この記事では、ぼっちざろっく :完結?最終回、ネタバレを含む最後のラストシーンの結末!|ファンが徹底考察!?をご紹介しております。
「ぼっち・ざ・ろっく!」ですが、2024年5月現在、完結しておりません。
ぼっちざろっくとは
『ぼっち・ざ・ろっく!』は、はまじあき先生による日本の4コマ漫画です。2018年に『まんがタイムきららMAX』で連載を開始し、女子高生が主役のガールズバンドを描いています。この作品は、部活動ではなくライブハウスでの活動を中心に据えており、同じジャンルの先行作『けいおん!』とは異なる点があります。
主人公の後藤ひとりは、中学1年の時にバンドに憧れ、ギターを手にしました。しかし、彼女は重度の人見知りで、友達作りにも苦労し、そのためバンド経験もなく中学を卒業します。高校に進学した後も状況は変わらず、友達ができなかったのですが、ある日ライブハウスでの出来事が彼女の運命を変えました。
ひとりはバンド「結束バンド」のメンバーとして迎えられ、初めてのバンド活動を経験します。メンバーとして成長しつつ、様々なライブに挑戦し、次第に自信を深めていきました。物語は、彼女の音楽を通じた成長と友情、挫折を感動的に描いています。
作品は、アジカンなど実在のバンドにインスパイアされたエピソードが盛り込まれており、特に登場人物の名前にその影響が見られます。また、扉絵には実在するバンドのミュージックビデオをオマージュした構図が用いられることが多いです。
2021年にはアニメ化され、さらなる人気を博し、原作漫画の売上も大きく伸びました。ひとりとその仲間たちの音楽活動を描いたこの作品は、多くのファンに支持され続けています。
ぼっちざろっく :完結しているか?をご紹介
「ぼっち・ざ・ろっく!」ですが、2024年5月現在、完結しておりません。まんがタイムきららMAXにて絶賛連載中となります。
ぼっちざろっく :7巻発売はいつ?をご紹介
これまでの刊行ペースから考えると7巻は2024年8月に発売されると思われます。
6巻の発売が2023年8月、5巻の発売がアニメ放映中の2022年11月。5巻の発売がアニメ放映中ということもあり例外だとしても1~4巻までが1年置きに発売されていることから7巻も同じく6巻発売から1年後の2024年8月になると思われます。
ぼっちざろっく :完結?ネタバレを含むあらすじ・見どころをご紹介
「ぼっち・ざ・ろっく!」はコミュ障でぼっちな陰キャ少女、後藤ひとり(ぼっちちゃん)がギター一本でキラキラした青春を目指す物語です。
中学時代は友達ができず、父親から教わったギターをして過ごす毎日だったぼっちちゃんは高校から友達を作ろうと高校デビューを目指しますが失敗します。そんな風に途方に暮れていた時、高校生バンド「結束バンド」のメンバーである伊地知虹夏に声を掛けられバンドに誘われたことでようやく、ぼっちから卒業を迎えることになります。
バンド活動を通して友達ができたり、青春らしいことを始めることができたり、ぼっちちゃんらしい成長をみることができます。
一番の魅力、見どころはコミュ障のせいで友達ができず、また破天荒な性格から周りから距離を置かれているぼっちちゃんが中学時代を捧げて覚えたギターの技術を使って、成り上がっていくところですね。ぼっちちゃん自身の性格は長年の陰キャ生活によってかなりずれていますが、ギターの腕前だけは本物で中学時代には動画投稿して人気になるくらいの技術を持っていました。
そんなぼっちちゃんが苦手なチームワーク、コミュニケーションを克服しつつ成長し、陰キャでもギターで成り上がっていく様は本当に面白いです。
また、ぼっちちゃん以外のキャラクターも魅力的で、ぼっちちゃんとは対照的に陽キャで太陽のように底抜けに明るい喜多ちゃん(喜多郁代)や、ぼっちちゃんをバンドに誘ってくれた伊地知虹夏、そして、ミステリアスなクールタイプの山田リョウ等々、面白いキャラクターも魅力、見どころの一つです。
ぼっちざろっく :完結?最終回(アニメ)のネタバレを含むストーリーをご紹介
アニメ最終回では「結束バンド」がぼっちちゃんの高校の文化祭でライブをするところから始まります。
文化祭に参加するまでにも紆余曲折あり、ぼっちちゃんや喜多ちゃんたちの期待が詰まって始まった文化祭ライブですが、演奏の途中でぼっちちゃんのギターにトラブルが発生してしまいます。
これからソロパートだと言うのに音のチューニングがズレはじめ、さらには弦が一弦切れてしまいます。そんな風にあわや大惨事になりかけましたが、ぼっちちゃんの機転とギターの演奏技術(ボトルネック奏法)によって無事、難局を乗り越えることができました。
文化祭ライブの終わりは破天荒なぼっちちゃんらしいオチでしたが、無事成功(?)で終わりました。
その後、ぼっちちゃんが文化祭で壊れてしまったギターの代わりに新しいギターを「結束バンド」の面々と購入した話を最後にアニメ版の「ぼっち・ざ・ろっく!」は終わりを迎えます。
ラストシーンでは新しいギターを手にしたぼっちちゃんが「いってきます」と言って家の外に出てバイトに向かうというところで終わりますが、万年ぼっちで陰キャだったぼっちちゃんがバイトのためとはいえ外へ出るというのはとても成長を感じられ良い終わり方でした。
ぼっちざろっく :最終回、ネタバレ①ボトルネック演奏とは?をご紹介
「ボトルネック奏法」とはアニメ最終回にあった文化祭ライブで窮地に陥ったぼっちちゃんがふいに行ったギターの演奏方法のことです。文化祭ライブの時、機材の劣化から弦が切れてしまいチューニングがずれてしまっている状態でした。
そんな中、ぼっちちゃんが土壇場で繰り広げたのが「ボトルネック奏法」です。この奏法では酒瓶やワインボトルのようなガラス瓶や金属の筒をネック替わりに使うことで独特な音を出すことが本来の目的ですが、文化祭ライブのこの場面ではずれた音程を無理やり合わるために使っています。
理論上可能な技術ではありますが実際にやるには困難な技術です。作中ではあまりその技術の高さが観客には伝わっていませんが、一緒に演奏している喜多ちゃん等「結束バンド」の面々には伝わっていたようです。
なお、ぼっちちゃんのギターは元々、バンドマンを目指していた父親から譲り受けたギターでぼっちちゃん自身も中学生の頃からずっと使っていたギターなため、機材が劣化してしまったのでしょう。
ぼっちざろっく :最終回EDはアジカン?をご紹介
「ぼっち・ざ・ろっく!」最終回のエンディングですが、アジカン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)の「転がる岩、君に朝が降る」のカバーが起用されました。
ロックバンドをテーマにした本作ですが実はロックバンドのアジカンと少し関連性があり、楽曲を使うことをお願いしたそうです。
その関連性とは作者のはまじあき先生がアジカンのファンだそうで、アジカンが活動していた下北沢が舞台であったり、登場するキャラクターたちもアジカンのメンバーから苗字をもらっていたりします。
また、アニメの方もサブタイトルにアジカンの楽曲名が使用されるなど、「ぼっち・ざ・ろっく!」の作品作り全体にかなり影響を受けているとのことです。アニメ化の際にアジカンの楽曲をカバーするなど、作者としてはうれしい展開でしたね。
なお、アジカンからもコメントが出ており『「転がる岩、君に朝が降る」という楽曲を、
大切に扱ってくれて嬉しいです。』と好意的でした。
ぼっちざろっく :最終回、海外の反応をご紹介
「ぼっち・ざ・ろっく!」ですが、海外でもかなり人気があるようです。海外メディアが主催している「Trendings Award」で「アニメオブザイヤー(年間最優秀賞)」やその他多くの部門で賞を得る等、海外人気はかなり高いです。
それでは海外の人たちの反応についていくつか紹介いたします。
『このアニメの音楽が好き。面白い。ぼっちに共感出来る。 ぼっちの成長が嬉しい。
なんかわからないけど、とにかく好き。』
『すべての人には刺さらない作品だと思う。 でも刺さる人には深く刺さるって感じ。 刺さらない人はスレ主みたいに感じるんだと思う。
こういうジャンルがまったく刺さらない人もいるし、それはそれで良いんじゃない?』
『社交不安に苦しむ人と友達がいない人、それとミュージシャンには凄く共感出来るアニメなんだ。』
等、海外の人にもぼっちちゃんの気持ちに共感することがあるようです。また、作中の音楽に対する評価も意外と高いようです。
ぼっちざろっく :完結?最終回(アニメ)・結末のファンの感想・考察をご紹介
アニメから当作品を知りましたが、ぼっちちゃんの性格や行動等のキャラクター性と陰キャのぼっちちゃんがギターで成り上がるストーリに惚れ込み原作を一気読みしてしまうなど、ドハマりした作品です。
アニメ全体としては作画が綺麗というわけではありませんが当作品独特なテンポと演出がとても良かった印象です。そして、やはり「結束バンド」の楽曲が何より良いですね。
OP曲にもなった「青春コンプレックス」や劇中で制作された「ギターと孤独と蒼い惑星」、最終話でぼっちちゃんがボトルネック奏法を披露した「星座になれたら」等。かなり良い楽曲が揃っていますので、まだアニメ未視聴の場合は曲だけでも聴かれてみてはいかがでしょうか。
また、2024年6月、8月には総集編が劇場公開されます。結束バンドの方も全国ツアーが2024年9月から大阪、札幌、東京、名古屋、福岡で順次開催されるとのことです。 人気もあり、まだまだ話題のあるため第2期の制作も非常に期待できそうですね。