この記事では、マッシュル :完結?最終回、ネタバレを含む最後のラストシーンの結末!|ファンが徹底考察!?をご紹介しております。
2020年1月に週刊少年ジャンプで連載がスタートした「マッシュル」は、2023年7月に発売された31号で最終回を迎えました。この作品の結末について、ファンが徹底考察を行います。
マッシュルとは
『マッシュル-MASHLE-』は甲本一先生による日本の漫画作品であり、魔法が全てを左右する世界を舞台にしています。甲本にとっての初連載作品で、2020年から2023年まで『週刊少年ジャンプ』で連載されました。
メディアミックスとしてアニメ化もされ、さらなる人気を集めています。
この作品では、魔法が使えない主人公、マッシュ・バーンデッドが魔法の使える者たちが支配する世界で生き抜く様子が描かれています。マッシュは魔法の代わりに圧倒的な肉体を武器にして戦い、その独特な存在感で読者に強い印象を与えています。
彼は魔法が一切使えませんが、日々の鍛錬により得た非凡な力で多くの困難を乗り越えています。
物語の背景には、魔法によって階級が決まる社会システムが存在します。魔法を使えない者は極端に軽視され、時には命の危険にさらされることもあります。この厳しい社会の中で、マッシュは魔法学校に入学し、そこで「神覚者」と呼ばれる称号を目指しています。
彼の目的は単に自己の地位を向上させることではなく、魔法に依存しない新たな価値を世界に示すことにあります。
読者はマッシュの成長と彼が直面する障壁を通じて、自らの限界を超える重要性と、固定観念に挑む勇気を学ぶことができます。マッシュルはただのエンターテインメント作品であるだけでなく、現代社会における多様性や公平性への問いかけを含んでいると言えます。
マッシュル :完結しているか?をご紹介
マッシュルは完結しています。
2020年1月より週刊少年ジャンプにて連載がスタートしました。
そして2023年7月に発売された31号にて最終回を迎え、3年6ヶ月の歴史に幕を下ろしました。
物語の舞台は魔法が当然のものとして使用される世界・魔法界。そんな魔法界の深い森の中で筋トレに励む少年がいました。彼が主人公のマッシュ・バーンデッド。彼は魔法が使えません。
家族との平穏な暮らしを望む彼だったが、ある日、その命を突然狙われることになります。彼の鍛え抜かれた筋肉は精鋭の魔法使いたちに通用するのでしょうか?
鍛え抜かれたパワーがすべての魔法を粉砕する、アブノーマル魔法ファンタジーとなっています。
マッシュル:なぜ打ち切りといわれたのか?理由をご紹介
マッシュルは個性的でバラエティーに富んだ登場人物たち。そんな登場人物たちと切磋琢磨の様子。戦闘とシュール・ギャグなどの落差の激しさ。
これらの魅力的な内容に日本だけでなく海外でも人気がある作品です。2024年3月時点で全世界累計発行部数は1000万部を突破しています。
そんなマッシュルは打ち切りなのでは?とファンの間で噂になっています。
それはなぜなのでしょう?
理由はアンケートの評価が低かったからです。
マッシュルが連載されていた週刊少年ジャンプでは読者によるアンケートが実施されていて、人気な順に連載されるというシステムになっています。
つまり雑誌の最後の方にある作品は人気が低く、打ち切りの対象になってしまうということです。
マッシュルはあまり人気が振るわず、最下位付近をうろうろしていました。
これを見たファンが打ち切り説を提唱したのでした。
マッシュル:アニメ化はどこまで?をご紹介
アニメ2期では、原作コミック5巻の第39話から8巻の第74話の内容が盛り込まれていました。
マギアルプスとの戦闘に勝利したものの、学園中に魔法が使えないことがバレてしまったマッシュ。
そして緊急尋問のために魔法局に呼び出されたマッシュの元へ、神覚者達が次々と集まってきます。名誉あるイーストン魔法学校に魔法が使えない者がいることは遺憾であるとして処分を下そうとする神覚者達。しかしレインと共に現れたウォールバーグが彼らに頭を下げたことで、マッシュは神覚者候補になることを条件として猶予を与えてもらいます。
そしてマッシュは神覚者候補選抜試験に出場。
着実に試験をクリアしていくマッシュ。しかし試験中にイノセントゼロが介入し、試験の中断を余儀なくされます。イノセントゼロを退けることに成功するものの、最後に怪物を召喚して去っていきます。
しかしそんな怪物すらも筋肉だけで退けるマッシュ。怪物に立ち向かう姿に批判的だった人たちもマッシュを認めていったのでした。
マッシュル :完結?ネタバレを含むあらすじ・見どころをご紹介
マッシュの見どころといえば、なんと言っても個性的なキャラクター。それにギャグシーンと戦闘シーンのギャップです。
マッシュはイーストン魔法学校に入学してさまざまな人に出逢います。
中でもフィンくんはマッシュに初めてできた友達です。マッシュをメインにボケキャラが多いこの作品においての貴重なツッコミキャラでほぼ全てのボケを裁いています。
そしてマッシュという作品においてのヒロイン・レモンちゃん。彼女は見た目は金髪ロングに赤いリボンと可愛らしい見た目ですが、中身は結構ぶっ飛んでます。入学試験の時、怪物に襲われたところをマッシュに助けてもらいます。それがきっかけでマッシュに惚れ込み、自身のことをマッシュの未来のフィアンセだと公言しています。
基本的にはギャグが多い作品ではありますが、ジャンルとしてはバトル漫画なので、もちろんバトルシーンもあります。
そのギャグシーンとバトルシーンのギャップがこの作品、1番の魅力と言っていいでしょう。普段はボケまくっているマッシュもバトルになると顔つきがかわり、かっこいいんです!
マッシュル :完結?最終巻(漫画)のネタバレを含むストーリーをご紹介
マッシュの最終回はどのような内容なのでしょうか?そしてマッシュは神覚者になれるのでしょうか?
結論、マッシュは神覚者になりません。
正確には神覚者に選ばれますが、めんどくさいことは任せるとしてランスに神覚者の権利を譲ります。
本人曰く、神覚者になれる実力があることが認められただけで満足だそうです。
そして森の奥の実家に帰ったマッシュはパティシエとなり、大好きなシュークリームの新作を作って、みんなに振る舞っていました。
そして魔法が使えない者が神覚者に初めて選ばれたとして格差はなくなり、マッシュが望んだ平和な生活を送ることができたのでした。
マッシュル :完結?最終回(アニメ:1期)のネタバレを含むストーリーをご紹介
舞台は魔法が全ての世界・魔法界。そんな魔法界に魔法を持たずに生まれた主人公・マッシュ。レグロと平和に暮らすためにも、最も優秀な学生である神覚者に選ばれるべく、由緒ある名門校であるイーストン魔法学校の編入試験を受けることになります。
魔法が使えないマッシュはその事実を隠しながら、鍛え上げた筋肉のみでイーストン魔法学校の試験を見事クリア。
寮で相部屋となったフィン。編入試験1位通過の2本線をもつ天才イケメン・ランス。マッシュのフィアンセを名乗るレモン。同じアドラ寮の1年生・ドット。
個性豊かな仲間と一緒に授業をこなしていきます。
神覚者になるには授業や部活でいい成績を収め、コインを集めること。そして5枚以上集めて、神覚者候補選抜試験を受け優勝すること。
着実にコインを集めていくマッシュでしたが、コイン狩りをしているマギアルプスに目をつけられてしまいます。
ですが、マギアルプスのトップ・アベルを魔法を使わず筋肉のみで勝利。一件落着と思われましたが、新たな影がマッシュたちに忍び寄っていたのです。
マッシュル :完結?最終回(アニメ:2期)のネタバレを含むストーリーをご紹介
マギアルプスとの戦闘に勝利したマッシュ。
しかしこの一件でマッシュが魔法が使えないことが学園で噂となります。
魔法局では神覚者たちが集まり、マッシュに処分を下そうとしたとき、イーストン魔法学校の校長ウォールバーグと神覚者の一人レイン・エイムズが現れて条件付きでマッシュの処分は保留となります。
そしてついに迎えた神覚者候補選抜試験。
一次試験・二次試験共に難なくクリア。
最終試験ではマーガレットと戦うことになります。なんとか勝つことができましたが、その時、突然イノセントゼロが乱入。
ウォールバーグ校長の足止めもあり、なんとかイノセントゼロを追い払うことに成功します。
この一件で魔法が使えないことが学園全体に知れ渡りますが、そんなマッシュが怪物を追い払ったと称賛を浴びるのでした。
マッシュル :完結?最終回、ネタバレ①ラスボスの正体は?をご紹介
マッシュルにおけるラスボスはイノセントゼロです。
イノセントゼロは本作に登場する犯罪組織「無邪気な淵源(イノセント・ゼロ)」のトップで、最強の魔法を操りながら多数の魔法使いを束ねています。その実力は魔法界一の実力者とされるウォールバーグ校長と並び立つほど。
組織の構成員たちからは「お父様」と呼ばれています。
彼にとって部下を含めた弱者は、自分の強さの糧となるべき道具に過ぎません。
その生き方は完全実力主義で弱者を差別する魔法社会そのものを反映したものとも言えます。
弱者救済を志すウォールバーグ校長とは根本的に思想が異なるため対立が絶えません。しかし自分の欲を優先してきたため、大悪党であるイノセントゼロのほうが最強に足る実力を手に入れています。
イノセントゼロはかつてウォールバーグ校長とともに、魔法社会を形成したとされる偉大な魔法使いアダム・ジョブズの一番弟子でした。
そのことを考えると彼とウォールバーグ校長の力が拮抗しているのも納得できますよね。
マッシュル :完結?最終回、ネタバレ②マッシュルの正体をご紹介
イノセントゼロはマッシュを狙ってイーストン魔法学校まで攻めてきました。
なぜ魔法が使えないマッシュを狙ったのでしょうか?
なんとイノセントゼロは、マッシュの実のお父さんなんです。しかしマッシュに対する親としての愛情は一切なく、彼のことはより自身を高みへと近づけるための道具としか思っていません。イノセントゼロの目的は不老不死になること。
完璧な人間を目指すために、イノセントゼロはパーツとして自分の血を分けた6人の実子をもうけました。それがマッシュと悪魔の五つ子です。
イノセントゼロの目的は6人の心臓を用いて「造体禁忌魔法」を使い、不老不死の心臓を手に入れること。偶然マッシュが進化の条件に一致していたというわけではなく、最初からマッシュは彼の目的のために生み出された存在だったのです。
マッシュル :完結?最終回、ネタバレ③マッシュルの父親は誰?をご紹介
マッシュといえば、物語の冒頭からおじいちゃんと森の奥で2人暮らしをしています。
マッシュの両親はどうしたのでしょうか?
母親の方は登場していませんが、父親は判明しています。
マッシュの父親はイノセントゼロです。
しかし彼はマッシュを自分の子どもとは認識しておらず、自分の欲を満たすための道具としか思っていません。
そんな彼の欲とは不老不死の体を手に入れること。
それを叶えるために作られたのがマッシュとデビルクンタブレットと呼ばれる5人の子どもたち。
イノセントゼロはマッシュを合わせた6個の心臓を使って造体禁忌魔法で不老不死の体を手に入れようとしていたのでした。
つまりマッシュはイノセントゼロの目的のために作られた存在だったのです。
マッシュル :完結?最終回、話題①マッシュルのおじいちゃんの正体は?をご紹介
本作の主人公・マッシュの育ての親にあたる72歳の老人。
マッシュからは「じいちゃん」と呼び慕われています。
「まるでダメな男」に相応しく最底辺の魔法使いにあたる人物で、実の親からも疎んじられ、孤独な半生を送っていました。
絶望感に耐え兼ね自殺に踏み込む直前に捨てられていたマッシュを拾い、自殺を思いとどまります。そして男手一つでマッシュを育てることにしたのです。
物語冒頭で魔法使いの証であるアザのないマッシュの存在が魔法警察に知れ渡ってしまいます。マッシュ共々追われる身となりますが、マッシュが神覚者となることを引き換えに一時的に魔法警察に見逃されることに。
マッシュがイーストンに入学し、その後友達を連れて帰ってきた時は、マッシュに友達ができたことを嬉しく思うと同時に、もっと外の世界に触れさせてあげればよかったと後悔している描写があります。
彼に育てられたからこそ、マッシュは心優しい人に育ったのでしょうね。
マッシュル :完結?最終回、関係者・ファンのコメントをご紹介
マッシュルの最終回を迎え、X(旧Twitter)ではファンが盛り上がりを見せています。
公式Xでは、最終18巻の発売と同時にファンブックの発売も発表されました。
そしてこれまで応援してくださったファンへの感謝の言葉が綴られていました。
この投稿に対して関係者からもコメントが寄せられていて、マギアルプスのメンバー・アビス役の七海ひろきさんは自身のアカウントで「マッシュル最終話おめでとうございます!」と投稿されています。
またファンの方からは「甲本先生お疲れ様でした。」「最終回すごくよかったです!」などの声がたくさん寄せられていました。
マッシュル :完結?最終回(アニメ・漫画)・結末のファンの感想・考察をご紹介
マッシュルを視聴したファンからの口コミをご紹介します。
「シュールだけど熱い!」
「実はギャグ要素が強過ぎて最初はなかなか入り込めなかったんですが、進めば進むほどおもしろくなっていく。ストーリーはしっかりしてるし、登場するキャラもみな個性的。」
「その他ジャンプ作品のパクりとネットで悪口書かれる事もありますが、そんな悪口を吹き飛ばすぐらい本当に面白い作品です!!」
こういった熱いコメントがたくさんありました。
また、
「BBBBダンスから興味を持って読み始めました」
このようなコメントもあり、アニメOPがTikTokなどでバズったことが影響してアニメを見始めた方もおられたようです。
ギャグが苦手という方も多く、好き嫌いが分かれやすいジャンルながらもこれだけの評価を勝ち取れるのは凄いなと思いました。
個人的にもギャグ漫画はあまり見ないのですが、マッシュルはとても楽しく見ることができました。
まだご覧になってない方はぜひ見てみてください。