この記事では、ドメスティックな彼女:完結?最終回、ネタバレを含む最後のラストシーンの結末!|ファンが徹底考察!?をご紹介しております。
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「ドメスティックな彼女」ですが、2025年1月現在完結しております。本作は週刊少年マガジンにて2014年より連載が開始され2020年に完結しております。
ドメスティックな彼女とは
『ドメスティックな彼女』は、流石景先生が描いた恋愛漫画で、週刊少年マガジンに連載されていました。
単行本の累計発行部数は500万部を超えており、多くの読者に支持されています。
物語の中心は高校生の藤井夏生(ふじいなつお)で、教師である橘陽菜(たちばなひな)とその妹である橘瑠衣(たちばなるい)との関係が大きく関わっていきます。
物語は、夏生が陽菜に想いを寄せるところから始まります。
ある日、偶然の流れで瑠衣と関係を持つことになります。
その後、父親の再婚によって陽菜と瑠衣が義理の姉妹となり、同じ家で暮らすことになります。
この環境が、恋愛と家族の間で揺れ動く展開を生み出しています。
作品には、不倫や家庭問題といった社会的なテーマも含まれています。
少年誌に掲載されていましたが、大人向けの要素が多く、ネグレクトや薬物依存、LGBTの問題なども描かれています。
キャラクターの感情が丁寧に描かれているため、登場人物の心情に共感しやすい作品です。
物語は、シリアスな展開とコメディ要素が組み合わさった独特の作風となっています。
緊張感のある場面が続いたかと思えば、ユーモラスなシーンが挟まれるため、読者を飽きさせません。
人間関係が複雑に絡み合い、続きが気になる展開が続いていきます。
完結しているか?をご紹介
「ドメスティックな彼女」ですが、2025年1月現在完結しております。
本作は週刊少年マガジンにて2014年より連載が開始され2020年に完結しております。
単行本は全28巻。
なお、12巻と14巻以降は通常版の他におまけが追加された特装版が販売されております。
2020年の完結以降はアニメ2期等の情報もなく、2025年1月現在において完全に完結した作品となります。
終わり方がひどい?理由をご紹介
「ドメスティックな彼女」の最終回ですが、ひどいという意見がたくさんありました。
その理由ですが、一番はヒロインであるルイの処遇がひどいということです。
本作は義理の姉であるヒナと義理の妹であるルイとの間で三角関係となる話ですが、物語終盤で主人公はルイを選び、妊娠までしてしまいます。
そんな時、主人公はルイとの結婚を行うことに決めましたが、ヒナが事故によって植物人間状態になったことで破断することとなります。
結局、主人公はルイとは未婚のままルイと一緒に生活をしていくのですが、なんと生涯植物人間状態と言われていたヒナが目を覚ましてしまいさらには主人公と結婚してしまうのでした。
子どもが出来、一度は結婚をしようとしたルイですが、最終的に主人公はヒナを選び結婚するという展開に最終回がひどいと言われるようになりました。
関係者のコメントをご紹介
作品簡完結に伴い、アニメで担当した声優よりそれぞれコメントが発表されております。
冒頭部分のみ抜粋してお届けいたします。
全文は以下マガポケ公式サイトを参照
主人公夏生役:八代拓さん
「まずは流石先生、本当にお疲れ様でございました。
先生のお陰でこのような素敵な作品に巡り合い、藤井夏生という人物を演じられたこと、本当に嬉しく思っています。」
ヒロイン瑠衣役:内田真礼さん
「『ドメスティックな彼女』、完結おめでとうございます! 橘 瑠衣役を演じた、内田真礼です。瑠衣を演じるのは、とても刺激的で心揺さぶられる体験になりました。じわっと瑠衣の気持ちが伝わってきて、悲しいときほんとに涙がでるんです! ナツオの行動ひとつで、心がぐるぐるしていました。」
ヒロイン陽菜役:日笠陽子さん
「『ドメスティックな彼女』完結、おめでとうございます!! ボイスドラマから始まり、アニメやキャラクターソングも含め陽菜を演じさせて頂きましたが、人間ドラマ故に心が揺れ動くシーンも多く、幸福と絶望を一度にジェットコースターで味わったような気がします。いつも先生やスタッフの皆さん、そしてキャストメンバーが支えてくれた現場でした。」
ネタバレを含むあらすじ・見どころをご紹介
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美人教師橘ヒナに片思いする少年、ナツオはクラスメイトの誘いで参加した合コンでたまたま出会った少女ルイに誘われ童貞を捨てることになります。
ルイは恋愛に興味がなく、経験としてやってみたいという理由でナツオを誘ったため、二人はそのまま分かれますが、なんと後日、ルイが父親の再婚相手の娘であることが判明します。
さらにルイには姉がおり、その姉が、ナツオが片思いをしている美人教師ヒナなのでした。
こうして、ナツオは好きな人と、童貞を捧げた人と義理の家族となり、いびつな同居生活が始まるのでした。
「ドメスティックな彼女」の見どころはナツオを取り巻く恋愛模様や人間関係を軸にした濃厚なラブコメです。
ナツオの好きな人であるヒナが抱える問題や徐々にナツオのことが気になっていくルイ。
また、さらにナツオのことが気になる女子が現れるなど、様々な感情が入り混じりながら進んでいくドラマを見ることができます。
また、ナツオだけでなく周辺人物に関しても深い物語があり、人が成長していく様を見ることもできます。
エロさを前面に押し出したような作品ではありますが、人の内面や人間関係を細やかく表現されているため、ヒューマンドラマとしてもとても面白い作品です。
漫画(最終巻)のネタバレを含むストーリーをご紹介
ルイとの結婚が決まり、小説家としても脚光を浴びて順調に歩み始めたナツオでしたが、そんな彼をスキャンダル陥れようと暗躍する記者がついに種部へとたどり着きます。
種部は記者にヒナとナツオには姉弟を超えた仲ではないかと吹聴し、記者はついにかつてヒナが学校を辞める原因となったナツオとヒナがキスをしている写真を見つけるのでした。
こうして、スキャンダルネタを手に入れた記者でしたが察知したヒナの手によって握りつぶすことに成功し、ナツオが知らない間にスキャンダルはなくなるのでした。
そんな幸せの最中、逆恨みした記者によってヒナは交通事故を引き起こされ植物人間状態となってしまいます。
そこでナツオとルイは始めてヒナの持つナツオへの愛情の深さについて気づくことになり、結局ルイとの結婚は破断となってしまいます。
その後、ルイとナツオは未婚のまま、いびつな家族として暮らしつづけていくのですが、奇跡的にヒナが目を覚まします。
そして、目を覚ましたヒナとナツオが結婚して本作は完結いたします。
アニメ(最終回)のネタバレを含むストーリーをご紹介
アニメ11話にて学校にヒナとナツオが付き合っていることがバレてしまったヒナはナツオに内緒で急遽別の学校へ赴任となります。
元々、ヒナは一人暮らしを始めていたこともあり、ナツオが気づくことはありませんでした。
学校で突然、別の学校へ異動したことを教えられ、ナツオはガラ空きとなったヒナの部屋でうなだれるのでした。
ヒナと別れることになったナツオは意気消沈となりますが、マスターや友人などの周りの人間の支えによって持ち直します。
さらにはそんな時に執筆した小説が評価され、受賞いたします。傷を負いながらも目指していた小説家としての第一歩を踏み出すことができるのでした。
こうして、アニメは結末いたしますが、最後のシーンでルイがナツオにキスをして「私、もうヒナ姉には遠慮しないから」という次につながるセリフを残して終わりを迎えます。
ネタバレ①夏生は誰と付き合う?をご紹介
ナツオが付き合う女性ですが、ストーリーの展開によって移り変わります。
ストーリーの序盤では片思いをしていた美人教師であるヒナと付き合うことになりますが、学校で逢引きしていたことがバレ、泣く泣く二人は別れることになります。
その後、ヒナへの想いを断ち切ったナツオはルイと付き合うことになります。
ルイはナツオがヒナと付き合っていたころから胸にモヤモヤを抱えており、ヒナがいなくなってからナツオへと迫り、付き合うことになったのです。
そして、そのままルイと付き合ったままルイとの結婚へと向かいますが、ヒナが交通事故で植物状態になったことをきっかけに結婚は立ち消えとなり、ヒナが奇跡的に目を覚ましたラストでヒナと結婚いたします。
そのため、ナツオが最終的に結ばれるのはヒナとなりますが、ストーリーの途中ではルイとも付き合っていた時期がありました。
話題①ヒナは何歳?をご紹介
美人教師であるヒナですが、登場時は大学卒業したての23歳です。
そして、物語のラストシーンは開始から約12年後となりますのでヒナの年齢は35歳となります。
植物人間となってから5年で目を覚まし、その約3年後が最終話となりますので、およそこのぐらいの年齢となります。
ドメスティックな彼女 :完結?最終回(漫画・アニメ)・結末のファンの感想・考察をご紹介
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第1話で主人公とヒロインの性行為シーンがあるという少年誌としては中々衝撃的な始まり方をした本作ですが、エッチなシーンもありつつも主人公を中心とした恋愛ドラマやヒューマンドラマがしっかりと描写されとても面白いです。
特に主人公を始めとした登場人物の心理描写が細かく表現され、主人公や登場人物に共感できる内容であったことが一番良かったです。
また、高校生から大学生までの主人公のサクセスストーリーも非常によくできており、青春物としてとても楽しめます。
しかし、結末は私もあまり納得のいく内容ではなく、ルイとヒナどちらを選んでもよかったのでもう少し納得のできる展開にしてほしかったです。
特にルイとの婚姻をヒナの事故によって白紙にされるところなどは一番納得できませんでした。
また、ルイとの関係がありながらも最終的にヒナを選ぶというのも少しモヤッとするようなエンディングでした。
ただ、全体としては青春ラブコメものとして非常によくできた作品であるため、お勧めできます。