この記事では、君に届け:完結?最終回、ネタバレを含む最後のラストシーンの結末!|ファンが徹底考察!?をご紹介しております。
『君に届け』は2005〜2017年に別冊マーガレットで連載されアニメ化・ドラマ化もした大ヒット作品です。
2009年3月号〜同年9月号までは、作者 椎名軽穂さんの出産のため休載していました。
2018年3月23日発売の30巻で完結を迎えました。
君に届けとは
『君に届け』は、椎名軽穂先生が描いた日本の漫画作品で、10年以上の長期連載を誇り、アニメや映画にも展開された青春ストーリーです。
少女漫画誌『別冊マーガレット』(集英社)で2006年から2017年まで連載され、全127話の物語を通じて、多くの読者を魅了しました。
特に、2008年には講談社漫画賞の少女部門を受賞するなど評価も高く、その影響力は大きいものです。
物語の舞台は北海道の高校で、黒沼爽子(くろぬまさわこ)が主人公となります。
周囲からは「貞子」と呼ばれて恐れられている爽子ですが、彼女の持つ内面の温かさや真面目さが描かれていきます。
そして、クラスメイトで学年の人気者である風早翔太(かぜはやしょうた)と関わることで、友情や恋愛、進路などに向き合い、自分らしく成長する姿が描かれます。
『君に届け』の魅力は、単なる恋愛に留まらず、友情や青春の苦悩、自己肯定といったテーマが含まれている点です。
登場人物たちの多様な感情が共感を呼び、特に爽子が周囲と心を通わせる過程は、青春の瑞々しさを感じさせます。
これにより、登場人物それぞれの成長も丁寧に描かれ、青春時代の葛藤や希望を多くの読者が感じられる作品です。
『君に届け』は、2024年にNetflixで第3期アニメが配信されるなど、その影響は今も続いています。
完結しているか?をご紹介
『君に届け』は2005〜2017年に別冊マーガレットで連載されアニメ化・ドラマ化もした大ヒット作品です。
2009年3月号〜同年9月号までは、作者 椎名軽穂さんの出産のため休載していました。
2018年3月23日発売の30巻で完結を迎えました。
完結記念特装版も同日に発売されています。
第1巻の風早くんと爽子ちゃんの初々しい表情の表紙から、最終巻のこれまでの過程があっての2人の表情なんだな〜と感じられる表紙がとても良い…と思います。
アニメ・ドラマ版の最終回の違いをご紹介
アニメとドラマ版での最終回はどのように違うのか漫画も含め軽く紹介していきたいと思います。
アニメの君に届けは、エピソードの細部・キャラクターの感情などの描写に漫画との若干の違いが存在します。
アニメでは尺の都合上、風早くんの悩みや葛藤といった部分が簡潔になっている一方で、原作ではより深く掘り下げられているという違いです。
また、アニメには独自の演出が追加されていて、学校祭などのシーンではより感動を引き立てる演出になっています。
アニメの最終回は、風早くんと爽子ちゃんが付き合っているというのが学校のみんなに知れ渡って失恋した子やショックを受けてる子がいたり、爽子ちゃんとくるみちゃんの屋上での話などがありました。
エンディング中も話は進み、風早くんと爽子ちゃんがデートしているシーン・今まで渡せなかったプレゼントを風早くんに渡して風早くんが爽子ちゃんを抱きしめる…というエンディングの曲もあり感動的な終わり方をします。
ドラマ版は実写ならではの演出にキャストのリアルな演技で、キャラクターの感情がダイレクトに…特に、風早くんと爽子ちゃんの関係性が現実的に描かれているので、2人の距離感や心の揺れ動きが見ていて分かりやすい点が特徴かと思います。
ドラマ版の最終回では、細やかな演技により感動を誘っている感じに思えます。
例えば、風早くんと爽子ちゃんが想いを伝え合うシーンは、実写ならではの細かな表情や感情による仕草など。
アニメと違うと感じる部分はドラマは現代的な設定を取り入れているみたいで、キャラクターの服装や生活感などがアニメや原作と違う雰囲気だと思います。
更に、アニメの最終回と違うのはドラマだと卒業式当日そして旅立ちの日だったりと…アニメよりももっと先に進んだ最終回になります。
最後のシーンの風早くんからの手紙。
『去年の誕生日にくれた手紙の返事です』という文から始まりそして、爽子ちゃんと出会って自分の世界が変わったこと、離れていても、気持ちはずっと届いていると書かれてる手紙。
『これからも、ずっとずっと大好きです。』
『私はあなたに届きたい。いつも、いつまでも・・・届け。』
これまでの色々なシーンが思い出される感動のシーンで終わります。
その後、結婚したペアはいる?
最終巻の後に番外編として《君に届け〜運命の人〜》という漫画が出ています。
付き合ってるペアとして
- 風早くんと爽子ちゃん
- 龍とちづちゃん
の2ペアはおなじみですね、そこに番外編で付き合ったのが
- 英治くんとくるみちゃん
ペアとしては3ペアのカップルがいますが、今のところ結婚したカップルはまだいません。
風早くんと爽子ちゃんは指輪を渡してはいますが、ちゃんとしたプロポーズではないですが大学卒業して数年後とかに結婚しそう…。
龍とちづちゃんは、龍が高校を卒業して寮に引っ越しするときに、『大学卒業したら結婚な』とちづちゃんに伝えているので、卒業後地元に戻ってきてから結婚する感じかな〜と思いますがまだ結婚はしていません。
英治くんとくるみちゃんは、大学生活の番外編で付き合ったばかりなのでまだまだゆっくり恋人を楽しむだろうなと思います。
そして気になるのは…笑いながら『10年早い、悪いが範囲外だ』とあやねちゃんを振ったピン。
この《10年早い》ということは10年後はあり得るという意味なのでは!?という風に捉えるとこができます。
しかしながら、番外編では大学生活のお話だったのであかねちゃんとピンがどうなったのかは描かれていないのです。
ネタバレを含むあらすじ・見どころをご紹介
君に届けのあらすじに見どころをネタバレありなのですが分かりやすく紹介していきたいと思います。
高校生活の3年という間での友情や恋愛、さらに人との関わりや進路など様々な経験を通して、主人公の爽子ちゃんを中心に登場するキャラクターたちが学んで少しずつ成長していく姿を描いた青春漫画になります。
爽子ちゃんは黒髪ロング・物静かでちょっと根暗そうな見た目から《貞子》と呼ばれていて、クラスから浮いた高校生活を送っていました。
クラスメートの風早くんは《みんなの中心にいるような存在》で爽子ちゃんの憧れの人。
『クラスに溶け込みたい・みんなと打ち解けたい』という想いが強くなって仲良くなった人たちからの声掛けなどもあり行動していきます。
そんな爽子ちゃんの姿にクラスメートたちも心を動かされ、次第に友情や愛情が芽生えていきます。
クラスに同小・中学校の友達がいない爽子ちゃんにも屈託のない笑顔で声をかかける風早くん。
そんな2人の関わりが磨けば磨くほどキラキラした宝石みたいな小さな恋が始まった!という感じに胸キュンが止まらないです。
風早くんと爽子ちゃんだけの恋愛面じゃないのもまたいい物語だと思います。
恋愛要素だけではなくて高校生ならでは純粋な優しさや思いやりなどで友情が深まっていく様子にもぜひ注目してもらいたいです。
漫画:最終巻のネタバレを含むストーリーをご紹介
卒業式後、それぞれの大学の合格発表と大学地元組と札幌・東京組と別れのとき。
風早くんや爽子ちゃんを含む主要キャラクターみんなが大学合格が決まり、龍の家で合格祝いをして楽しい時間はあっという間にすぎ…龍が札幌の大学寮への引っ越しの日。
見送るちづちゃんに龍が『大学卒業したら結婚な』といってちづちゃんも『待ってる』と見送ります。
そしてあかねちゃんは…誰にも旅立つ日を教えず静かに行こうとしていましたが、ちづちゃんと爽子ちゃんが見送りにきて寂しくなる…と泣きながら最後は笑顔で『頑張ってくる』と電車に乗り込みます。
爽子ちゃんは札幌に引っ越すために荷造りをし、風早くんは一人暮らしの家に荷物を運び入れガスの開栓日に爽子ちゃんと2人で部屋の片付けをしたり、爽子ちゃん用のカップを買ったり。
そして、楽しい時間がすぎ爽子ちゃんが帰る時間になり2人でホームに…しかし爽子ちゃんが『かえりたくない』と言い風早くんに抱きつきます。
その時の風早くんの葛藤してるであろう表情…その後電車に乗らず風早くんのアパートに手を繋いで戻る2人、爽子ちゃんが自宅に『帰らない』と電話をしてお母さんがそれを承諾するという心の広いお母さん…。
コンビニでいろいろ買い物をする風早くんと爽子ちゃんの様子もこのあとのことを考えてる2人の表情も見どころです。
新しく始まる生活の前に風早くんと爽子ちゃん2人で迎えた朝…。
更に爽子ちゃんの引っ越しの日、家でお父さんお母さんに見送ってもらい駅に着くとちづちゃんが見送りにきてくれていて、そこに遅れてきた風早くん。
ホームでの見送りは風早くん1人、ちづちゃんはあかねちゃんがよぎり2人っきりにするため途中までの見送りに。
ホームで電車に乗る前に風早くんが爽子ちゃんに手紙と《あるモノ》を渡します。
爽子ちゃんは寂しさと愛しさから風早くんにキスをし電車に乗り込もうと向かうと『爽子!!…だいすきだ!なにがあっても!!』と笑顔でいう風早くん…『しょうた 私も』と涙を流しながら笑顔で答える爽子ちゃん。
そして電車は出発し……風早くんからの手紙を読んでいる爽子ちゃん、風早くんの回想シーンみたいな感じのところもとても良いです。
その後、大学入学式当日可愛らしい笑顔で挨拶をしている爽子ちゃん、野球部で挨拶をしている風早くんなどなど…みんなそれぞれの新しいスタートの様子が描かれています。
数ヶ月後、爽子ちゃんが帰ってきて風早くんと抱き合って『…ただいま!』と交わしているシーンで締めくくられています。
アニメ(第1期):最終回のネタバレを含むストーリーをご紹介
風早くんと爽子ちゃん2人で神社にお詣りに。
そこで初めて会った時の話をして、お互いに会った時のことを覚えていることが分かり風早くんから爽子ちゃんの印象は初めから良かったということ、笑ってた顔が印象に残っていたようです。
風早くん、爽子ちゃんがお化粧してとても可愛らしい姿が『今日もすげー違っててビビらせるし…』とソワソワな風早くん。
ナイスあやねちゃん!と思えるお化粧のセンスですね。
怯えさせてると思ってしまう爽子ちゃんは相変わらずですが。
くるみちゃんに会ったとき可愛くなりたいと思った爽子ちゃん、複雑だと思ってしまうくらい爽子ちゃんが可愛いと思ってる風早くん。
2人を見守っているあやねちゃんとちづちゃん。
2人の邪魔をしそうだとジョーをあやねちゃんが止めているけど、何も説明なしに連れてきた龍は甘酒飲んで帰ろうと歩き出し…あやねちゃんに説明なしに連れてきたんでしょ?ちゃんとフォローしてきなと言われちづちゃんが龍を追いかけます。
龍は『同級生にあってもしょーたがどうにかするだろう』とちづちゃんに言ってやはり甘酒を飲んで帰ろうとしてまた歩き出しますが、ちづちゃんが『私のお詣りに付き合うんだよ!』と止め龍も嫌がっている風もあまりなくちづちゃんに付き合って神社に残ります。
お詣りのために爽子ちゃんと風早くんは並んで順番を待っていたら年を越し2人で顔を見て新年の挨拶をしていました。
爽子ちゃんにあやねちゃんちづちゃんからの新年の挨拶メールが届き、風早くんはメールを先越されてしまったと考えていましたが2人にしてくれたことに感謝している感じです。
お詣りも終わり、階段を降りようとしたら結構滑ることに気づいた風早くんは先に一歩降り、『ほんとだ、滑る…』と言った爽子ちゃんに手を差し伸べます…。
優しい・紳士的な風早くん!こういうのがスマートにできるのはかっこいいと思います。
語るとどんどん長くなってしまうので…この続きはぜひ見てほしいです!
アニメ(第2期):最終回のネタバレを含むストーリーをご紹介
風早くんと爽子ちゃんが付き合っているというのが学校のみんなに知れ渡りました。
風早くんは爽子ちゃんと付き合っているのを変に噂されたりうやむやになるのは嫌でみんなに言ったのでした。
優しい風早くんというだけではなく爽子ちゃんの《彼氏》として爽子ちゃんと一緒にいたい・爽子ちゃんの役にたつため…爽やかな笑顔で『彼氏の特権だよ。』とゴミ捨てに行こうとしていた爽子ちゃんのゴミ袋を1つ受け取り一緒にゴミ捨てに行こうとします。
風早くんと爽子ちゃんが付き合ったということで、失恋した子やショックを受けてる子がいたり、くるみちゃんと風早くんを好きだった人たちでの衝突があったり、その風早くんを好きだった人たちを諭すあやねちゃんやちづちゃん。
爽子ちゃんはくるみちゃんと屋上で風早くんと付き合うことになったと報告する。
エンディング中も話は進み、風早くんと爽子ちゃんがプラネタリウムデート…椅子が倒れるんだと映画館とは違うよねと2人とも顔を向け合うと思いのほか近く2人とも赤面するところがなんとも初々しい。
そして今まで渡せなかったプレゼントを風早くんに説明しながら渡す爽子ちゃん。
風早くんが爽子ちゃんをが大好きなんだな〜というのがとてもよく分かるラストシーンだと個人的に思います、エンディングの曲もマッチしていてウルウルしてしまいそうになる感動的な終わり方です。
アニメ(第3期):最終回のネタバレを含むストーリーをご紹介
アニメ第3期はNetflix世界独占配信で全5話です。
全話約1時間という作りなので続きが気になる〜というような終わり方にはなりません。
最終回は、クラスでのカラオケクリスマスパーティーをしているところから始まります。
あかねちゃんと爽子ちゃんがカラオケルームから出ていっていて、なかなか戻らない爽子ちゃんのことを気にしている風早くん…
しかし、風早くんは幹事のためクラスメートたちがなかなか離してくれなかったのですがどうにかカラオケルームから出て爽子ちゃんを探しに行くとピンと爽子ちゃんとティッシュで鼻を押さえてる男の人…。
ピンに爽子ちゃんは先に戻ってろと言われカラオケルームに戻る中、風早くんとピンで話をします。
付き合って半年くらいだけど手を出してないことに偉いと言われ、驚きちょっと恥ずかし照れてる風早くん。
そして葛藤もしているのが分かるシーンです。
カラオケクリスマスパーティーが終わり、あやねちゃんはケント・龍とちづちゃん・風早くんと爽子ちゃんそれぞれ帰っていきました。
帰り道、ケントからのアドバイス《5秒くらい目を閉じてれば悩み解決しそうだけどね》というのを風早くんの着ている外着をちょっと引っ張り歩く足を止めさせ風早くんの目の前で目を閉じてみせる爽子ちゃん…めちゃくちゃ葛藤してるのが分かる風早くん…。
その葛藤で理性を保ってキスを我慢した風早くんでしたが、爽子ちゃんは泣いてしまいます。
『うそつき…風早くんのうそつき〜〜』
『次したらわかんないって言ってたのに…』
爽子ちゃんは風早くんと一緒にいたけれど1人より寂しかった…ただ風早くんと一緒にいたかった悩みがあるのに言ってくれない…こんな私好きじゃない…?と爽子ちゃんが思っている悩みを打ち明ける。
その言葉を聞いた風早くんは葛藤してしなかったキスを爽子ちゃんにします。
雪が降る中でのキスシーン…一度で終わるのかと思ったら何度もキスしてる!!
キスシーン終わったら今度は爽子ちゃんを抱き寄せ『好きだよ。好きだよ、好きだよ。』と…爽子ちゃんめちゃくちゃ泣きます。
風早くんの表情は、こんなに悩ませてしまっていたのか…というような悔しいというか後悔しているような表情でした。
この続きのストーリーは2人のこれからや、あやねちゃんちづちゃんたちともどんな風に関わって楽しく成長し過ごしていくのかをぜひご自身の目で確かめてほしいと思います。
ドラマ:最終回のネタバレを含むストーリーをご紹介
卒業式当日、珍しいスーツ姿で爽子ちゃんに担任のピンがメッセージを送ります。
ピンらしいメッセージだなと思うのはこのセリフ。『俺は、お前らの担任になれて最高に面白かった!』
こんなメッセージを言われる卒業生はすごく面白くて楽しい生徒なんだなと思えますよね。
卒業式後には、爽子ちゃんとくるみちゃんの大学合格発表が控えている中、卒業前に1年生の時に意地悪をしたことを爽子ちゃん・あやねちゃん・ちづちゃんにくるみちゃんが謝り、爽子ちゃんとくるみちゃんの2人は震える手を繋いで合格発表の掲示板へ向かい無事2人とも合格。
卒業式の数日後、あやねちゃんは誰にも知らせず1人で駅に。
今日あかねちゃんが上京するという情報を得たちづちゃんと爽子ちゃん2人は急いで駅に向かい間に合いました。
3人は顔を合わせた途端寂しさを実感してしまい涙目に。あやねちゃんはこの離れるという寂しさの感情を認めるのが嫌だったようで
『絶対寂しくなるってわかってたのに…』と。
爽子ちゃんは、これまでの感謝をあやねちゃんに伝え、あやねちゃんは泣きながら笑って、『くじけそうになったら爽子とちづのことを思い出すよ』と言って電車に乗り込み、発車したその電車を追いかけ『頑張れ!』とちづちゃんが言っているのが印象的です。
それからしばらくたち風早くんの一人暮らしの部屋の片づけを手伝いにきていた爽子ちゃん。
ひと段落し、爽子ちゃんが持ってきたお弁当を食べている時、風早くんは『プレゼントがある』と爽子ちゃんに目をつぶらせ、爽子ちゃんの前に置かれた小さな指輪の箱…。
原作知らない人だと『えぇ!?まさかのここでプロポーズか?!』となりますが…まぁプロポーズではないです。
風早くんが爽子ちゃんの右手薬指にはめようとすると、サイズが…合わないではありませんか。
爽子ちゃんが《他の指なら入るかも》と試すと、左手の薬指にぴったり。
爽子ちゃんは慌てて外そうとします、風早くんは本当は左手用に買ったんですが、恥ずかしくて右手につけてもらおうと…。
そして風早くん『いつかもっとちゃんとしたのを渡すから。一生用の』
いいですね。いや〜卒業後にみせる男です、これから2人は地元と札幌という遠距離になるわけですから風早くん的に『離れてても好きだよ。ずっと想ってる』みたいな感じなのかな〜と考えさせられました。
そして時間は過ぎて、爽子ちゃんが帰らなくてはいけない時間に…風早くんが送ってくれることになり駅まで歩いている足取りが重くなっていき、ついに足を止めてしまって、『帰りたくない!』と爽子ちゃんが風早くんに抱きつく。
『そんなこと言ったら、連れて帰っちゃうよ?』と風早くん…。
『そうして欲しい』という爽子ちゃんに風早くんは、爽子ちゃんと手を繋いで来た道を戻っていき
、爽子ちゃんの自宅に電話をします。
『今日は、帰らない』と伝えるのでした。
《帰れない》ではなく《帰らない》んです…爽子ちゃんの風早くんと一緒にいたいという確固たる意志を感じますよね。
このあとのストーリーはぜひご自身の目で確かめていただきたいと思います。
映画:ラストのネタバレを含むストーリーをご紹介
北幌高校に入学しある日、同じ学校の制服を着た男子生徒が道に迷っていて、学校の方向を教えてあげた爽子ちゃん。
するとその男子生徒は爽やかな笑顔で爽子ちゃんに『ありがとう』と言って、爽子ちゃんの髪に手を伸ばして頭に付いていた桜の花びらを取ってくれました。
友達に呼ばれて男子生徒は行ってしまいましたが、その後サァーっと心地よい風が吹き、爽子ちゃんは桜の木を見上げて微笑んでいた。
心地よい風が吹いた時振り返った男子生徒・風早翔太くんは、その時の微笑んでいる姿の爽子ちゃんが忘れられなくなりました。
ある日、『貞子と3秒以上目を合わせると不幸になる』と言う噂が…、真面目な爽子ちゃんは『人と3秒目を合わせてはダメだ』と思い込み…、
噂を信じている生徒がほとんどで爽子ちゃんを極端に避けるように、また爽子ちゃんも人の目を見ないように気を付けていて、そんな中風早くんだけはいつも通り爽子ちゃんに接していました。
そんなある日、風早くんが《肝試し大会》をしようと提案し参加者は名前を書いてと参加者名簿を作ります。
女子生徒たちが『貞子が来たら、本当に幽霊がでるんじゃない?』と話しているのを耳にしてしまい、霊感がないからみんなの役に立てない…と落ち込み、名前が書けません。
クラスメイトの千鶴ちゃんとあやねちゃんが、『貞子が肝試しのお化け役やったら、絶対にウケるよね』と話しているのを聞いた爽子ちゃんは、自らお化け役をかって出て、肝試し大会は大成功。
風早くん企画の肝試し大会、その後の爽子ちゃんに失礼な罰ゲーム…それに対して風早くんが怒りクラス内でちょっとギクシャクな雰囲気に。
クラスメートの言葉を否定して爽子ちゃんが自ら教室を出ていき気づいたら涙が…追いかけてきた風早くんがその光景をみてびっくりします。
2人は気づいたらあの時会った桜の木のところにきていたのです。
そして風早くんが『この木覚えてる、入学式の時、黒沼が道を教えてくれてあの時から俺、黒沼の事が……』と言いかけている最中に、爽子ちゃんが『覚えてます。
だってあの時から風早君は私の憧れだから。明るくて爽やかで私も風早君みたいになりたいって、ずっと尊敬していました』と自分の気持ちを伝えました。
立ち去る爽子ちゃんの後ろ姿に、《いつか君に届くのだろうか?あの時感じたこの気持ちが大きくなったこの気持ちが…》と風早くんは心の中で呟くのでした。
体育祭の日、くるみちゃんから『風早が好きだから協力して欲しい』と言われる、しかし爽子ちゃんも『風早君は特別な存在だから、協力できない』と自分の気持ちを大切にするため断ったのです。
それから少し進み、クリスマスパーティの下見に行くために待ち合わせ場所に一番に来ていた爽子ちゃんを見つけた風早くんが『クリスマスパーティの後…』と何かを言いかけている時に、他他の人たちが来てしまって話が途切れることに…風早くんは《俺の気持ち届いていてるのかな…》と、ショーウィンドウの中にあるクリスマスツリーを眺めて、悲しい気持ちに。
クリスマスパーティが近づいたある日、風早くんは決心し、バスを待っている爽子ちゃんに近づき
『俺の彼女になって欲しい、クリスマスイブは2人で過ごしたい』と告白します。
爽子ちゃんは困惑して『付き合うとか考えられない』と言って、そのままバスに乗って帰ってしまいます。
クリスマスパーティーには結局爽子ちゃんは参加せず…参加しなかったことを知ったちづちゃんとあやねちゃんが自宅訪問。
そして、爽子ちゃんが風早くんから告白され断ったこと・好きなのに付き合うことに不安があって、頭が真っ白になってしまってそう言ってくれただけで充分だったことなどを打ち明けたら、その話をきいた2人は《自分の気持ちをちゃんと伝えないといけない》と、爽子ちゃんに言い聞かせる。
大晦日になり、風早くんはカウントダウンの行われる神社に。
一方の爽子ちゃんは、カウントダウンには行かず、父が毎年大晦日にやっているコンサートに母と来ているけれど父に『会いたい人が居るからそちらへ行きたい』と伝えると父が、『本当に会いたい時は何を放り投げても行くべきだ』と爽子ちゃんの背中を押してくれ、カウントダウンをやる神社へ。
気分が乗らず帰ると言い出していた風早くんは、ちづちゃんから風早くんの告白の一件を聞いて知っていた龍が裏の公園へ連れ出し、爽子ちゃんに告白したこと・その爽子ちゃんはどんな人なのかを風早くんに質問。
風早くんはちょっと戸惑いながらですが爽子ちゃんのことを話し出していると、爽子ちゃんの性格を思い出して自分が爽子ちゃんの気持ちを思いやっていなかったことに気がついたとき…
そこへ担任のピンが突然やって来て、風早くんに『見つかったからと、黒沼に届けてやれ』と、なくなってしまっていた爽子ちゃんの生徒手帳を渡し、そこに《挟まっていたもの》をたまたま見た風早くんはとても驚いていました。
その《挟まっていたもの》はなんなのか…そしてその後風早くんと爽子ちゃんはどんな会話をしてどうなったのか…とてもいい映画なのでご自身の目で見てもらいたいと思います。
番外編(運命の人)で描かれたキャラクター(胡桃沢梅(くるみ))の「その後」
爽子ちゃんの家でご飯を食べたりお泊りしたりとかなり《爽子ちゃん依存》気味だったところに、爽子ちゃんのいとこ[栄治]に出会い、素直じゃないくるみちゃんも好きでいてくれる栄治のことを徐々に気になる存在に。
次第に夢にみるまでになり、栄治の存在が大きくなっていきました。
くるみちゃんと栄治は付き合って2人の仲をゆっくり育んでいく…という感じです。
描かれてはいませんが、個人的な意見・印象としては、くるみちゃんと栄治はどちらも一途に相手を想うタイプだと思うのでこのままずっとお互いを好きで付き合っていっていずれは結婚までいくのではないか?!と考えています。
爽子ちゃんも物語の中で言っていましたが、くるみちゃんは恋をしている時がとても可愛い…表情がキラキラでピュアな感じがすごく良いと思います。
番外編(運命の人)で描かれたキャラクター(赤星栄治)の「その後」
爽子ちゃんのいとこでくるみちゃんの彼氏。
見た目がちょいチャラくてとてもモテそう…
栄治は、好きな人を追いかけ回すタイプだとか。
くるみちゃんや爽子ちゃんより年上で、くるみちゃんよりずるいらしいです。(くるみちゃんが自分よりずるくてちょうどいいと言っていたので)
栄治はくるみちゃんのどんなところも好きで、運命の人なのかはどちらかが死ぬときにでも判断しようと言うくらい先を見据えている発言をしています。
爽子ちゃんも『このふたり…結婚するっ!!』と思うくらい。
番外編〜運命の人〜のラストは、栄治がくるみちゃんに『愛してるよっ』というシーンで終わっています。
その後は描かれていないものの、《どちらかが死ぬときに〜》や栄治の《一途さ》などから考えられるのは結婚するだろうなというところです。
番外編(運命の人)で描かれたキャラクター(爽子と風早)の「その後」
爽子ちゃんと風早くんの大学進学後の様子も描かれていて、2人は別々の大学に進学しているため・地元と札幌という物理的に離れていて遠距離恋愛を続けています。
遠距離恋愛のすれ違いに難しさを感じながらも、お互いを思いやり絆を深めて乗り越えながら2人ともが成長して想いあっている姿が描かれています。
連休や長期の休みなどでは、爽子ちゃんと風早くん2人がどちらかに会いに行く様子が描かれていて、風早くんは《爽子》と呼びすてで呼んでいますが爽子ちゃんは《翔太》とはなかなか呼び馴れないようで[風…あ、翔…]みたいな感じに名前呼びに苦戦していてまだまだ初々しい様子が見て取れます。
番外編(運命の人)で描かれたキャラクター(千鶴と龍)の「その後」
ちづちゃんは地元に残っていて龍の父親の経営する《徹龍軒》で働いていて、龍はスポーツ推薦で札幌の大学に進学している。
番外編では、龍は出てこないんですがちづちゃんは爽子ちゃんが地元に帰った時くるみちゃんに電話してる時に後ろにチラッと描かれているくらい。
あとがき?みたいなところに爽子ちゃんと会って話している様子がちょっとだけ描かれていました。
ちづちゃんと龍は遠距離恋愛ではありますが、どちらもお互いを想いあっている・龍の大学卒業後は結婚という約束があるため番外編では描かれていなくても、ちづちゃんと龍は龍の大学卒業&地元に戻ってきてから結婚という感じだと思います。
番外編(運命の人)で描かれたキャラクター(矢野あやね)の「その後」
あやねちゃんは高校卒業後、東京の大学に進学していて今回の番外編には実は一度も出てきませんでした。
チラッと爽子ちゃんが帰省時にちづちゃんに会った時の場面みたいのがあとがきかな?そこに描かれていました!
その会話の中であやねちゃんは外国に行くって描かれていたので、大学の留学制度使って外国の大学に行くんだろうな〜というのが想像できる感じです。
その後としては、東京の大学で留学制度使って外国の大学に留学する感じ。
とても勉強を頑張っているんだなと考えられます。
ネタバレ①黒沼爽子と風早翔太の恋の結末をご紹介
すれ違いや様々な出来事を乗り越えて2人は付き合うことになります。
付き合いたては2人とも初々しい表情がよく見られてほのぼのできたし、付き合ってから時間が経ってもそれまでの過程などを思い返せるようなピュアピュアな2人…。
そんな2人は高校卒業後も付き合っています。
また呼び方も徐々にですが、変化していく様子が見れるのが嬉しいところです。
ネタバレ②風早翔太と黒沼爽子の大学進学のその後?をご紹介
爽子ちゃんは《教師》を目指すために札幌の教育大学へ進学します、風早くんは地元の大学でスポーツトレーナーを目指しています。
遠距離恋愛であるため、すぐかけつけるなどはできないものの電話やメールでやり取りをしていて連休や長期休暇などは、爽子ちゃんが地元に帰る・風早くんが札幌にくるなどしています。
呼び方も、高校時代よりも風早くんが順応しましたね。
風早くんは《爽子》と呼びすてで呼ぶようになりました。
一方で爽子ちゃん…《翔太》となかなか呼ぶのが難しいようで、いつもスムーズに呼べていません。
風早くんが名前呼びをさせようとして《翔太くん》と照れながらいう爽子ちゃんがまた可愛かった。
くんはいらないという風早くんの気持ちも『わかります!』と思いながら見てしまっていました。
まだまだ進学したてなので大学卒業は先ですが、大学卒業後でも2人は付き合っていて風早くんの中では《結婚》も視野に入ってるだろうな〜と思っています。
ネタバレ③吉田千鶴と真田龍の関係の変化をご紹介
ちづちゃんと龍の関係は、《兄弟のような幼馴染》から《恋人》に変化します。
ちづちゃんは、元々龍の兄の徹のことが好きでしたが徹が結婚して失恋。
その後、修学旅行中に龍に告白した子から言われた言葉や龍の言動によって龍を異性として意識するようになり、龍が好きという気持ちに気づきます。
ちづちゃんの誕生日に、《おめでとう》だけ言いにきてくれた龍に『行くなよ!』と初めて本音を伝えました。
今までなら《頑張って行ってこい!》と応援することができていたのに…。
その言葉を聞いた龍は『俺のこと好きなの?』と迫り、ちづちゃんが『好きだよ!!』と告白し2人はキスをします。
2人の関係が変化したのは《徹が結婚してちづちゃん失恋》と《龍のストレートな告白と言葉》が[恋人]という関係になったきっかけではないかと思います。
ネタバレ④矢野あやねの切ない恋の行方をご紹介
修学旅行後からケントから思いを寄せられていて戸惑っていましたが、ケントの真剣さから付き合い始め、進路を決める時期に色々な出来事がありすれ違い《ずるい自分を変えたい》ということで東京の大学を受験するため別れます。
ケントがあやねちゃんに本気だったのですが、あやねちゃんは《ケントの優しさに流された》みたいな感じ、結局の《ちゃんと好きになれなかった》ということだと思います。
ケントから『オレがちゃんとあやねちゃんをだいすきだったこと 覚えてるんだよ』『そんで次はすげーすきな奴作って!』と別れるときに言われていて、その後担任のピンに《初めての恋》をします。
卒業直前の大学合格発表の日、ケント・ちづちゃん・爽子ちゃんに励ましを受けピンに告白するあやねちゃん…。
ピンから『…10年はえーんだよな!』『わりーが範囲外だ!』と言われてあやねちゃん振られます。
その直前にあやねちゃんの笑顔を見たピンが『……う…』と照れた感じに言葉に詰まる描写があります。
教師と生徒という関係だけではなく、ピンからすると18歳という若いあやねちゃんの将来などを考えているであろう発言…本当の恋を知ったけれど振られてしまいました。
しかしファンの間では《10年早い…》ということは《10年後》もしかしたら付き合うとか結婚もあるのでは?と噂されています。
君に届け :完結?最終回(漫画・アニメ・ドラマ・映画)・結末のファンの感想・考察をご紹介
君に届けは漫画・アニメ・ドラマ・映画があり、それぞれちょっとずつ違った結末だったりするためファンの感想なども違ってきています。
まずは漫画の結末についてファンはどのような感想を持っているのか紹介していきたいと思います。
大学卒業後の内容の漫画を期待しているファンもやはりいますね!
漫画全巻読んだ方は《その後の物語》をすごい欲していると言っても過言ではないと思います。
続いてアニメの結末についての感想を見ていきたいと思います。
アニメは1期〜3期があるため調べるとたくさんの感想がバァーと出てきます。
君に届け第3期は2024年に配信されたので、これを機にもう一度1期から観よう!という人も大勢いたようです。
では続いてドラマの感想をみていきましょう。
君に届けのドラマは、映画化からしばらく経ってからだったので映画のイメージがかなり強く残っている人も多かったように思います。
ドラマ化されると思っていなかったり、ドラマ見てハマった人もいます。
最後に映画の感想を紹介していきたいと思います。
映画の君に届け…配役がいいんでしょうね。
作者さんに絶賛されるなんて素晴らしいです。
漫画・アニメ・ドラマ・映画と全ての感想をみてきましたが、どれも本当に心に残る作品だと感じます。
何度観ても、読んでも感動できて…泣ける場面もあったりで最終回を迎えても、この後の展開を自分なりに考察したりと、とても楽しめる作品です。