この記事では、マイホームヒーロー:完結?最終回、最後のラストシーンの結末!|ファンが徹底考察!?のご紹介をしています。
「マイホームヒーロー」の最終回がまだ訪れていない中、ファンたちの間では既に終末について様々な考察が交わされています。この物語の行く末に、読者がどんな結末を想像しているのか、興味深い意見が集まっています。たかねぎとして、これらの考察を深掘りし、最後のラストシーンに何が待っているのか、みんなで考えてみましょう。
マイホームヒーローとは
『マイホームヒーロー』は、山川直輝先生(やまかわ なおき)、朝基まさし先生(あさき まさし)によって生み出された、心を打つクライム・サスペンス漫画です。2017年から『週刊ヤングマガジン』で連載が開始され、2023年12月時点での累計部数は370万部を超えています。
この物語の中心は、ごく平凡な中年サラリーマン、鳥栖哲雄が家族と共に巨額の遺産を相続することになり、それを知った半グレ組織に狙われるという展開です。哲雄は、趣味である推理小説の執筆で養った知識を活かし、家族を守るために奮闘します。
2022年にはアニメ化が発表され、2023年4月から6月にかけて放送されました。さらに、テレビドラマが2023年10月から12月に放送され、2024年3月には映画の公開が予定されています。
たかねぎとして感じるのは、哲雄の推理小説執筆の趣味が、彼の家族を守るための大きな力になる点にあります。日常生活で直面する問題を解決するヒントを、哲雄の冒険から学ぶことができます。また、アニメやドラマ、映画への展開は、この魅力的な物語をより多くの人に届ける機会を提供してくれています。
マイホームヒーロー:完結してる?休載をしていた理由はなぜ?をご紹介
2017年より週刊ヤングマガジンにて連載が始まったマイホームヒーローですが、絶賛連載中の作品となりますが、現在連載中の第3部は原作者より最終章と言われており、完結も間近ではないでしょうか。
休載について、実は第2部が終わった後やアニメ放映後の2023年7月~9月など、本作は度々長期間休載をしております。アニメ化やドラマ化、実写映画化までした作品だけあり、クオリティを保つために休載をしているのではないでしょうか?
なお、2023年10月にはドラマが2024年には実写映画が控えていた都合上、監修のために休載をしていたという可能性もあるようですが、公式や作者からのメッセージ等がありませんので真相はわかりません。
マイホームヒーロー:完結?最終回までのストーリー(第一部)をご紹介
おもちゃメーカーの営業職を務めるミステリー小説好きの主人公、鳥栖哲夫は最近一人暮らしを始めた娘の零花に半グレの彼氏ができたことを知り、娘を守るためにその彼氏をとっさに殺してしまいます。
半グレたちからの反撃を恐れた哲夫は妻と一緒にその彼氏の死体を隠滅し、行方不明にしてしまおうと画策しました。
しかし、哲夫が殺した彼氏こと麻取延人は半グレ組織の中の重要人物のドラ息子で連絡がつかなくなった直後から組織が全力を挙げて探し始めました。半グレ組織から麻取延人を殺したのではないかと疑われた哲夫は追及を逃れるために組織との頭脳戦を繰り広げます。
哲夫は元々ミステリー小説が好きだったこともあり、死体の隠蔽や偽の情報を流す等、様々な方法で組織の追及を逃れようとしますが、組織の実働部隊のリーダーである間島恭一にマークされ何度もピンチに陥ってしまいます。
最終的には罪を恭一に擦り付けることに成功しましたが、麻取延人の父親で組織の重要人物である麻取義辰に気取られ乱闘のすえ殺して死体を山の中に捨ててしまいます。
第1部ではこうして、哲夫は罪から逃れることに成功いたします。
マイホームヒーロー:完結?最終回までのストーリー(第二部)をご紹介
第一部の一か月後、台風によって麻取義辰を埋めていた山に土砂崩れが起こってしまい、死体が発見されてしまったところから物語が大きく進行していきます。
麻取義辰が抜けた半グレ組織は哲夫の妻の実家である鳥栖家の財産を狙って娘、零花に近づいていました。その人物は組織から逃亡中の恭一を匿っていた金井憲広を殺害しており、恭一は金井を殺した石井信を殺すべく哲夫に共闘を持ち掛けます。哲夫は石井信から零花を守るべく行動を始めます。
しかし、その背後では警察によって捜査がはじまっており、哲夫とは旧知の仲である安元浩司が一ヶ月前の麻取延人殺害の事件の真相を暴き始めていました。自身の逮捕を悟った哲夫は一時的に実家に戻っている歌仙の元へと向かいます。
歌仙の実家である鳥栖家はカルト教団を運営していました。歌仙の実家がある村に到着した途端、哲夫と零花は無理やり引き離され、零花は教祖の元へと連れていかれました。
そんなときに半グレ組織のリーダー窪が鳥栖家を脅すために村を襲おうとしていることを知り、窪と教団を争わせ教祖である鳥栖郷一郎を殺し、その罪を組織にかぶせるという計画を思いつき、実行します。
最終的にこの計画は成功し、殺人の罪は窪が背負い、哲夫はまたしても罪は暴かれることなく逃げ切ることに成功したのでした。
マイホームヒーロー:完結?最終回までのストーリー(第三部)をご紹介
第二部から7年後、零花は警察に入り、交番勤務を経て4月から刑事となっていました。哲夫は勤めているおもちゃメーカーで課長に昇進し、さらに5歳になる息子も生まれていました。
7年前の事件が風化していく中、哲夫は顧客に騙されて旧間野会(半グレ組織の親暴力団)のメンバー殺害の容疑がかかり、警察から事情聴取を受けてしまいます。さらには家が志野を名乗る窪の仲間によって燃やされてしまいます。
それにより、哲夫と歌仙たちは警察の警備付きでホテルへ移動することになりました。
刑事となった零花は身内である哲夫に容疑が掛っているため事件の捜査から外されますが、7年前警察が逃してしまった窪と志野が真犯人であると思い独断で調査を始めます。そして、恭一に出会い7年前、麻取延人を殺したのが哲夫だということを知ってしまいます。
零花が調査を行っている間、哲夫は窪に拉致され、テロを起こすから止めて見せろと言われたことを警察に告げます。そして、刑事の戸島と共に窪の暗号の謎解きを始めます
哲夫は零花が刑事になるひと月前の3月に窪と再会し、その時にはもう窪を殺していたのです。
全てが哲夫の策略の上ですが、原作は連載中のため、哲夫がどうしてこんな計画をしたのか。最終的にどうなりたいのかまだ不明です。
興味がある方はぜひ、マイホームヒーロー本編をご確認ください。
マイホームヒーロー:完結?アニメ(最終回)のネタバレを含むストーリーをご紹介
前回までの話で零花のマンションで延人が殺されたことに気づいた麻取義辰とそれを隠れてみていた鳥栖哲夫は息子が死んだことにショックを受ける義辰の前におもわず飛び出て自首を申し出ましたが義辰は家族もろとも皆殺しにしようとしていたことを知り二人は死闘に発展してしまいます。
最終回ではその死闘の決着がついについてしまいます。殴り合いから始まり、途中、警察や半グレ組織の人間が部屋に訪れるというトラブルもありましたが義辰に勝利いたします。
勝利した哲夫は冷静に義辰の死体を山の中へと埋めると無事、平穏な生活へと戻っていくのでした。
しかし、物語はここでは終わりません。最後の最後で強烈な台風が日本に来ているというニュースとともに山が土砂崩れになる様子が移されます。そして、顔面蒼白になった哲夫の「大丈夫だよ」というセリフでエンディングを迎えます。
マイホームヒーロー:完結?:結末・最終回のネタバレありで考察・予想をご紹介
現在、原作では麻取義辰が所属していた半グレ組織のボスである窪との勝負を描いた3部が連載中ですが、最新話(200話)では既に窪は哲夫によって殺されていたことが判明しています。
どうやら、3部で描かれている時期よりも前に窪は殺されており、窪と哲夫の勝負はすべて哲夫の自演だったことが明かされています。
さて、これからどう話が展開していくのでしょうか。原点に戻って考えてみます。まず、哲夫の当初の目的は家族を守るという目的でしたが、それが連続で殺人するという結果につながりました。
呪術廻戦の虎杖が「一度人を殺したら「殺す」って選択肢が俺の生活に入り込むと思うんだ」と言っていたように哲夫の生活にも「殺す」という選択肢が混ざった結果なのかもしれません。
そのうえで、哲夫はどうしたいのかと考えると、すべてを自分の責任にしてでも、家族の平和だけは守りたいのではないでしょうか。そう考えますと最後はやはり、外敵をすべて殺して自分も死ぬ、あるいは自首するだと思います。
マイホームヒーロー:完結?:最終回(アニメ)、関係者やファンのコメントをご紹介
アニメ最終回についてX(旧Twitter)では好意的なポストが多い印象でした。
『マイホームヒーロー12話。どんな最終回になるのか、ずっと気になっていた作品です。
文字通り哲雄さんは、マイホームヒーローになりましたね。法律も倫理も二の次、そんなヒーローを描き切った感じです。
異様な後味含め、最後まで目が離せない良作でした。』
『マイホームヒーロー12話最終回観てきました!最後までとことん救いがない終わり方…
娘が日常生活を送る中、裏では組織との駆け引きをしてるギャップが良かったですね
毎話手に汗握る展開の連続で面白かったです』
また、演じられた声優さんからも最終回を記念してポストが投稿されています。
『1週間ほど経ってしまいましたが、改めまして、マイホームヒーローをご覧くださりありがとうございました!!
関わってくださった全ての方に感謝です。
本当に本当に、ありがとうございました!!
また零花ちゃんを演じられますように😌』
マイホームヒーロー:完結?最終回(アニメ)を体験したファン(自分)の感想・考察をご紹介
アニメでは原作の第1部ほぼそのままの形となっており、いわゆる良アニメという印象でした。原作自体の面白さも申し分ないですが、アニメ化にあたり声優、演出等、必要な個所が十分に補えており、原作の面白さがそのままアニメとして昇華してくれたと思える作品でした。
ぜひ、2部以降もアニメ化してほしい作品ではありますが、いかんせん元々青年向けのマンガでアニメも青年、大人向けな印象があり、今後も人気が続くのか少しばかり不安です。
また、2024年には実写映画の公開もされますが、原作はおそらくもうしばらくする完結してしまうと思われるため、これも人気につながるか今のところ未知数です。
できれば、人気が続きこのままアニメの続編やドラマの続編が作られて欲しいです。そう、心から思える面白い作品でした。