この記事では、ハヤテのごとく:完結?最終回、ネタバレを含む最後のラストシーンの結末!|ファンが徹底考察!?をご紹介しております。
「ハヤテのごとく!」ですが、2024年現在、完結しております。
完結しているか?をご紹介
「ハヤテのごとく!」ですが、2024年現在、完結しております。
本作は週刊少年サンデーにて2004年から2014年まで連載され、単行本全52巻のほか、公式ガイドブックやノベライズ等発売されております。
また、アニメ化や劇場化を始めとした各種メディアミックスも行われておりました。
見る順番をご紹介
「ハヤテのごとく!」ですが、複数回アニメ化され劇場化もされております。
そのうえで見る順番ですが、
アニメ第1期(全52話)→OVA(ハヤテのごとく!! アツがナツいぜ 水着編!)→アニメ第2期(全25話)→劇場版(劇場版ハヤテのごとく!HEAVEN IS A PLACE ON EARTH)→アニメ第3期(ハヤテのごとく!CAN’T TAKE MY EYES OFF YOU 全12話)→アニメ第4期(ハヤテのごとく! Cuties 全12話)→OVA(アニサン 全3話)となります。
アニサン企画のOVA以外は劇場版を含めて配信サイトで観ることができますので、アニメを観たい方は配信サイト(dアニメストア、U-NEXT)から観るのが一番観やすいと思います。
ネタバレを含むあらすじ・見どころをご紹介
クリスマスの日、両親によって1億円もの借金を負ってしまった綾崎ハヤテは公園で見かけた少女、三千院ナギを誘拐して身代金をせしめようとしました。
ナギがナンパに絡まれているのを見てついつい手助けをしてしまい、ナギから何か欲しいものをやろうと言われ直接、声をかけますがその時のセリフが「キミが欲しい」「キミをさらうと決めていた」というものだったのでナギが告白と勘違いしてしまいます。
そんなときに本当の誘拐犯がナギの前に現れ、ハヤテは成り行きでナギを助けます。
こうして、ハヤテに惚れたナギはハヤテの願いである仕事を探してほしいという願いをかなえるために三千院家の執事としてハヤテを迎えるのでした。
「ハヤテのごとく!」の見どころですが、スーパー高校生執事ハヤテと超お嬢様が送るドタバタコメディなところです。
主人公であるハヤテの超人的な能力を活かしたコメディはとても面白いです。
また、物語に登場する様々なキャラクターも魅力的でコメディな作風によってそれぞれのストーリを気軽に楽しむことができます。
漫画(最終巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
クリスマスイヴが近づき様々な思惑が進む中、ハヤテの目の前には1年前自分を捨てた父親が現れる。
彼は不動産屋として千桜に近づき三千院家の情報を得ることで三千院家の財産を少しでも得ようと企んでいたのです。
またさらには入院しているナギの母親、三千院紫子の正体が実はハヤテの母親で、ついにハヤテが一年間隠してきたナギと出会った時の告白が嘘、勘違いだったことがナギに明かされます。
ショックを受けてしまったナギは願いを叶える代わりに寿命が50年減ってしまう禁断の力(オルムズト・ナジャの写本)にハヤテが自分を愛する世界を望んでしまうのでした。
創り出された世界に取り込まれたハヤテですが、ハヤテの意識を目覚めさせるために歩がハヤテの意識へと潜り込みナギと出会ったあの日に介入し、ナギとの出会いをなかったことにしようとし、ハヤテから告白を受けます。
歩はハヤテとナギの一年をなかったことにはできず、告白を断り、ハヤテを元気づけます。
意識を取り戻したハヤテは夢の世界にいるナギの下へと向かい、ナギがずっと見れなかったマリアからの手紙を渡し、さらには写本に夢をなかったことにする願いをしました。
現実世界へと戻ることができたナギとハヤテですが、ナギは三千院家の遺産を継ぐための鍵「ロトの鍵」を遺産相続の候補者である初柴ヒスイへと渡し、遺産相続から降りました。
こうして、お嬢様からただの一般人となったナギはハヤテを執事から解雇しました。これからは自分でお金を稼ぎ自分の身は自分で守るといい二人は別れました。
そして、2年後、普通の学生となったナギはクリスマス・イヴの日に再びハヤテと再会して本作は完結となります。
アニメ:第1期(最終回)のネタバレを含むストーリーをご紹介
アニメ最終回ではギリシャのミコノス島に旅行へ行ったナギたちですが、せっかくの旅行なのにナギはホテルで籠ってしまいます。
インドア派で昔この島に住んでいたナギにとって珍しいものではなく出かける必要がなかったのでした。
しかし、外に出れないことを知ったハヤテを見たナギは仕方なく観光へ出かけるのでした。
ウキウキで観光を楽しむハヤテですが、ナギの帽子が飛ばされたことをきっかけに過去へとタイムスリップしてしまい、過去のナギと出会います。
そのことに気づいたハヤテは過去のナギを外へ連れ出すことでインドアな性格を矯正できると思い連れ出そうとしますが、なんと過去のナギは何故かイタリアマフィアに狙われていました。
昔からマフィア等人さらいに狙われる生活を続けているため、インドア派になってしまったのだと思ったハヤテはマフィアたちを退けるとナギと一緒に夜の海へ星空を見に行くのですが、再び帽子が飛ばされたことをきっかけに現代へと戻ってしまったのでした。
現代へと戻ったハヤテはナギと一緒に海で星空を眺めるのでした。
こうして、アニメ第1期は完結いたします。
アニメ:第2期(最終回)のネタバレを含むストーリーをご紹介
咲夜の誕生日会が終わった翌日、初めてのバイトなどで疲れ果てたナギは熱を出して寝込しまいました。
その日はクラウスが不在でマリアも買い物に出かけてしまい、屋敷でハヤテと二人っきりでしたが、ヤキモキするばかりで何も進展もなく、ハヤテに本を読んでもらうなどで過ごしていました。
寝ているばかりでは暇だというナギは暇つぶしのために密かにハヤテに小型カメラを取り付けます。
そして、ハヤテにはお菓子のパッキーが欲しいと言って買い物を頼み、その行動を観察するのでした。
ナギの目論見通りハヤテはパッキーを探しに外へと出かけますがハヤテの日常はナギの想像を絶するものでただの買い物のはずなのに困っている人に出会っては助けたり、強盗を捕まえたりと中々、目的である買い物が始まりません。
さらにはようやくスーパーにたどり着いても何故かパッキーだけが売り切れでした。
ナギのために絶対にパッキーを手に入れたいハヤテはついには自分でパッキーを作ることになりますが、トラックに引かれてしまいせっかくのパッキーは台無しになってしまうのでした。
しかし、ハヤテをずっとカメラ越しに観察していたナギはハヤテにより一層惚れ込むのでした。
アニメ:第3期(最終回)のネタバレを含むストーリーをご紹介
第3期「ハヤテのごとく!CAN’T TAKE MY EYES OFF YOU」ですが、内容は原作者書下ろしのアニメオリジナルとなっております。
三千院家の秘宝である黒椿は普段は時計の形をしておりますが、剣の形に変形することができ、それに刺されると黒椿に封印された魂と刺された人の魂が入れ替わる能力を持っておりました。
黒椿に刺されたことで黒椿に封印されていたナギの父親であるシン・ハイエックと魂が入れ替わってしまったハヤテ。シンは交通事故によって亡くなっておりましたが、亡くなる一歩手前で黒椿に刺されたことで魂だけが黒椿に残ることになりました。
そうとは知らずドリーと呼ばれる魔物はかつて黒椿に封印された大切な人の魂を取り戻すべくナギから黒椿を奪い去ろうと襲い掛かります。
ナギのピンチにシンはナギにハヤテを返すために自分自身に黒椿を突き刺し、ハヤテの魂ともう一度入れ替わりました。そして、元の身体に戻ったハヤテはナギを窮地から救い出したのでした。
黒椿に取り残されたシンは黒椿のもう一つの能力である「女装で歌を歌うことで願いが叶う」を使って黒椿の中でもう一度、ナギの母親、紫子と出会うという願いを叶えるのでした。
アニメ:第4期(最終回)のネタバレを含むストーリーをご紹介
「ハヤテのごとく! Cuties」は主に原作のアニメ化されていないエピソードの映像化がメインとなりますが、最終回は原作者書下ろしのオリジナルストーリとなります。
3期に登場した黒椿の呪いによって深夜12時までに女性とキスをしないとナギと二度と会えなくなる事態にハヤテは誰かとキスをするために奔走いたしますが、誰ともできずついには雪路と勝負する羽目になりますが、結局キスはできずに深夜12時にも近くなっていきます。
もう時間が無くなり誰かとキスをしなければならない、そう差し迫った時、眠そうなナギが現れます。
ナギはナギのためにハヤテが奔走していることを知っており、自分のためにハヤテが困るならキスなんてしなくても良いと言いますが、黒椿の呪いによって眠ってしまいます。
ナギのことを助けるためにハヤテはナギのおでこにキスをして呪いも静まり無事ハッピーエンドとなりました。
OVA:ハヤテのごとく!!アツがナツいぜ 水着編!:全1話(ラスト)のネタバレを含むストーリーをご紹介
三千院家のプライベートビーチにやってきたハヤテやナギと仲間たち面々はさっそく水着を着て海へと遊びに繰り出しますが、インドア派代表でもあるナギだけは遊びにいくこともなく、室内で隠れていました。
そんなナギを外へと連れ出そうとしますが、ナギはツルペタ体形というコンプレックスをもっており、無理やり外へ出そうとしたハヤテたちから逃げ出してしまいます。
しかし、そんなナギに同じツルペタ体形へのコンプレックスを持って亡くなった怨霊が取り憑き、プライベートビーチで遊ぶ仲間たちへと襲い掛かってしまいます。
その事態にクラウス達やヒナギクが対応しようとしますが、歯が立たなかったり高所恐怖症で動けなかったりして、怨霊を倒すことができません。そんな時にハヤテがフルパワーでナギへと飛びつき、怨霊からナギを救い出すのでした。
そして、二人っきりとなったビーチでハヤテがナギの水着を褒めることで元気を出したナギ。
こうして、OVAは完結するのでした。
映画:劇場版 ハヤテのごとく!HEAVEN IS A PLACE ON EARTH(ラスト)のネタバレを含むストーリーをご紹介
夏休み最後のひと時を過ごすためにゲームもなければアニメも見れない電波の届かない田舎へとやってきたナギたちは普段では味わえない田舎暮らしを満喫していましたが、ナギだけは何もやることがなく、ダラダラと過ごしていました。
そんな時、深夜トイレで目覚めたナギと付き添いのハヤテは不思議な女の子を見つけ森の中へと向かってしまいます。
森の中には何故か遊園地があり、そこでナギをさらわれてしまいます。
そこで意識を失くし、目を覚ましたハヤテを待っていたのはマリアさんがナギの代わりにハヤテのお嬢様となった世界でした。
ハヤテは何事もなく、そのマリアさんや仲間たちと共に過ごしますが、本物のお嬢様であるナギは森の中の遊園地にとらわれていました。
違和感を感じながら過ごす中、不思議な少女が再びハヤテの前に現れハヤテがナギにしている借金を返せるほどのダイヤモンドをハヤテへと渡しました。
そして、遊園地に取り残されたナギの前にも少女は現れハヤテを借金から解放したことを告げます。
ナギはハヤテなら絶対にやってくると信じハヤテを呼びます。
そして、ハヤテもまた、その声でナギのことを思い出し、ナギの下へと駆けつけるのでした。
ハヤテは不思議な少女からもらったダイヤモンドを少女へと返すとナギと一緒にいることを望みました。
こうして、遊園地へととらわれていたナギは解放されました。
なお、ハヤテの前に現れた不思議な少女の正体はハヤテの祖母でした。
両親の借金で苦しむハヤテを救うために幽霊となってハヤテたちの前に現れ今回の騒動を起こしたのでした。
OVA:ハヤテのごとく! OVA:全3話(ラスト)のネタバレを含むストーリーをご紹介
「ハヤテのごとく!」OVAはサンデー独自のアニメ化企画、アニサン企画によって制作され単行本41巻、42巻、43巻に1話づつDVDが付属されました。
肝心の内容ですが、原作でも人気のあるエピソードがそれぞれアニメ化されております。
その最終回にあたるvolume3では原作349話のエピソードが収録されております。
ある日、ナギが郵便ポストを確認していると近所のラーメン屋のチラシを見つけてしまいます。
それを見てラーメンを食べたくなったナギはハヤテにラーメン屋に行きたいとねだりますがマリアさんが既に夕食を用意していてラーメンを食べに行くのを言い出すことができませんでした。
どうしてもラーメンを食べたいナギとハヤテはマリアさんを説得するためにマリアさんにラーメンの良さを伝えようとしますが失敗します。
しかし、何度もラーメンと言う単語を聴いているうちにマリアさん自身もラーメンを食べたくなり、結局みんなでラーメンを食べに行くのでした。
久米田先生からのコメントをご紹介
「ハヤテのごとく!」最終回には作者である畑健二郎の師匠にあたる久米田康治よりメッセージがサンデー誌面上で公表されました。
そのメッセージには
『引退お疲れ様でした。
まだ出来るのにもったいない。
でも晩節を汚さない生き方も君らしいと思います。
今後は大好きなミコノス島で悠々自適なりタイヤ生活を送るのでしょうね。
ちなみに僕はまだ現役ですが』
と綴られておりました。
畑先生は元々、かってに改造連載中の久米田先生の元でアシスタントをしており、互いの作中でも相手の作品のネタをたまに登場させたりと畑先生が独立した後でも交流は続いているそうです。
メッセージの内容は皮肉とも取れる内容ですが、こうした冗談を言い合える仲なのでしょう。
ネタバレ①ハヤテのごとくのマリアの正体は?をご紹介
マリアの正体ですが、原作では何者なのか判明しておりません。
わかっていることは12月24日に拾われたことと頭脳明晰で学校も飛び級で卒業していることぐらいでそれ以外の生い立ちは不明のままで完結しております。
台湾で放映されたドラマ版ではマリアの正体が天王洲アテネということにされた他、原作者曰くハヤテの生き別れの姉という設定がボツネタとしてあったようですが、どちらも公式には採用されておりませんので、マリアさんの正体は不明というのが答えになります。
ネタバレ②最後誰とくっついた?をご紹介
「ハヤテのごとく!」で最後にハヤテとくっついた人はいません。1年前にナギと初めて会った時にナギがハヤテから告白を受けたと勘違いしてから始まった物語でハヤテ自身にはナギに対する恋愛感情はありませんでした。
ですが、最終回である2年後では出会った時と同じようにクリスマスイブの日に自動販売機の前で再会しておりこれから2人の恋が始まるのではないかと示唆されました。
最終的にハヤテとナギがくっつくのかはわかりませんが、別れた二人が再び共に歩み始めると言うことは、いずれ2人はくっつくのではないかと思われます。
なお、ハヤテのことが好きだった歩はハヤテへの恋心を最終的に諦めており、またヒナギクは最後の場面で告白しおそらくフラれております。
ハヤテのごとく :完結?最終回(漫画・アニメ・OVA・映画)・結末のファンの感想・考察をご紹介
様々なオタクネタと可愛らしいヒロインが登場する本作ですが、当初はギャグコメディとして一世を風靡し、一時期は似たようなコメディが流行る等、人気を博した作品です。
最初のドタバタコメディが人気だっただけに途中からのバトル展開やシリアス展開に戸惑う読者も多かったと思いますがコメディの雰囲気を極力残しつつ最後のシリアスな展開までをやり切ったのはとても素晴らしい作品だと思います。
また、アニメの方も原作のノリを踏襲出来ていてとても満足のいく作品でしたが、やはり途中からのシリアス展開がアニメ勢にはウケが悪かったのでしょう、完結までアニメ化されなかったのはとても残念です。
また、オリジナルストーリが展開された劇場版の出来はとても良く、原作ファンもアニメファンも納得のいく内容でした。
13年も連載が続いた大作である本作は単行本は全52巻(完全版だと全18巻)と今から読むには少し骨太でとっつきづらいと思いますがぜひ、一度は読んでみてください。