この記事では、メイドインアビス :打ち切り?連載休止・連載終了?理由は?|ファンが徹底解説!?をご紹介しております。
「メイドインアビス」について、打ち切りの噂が流れていますが、実際はどうなのでしょうか?最新刊の12巻は2023年7月に発売されました。出版ペースの遅さが原因でファンの間ではさまざまな憶測が広がっています。
メイドインアビスとは
『メイドインアビス』は、つくしあきひと先生によるファンタジー漫画です。2012年から『WEBコミックガンマ』で不定期連載されており、単行本は年に一度発売されています。
人類最後の秘境「アビス」という巨大な縦穴を舞台に、探窟家見習いのリコが母親を探す旅を描いています。リコはロボットのレグと共に、アビスの深層へと挑んでいます。物語は、未知への探求と冒険、そして親子の絆をテーマにしています。
この作品は、その独特な世界観と奥深いストーリーで多くの読者を魅了しています。また、2023年には第52回日本漫画家協会賞まんが王国とっとり賞を受賞しており、その評価は業界内でも高いです。シリーズ累計発行部数は333万部を超え、その人気は確固たるものとなっています。
たかねぎとして、『メイドインアビス』の魅力は、ただの冒険物語にとどまらない深いメッセージ性にあると感じています。読者はリコとレグの旅を通じて、勇気や友情、家族の大切さを改めて考える機会を得ることができます。
この作品は、アニメ・漫画が持つ可能性を改めて示しており、多くの人に読んでもらいたい一冊です。
メイドインアビス :打ち切りなのかをご紹介
結論から先に申し上げますと、メイドインアビスは打ち切られていません。(2024年4月現在)
現在は2023年7月に刊行された12巻が最新刊で公表発売中となっています。しかし、その前の刊である11巻が12巻の更に1年前の発売となっています。週刊誌と比べても、さらに月刊誌と比べても明らかに刊行スピードが遅いため、常に打ち切りの噂が飛び交ってしまう部分もある程度は仕方ないのかもしれません。
しかし、作者のつくしあきひと卿(本編内の最高位の敬称)は恐らく最終回までの道のりをしっかり考えている上でゆっくり描けるWebガンマという媒体を選んでいると私自身は信じています。
この作品を打ち切りなんかで終わらせるわけにはいかない事は作者も読者も編集者も全員意見は一致していることでしょう。アニメ化も果たし、最近ではパチスロの版権にも採用されている為、まだまだリコ達のハードコアでダークファンタジーな冒険は続いていきます。
メイドインアビス :打ち切りの噂が出た理由とは?をご紹介
・単行本の発刊スピードが他よりもゆっくりである事
これは発信媒体であるwebコミックガンマの影響です。webコミックガンマは毎月10日、20日、30日にwebサイト自体のアップデート、同時に連載作品のアップロードを実施していますが、毎週1話ずつ連載作品のアップロードを行う週刊誌と比べてもスピード感はどうしても劣ってしまいます。
そのうえ必ず全ての作品がアップデートされるわけでもなく、メイドインアビスの最新話である67話は2月更新分で止まっている状態です。
しかし更新が早いから優秀な媒体、遅いからダメな媒体というわけでは全然ないです。なにより大事なのは作者様が新話の更新を続けてくださる環境作りだと自身は考えています。
更新が早いとその分新陳代謝も早く、某集英社の週刊誌では打ち切りになった漫画の数、掲載されなかった漫画も含めると本当にその数は知れません。さらに週刊でこのハードSFを連載するのは無理があるでしょう。
更新スピードのゆっくり具合が打ち切りの噂につながっている部分が大きいですね。
メイドインアビス :原作の何巻までアニメ化されている?をご紹介
アニメ1期が原作4巻まで、映画「深き魂の黎明」の内容が原作4巻から5巻まで、アニメ2期「烈日の黄金郷」が原作6巻から10巻まで、となっています。
ではアニメ3期も今後行われるのかという部分ですが、今後の展開のドキドキ感と単行本の売れ行き、そして熱烈なファンの多さから期待して良い内容となっています。筆者自身もアニメから入りましたがあまりの面白さにアニメは三週目へ突入しています。
ですが前段でお話した通り、現在は既刊12巻までとなっており、単行本のペースも一年に一度発売されるかされないか程のスピードとなっています。このことから3期の話はもちろんありますが、原作のストックが圧倒的に不足している部分を補う事は難しいでしょう。
この漫画がギャグ漫画であればそれも叶ったかもしれませんが、本格ハードコアSFダークファンタジーの世界観でオリジナルストーリーを行ってしまうとそれこそ死人の出る騒動になりかねません。
メイドインアビス :話題①メイドインアビスは何万部売れましたか?をご紹介
Wikipedia調べにはなりますが累計発行部数は2020年時点で333万部を突破しているようです。これが本当だとすると、実はとてつもないスピードで駆け上がった漫画となります。
このサイトにメイドインアビスもランクインしていたので調べてみました。上記調べのデータが真である場合は、2012年に第一巻を発刊したメイドインアビスは2013年時点での売り上げは91000部です。
この時点で既刊3巻なのでまだまだ駆け出しといった状況ではありますが、その漫画が300万部以上のヒットをたたき出すとは誰も想像していなかったと思います。因みに初版10000部を突破した時点で出版業界としては二塁打くらいのヒットなので、この初動の売り上げでも竹書房からしたらホームラン級ではないでしょうか。
やはり2017年7月7日がこの作品の運命を大きく変えたといっても過言ではありません。第1期のアニメの放送日です。それまで作者のつくし卿も悩んでいたようですが、悩みを吹き飛ばすようなスマッシュヒットは映像化されることによって世界観へ没入しやすくなった事が大きな要因でしょう。
メイドインアビス :打ち切り?連載休止・連載終了?理由は?のまとめ
最初の結論から変わらずメイドインアビスは打ち切りも連載休止も連載終了もしておらず、現在大絶賛連載中のハードコアSF冒険ファンタジーでございます。
今のところアニメは非常に評価が高い作品として君臨していますし、作者のつくし卿も一時期は血圧が200を超えるような事態もありましたが、現在は比較的普通に生活を送れているようです。
本編の話の進み方がゆっくりに思える方もいらっしゃるかもしれませんが、これは作者のつくし卿が丁寧に作品を作り上げてきた証拠でもあります。逆にゆっくり進むという事は某少年誌よろしく既刊が多すぎて物語に追いつけない、なんて事態は発生しません。
現在は既刊12巻、Webコミックガンマでも初めの話を無料で読むことができ、コミックに収録されていない最新話は常に無料で公開されています。個人的な感想としてはこの作品はゴア表現こそ多いですが伏線の張り方が丁寧で、王道を行く少年少女の冒険譚をしっかり描き切っている作品だと感じています。
この記事を読了いただいた皆様も、この機会にぜひ第七層までお越しくださいませ。