この記事では、トモダチゲーム:完結?最終回、ネタバレを含む最後のラストシーンの結末!|ファンが徹底考察!?をご紹介しております。
「トモダチゲーム」ですが2024年9月現在、完結しております。
本作は別冊少年マガジンにて2014年から連載開始され、2024年8月に発売された2024年9月号にて連載が完結いたしました。
トモダチゲームとは
トモダチゲーム』は、友情とお金をテーマにした心理ゲーム漫画です。
原作は山口ミコト、作画は佐藤友生が担当し、『別冊少年マガジン』で2014年から2024年まで連載されました。
テレビドラマや映画化、さらにはアニメ化もされるなど、多くのメディアで展開されています。
物語は、高校生の片切友一が主人公です。友一は母から「友達を大切にしなさい」と教えられて育ちます。
しかし、ある日突然、彼と仲の良いクラスメイトたちが謎のゲームに巻き込まれます。そのゲームの名前が「トモダチゲーム」です。
トモダチゲームは「友情があれば簡単にクリアできる」と説明されますが、実際には裏切りや策略が試される厳しい内容です。
ゲーム中、友一たちはお互いを疑い始め、友情が崩れかけます。
しかし、友一はその逆境を乗り越え、仲間の裏切りを利用してゲームを攻略していきます。
個人的に、この作品の魅力は、単純な友情だけではなく、仲間を信じることや裏切りにどう対処するかを描いている点だと感じます。
友情とは何か、真の信頼とはどういうものかを深く考えさせられる内容です。
読者もまた、ゲームを通じて友情や信頼の本質を問い直すことができるでしょう。
トモダチゲーム :完結しているか?をご紹介
「トモダチゲーム」ですが2024年9月現在、完結しております。
本作は別冊少年マガジンにて2014年から連載開始され、2024年8月に発売された2024年9月号にて連載が完結いたしました。
なお、単行本の最終巻である26巻は2024年10月8日に発売されます。
トモダチゲーム :完結?ネタバレを含むあらすじ・見どころをご紹介
両親のいない苦学生、片桐友一とその友達である美笠天智、沢良宜志保、四部誠、心木ゆとりは修学旅行の旅費200万が紛失した事件をきっかけに突然トモダチゲームへの参加を強制されることになります。
このゲームは仲間のうち誰かが背負った2000万円の借金を一人400万円の借金として頭割りし、仲間全員でクリアを目指すゲームとなります。
ゲームを一つクリアするごとに200万円を手に入れることができ、ゲーム内容は真の友達であれば簡単にクリアできるというものでした。
友一の4人の友達のうち、誰が借金を背負いこのゲームに友一たちを参加させたのか。
友一は持ち前の人心掌握術や人間観察を用いて友人たちと共にゲームクリアを目指すのでした。
「トモダチゲーム」の見どころは友一が読者すらもだますほどの策をめぐらせトモダチゲームを勝利していくというところです。
そのためには自分が悪役となっても顧みず、時に友達と敵対しても友達のためにトモダチゲーム勝利を目指す姿が魅力的です。
また、各個人のエピソードの深堀りが面白く、友一だけでなく天智や志保など友一を取り巻く友人たちの過去がどのように現在に結びついているのか等、魅力がたくさんあります。
トモダチゲーム :完結?最終巻(漫画)のネタバレを含むストーリーをご紹介
大人のトモダチゲーム最後のゲーム「友断ちゲーム」についに決着がつきます。
そして、トモダチゲームの真のボスが誠の父親の四部正一であることも判明します。
四部正一は作中では死んだことになっておりましたが、犯人だと思われていた誠は死んだ場面を見ておらず死亡したのに報道が小さかったことなどから友一は生存を予想しておりました。
そんな四部正一から友一が過去殺した3人とはいったい誰だという問題の答えについて言及があり、3人のうち斯波大善、片切友華を除いた最後の1人が誰なのかついに判明します。
四部正一はその最後の1人について、片切友華の腹に宿った斯波大善の子どもであるとしましたが実はそれは違っていました。
片切友華の腹には確かに子どもはいましたが、その子は斯波大善ではなく四部正一の子どもでした。
そのことを知った四部正一は絶望し、拳銃で友一を撃ち、友一は倒れました。
そのうえで始まった「友断ちゲーム」の最終投票ではなんと友一ではなく志保が選ばれました。
友一は自分のために勝利を目指したのではなく、最後まで友達のために行動したのでした。
最後に撃たれた友一は一度、死亡判定を受けましたが、病院でなんとか蘇生しました。
しかし、意識不明となってしまい、延命をするには莫大なお金がかかるとのことでした。
志保たち友一の友達たちはいつ目覚めるかわからない友一の延命を選択し、金よりも友情を選んだのでした。
トモダチゲーム :完結?最終回(アニメ)のネタバレを含むストーリーをご紹介
さらわれたゆとりを救うためにやってきた廃墟ではクロキを名乗る男が友一たちにトモダチゲーム特別編「弱いもの勝ちゲーム」を仕掛けました。
そのゲームは苦痛を3回無事受け入れたら勝利という単純なものでしたが、始めに苦痛の内容を告げその内容が受け入れられなければもう一人がその倍を受けるというものでした。友一は3回ともすべての苦痛を受け入れ勝利しました。
そして、クロキに対して「指切りジャンケン」を仕掛けるのでした。
その内容はクロキと友一でジャンケンをして負けた方がグーなら0本、チョキなら2本、パーなら5本切り落とすというものでした。
友一は「弱いもの勝ちゲーム」のケガで右手が動かずグーかパーか出せない状態でした。勝利を確信したクロキはパーを出すのですが友一は左手で勝負し、見事勝利しました。
こうして、クロキに勝利した友一はクロキに「弱いもの勝ちゲーム」と同じようにクロキが指切りを受け入れるなら5本、周りの仲間たちがクロキの代わりに指切りを受け入れるなら1本という提案をしますが、右手のケガによって友一は倒れてしまいました。
こうして、トモダチゲームのアニメは終わりました。
トモダチゲーム :完結?最終回(ドラマ)のネタバレを含むストーリーをご紹介
トモダチゲームのドラマ(2017年版)では第1ゲーム、こっくりさんまでが映像化されています。
第1ゲームを無事クリアした友一でしたが、友達の中に嘘つき、裏切り者がいることに疑心暗鬼となっておりました。
しかし、そんな友一を志保が勇気付けし、友一は再び友達を信用するのでした。そして、トモダチゲーム第2ゲームが始まるのでした。
トモダチゲーム :完結?最終回(ドラマ:R4)のネタバレを含むストーリーをご紹介
「トモダチゲームR4」最終回では大人のトモダチゲーム「友情の檻ゲーム」がついにゲーム終了となります。
「友情の檻」とはプレイヤーは囚人となり、借金に応じた刑期を終えるまで出てはならないというゲームですが、決められた刑務作業(ドミノを並べる)をクリアすることでプレイヤー全員が刑期終了することができるというものでした。
ただし、脱獄用の鍵を使って看守に見つからずに脱獄すると脱獄者の勝ちとなり、残ったプレイヤーに借金が追加されるというルールでした。
主人公、友一と敵対しながらも一時的に休戦していたクロキはひそかに脱獄用の鍵を入手し、友一たちを出し抜こうとしました。
しかし、翌朝クロキが見たものは先に脱獄した友一と京の姿でした。
鍵は一つしかないと思い込み最後に残されたクロキはまんまと借金を背負い込むのでした。
こうして、終わった「友情の檻ゲーム」でしたが、ドラマ版(R4版)オリジナルキャラで友一の兄そして、トモダチゲームの主催者でもある火室ノベルが最後のゲームとして「トモダチ絶交ゲーム」を仕掛けるのでした。
このゲームによって友一とその友達たちCチームにいる裏切り者がわかるというものでした。
友一たちをトモダチゲームに参加させた天智、なぜか運営側へ寝返った志法、誰が裏切り者なのか悩む友一でしたが、仲間たちの証言をもとに、ゆとりが裏切り者であることが判明します。
何故ゆとりが真の裏切り者なのか、そして、友一とノベルの間に起きた過去等、それぞれ語られます。
最終的に友一は「この中に裏切り者はいない」とお金よりも友情を信じ、ゆとりを解放することを決断し、友一と天智、志法、ゆとり、誠は友情を深めるのでした。
トモダチゲーム :完結?最終回(映画)のネタバレを含むストーリーをご紹介
「トモダチゲーム」の劇場版ですが2017年に放映されたドラマの続編となっており2部作あります。
そんな劇場版の最終回(トモダチゲームFINAL)ですが、原作でいうところの「友情かくれんぼ」が劇場化されました。
「友情かくれんぼ」ではチームでの対戦形式となっており、チーム内で隠れる人と探す人を決め、隠れる人が相手の探す人に見つかるまたは隠れる人が降参をすると敗北となります。
隠れる人は一度隠れる場所を決めたら動くことができず、また探す人は相手チームに寝返ることができます。
「友情かくれんぼ」に一人で参加しようとした友一ですが、天智も追ってきて二人となり、さらに運営からの監視兼お助け要因として水瀬マリアが参加し3人となりました。
友一たちCチームに対するKチームは結束力の強いバスケチームの男子5人組。
数でも体力でも不利な中、友一たちをトモダチゲームに誘い込んだ天智は友一の信頼を勝ち取るために自ら隠れる役に立候補しました。
こうして始まった「友情かくれんぼ」でしたが、友一のあくどい策略と数日間飲み食いなしで隠れ続ける天智の忍耐力によって勝利します。
そして、「友情かくれんぼ」に勝利した友一の前に待っていたのは誠の父親の逮捕とどこか様子のおかしい誠でした。
怪しいと誠の家へ向かうと志法が監禁されており、トモダチゲームの真実について語りました。
なんと、天智をトモダチゲームへ参加に導いたのは誠だったのです。
誠は富裕層だけがなれるトモダチゲームの会員で、友一たちCチームの真の裏切り者でした。
友一は誠にトモダチゲームをやって勝ったら許すとして勝負を仕掛け、勝利しますが、誠に父親の借金5億があり、大人のトモダチゲームに参加するということがわかると誠のために参加を表明し、トモダチゲームFINALは完結いたしました。
トモダチゲーム :最終回、ネタバレ①トモダチゲームの裏切り者は誰ですか?をご紹介
真の裏切り者は友一の義理の母である片切友華でした。
作中では斯波大善と友一が志法の父親、天智の父親、誠の父親、ゆとりの母親を巻き込んだ「トモダチゲーム」を開催し、すべての元凶とされておりましたが、実は友華が暗躍していました。
友華ですが、本当はお金のために誠の父親と結婚したいと思っていましたが、政治家の妻となると身辺調査が求められるため諦め、お金を得られる愛人となることを望みました。
そして、子供ができなくなったと嘘を言い誠の父親たちを騙しひそかに誠の父親を身ごもっていたのです。
友一が友華を殺す際、自分がお金を得るために行動していたことを告白しましたが、友一には優しい母親の本性を受け入れられず友華にトドメを刺したのです。
トモダチゲーム :完結?最終回(漫画・アニメ・ドラマ・映画)・結末のファンの感想・考察をご紹介
友一というタガの外れた人間を主人公にした本作ですが、人心掌握術や卓越した人間観察といった要素が頭脳戦に深みを与え、20巻以上も続く作品なのに最後まで飽きが来ないとても面白い作品です。
序盤は友一を基点とした人間関係の話でしたが、「友達かくれんぼ」からは対戦要素が加わりとても面白くなってきました。
特に敵対するキャラクターによって友一たちが窮地に陥っていても裏では友一による策略が既に張り巡らされており、最後にどんでん返しするという展開がとても魅力的で飽きがこない理由でもあります。
残念ながらメディアミックスであるアニメやドラマはあまり成功したとはいえませんが、原作はトップレベルに面白く、気軽に他人へお勧めできる作品です。