この記事では、アニメ・漫画沼20年のたかねぎがトリコ:最終回の最後のラストシーンの結末!|ファンが徹底考察!?のご紹介をしています。
トリコの旅路が終わる瞬間、それは多くのファンの心に残るシーンです。僕、たかねぎもその一人。最終回のラストシーン、その衝撃と感動を徹底考察します。
トリコとは
「トリコ」とは、島袋光年先生による日本の漫画作品であり、またその主人公の名も指します。この作品は、2008年から2016年まで『週刊少年ジャンプ』で連載され、食をテーマにした異色のバトル漫画として多くのファンを魅了しました。
物語は、美食屋トリコと料理人小松が、さまざまな食材を求めて世界中を冒険する内容です。
特筆すべきは、作品に登場するほとんどの食材が架空のものである点です。ガララワニや虹の実、フグ鯨など、読者の想像をかき立てる食材が次々と登場します。
それでいて、時には実在の科学知識が語られることもあり、このユニークな組み合わせが作品の魅力を一層高めています。
たかねぎとして、この漫画が特に心を掴んだのは、その創造力豊かな世界観と、食に対する深い愛情です。トリコの冒険は単なる食材探しではなく、食を通じた人生の喜びや驚きを描いています。
連載開始から終了までの長い期間、トリコは多くの読者と共に成長し、最終的には累計発行部数3000万部を突破する大ヒットとなりました。
テレビアニメや映画も制作され、その人気はさらに広がりました。特にアニメシリーズは、日曜朝の時間帯に放送され、多くの若者に夢と冒険の世界を届けました。さらに、スピンオフ作品も登場し、トリコの世界はより広がりを見せています
総じて、トリコはただの漫画作品にとどまらず、食という普遍的なテーマを通して、冒険、友情、成長といった多くの価値を読者に伝えています。たかねぎにとって、トリコはただの作品ではなく、生き方や価値観を考えさせてくれる、大切な存在です。
トリコ:最終回までのネタバレを含むストーリーをご紹介
世界的に美食が流行している「グルメ時代」。IGO(国際グルメ機関)直属の五つ星ホテルの料理人、小松とカリスマ的美食屋であるトリコの二人がまだ見ぬ最高の食材、人生のフルコースを求めて危険な冒険へと向かうバトルあり、笑いあり感動ありのグルメファンタジーです。
物語は小松とトリコの二人が希少な食材を求めたり、世界中の食材を牛耳ろうとしている美食會や、途中から参加する第三の勢力NEOと戦ったりがメインとなります。
しかし、美食會のボス三虎のメテオスパイスによって人間界が被害を受けたことによってグルメ時代が終わりを迎えてしまいます。
トリコたちは食糧難に陥る人間界を救うため、グルメ界を冒険しながらNEOたちと戦うのでした。物語の最後にはGODを手に入れトリコのフルコースが完成し、かつて敵だった者とも一緒の食卓に並んでハッピーエンドで終わります。
トリコ:最終回(漫画)のネタバレを含むストーリーをご紹介
トリコ最終回はついにGODを手に入れフルコースを取り揃えたトリコたちの数年後の話から始まります。
数年後の世界では被害を受けた人間界は無事復興し、平和となった世界での仲間たちのその後が描かれています。GODの養殖に成功し、大竹のGODが食べられる孤児院という夢を達成していたり、仲梅も料理学校の先生となっていたりとキャラクターたちがどうなったのかが描かれています。
そして、またトリコに呼ばれた小松もまた、新たな冒険へ向かうことが明かされます。
人間界、グルメ界と旅してきた彼らですが、次の冒険先は宇宙です。宇宙にもドキドキワクワクするような未知の食材がたくさんあり、星のフルコースといったさらにまだ上のフルコースがあることが知らされます。
そんな宇宙へ向け二人は新たな冒険を始めるのでした。
トリコ:最終回(アニメ)のネタバレを含むストーリーをご紹介
トリコのアニメ版では原作の人間界編と呼ばれるところまでが映像化されています。
自身のグルメ細胞に取り込まれ鬼神と化していたトリコは小松の声によって理性を取り戻しついにジョアとの戦いに決着をつけました。
その一方で一龍と三虎の戦いは三虎の勝利に終わり人間界を滅亡させるためのメテオスパイスが撃たれましたが、トリコたち四天王によってメテオスパイスは破壊され人間界は滅亡の危機を乗り越えます。
一龍との戦いで昔を思い出した三虎はケガをした一龍と共にトリコたちの下へ訪れながれから一緒の食卓に並び小松の料理を食べます。
かつて家族で食卓を並んでいた時の記憶を思い出した三虎は「美味かった」と小松に言いグルメ界へと向かう。
そして、トリコと小松も究極の食材であるGODを求めてグルメ界を目指すのでした。
トリコ:最終回、ネタバレ①トリコとリンの結婚式をご紹介
究極の食材GODを手に入れフルコースを完成させたトリコと小松でしたが、ついにトリコとリンとの結婚式兼フルコース実食式を開きます。
この式では美食會やラスボスであるネオ等、仲間だけでなくかつての敵も参加し、5000人も集まった超グルメ婚でした。また、参加者は生者だけでなく、戦いの中で散っていった食霊たちも参加していました。
結婚式の料理の調理はもちろん小松が行い、完成したフルコースを一品一品、過去を振り返りながら供されました。トリコと小松、これまでの冒険の日々が詰まったフルコースに小松も涙を流しながら調理していました。
最後の一品であるビリオンバードの卵のドリンクが供された時には死んだ三虎の食霊が参加し、同じ食霊であるフローゼと再会して結婚式は締めくくられます。
トリコ:最終回、ネタバレ②暴走したトリコを小松が調理して終了?をご紹介
トリコの最終回についてネット上でまことしやかにささやかれているのが「トリコの最終回では暴走したトリコを小松が泣きながら調理して連載終了」です。
こちらは最終回構文と呼ばれネット上で大いに盛り上がって拡散されていますがもちろん、正式な最終回ではありません。
では、なぜこの構文が流行したのかですが、トリコをアニメやネットミームでしか知らない人が多く、トリコの最終回がこうだったと言われると信じてしまう人が多かったからです。
トリコが暴走するというありえそうな内容に、アニメが途中で終わったこともあってマンガの連載は打ち切りだったのではないかという憶測があり、この最終回が信じられたのだと思われます。
なお、この構文は有名なジャンプ作品「チェンソーマン」にも使われ「チェンソーマンの最終回では暴走したマキマをデンジが泣きながら調理して連載終了」とネット上で拡散され話題となりました。
チェンソーマンのラストはこの構文通りではありませんが、もしご興味があればこちらの記事をご確認ください。
チェンソーマン:完結?最終回の最後のラストシーンの結末!第2部のあらすじ|ファンが徹底考察!?
この記事では、アニメ・漫画沼20年のたかねぎがチェンソーマン:完結?最終回の最後のラストシーンの結末!第2部のあらすじ|ファンが徹底考察!?のご紹介をしています。 チェンソーマンとは 『チェンソーマン』は、革新的な漫画の世界を切り開いた作品です。藤本タツキ先生により生み出されたこの漫画は、『週刊少年ジャンプ』での連載を経て、『少年ジャンプ+』で続編が展開されています。 その特徴は、一般的な少年漫画のヒーロー像を覆す「ダークヒーロー」、デンジの存在にあります。彼は、「チェンソーの悪魔」の力を手にし、非凡な活 ...
トリコ:最終回後のファンの話題①最終回がひどい?打ち切り?宇宙編まで続いていた?をご紹介
トリコの最終回は宇宙にはまだ見ぬ食材がたくさんあるとして、トリコと小松の冒険はこれからだ、という終わり方でした。
これだけを聞くとよくある打ち切り作品の「俺たちの冒険はこれからだ」のように見え、トリコは打ち切りに終わったのではないかと思ってしまいますが、追い求めていたGODを見つけ、フルコースを完成させたことより、打ち切りではなく計画された連載終了だと思われます。
ですが、人間界編よりもグルメ界編の方が、人気がなくアニメも人間界編のみ映像化されたことから、宇宙編を始めると人気が下がるため、連載を終了したのではないでしょうか。
トリコには未回収の伏線がいくつかあり、トリコの正体やトリコに宿るグルメ細胞の悪魔の正体等、おそらく宇宙に関係したのではないかと思われる伏線も散見されます。
よって、作者の構想としては宇宙編を見込んでいたものの人気が低迷してきたためグルメ界編完結を境に連載終了へ舵を切ったのではないかと思われます。
トリコ:最終回後のファンの話題②アカシアの変貌がひどい?をご紹介
アカシアと言えば、「美食の神」と呼ばれる伝説の美食屋で一龍、次郎、三虎の師匠にあたる人物ですが、作中では真のラスボスとして描かれます。
歴史では聖人のように語られたアカシアですが、実は自身の食欲のために世界を翻ろうしていたのです。
そんなアカシアの本性が知られたグルメ界編ではかなりクズなキャラとして描かれています。トリコとの会話もほとんどが暴言にまみれ典型的な悪役のようにふるまいます。
しかし、最後の最後でアカシアはこれらの行動がすべてトリコたちを怒らせるための演技だったことが判明します。それはグルメ細胞の悪魔ネオの弱点が『怒り』でトリコたちを怒らせるためにわざとクズを演じていたと言います。
敵の時はとてつもないクズな悪役としてふるまっていましたが、実は良い奴だったというオチですが、あまりにも急な変貌にツッコミが絶えません。また、一部の言動が演技には見えない等、ネット上からもツッコミがあふれています。
トリコ:最終回後のファンの話題③トリコの世界観の描写がひどい原因?をご紹介
レアな食材を捕獲して、美味しく調理が魅力的なトリコですが、よくよく考えるとトリコの世界は生きるのはとても過酷ではないでしょうか。
トリコの世界の食材となる生物には危険なものが多く、グルメ細胞に適応できない一般人にはかなり危険な世界と言えます。物語の冒頭はまだ現実世界にいても問題ないような生物でしたが、途中からどんどん強くなり八王ともなるとかなり危険でしょう。
そして、グルメ日食という数百年に一度起こる1か月近く日食となる事象ですが、この時期は四獣と呼ばれる人間しか食べない生物が復活してしまいます。四獣は一体一体が、捕獲レベルが100を超える生物で、それを操る四獣の本体に至っては捕獲レベルが350を超え一般人では到底太刀打ちできないでしょう。
そんな過酷なトリコの世界ですが、美味しい食材がたくさんあり、グルメ細胞のおかげで豊かなため、過酷とはいっても幸せな生活が送れるのではないでしょうか。
トリコ:最終回後の今後のファン予想をご紹介
最終回で宇宙へと旅へ出たトリコと小松ですが、今後どうなるでしょうか。トリコの作中ではいくつかの伏線が未回収のまま残されておりましたので宇宙編でいろいろ明らかになるのではないでしょうか。
トリコたちの住まう地球は赤い宇宙と呼ばれる宇宙に属し、銀河にはこの他に青い宇宙、緑の宇宙、白い宇宙、黒い宇宙があります。トリコに宿るグルメ細胞の悪魔もどこかの宇宙から来ており、それぞれの宇宙の詳細は不明となっております。
そのため、宇宙へと旅へ出たトリコたちは色んな宇宙を旅してグルメ細胞の悪魔の正体を知ることになるのではないでしょうか。また、アカシアがトリコにネオの弱点は怒りであると教えたことより、宇宙には怒りで倒すべき敵が他にもいるのではないでしょうか。
いずれにせよ、トリコたちの旅の続きは明かされぬまま終わりましたので、この後どんな展開になっていたのかは予想の域を出ません。
トリコ:完結?最終回の結末のファンの感想・考察をご紹介
バトルあり、笑いありの料理冒険ファンタジーであるトリコ最終回はひとまず満足のいく終わり方だったと思います。
GODを手に入れ、トリコと小松のフルコースが完成し、リンとの結婚式も執り行う等、終わり方としてはハッピーエンドでキレイな終わり方ではないでしょうか。
もちろん、作中には未回収の伏線がいくつかあり消化不良のまま残っておりますが、このまま宇宙編を続けても捕獲レベルはインフレをし、これまでと同じような展開が続き、そのまま打ち切りという悲しい結末になっていたかもしれません。
そう考えると人気の陰りが見えたグルメ界編で区切りをつけ物語を終わることができとても良かったのではないでしょうか。
ですが、一部未回収の伏線等、ファンブックや番外編等でいつか回収されると一ファンとしてはうれしい限りです。