空腹を満たせない亜人が存在する世界で普通の大学生だった金木研はとある事件によって喰種(グール)の内臓を移植されてしまうことで自身も喰種(グール)になってしまい、それまで普通の人間として暮らしてきたカネキが危険と隣り合わせの喰種(グール)の世界へと足へ踏み入れていきます。
「東京喰種トーキョーグール」の一番の見どころは普通の青年だった主人公が突然、人を襲い人肉を食す喰種(グール)になってしまったことで自分は人間なのに人間の肉が欲しくてほしくてたまらなくなる食人衝動に襲われるという葛藤が描かれているところが面白いです。
また、その話をベースに喰種(グール)がどのような気持ちで日々を過ごしているのか、はたまた人間がどのような想いで喰種(グール)と対峙しているのか、それぞれの立場から見ることができるところも見どころの一つです。
東京グール :完結?最終巻(第1部)のネタバレを含むストーリーをご紹介
隻眼の梟討伐のために集まったCCGと店長を助けるために「あんていく」へと向かいたいカネキ。そんなカネキの前に因縁のある喰種捜査官、亜門が立ちはだかります。人を殺したくないカネキと喰種(グール)を殺したい亜門。
二人の勝負は最終的にはカネキが亜門のクインケを破壊して勝利します。しかし、カネキも重傷を負いボロボロになってしまいました。
その時、ヒデがカネキの前に現れます。カネキは喰種(グール)になった自分を見られなくて顔を隠そうとしますが、ヒデは既にカネキが喰種(グール)になっていたことを知っていました。
そして、ヒデは重症を負ったカネキのために何かをしようと考えた結果、暗転。いつの間にかヒデはいなくなり、カネキの傷も癒えていました。
そんなカネキの前にCCG最強と名高い有馬捜査官が登場し、そのまま戦闘に入りカネキはボロボロに負けてしまいます。
一方、店長の方はピンチに陥りますが、本物の隻眼の梟の登場によって助けられます。
店長は隻眼の梟ではなく、梟の親だったのです。そのまま、助けられ続けますが、有馬の登場によってCCG側が優勢になり隻眼の梟は逃げ出しました。こんな感じに隻眼の梟討伐が終わり、「あんていく」も壊され第1部は完結いたします。
東京グール :完結?最終巻(東京喰種トーキョーグール:re(第2部))のネタバレを含むストーリーをご紹介
竜の卵管による毒によって人類が喰種(グール)へと変わっていく中、CCGと喰種(グール)が協力して作った組織黒山羊(ゴート)に所属するカネキは毒への耐性を持っていたため、アヤトと共に毒の原因である地下へと潜ります。
そして、地下でラスボスである旧多二福(ふるた にむら)と出会い、最後の戦いが始まります。カネキと旧多は何のために戦うのか、最終的にカネキは勝利しますが、旧多はどうやら「普通に生きたかった」というのが動機でした。
和修家に生まれ自由に生きられなかった旧多は最期に普通の生活を思い浮かべて死にました。
こうして、「東京喰種トーキョーグール:re」は完結へと向かいます。
6年後、人間と喰種(グール)が共存する世界が徐々にできつつあり、カネキはトーカと結婚し、生き残った登場キャラクターたちにも幸せなことが待ち受けていました。シリアスでダークな内容でしたが最後はハッピーエンドになりました。
BookLiVe:東京喰種トーキョーグール:re 紹介ページ
東京グール :完結?最終回(アニメ:東京喰種トーキョーグール(第1期))のネタバレを含むストーリーをご紹介
危険な喰種(グール)の集団である「アオギリの木」のメンバーである13区のジェイソンことヤモリに捕まったカネキは拷問を受けていました。
ヤモリは大食いと呼ばれる喰種(グール)リゼを探しているのですが、そのリゼは事故によって亡くなり臓器は一部、カネキに移植されていました。そんなカネキにリゼの匂いを感じたヤモリはカネキをさらい拷問を。
カネキは半分喰種(グール)であるため拷問を受けても再生し、何度も何度もヤモリの拷問を食らい続けます。
ヤモリは拷問中でも精神を保つ方法として「1000から7つ引いて口に出して言え」と言いカネキへの拷問を続けます。拷問を受けている中、カネキはリゼの白昼夢を見ます。
カネキの母親は過労で死んだこと。女手一つでカネキを養う中、少ない金を母の姉に渡していたこと。等リゼに教えるとリゼはカネキに「生きるということは他者を食らうこと」だと諭し、カネキはようやく自身が人間ではなく喰種(グール)になったことに気づきます。
黒髪だった髪は白髪に変わり、喰種(グール)として覚醒したカネキは自分を縛っていた鎖を引きちぎると今度はヤモリを襲い、「1000から7つ引いて口に出して言え」と言って拷問にかけます。
そして、「僕を食おうとしたなら、僕に食われても仕方ないよね」とヤモリを食おうとするシーンで第1期は完結します。
東京グール :完結?最終回(アニメ:東京喰種トーキョーグール√A(第2期))のネタバレを含むストーリーをご紹介
店長を助けるために「あんていく」へと向かうカネキの前に立ちはだかった亜門鋼太郎との戦いで深手を負ったカネキはようやく目的地である「あんていく」へとたどり着きますが店の中はもぬけの殻でした。
以前の平和だった頃の「あんていく」を回想する中、カネキの前にヒデが現れます。
親友であるヒデに自身が喰種(グール)になったことを知られなくなったのですが、ヒデは既に知っていました。こうして、ヒデと穏やかな会話に入りますがヒデもカネキと同じく大きなケガを負っており、ひとしきり会話を終えた後、倒れました。
「あんていく」がCCGによって火をかけられる中、ヒデの死体を持ってカネキはCCGの下へ向かいます。
そして、CCG最強の有馬と対峙し、第2期は完結します。戦闘の描写はありませんでしたが、おそらく二人は戦い有馬が勝利したのだと思われます。
東京グール :完結?最終回(アニメ:東京喰種トーキョーグール:re(第3期・最終章))のネタバレを含むストーリーをご紹介
CCGと喰種(グール)で共同戦線を張る中、地下の卵管へと向かっていたカネキはついに旧多と対峙します。旧多との戦いは熾烈を極めましたが、人と喰種(グール)、色々な人たちの想いを背負ったカネキの猛攻についに敗れます。
こうして、最後の障害を除いたカネキは卵管へとたどり着くと卵管を破壊し、東京に訪れていた最悪はひとまず解決へ向かうこととなりました。
そして、最後の戦いを終えた6年後、カネキとトーカは結婚、生き残った人々はそれぞれの幸せな日常へと戻っていました。かつての東京のように人と喰種(グール)が敵対していた時代は終わりをつげ、共存の世界がついにやってきたのです。これにて東京喰種は完結いたしました。
Hulu:鬼滅の刃 東京喰種 トーキョーグール:re紹介ページ
東京グール :完結?最後(OVA:東京喰種トーキョーグール【JACK】)のネタバレを含むストーリーをご紹介
「東京喰種トーキョーグール【JACK】」は本編の13年前の東京13区を舞台に若き日のグール捜査官、有馬と富良の出会いの物語です。
故障により野球部を引退した高校生の富良はリョウとアキという不良友達と毎日を過ごしていましたが、仲たがいをきっかけに徐々に二人と離れるようになりました。
そんな最中、リョウとアキは13区の喰種(グール)ランタンに襲われます。富良もちょうどその場におり、助けようとしますが逆に助けられリョウは死んでしまいます。絶体絶命の中、富良は同じ高校に通いながらもグール捜査官であった有馬によって助けられます。
喰種(グール)に敵対心を持った富良は有馬と協力してランタンを探すことになります。さらにグール捜索の最中に喰種(グール)に襲われていた少女、三波も加わり、3人でランタン捜索へと向かいます。
三波が情報を集め、有馬と富良が捜索するというスタイルでしたが、なんとランタンの正体は三波でした。三波は人気のないところで有馬一人になったタイミングで襲いかかりますが返り討ちにあいます。
そのことを知った富良は今まで協力してくれた三波が友人の仇であったことを知り嘆きますが、最終的に三波を倒してしまうのでした。
こうして、二人の馴れ初めの物語は終わりを告げます。
DMM TV:東京喰種トーキョーグール【JACK】 紹介ページ
東京グール :完結?最後(OVA:東京喰種トーキョーグール【PINTO】)のネタバレを含むストーリーをご紹介
「東京喰種トーキョーグール【PINTO】」は本編の数年前、喰種(グール)の月山習の高校生時代での堀ちえとの出会いの物語です。
美食を求め深夜の東京へ繰り出した月山は自分の眼鏡に叶う人間を見つけ捕食しようとしました。その瞬間、カメラのシャッターの音が鳴り、一人の少女が飛び出ました。
少女の名前は堀ちえと言い、月山が通う高校の同級生でした。彼女は喰種(グール)であるはずの月山に臆することなく、会話をしてきました。
そんな彼女に月山も拍子が抜け、彼女がただすごい写真を撮りたかっただけであることを知ります。
そして、さらに彼女は月山が喰種(グール)であるということを言いふらすこともなく、ずっと同じ態度で接するため、月山はついに堀ちえのことを知りたいと思うようになりました。
そして、彼女を連れて行ったのは大学病院でした。彼女の目の前で患者をいじめる看護師の醜い一面を見せ、そして月山の食事の風景を見せながら堀ちえの本質をしろうとします。
目の前で他人が死のうとしているのにカメラのシャッターを切る姿に自分の命が危なくなった時も同じなのかと思った月山は病院の窓から突き落とそうとしました。
しかし、彼女は淡々とシャッターを切り、落とされてもなおカメラを離しませんでした。
最終的に月山は彼女を助け、彼女とは和解しなんだかんだで二人は奇妙な友人関係となって終わります。
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東京グール :完結?ラスト(映画:東京喰種 トーキョーグール(第1作))のネタバレを含むストーリーをご紹介
「映画:東京喰種 トーキョーグール(第1作)」は原作とほとんど同じような内容となっております。
喰種(グール)と呼ばれる人を食らう亜人が住まう東京で普通の大学生である金木研は喫茶店「あんていく」で気になっていた女性、神代利世とたまたま知り合うことになるのですが、なんと彼女は喰種(グール)でした。突如、カネキを襲った彼女でしたが事故によってリゼは死亡し、カネキはリゼの臓器を移植されかろうじて生き残ることに成功します。
しかし、リゼの臓器を移植されたことによってカネキは半喰種(グール)となってしまいました。
こうして、普通の人間としての暮らしができなくなったカネキは隠れるように人間の中で生活する喰種(グール)たちの世界へと徐々に迷い込んでしまいます。
その中で大学にいた先輩や、通っていた喫茶店「あんていく」の従業員、店長が喰種(グール)だと知り、自らの喰種(グール)としての新たな生き方を考えるようになります。
そして、CCG等、喰種(グール)を狩るための組織と相対しながらもカネキは人間と喰種(グール)の狭間で自身の立ち位置を知っていくのでした。
東京グール :完結?ラスト(東京喰種 トーキョーグール【S】(第2作))のネタバレを含むストーリーをご紹介
「映画:東京喰種 トーキョーグール【S】(第2作)」ですが、第1作と同じく一部の展開を除いて原作どおりの内容となります。今作では“グルメ”こと月山習の話がメインとなります。
カネキたちの住まう20区には“グルメ”と呼ばれる人をただ喰らうだけでなく、美食を追い求める厄介者の喰種(グール)がおり、喫茶店「あんていく」で従業員として働くカネキは半分人間ということもあってその独特な匂いが元で目を付けられることになります。
月山は善良なフリをして、カネキと同じ趣味(読書)であると誘いながら徐々に近づき、ついには月山がよく行く喰種(グール)向けの会員制レストランに食材として連れていかれます。
会員制レストランで食材として切り刻まれそうになるカネキでしたが、カネキが半分喰種(グール)で、隻眼だということを月山が知ると急遽取りやめになりました。月山は半分喰種(グール)という希少な食材を独り占めしようとしたのでした。
ですが、会員制レストランがCCGの摘発を受けたことによりそのゴタゴタでカネキも逃げ出すことに成功しました。
しかし、月山はまだあきらめておらず、大学にいる先輩喰種(グール)の恋人が人質としてさらわれ、カネキたちは先輩の恋人を取り戻すべく月山と対峙するのでした。
東京グール :最終回、ネタバレ①東京グールでヒデは最後どうなった?をご紹介
主人公カネキの幼馴染でかつて、母親を失い悲しんでいたカネキを助けてくれた唯一無二の親友であるヒデですが、途中、死亡したのではないかと色々な展開がありましたが、最終的には生きており、最後の戦いから6年後のエピローグでも元気な姿を伺うことができます。
そんなヒデですが、アニメオリジナルの√Aではほぼ確実に死亡したと思われていましたが、続編であるReのアニメでは生きていることが明かされます。
なお、原作マンガではヒデの死体やケガを負う姿は全くなく、ケガを負ったカネキとヒデが出会ったあと、ヒデは消えカネキのケガが直っていた……と間接的に表現されていました。
この描写はファンの間ではカネキが食べたことにより、ヒデは死亡したと思われていましたが、Reで生きていることと、口元にカネキに食べられた跡が残っていたことが判明します。
そんなこともありながらもヒデは人間でありながらも最後までカネキの味方として活躍し、エピローグまで無事、生き残りました。
東京グール :完結?最終回(漫画・アニメ・OVA・映画)・結末のファンの感想・考察をご紹介
「東京喰種トーキョーグール」ですが、人を食らう亜人である喰種(グール)がいるというインパクトのある設定に突然、喰種(グール)になってしまい人を食べたくないと葛藤するという重いテーマ等、とても面白い要素の詰まった作品でした。
作品の内容は終始重く、話は暗く、バトルシーンは凄惨でしたが、それ以上にこの作品から伝わってくるテーマが素晴らしく、重い内容でも続きが気になるような話でした。
また、主人公が半分喰種(グール)ということもあって、人間サイドから見た世界と喰種(グール)サイドから見た世界を細かく知ることができ、喰種(グール)にも感情があり生きる権利がある一方で人間の喰種捜査官たちにも喰種(グール)と敵対する明確な理由があり、どちらにも正義があるため、どちらのサイドから見ても面白く感じられます。
物語の最後の方は少し駆け足気味で内容もまとまりが無くなってきましたが、人間と喰種(グール)が協力しあうという展開はダークな本作に一筋の光が差すようなうれしい展開でした。
本作についてはまだまだ語りつくせません。もし、未読でしたらぜひ一度読んでみてください。