この記事では、本好きの下剋上:完結?最終回、ネタバレを含む最後のラストシーンの結末!|ファンが徹底考察!?をご紹介しております。
「本好きの下剋上」ですが2024年8月現在、原作は完結済みとなります。
当作品は小説投稿サイト「小説家になろう」にて2013年から連載が始まり、2017年には完結いたしました。
その後、書籍版が2015年から刊行され、2023年12月に最終巻が発売されました。
本好きの下剋上とは
本好きの下剋上とは、香月美夜さんが書いたライトノベルで、中世風の異世界を舞台にしています。
物語は、本が大好きな少女が異世界に転生し、本を作るために奮闘する話です。
たかねぎは、この作品の主人公が本を作るために努力する姿に感銘を受けました。
この物語は、身分制度や魔法が存在する世界で展開します。主人公のマインは、本を作るために工夫を重ねます。
たかねぎは、マインの成長する姿に心を動かされました。この作品は、異世界での知識や技術の伝播を描いています。
物語は、全五部から構成され、多くのエピソードがあります。たかねぎは、物語の深さに感心し、次の展開が待ち遠しかったです。
アニメ化やコミカライズもされ、多くのメディアで楽しめます。たかねぎは、アニメも視聴し、さらに作品の魅力を感じました。
本好きの下剋上は、本が好きな人にぜひ読んでほしい作品です。
本好きの下剋上 :完結しているか?をご紹介
「本好きの下剋上」ですが2024年8月現在、原作は完結済みとなります。当作品は小説投稿サイト「小説家になろう」にて2013年から連載が始まり、2017年には完結いたしました。その後、書籍版が2015年から刊行され、2023年12月に最終巻が発売されました。
また、2015年よりマンガの刊行も始まり、2024年8月現在も続いております。そのほかにもスピンオフや短編集などが出ていることや、アニメ第4期が決まったこともあり本編完結後も楽しみがたくさんあります。
本好きの下剋上 :完結?ネタバレを含むあらすじ・見どころをご紹介
事故で亡くなった本が大好きな女性は本がまだ普及されていない中世風の異世界で兵士の娘マインとして転生してしまいます。
異世界に転生したことを受け止められなかった彼女でしたが、本があればどんな世界でも生きていける。
そう思い本を探しますが見つからず結局、本が無ければ作ればいいに至り、現代知識を使いながら本に囲まれる生活を目指していきます。
「本好きの下剋上」の一番の見どころは異世界ファンタジーの世界で主人公のマインが本のために時には現代知識を時には培った人脈を使って日々を送っていくところです。
特に兵士の娘として生活を送る第1部では現代では考えられないような過酷な中世の世界観で病弱な幼女となった主人公が本を作るという目的のために試行錯誤する様であったり、試行錯誤の過程で出会う人との人間関係の構築していく様であったりがとても面白いです。
本好きの下剋上 :完結?最終巻(小説)のネタバレを含むストーリーをご紹介
「本好きの下剋上」最終巻ではついにローゼマインことマインの念願であった本に囲まれて暮らすという目標に到達いたします。
前巻までに女神の祝福によってローゼマインから過去の記憶が無くなることが判明します。大規模魔術の影響で衰弱していくローゼマインを助けるためにフェルディナンドはかつてローゼマインからもらった祝福を返すことで女神の祝福を一部打ち消す「呪い返し」を行うことを決意します。
フェルディナンドは同調薬で同調しながらローゼンマインの意識を探し、ようやくローゼマインの記憶を取り戻すことができました。
こうして、ローゼマインはアーレンスバッハ改め、アレキサンドリアのアウブ(領主)となり、フィルディナンドとは婚約を結ぶことになります。
アレキサンドリアにはローゼマインの好みに合わせ図書館が置かれ、当初の目的通り本に囲まれる生活を送るようになりました。
本好きの下剋上 :完結?最終巻(アニメ:第1期)のネタバレを含むストーリーをご紹介
「身食い」から自分の命を守るため、神殿の巫女見習いを希望するマインでしたが、神殿の巫女見習いとは孤児が仕方なくなるものであると両親に諭されます。ですが、「身食い」であるマインが生きていくには身体の魔力を定期的に放出する必要がありました。
そんな中、懇意にしている商人のベンノによって交渉次第では貴族の娘と同じような青色巫女見習い扱いにしてもらえるのではないかという提案をされ、家から通うのであれば巫女見習いになっても良いと両親の許諾を得ます。
マインとその家族は交渉へ赴くべく神殿へ訪れますが、マインが貧民である兵士の娘であることを知った神殿長は半ば命令する灰色巫女見習いになるよう強要しました。家族は反対しましたが、貴族である神殿長はマインの両親を下に見ており、否定する両親を捕えようとしました。
その時、マインの強すぎる魔力が暴走し神殿長に襲い掛かり最終的には神殿長ではなく、神官長と交渉することでマインたちの要求は通りました。
こうして、マインは無事貴族の娘と同じように青色の巫女見習いとして認められたのでした。
本好きの下剋上 :完結?最終巻(アニメ:第2期)のネタバレを含むストーリーをご紹介
マインを平民と嘲る騎士によってマインがトロンベに襲われてしまった事件を受け、神官長フェルディナンドはマインの持つ魔力を騎士団に見せつけるようマインに青色巫女見習いとしての仕事を頼みました。
政変によって貴族の数が減ったこの国では強大な魔力を持つマインは平民でありながらも貴族から見て有用な人材であったのです。
こうして、トロンベ討伐から無事帰還したマインでしたが、マインの底知れぬ魔力となぜ、そんなにマインが本を求めるのかに疑問を持った神官長によってマインの前世について魔術具で調べ上げられます。マインが転生する前の本須麗乃の記憶、その記憶をマインと共に神官長は潜り込みようやく、マインの特異性について知ったのでした。
アニメ第2期はこうして完結いたします。
本好きの下剋上 :完結?最終巻(アニメ:第3期)のネタバレを含むストーリーをご紹介
魔力を持つ平民「身食い」であるとしてマインを狙っていた神殿長とビンデバルト伯爵によって伯爵の奴隷である「身食い兵」となることを強要されそうになったマインでしたが、自身の魔力を暴走させることで、神殿長とビンデバルト伯爵を攻撃し、見事奴隷の契約を結ぶ前に逃れることができました。
しかし、平民が貴族それも伯爵家の人間に害をなすことは法律で禁じられており、後から現れた神官長フェルディナンドに向けて神殿長と瓶でバルド伯爵は貴族を攻撃した罪でマインとその家族を捕えるように命じます。
神官長はマインの味方ではありますが、王国の法律に背くわけにもいきません。困った神官長でしたがマインが事前にジルヴェスターから渡されたペンダントに血判を押していたことがわかり、マイン次第でこの件を解決できることが判明しました。
なんと、ジルヴェスターはマインが住む街の領主で、血判を押したことでマインはジルヴェスター養女扱いにすることができたのです。しかし、そのためには今の家族とは縁を切らねばなりません。
家族を守るために、養女になることを決意したマインはローゼマインと名前を改め、元の家族とは縁を切ることになりました。
ここで平民の娘であったマインは死んだことになり、マインは貴族の娘ローゼマインとして生きることになったのです。
本好きの下剋上 :最終回、ネタバレ①フェルディナンドとローゼマインはその後結婚したのか?をご紹介
最終巻でローゼマインとフェルディナンドは婚約いたします。
大魔術の行使によって衰弱していたローゼマインに選択肢を与えるためにフェルディナンドはアーレンスバッハ領をアレキサンドリア領に改めさせ、ローゼマインに平民に戻るか、フェルディナンドと婚約しアレキサンドリアの領主(アウブ)となるか、はたまた他の貴族と婚約するかを選ばせました。
その結果、ローゼマインはフェルディナンドと婚約することを選びアレキサンドリアの領主となります。
なお、ローゼマインはまだ貴族院を卒業していないため、結婚ではなく婚約となっておりローゼマインが貴族院を卒業する2年後に結婚する予定のまま、完結しております。
本好きの下剋上 :最終回、ネタバレ②本好きの下剋上のマインの正体は何ですか?をご紹介
マインの正体は現代日本の大学生であった本須麗乃です。マインとして生まれましたが身食いの熱によって前世の記憶が蘇り、マインよりも長く生きた本須麗乃として自我を取り戻したとのことです。なお、身食いとは本来であれば貴族しか持っていないはずの魔力を平民が持った状態のことを言い、大半は洗礼式(7歳)より前に亡くなります。
マインの持つ魔力量は貴族院で天才と言われたフェルディナンドですら「規格外」と呼ぶほどで領主であるジルヴェスターよりも大きく、巫女見習いの時に騎士団の前で行った祝福により貴族から見ても「規格外」であることが知らされています。
本好きの下剋上 :最終回、ネタバレ③本好きの下剋上でアレキサンドリアの順位は?をご紹介
「本好きの下剋上」の物語の舞台は「ユルゲンシュミット」と呼ばれる国になります。国にはエーレンフェストを始めとした領地があり、領地を収める領主をアウブと呼びます。
アレキサンドリアは物語の終盤で登場した新たな領地ですが、元々はアーレンスバッハ領で領地の順位はアーレンスバッハ時代と同じ6位になります。
前のアーレンスバッハ領主は外患誘致の罪に問われ領地も荒れていきましたがローゼマインとフェルディナンドによって平定したため、順位は据え置きとなったようです。
ちなみにマインが生まれたエーレンフェストは始め領地順位13番でしたが、マイン(ローゼマイン)による教育の向上や商業の発展に伴い、最終的には8位まで上昇いたしました。
本好きの下剋上 :完結?最終回(小説・アニメ)・結末のファンの感想・考察をご紹介
「本好きの下剋上」は本が好きなだけの女の子による異世界転生ファンタジーですが、ファンタジー世界の作りこみが非常に細やかで他の「なろう小説」と比べてはるかに洗練されており、一つ一つの物語がとても面白い作品です。
よくある現代の知識を中世ファンタジーの世界観に持ち込む「現代知識チート」を使ったりしますが、その知識を使うための過程が丁寧です。
また、領主の娘編から顕著になりますが、主人公マイン(ローゼマイン)を巡る人間関係がとても面白いです。アニメ化されている巫女見習い編までだとルッツやベンノ、神官長フェルディナンド等、マインと良好な関係を持つ人たちがマインを助けるために行動する等、性格の良いキャラクターがたくさん登場するところもとても良いです。
原作は一度完結しておりますが、第4期「領主の娘編」がアニメ化されますのでまだまだ楽しみが多いですね。