この記事では、アニメ・漫画沼20年のたかねぎがバガボンド:完結?最新刊の最終回、最後のラストシーンの結末!|連載再開するのか!?のご紹介をしています。
お恥ずかしながら、私たかねぎは、記事を作成するまでバガボンドを20年以上バカボンドと呼んでいたおバカですが内容には気合い入れましたのでご容赦ください!
バガボンドがなぜ完結していないのか?作者のコメントやファンの最終回の考察などをご紹介しております。
バガボンドとは
『バガボンド』は、井上雄彦による日本の漫画作品で、原作は吉川英治の小説『宮本武蔵』です。戦国末期から江戸時代の転換期を描き、主人公の宮本武蔵を中心に物語が展開されます。
作品は、1998年から『モーニング』(講談社)にて連載され、2000年には第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、第24回講談社漫画賞一般部門を受賞し、2002年には第6回手塚治虫文化賞マンガ大賞も受賞しています。単行本の累計発行部数は現在8200万部を超え、その人気は根強く続いています。
原作にはないキャラクターやアレンジが加えられていますが、物語の大筋は原作通りです。宮本武蔵が、武士としての出世の夢が破れた後、剣士として自己を確立しようともがく姿や、巨大な歴史の転換点である時代背景など、物語の魅力は多岐にわたります。
また、題名である「バガボンド」は、“放浪者”、“漂泊者”という意味を持っています。この言葉が表すように、主人公やその周囲のキャラクターたちは、現状にとらわれず自由に生きることを目指し、それぞれの道を歩んでいきます。
『バガボンド』は、日本の漫画作品の中でも特に名作として知られています。その緻密な描写や美しい画面、深いストーリー展開など、多くの読者を魅了しています。漫画ファンはもちろん、歴史や剣術に興味がある人にもおすすめの作品です。
バガボンド:あらすじ
武蔵の幼少期から、京を中心に各地を旅する中で剣の修行を積む様子が描かれます。第1章では、武蔵が新免武蔵として生まれ、宮本武蔵となり天下無双を目指すまでの物語が描かれます。第2章では、鐘巻自斎に育てられた佐々木小次郎の物語が描かれます。
第3章では、武蔵が清十郎・伝七郎兄弟との戦いを経て、成長し、農業を通して精神的にも成長を迎え、小倉へ向かう様子が描かれます。全体的に、武蔵が剣の道を追い求める中で、自分自身と向き合い、成長していく姿が描かれます。
バガボンド:完結?・最新刊の最終回のあらすじ
物語は、飢饉に襲われた集落を助けるため長岡佐渡殿に食料を分けてもらいに交渉シーンから始まります。士官を条件に食料を手に入れた武蔵が稲の収穫までの猶予をもらいます。
百姓の師匠、秀作と村人との生活の中で剣の鬼になりかけていた武蔵が何を得るのか小倉では何が起こるのか期待が膨らみます。
バガボンド:完結?・最新刊の最終回、再開しない理由を井上雄彦のコメントをご紹介
井上描きたい気持ちはずっとあります。ただ、描けないっていうだけで。あと、『リアル』は『バガボンド』を描いている時、『バガボンド』は現代と離れた世界だから。より精神的な世界だったりもするから。現実に近い、その辺にいそうな奴を描きたいっていうのがあって。とは言いつつ、車椅子バスケという、自分にとっては知っているようで知らない世界にまた飛び込んだ。ものすごく広い世界を見せてもらった気がしますね。
引用元:COURT SIDE
8年以上にわたり「巌流島の戦い」以降の連載を中断しています。公表された理由は病気とスランプです。インタビューでは、最終回や「巌流島の戦い」を、最高の状態に入った時に描きたいと語っていたが、その高いハードルに自分を追い込んだため、体調が悪化したとされています。
井上先生自身も、2010年から体調不良をブログなどで告白しています。現在は「巌流島の戦い」で完結予定だが、まだ完結していないです。ただ、1年間で完結させると語られているので5巻もあれば完結できるとされています。
以前の休載については、キャラクターに感情移入しすぎたせいで気分が落ち込んでしまったため、原稿を描くのが嫌になってしまったと語っていました。井上氏は、最終回や「巌流島の戦い」を満足のいく形で描くため、ゾーンに入れる時を待っているが、その日がいつになるかは不明です。
バガボンドがなぜ再開しないのか?について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
バガボンド:再開しない?最新刊・最終巻(38巻?)休載はいつから?理由はなぜ?打ち切りなのか?をファンが徹底解説!
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この記事では、アニメ・漫画沼20年のたかねぎがバガボンド:再開しない?最新刊・最終巻(38巻?)いつ?打ち切りなのか?をファンが徹底解説!のご紹介をしています。 バガボンド:最新刊、37巻のネタバレを含むストーリーをご紹介 この物語は、ただの剣士ではなく、人としての成長を遂げる武蔵の姿を描いています。秀作は、稲との会話だけで日々を過ごしてきた男。彼の言葉は、武蔵にとって、ただの技術指導以上のものでした。 稲のように見えない弱さを理解し、それを守る心を育てる。これが、後の「五輪書」に繋がる深い教えだったのか ...
バガボンド:完結?・最新刊の最終回のネタバレを含むストーリーをご紹介
食料を手に入れ村に戻った武蔵は、村人に受け入れられます。村の女衆と伊織に剣を指導しながら百姓の師匠である秀作から指導を受けます。剣士として強くいきたいなら百姓になるなとアドバイスします。
人より上へ、誰よりも強くなろうとする姿勢は、誰よりも背を高く成長し日光を得ようとする行為は背が低い植物を踏みつけて生きる様だから百姓は向かないと最初言われていました。
しかし、後に語られますが、秀作は今まで稲とだけ会話をしていた様な人物だと村で有名でした。一緒に稲を育て実りを喜ぶ仲間を欲していたこともあり、剣の鬼になりかけていた武蔵が百姓の目、弱者(稲)を観察し何を欲しているのかを考え続けることを秀作は、武蔵に教えます。
また武蔵は後に五輪書を書きますがそこで「観の目つよく、見の目よわく、遠きところを近く見、近きところを遠く見る事、兵法の専なり」という有名な言葉を残しています。ただ見るのではなく、その事象の全体を観察する目養いなさいというお言葉ですが、この出会いから来ていたのかもしれません。
ほかにも、植物にはない人間の毒として恐れと迷いの二つがあると説き、それを解消するには土仕事が一番だと武蔵に教えます。高齢で死の間際のお言葉ですから含蓄がありますよね。わたしは、迷ってばかりなので実践してみたいですね。土仕事ではなくとも、無心に体を動かして力尽きれば嫌なことも忘れそうですよね。
最後には、弱いものがわからない武蔵に、弱いものがわかってしまったら、弱いものを追いていく剣士に戻れなくなると心配していました。秋を迎え稲が実ると満足したように旅立ってしまいましたが、最後は頑固爺として憎まれることなくもっと教えてもらいたかったと村人に惜しまれて旅立ちました。
約束通り、小倉に旅立つ武蔵は、農業で精神的も鍛えられ今後どうなるのか楽しみであると共に新たな学びが得られることに期待ですね。
バガボンド:完結?・最新刊の最終回を体験したファンの感想・考察をご紹介
武蔵は、自分がどう生きるべきか、剣とは何か、強さとは何かという問いに向き合い続けています。しかし、歴史的事実として、武蔵は小次郎を『殺す』結末のシーンを描くことに対する重圧や心の揺れ、創作者としての悩みがあることが伺えます。
それでも、武蔵の葛藤や成長を通して、読者自身も強さや剣について考えさせられる作品であり、武蔵が見つけた真理が私たちにも何かを教えてくれるかもしれません。また、作品の世界観やキャラクターの描写も緻密で、細部まで作り込まれた世界が広がっています。
そして、井上雄彦先生の緻密な作画技術が作品を一層魅力的なものにしています。
この作品は、単に剣術や戦いを描いたものではなく、人間の内面や哲学的な問いにも深く触れる作品として高い評価を得ています。
連載再開しないことに対してファンが長い間痺れを切らしています。最新話から7年が経ち、未完のままであるため、ファンたちは物語がどう終わるのか話題に上がっています。物語の主人公である武蔵が巌流島の戦いに勝利するエピローグを描ききって完結すると予測されています。
しかし、作者によると、武蔵が死んだ時点で物語は終わるとのことです。そうした中でも、ファンの間では五輪の書を書いた後、熊本藩の屋敷で亡くなるという説もあります
バガボンド:最終回の最後のラストシーンの結末!|ファンが徹底考察!?のおさらい
・「バガボンド」は、主人公の武蔵が剣や強さについて考え続ける物語です。 ・作品は、深い哲学的問題にも触れた作品として高い評価を受けています。 ・連載再開に関して、ファンたちは長い間痺れを切らしています。 ・物語は、武蔵が巌流島の戦いに勝利するエピローグを描ききって完結すると予測されています。 ・作者によると、武蔵が死んだ時点で物語は終わるとのことです。 ・ファンの間では、五輪の書を書いた後、熊本藩の屋敷で亡くなるという説もあります。