この記事では、にぶんのいち夫婦:完結?最終回、ネタバレを含む最後のラストシーンの結末!|ファンが徹底考察!?をご紹介しております。
原作 夏川ゆきの・漫画 黒沢明世による《にぶんのいち夫婦》は小説・漫画ともに完結しています。
小説は小説投稿サイトの《エブリスタ》で全25話、漫画は全8巻が投稿、出版されています。
にぶんのいち夫婦 とは
『にぶんのいち夫婦』は、夏川ゆき先生による日本の小説で、後に黒沢明世先生がコミカライズした漫画作品です。原作小説は、小説投稿サイト「エブリスタ」で2018年1月15日から4月20日まで掲載されました。
2019年2月27日からは、ウェブコミック配信サイト「マンガボックス」で同名の漫画が連載されています。2022年2月時点で累計部数は260万部を突破しており、その人気がうかがえます。
物語の主人公は、中山文(なかやまあや)とその夫・和真(かずま)です。結婚2年目の文と和真は、周囲からうらやましがられるほどの仲の良い夫婦でした。
しかし、文が夫のスマートフォンに送られてきた浮気を示唆するようなメールを見てしまうことから、夫婦の関係が揺らぎ始めます。文は、夫の浮気の証拠を探しながら、夫婦の絆を取り戻すために奔走します。この過程で、夫婦の葛藤や心の揺れ動く様子が描かれます。
この作品は、単なる浮気や不倫の物語だけでなく、周囲の友人夫婦や同僚たちの助言や考え方も描かれており、読者に新たな視点を提供します。
物語の見どころは、文と和真のラブラブ夫婦が導き出す答えと、その答えに至るまでの過程です。特に、文が二日酔いで目を覚ました時の和真の優しさや、その後の文の心の揺れ動きが、物語の始まりとして印象的です。
2022年5月には、ウェブコミック配信サイト「ピッコマ」が主催する「ピッコマAWARD 2022」のマンガ部門でAURUM賞を受賞しています。
この作品は、浮気や不倫のドロドロした要素もありますが、周囲の人々の助言や考え方を通じて、読者に新たな視点を提供します。文と和真の夫婦がどのようにして問題を乗り越えるのか、その過程を楽しむことができる作品です。
にぶんのいち夫婦 :完結しているか?をご紹介
原作 夏川ゆきの・漫画 黒沢明世による《にぶんのいち夫婦》は小説・漫画ともに完結しています。
小説は小説投稿サイトの《エブリスタ》で全25話、漫画は全8巻が投稿、出版されています。
にぶんのいち夫婦は、2022年2月時点での累計部数が260万部を突破していてテレビ東京系にて放送期間2021年6月3日 〜7月29日で全8話のドラマにもなっています。
小説・漫画が完結後ではありましたが、2022年5月に『ピッコマ』が主催した『ピッコマAWARD 2022』マンガ部門で、たくさんある漫画の中からなんと《AURUM賞》を受賞している完結後にも人気のある作品になります。
よく小説から漫画になると、期待が大きくなりすぎ漫画を読むと『期待外れだった…』という人が多い中、《にぶんのいち夫婦》は『期待外れ』という感想は見受けられませんでした。
それだけ、小説・漫画とファンの方々の期待に添えるものだったのだと思います。
にぶんのいち夫婦 :完結?ネタバレを含むあらすじ・見どころをご紹介
主人公の中山文(なかやまあや)とその夫・和真(かずま)は結婚2年目のラブラブ夫婦。
周りからもうらやましがられるほどの仲の良い幸せそのものという感じの夫婦でした。
しかし、そんな夫婦に信じたくない浮気疑惑が…。夫の浮気疑惑に文の心が揺れ動く様子や葛藤している様子を描いた嘘や秘密に包まれた恋愛ミステリー漫画になります。
二日酔いの文を優しく起こししじみの味噌汁を用意してくれるなんとも出来る夫だ…と思っていたら、和真が出掛けていった後『ああ なんて素敵な旦那さま』と虚ろな目で言ったあと用意してくれた味噌汁を流し台に…。
『…緩んだ顔してんじゃねーよ!』と文が突如キレだし物語は始まる。
この作品は、中山夫婦のみならず文の友達夫婦や文の友達、和真の同僚など色々な人たちの心が揺れ動く様子が描かれています。
不倫、浮気系であるドロドロもありますが、友達など周りの人などの助言や言葉を『なるほど、そういう考えもあるのか…』と考えながら読み進めることもできる作品です。
見どころは、文と和真のラブラブ夫婦が導き出す答えとその答えにいきつくまでの課程に注目してほしいと思います。
にぶんのいち夫婦 :完結?最終巻(漫画)のネタバレを含むストーリーをご紹介
文の母親に和真が毎日電話していて、『文さんに会えませんか?』と訊ねていて母親から『文が向き合う気にならないと会ってもぎくしゃくするだけ』と釘をさされます。
《ただ待つだけなのが辛いのはわかるけど我慢も必要》と促し『そろそろだと思ったら連絡するからその時はすぐに迎えに来なさい』と言われ食い気味に返答する。
1つだけ聞きたいと和真が母親に聞いたのが『別れるとか言ってませんか?』だった。
急に不安になり聞いた答えが『言ってないわよ』で一安心しそうになった瞬間…『でもあまりしつこいとわからないわよ』と言われ焦りが顔に出ました。
和真が自分の本音を文の母親に伝えると、『だったらそのまま伝えなさい それ以上に響く言葉はないはずよ』と後押しをしました。
その後母親から《来てもOK》と連絡をもらいスーツに着替え文を迎えに文の母親の家へ。
桜舞う川辺の道を2人で手をつなぎ話しながら歩き手が離れたときに和真が頭を下げ謝罪。
文から『座って話さない?』と言われ2人でベンチに座り話しをし始め、文が叫ぶように本音をぶちまけました。
言い過ぎた…と思った文でしたが止められませんでした、その本音を和真は文を優しく抱きしめ『全部聞きたい 全部受け止めて自分を変えたい これから一緒に生きていくために』と…。
そして、『あなたが好きです。頼りなくて未熟な男だけど…俺とずっと一緒にいてください』と文に伝えそれに文も答え桜舞う中2人はキスを交わします。
ようやく2人での生活が落ち着いた頃、文は最近わかったと話だし『私たちは1+1の二人じゃない 二人で一つの家族になったんだって。』と『二人で一つか 俺たちは二分の一ずつってことだね』と和真も笑顔で返し『未熟な二人にぴったりだね』と文も笑いながら返し見つめあいキスをしているシルエットで物語は終わります。
にぶんのいち夫婦 :完結?最終回(ドラマ)のネタバレを含むストーリーをご紹介
全てはさやかによる嘘で、和真はさやかの罠にはまっただけで浮気をしていないとわかったものの、さやかから言われたことやあったことを隠すため文に何度も嘘をつき続けたことで文は和真を信じられなくなってしまい文は和真との別れを選択し『別れよう』と告げる。
和真の同僚高梨は、さとみとの不倫が奥さんにバレ子どもを連れて家を出ていったことで無断欠勤をしていた。
公園で座り込み自分勝手な言い分を並べ泣いている高梨を見ながら、和真もまた自問自答。
優香は大きくなったお腹を愛おしい様子で、元モラハラ夫は今ではお腹の子にメロメロ。しかし集まった3人は本当に改心したの?と口には出さないもののみんな優香を心配している様子。
さやかはあんなことを起こしたため1人になってしまい、公園のブランコに座っていたところを見かけた文が隣に座って思っていたことを2人は話し謝り泣いていた。
その後、文が母親の家から出掛けようとしたところに和真の同僚高梨が。
逆恨みし文に襲い掛かり、突き飛ばされたことで逆上し包丁を持ち文に向かって襲いかかりました。
刺されそうになった時、文を庇うように覆いかぶさって背中で包丁を受け止めた和真…『文ちゃん…大丈夫?』と告げたもののすぐに意識を失って倒れます。
すぐに病院に運ばれ手術に…高梨に襲われそうになっていた時に電話していた文の同僚樋口も病院にかけつけて、襲われ和真が刺され手術に…という状況で取り乱した状態の文に頼まれ手を握って落ち着かせていました。
翌日に、樋口にお礼をいう文に《告白》する樋口。告白内容がかっこいい…『俺が好きなのは、旦那さんを一途に愛し続ける文さんだって。だから、文さんはそのままでいてください。』この告白内容が男前すぎて、樋口にいい人が現れてほしいと思ってしまうほどです。
そして、病院に持っていくものを取りに家に戻った文が机の上にある手紙を見つける。
和真から文にあてた和真の本音が詰まった手紙でナレーションで内容を語ってくれいいところで病室につき、起き上がっている和真が『文ちゃんのことが好きなんだ。好きで、どうしても………大好きなんだ。』と続きを文に伝え、文も『私も和真が好き、大好き』と抱きしめあう2人。
2人とも完璧ではなく半人前…だから二分の一。《にぶんのいち夫婦》は二分の一同士、お互いに助け合い弱い部分を認めて受け止め2人の幸せを作り2人で幸せになっていく…そんなメッセージを込められているのではないかと感じました。
にぶんのいち夫婦 :最終回、ネタバレ①天にぶんのいち夫婦の浮気相手は誰?をご紹介
和真の浮気相手と考えられていたのは当初仕事の後輩にあたる女性で《立川さとみ》でしたが、実は文の高校からの友達の《畑野さやか》でした。
しかも、和真の浮気相手と言えるのか!?という感じで、実は和真はさかやの罠にはまっただけで肉体関係もなかったのです。
しかし、さかやに脅されていて文にもそんなことを知られたくない和真が《嘘をつき秘密》にしたことにより、文に『浮気しているのでは?』と心が揺れ動き、精神的に追いやられていくことになってしまいました。
さやかは元々『さやか主催の合コン』の時から《和真》が好きで、和真にアプローチしていましたが断わられていたものの『文に横取りされた』とずっと思っていて許せなかったため、和真を罠にはめて脅し離婚させるように仕向けていた、文の友達というより悪女なのではないかと思えます。
にぶんのいち夫婦 :最終回、ネタバレ②夫の同僚による逆恨みで刺されたのは誰?をご紹介
和真の同僚、高梨は既婚者でありながら《立川さとみ》と不倫をしバレて妻が子どもを連れて出ていったことで、同じ境遇であるはずだと思っていた文たちだけがそのままだと思い『おまえらのとこだけ、何もなかったフリして元通りになるつもりか?責任取れって言ってんだよ!』と逆恨みし、文に襲いかかったが突き飛ばされ床に転がる高梨。
立ち上がった高梨がキッチンにある包丁を手に握りしめて文に走ってきて、刃物の突き刺さった鈍い音が…しかし文は刺されておらず、文を庇うように覆いかぶさって背中で刃物を受けた和真が…。
いつの間にか部屋の中にいた和真が、同僚の高梨の逆恨みから文を守り通しました。
冷や汗を流しながら『文ちゃん…大丈夫?』と微笑みかけましたが、すぐに意識を失って倒れてしまいました。
逆恨みで和真の妻の文に襲いかかるだけでも、高梨は相当ヤバい人なのでは!?
と思えるところを…包丁を手に握りしめて文に向かって走ってくるところは正気の沙汰ではないなと感じ取れます。
にぶんのいち夫婦 :最終回、ネタバレ③優香の結末は?をご紹介
優香は、モラハラ夫に勝つために『態度の改善がなければ家には帰りません』と書き置きをし友達の菜摘の家にしばらく住むことに。
3日間優香は旦那との連絡を絶つために携帯の電源をオフにし連絡がきても返信をしませんでした。
優香の旦那が菜摘の家に優香を迎えにきた際に、優香に謝罪し携帯にきていた連絡内容を見せ『これを見てあんたを信用できると思う?』と菜摘が言い誓約書を見せサインを書いてもらい、もし約束を破ったら昔のツレを集めて…と脅していました。
その後、優香は子どもを生んで幸せそうな優しいお母さんの顔をしています。
優香は旦那のことを『自己中心的で自分が一番 この人は変わらないし変われない』と思っていたようですが、話し合っていたら《子どもに尊敬される親になりたい》と言い出したようで心理学の本を読んだり、カウンセラーを受け少しずつ変わってきていると優香が感じているようです。
そして、優香も『私も一緒に変わろうとしてる』と穏やかな、でも少し不安もありそうな表情ではありますが2人での変わろうとしていてこの後の親子3人での生活に希望を持って生活していこうという雰囲気が感じ取れます。
にぶんのいち夫婦 :最終回、ネタバレ④さやかはその後どうなった?をご紹介
さやかは窃盗や恐喝の罪で逮捕され刑務所で、《自分以外の人間はみんな幸せそう》と孤独を感じていて、刑務所内で1人だけ輪から外れていました。
そんな1人で孤独を感じているときに弁護士からの手紙がさやかに届きます。
その内容を見たさやかは、『なんで…なんでなの』と手紙を強く握り取り乱しました。
手紙の内容は、文が減刑するようにと嘆願書が出され執行猶予がついたというものでした。
執行猶予がついたことにより、刑務所から出てすぐさやかは文に会いに行き買い物帰りの文と2人で公園で話すことに。
嘆願書を出した理由をさやかは《前科持ちになった前の友達がかわいそうになったの?》など思い浮かぶ理由をたくさんいったがどの理由でもありませんでした。
さやかの母親から《減刑してもらえるように嘆願書を出してほしい》と何通も何通も文に手紙が届き『さやかを許してほしい、お姉さんのように愛してあげられなかった自分に責任がある。』と書いてあったともさやかに伝えられます。
文は、友達としての10年があり『こんな目にあったのに今でも本気でさやかを嫌いになれない』と…『私たちはずっとさやかのことが好きだった。だから一緒にいたんだよ!』とさやかに訴えかけます。
さやかは『…嫌いよ 大嫌いよ あんたたちみんな大嫌いよ』と虚ろな目で言ったあと帰るために文に背を向け歩き始めます…その目と頬には涙が。
さやかは自分が1番じゃなきゃ嫌で誰かの1番になりたくて愛されたくて仕方なかったのかな…と感じました、きっと親からたくさんの愛情を受けてきたらこんなに歪んだ性格とかにはならず文たちとずっと仲の良い友達のまま過ごせたのではないかと思いました。
にぶんのいち夫婦 :完結?最終回(漫画・ドラマ)・結末のファンの感想・考察をご紹介
漫画の最終回は、文サイドと和真サイドの両方の視点で見ることができるところが良かったというファンもいれば、和真サイドの視点がちょっと…というファンもいました。
和真サイドに不満があるのは何でだろう?と感想を見ていくと《和真がヘタレすぎる》というファンがちらほら。
なんとなくその意見はわかる気もしました。
漫画・ドラマどちらの結末でも人気がすごいのが樋口くん。
どちらでも樋口くんはいい男すぎました、漫画の樋口くんは《2次元の男なのに…めちゃくちゃキュンキュンした》などの感想がありファンを虜にした様子です。
さやかと高梨についての感想は圧倒的に《悪女&典型的不倫男》という感想が…。
この2人は一般的に見ると《悪役》などのイメージになると思います、さやかは《引っ掻き回すだけ引っ掻き回し自分を1番に考えがち》高梨は《たかが浮気たかが不倫…自己中心的な考え》などちらも自分の身勝手な行動や考えで動いていたように感じているファンが多いです。
にぶんのいち夫婦としての感想は、《リアリティがある》や《実体験なのかと思える》などの感想が多く見受けられました。