この記事では、双星の陰陽師:完結?最終回、ネタバレを含む最後のラストシーンの結末!|ファンが徹底考察!?をご紹介しております。

「双星の陰陽師」ですが、2025年2月現在完結しております。本作はジャンプスクエアにて2013年から連載が始まり、2024年10月に完結いたしました。単行本は全35巻発売されました。
双星の陰陽師とは
『双星の陰陽師(そうせいのおんみょうじ)』は、助野嘉昭先生が描いたバトル漫画です。
『ジャンプスクエア』で2013年から2024年まで連載され、多くの読者に支持されました。
少年陰陽師の焔魔堂ろくろ(えんまどうろくろ)と少女陰陽師の化野紅緒(あだしのべにお)が「双星の陰陽師」として運命を背負う物語です。
物語の舞台では、異形の存在「ケガレ」が人間を襲い、陰陽師たちが討伐して人々を守っています。
「双星の陰陽師」に選ばれたろくろと紅緒は、未来の救世主「神子」を生む使命を課せられました。
最初は反発し合う二人ですが、戦いと試練を乗り越える中で絆を深めていきます。
戦闘は、戦いを通じて成長する王道の少年漫画の展開です。
陰陽師の力を駆使しながら、十二天将(じゅうにてんしょう)や婆娑羅(ばさら)との激闘を繰り広げます。
戦うたびに強くなり、仲間との信頼を築いていく様子が見どころです。
ろくろの覚醒、紅緒の決意が物語の軸になっています。
アニメ版では、原作と異なる展開が描かれました。
オリジナルストーリーを交えながら、ろくろと紅緒の成長が描かれています。
物語の終盤では、ろくろが「破星王(はせいおう)」として覚醒し、人類の存亡をかけた戦いに挑みました。
紅緒との絆が鍵を握り、未来を切り開いていく結末になっています。
『双星の陰陽師』は、運命に翻弄されながらも未来を掴もうとする物語です。
戦い、成長、仲間との絆が描かれ、最後まで目が離せない作品になっています。
完結しているか?をご紹介
「双星の陰陽師」ですが、2025年2月現在完結しております。
本作はジャンプスクエアにて2013年から連載が始まり、2024年10月に完結いたしました。
単行本は全35巻発売されました。
また、アニメもされており、2016年から2017年にかけて全50話放映されましたが、20話までは原作準拠ですが、21話以降はアニメオリジナルの展開となっております。
原作は完結いたしましたがアニメが途中でオリジナルとなっていることから今後、再アニメ化の可能性は低いと思われます。
ネタバレを含むあらすじ・見どころをご紹介

時は現代、世界にはケガレと呼ばれる化け物が時折異世界より姿を現しては人間に取り憑き悪さをしておりました。
そんなケガレを祓う陰陽師である主人公の焔魔堂ろくろは2年前に起きたある事件によって陰陽師を続けることを拒否していました。
そんなある時、京都よりろくろと同い年の天才陰陽師である化野紅緒がろくろの住む星火寮へとやってきました。
天才陰陽師である紅緒と陰陽師をやめたいろくろは馬が合わず折り合いも悪かったのですが、ろくろには紅緒すらも嫉妬する陰陽師としての才能がありました。
そんな二人の前に陰陽師のトップである土御門有馬が現れ二人は将来結婚し、「すべてのケガレを祓う存在」である神子を産む「双星の陰陽師」であると言ったのです。
こうして、二人は時に喧嘩しながら陰陽師としてケガレとの戦いを始めるのでした。
「双星の陰陽師」の見どころですが、わかりやすく熱いバトルですね。少年マンガの王道と言えばそうですが、どんな過酷な状況であっても主人公たちの努力や友情、想い等によってより強い敵と戦い勝利するところが非常に魅力的です。
漫画(最終巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
大人となったろくろと紅緒はついに結ばれ神子であるヒカルを産み落とします。
そして、ヒカル一人にケガレを祓わせる運命を通ってほしくないろくろ達は自分たちの代で穢れの王を倒すことを決意し、最終決戦へと赴くのでした。
ろくろと紅緒、二人は力を合わせ双星となります、二人の力と穢れの王の力は拮抗し、互いに一歩も譲らぬ戦いを繰り返しますが、穢れの王は次元を超えた力を持っていました。
次元に干渉し、ろくろと紅緒、二人の存在ごと消すほどの究極の力に二人は圧倒され一度は呑み込まれてしまいます。
しかし、二人の力は穢れの王の想像を超えるもので二人は負の力を3万年浴びせられても打ち勝ってきたのです。
二人の絆の強さを目の当たりした穢れの王は敗北を受け入れます。
そして、最後にろくろから名前をもらい消えていきました。
こうして、穢れの王は生まれ変わりますが、その代償としてろくろと紅緒が穢れの王の代わりとなってしまうのですが、最終話に少年となったヒカルと生まれ変わった穢れの王みらいによって二人は復活し、3人は再会を果たすのでした。
アニメ(最終回)のネタバレを含むストーリーをご紹介
アニメ最終回では復活した安倍晴明の計画を阻止すべく、ろくろと紅緒が力を合わせ最後の戦いに赴きます。
アニメ版は原作と設定が異なります。
復活した安倍晴明は穢れの無い世界を目指しており、穢れの元凶である人間を全て消し去ろうとしていました。
そのために「破星王」を用意したのでした。
そんな安倍晴明との戦いを前にして既に計画は最終段階へと向かっていました。
なすすべなく倒れた二人でしたが、これまでの仲間たちの想いが寄せられ再び立ち上がり、ありったけの力で「破星王」を破壊したのでした。
計画を阻止された安倍晴明でしたが、こんな状況でもケンカしあう二人を見てまんざらでもなかったようでした。
こうして人類滅亡の危機は去り、物語はエピローグへと向かいます。
エピローグでは亮悟と遥さんの結婚式が行われていました。
双星と呼ばれた二人は結婚こそいたしませんでしたが、最後には二人は唇を重ねてハッピーエンドとなりました。
ネタバレ①ろくろの正体は何ですか?をご紹介
本作の主人公である焔魔堂ろくろですが、その正体は安倍晴明の細胞から作られたクローンです。
太陽の呪力を持ち、双星の片割れとして生まれたろくろですが、本来は殺される運命にありました。
双星を出会わせないように1000年間安倍晴明のクローンを殺し続けていたのです。
しかし、赤ん坊であったろくろを見て、殺すことをためらい育てることになったのです。
その後、記憶を消され陰陽師に拾われ現在に至るのでした。
なお、太陽の呪力のおかげであらゆる祖霊から陽の呪力を集めることができます。
なお、アニメ版と原作ではろくろの正体は異なり、アニメ版では太陽の呪力ではなく陰の呪力を持っているとされました。
アニメ放映当時では原作漫画ではまだ正体が出ていなかったためアニメオリジナル設定になってしまったようですね。
ネタバレ②紅緒の正体は何ですか?をご紹介
ろくろの婚約者ある紅緒の正体ですが、平安の世において安倍晴明と並ぶ陰陽師である蘆屋道満の末裔です。
そして、太陽の呪力を持つ、ろくろとは反対に太陰の呪力を持ち、ありとあらゆるケガレから陰の呪力を集めることができます。
陰陽師にとっては不俱戴天の仇であるケガレ。
紅緒はそのケガレたちを統べる姫としての力を生まれながらにして持っているのでした。
両親の仇であるはずのケガレですが、自身がそのケガレの姫であることに紅緒は酷くショックを受けましたが己の人生を受け入れ最終的にはろくろと共に双星となるのでした。
なお、紅緒もろくろと同じくアニメ版と原作での正体が異なります。
アニメ版では紅緒は陽の呪力を持っているとされました。
アニメ版と原作ではろくろと紅緒の立場が逆転していたようですね。
また、紅緒とは直接関係ありませんが、安倍晴明の性別も原作とアニメ版で異なり、アニメ版では男性、原作では女性として登場いたします。
ネタバレ②ろくろと紅緒の子供は?をご紹介
ろくろと紅緒の子どもですが、ヒカルという名前の男の子です。
双星の子どもは神子と呼ばれすべてのケガレを祓う存在として陰陽師たちの間ではいわれており、その謂れのとおりヒカルにはケガレを祓う強大な力を持っていました。
ろくろと紅緒はヒカルに穢れの王を祓うと言う役目を押し付けることを嫌い。
ろくろと紅緒の代で終わらせることを決意し、見事穢れの王を祓うことに成功するのでした。
しかし、その代償として穢れの王が担っていた役目をろくろと紅緒が肩代わりすることとなり二人はこの世界から姿を消しました。
そんなろくろと紅緒を救ったのが大きくなったヒカルでした。
ヒカルは生まれ変わった穢れの王ミライと共に儀式を行い見事、ろくろと紅緒を救い出したのでした。
そう、最終的にはヒカルによって世界からケガレが無くなったのでした。
双星の陰陽師 :完結?最終回(漫画・アニメ)・結末のファンの感想・考察をご紹介

陰陽師をテーマにした純和風異能バトルの「双星の陰陽師」ですが、陰陽師をベースにした世界観に熱いステゴロバトルそして、双星というダブル主人公はとても斬新で中々類をみない作品となります。
登場する味方だけでなく敵キャラクターにも深い設定があることで各々の戦う理由が明確となり、ただバトルでも話の奥深さが際立ち面白さが浮き彫りとなります。
原作は語った通り非常に面白い作品ですが、アニメの方はオリジナル要素が強くあまりキャラクターを活かせない設定となっているため、ただバトルがカッコいいだけの話となってしまい少し単調な気がしております。
オリジナルで完結してしまったがためにアニメの続編というのも今後望めないことが非常に残念です。
できれば、原作準拠のアニメをもう一度放映してほしいですが、ハンターハンター等超有名作品と比べ人気が長期間続く作品ではないため、おそらく再アニメ化は難しいと思われます。