この記事では、ガラスの仮面 :完結?最終回、ネタバレを含む最後のラストシーンの結末!|ファンが徹底考察!? をご紹介しております。
ガラスの仮面は、途中の長期休載を経てもなお、熱いファンを持つ作品です。美内すずえさんによるこの物語は、1975年から続いていて、今も未完のまま。
ガラスの仮面 とは
『ガラスの仮面』は、美内すずえ(みうちすずえ)先生による少女漫画であり、1975年に連載がスタートしました。これまでに長期休載を繰り返しながらも、連載は未完の状態を保ちつつ、非常に多くのファンに支持されています。
本作品では、主人公の成長とライバルとの競争を中心に、演劇という舞台を通じたドラマが描かれます。
作品の魅力は、ただの劇中劇にとどまらず、多様な劇が描かれ、その中でキャラクターたちが成長していく様子がリアルに、感動的に描写されています。特に主人公のマヤは、平凡な背景から出発し、眠っていた才能を花開かせる過程が、読者の心を強く打つのです。
また、美内すずえは、本作を通じて、時代や社会の変遷にも敏感に反応し、作品の設定やディテールに現実感を持たせることに成功しています。初期の設定から時間が流れるにつれて、登場人物の使う道具や背景にも変化が見られる点も注目に値します。
長年にわたる連載で多くの読者を魅了し続ける『ガラスの仮面』は、その独自の世界観と深い人間ドラマで、少女漫画の枠を超え、幅広い層から愛される理由があります。美内すずえの持続的な創作活動が、この作品を特別なものにしているといえるでしょう。
ガラスの仮面 :完結しているか?をご紹介
ガラスの仮面とは1975年から花とゆめで連載中の美内すずえさんの漫画です。
2021年3月時点で累計発行部数は5000万部を超えている大ベストセラーなのですが、途中何度も長期休載をはさみながら現在49巻と未完のまま2024年を迎えている状態です。
現在の最新刊である49巻も2012年10月に発売された後、2024年現在50巻が発売される予定はありません。
物語は北島マヤと姫川亜弓が紅天女をかけて、試演をする事になりその稽古中の話しまでです。
そして紫のバラの人こと速水真澄とマヤが両想いであることがわかり、速水真澄は婚約者を捨て、速水真澄は大都芸能の社長の座を降りたところで終わっています。
ガラスの仮面 :いい加減にしろと言われる理由?をご紹介
物語自体は時系列に進んでいるのですが、なにせ1975年から始まっているので最初から見ていたファンの方は50歳以上になっています。まだ終わってなかったのかとファンだった方は思っても仕方がない事かと思います。
そう思われる理由としては①紅天女が決まらない②速水真澄との恋愛だと思われます。
- 一巻当初から月影先生は紅天女候補を探していて、やっとマヤと亜弓に決まり、梅の谷で2人に課題を出し、2人に試演を行わせて決めるという事になり、いつまでたっても紅天女が決まらない事
- 最初は足長おじさんのように、高校援助などを行っていた真澄でしたが、当初からマヤに好意を持っていたのは読者目線ではわかっていたため、まだ両想いになっていなかったのかとの驚き
そして繰り返す長期休載も理由の一つと思います。
ガラスの仮面 :作者の現在は?をご紹介
作者美内すずえ先生は2024年時点で74歳になります。
長期休載の原因としては、作者がとても凝り性な方で、花とゆめに連載されていたものとコミックの内容が全く違う事がよくあったようです。
なので49巻後が出ていないのも修正したり、書き直したりしているのではと言われています。
病気だったっとの話しは今のところ出ていませんがお歳がお歳なので。
2017年にはガラスの仮面展の現場でインタビューに答え、2021年には歌劇紅天女へのコメントを出しています。
病気だったっとの話しは今のところ出ていませんがお歳がお歳なので、最後のコメントから3年間経っていて何も動きがないのが現状なので終わるか終わらないか全くわかりません。
ご本人の中では最後のセリフやシーンも決まってらっしゃるとおっしゃっているので、ファンは待つしかない状態です。
ガラスの仮面 :完結?ネタバレを含むあらすじ・見どころをご紹介
ガラスの仮面の見どころと言えば、巨人の星演劇版ともいえる演劇に対する特訓のすごさです。
物語は演劇にあこがれていたマヤが家出をして演劇の世界に飛び込むところから始まります。マヤは一度見た芝居のセリフや役者動作を正確に記憶し、本能的に役に憑かれたかの如く演じることができます。
人形役をつかめない時には月影先生からマヤの動きを封じるため物干し座をの切れ端で縛り付けられ、オオカミ少女を演じる時は何もない山に入って野生のオオカミと同じ経験をするなど役を掴むためには何でもするというマヤ、一方芸能界のサラブレットとして生まれた姫川亜弓はマヤを見て脅威に感じ、努力を重ねていきます。
亜弓を勝たそうと周りの大人は動きますが、亜弓は一切いじめなどせず、自分を高める努力を惜しみません。
そしてマヤが初舞台にに立った時からのファンである紫のバラの人との恋愛模様も見どころの一つです。
ガラスの仮面 :完結?最終巻(漫画)のネタバレを含むストーリーを ご紹介
漫画は紅天女をマヤチーム・亜弓チームに分かれて試演をしてその結果どちらかが選ばれるという稽古の途中です。
紅天女に入ってからは、紅天女の魂の半身一真との恋がマヤと真澄を動かしお互い思い合っている事がわかります。真澄は婚約者の紫織に別れを告げますがそのせいで紫織は心を病みマヤを憎んでしまいマヤに危険が及ぶのを恐れた真澄はマヤを突き放しますが周りの後をしを得て、速水の名を捨て紫野のバラの人の正体と真澄の思い意を伝えるため会うことになる所で終わっています。
一方、亜弓は稽古中に倒れてきた照明器具から共演者を守ったことで目に支障がでて、視界全体がぼやけて見える程の状態で誰にも悟られず芝居を続けています。唯一気が付いたのは世界で活躍しているカメラマンハミルで、その努力を見てハミルは亜弓に好意を寄せ亜弓のサポートをしています。
ガラスの仮面:完結?最終回(アニメ(平成版))のネタバレを含むストーリーをご紹介
アニメは2005年から全51話で放送されました。
原作の41巻までで忠実に原作を描いた作品です。二人の王女等の原作の中のマヤ達が演じる舞台もきちんと描かれています。
紅天女の課題をを梅の谷で受けるマヤと亜弓が競い、最後には月影先生から「新しい紅天女はあなたたちの中にある」と言われ、梅の谷への入り口のつり橋を源三が燃やし梅の谷へは行けなくなります。
梅の谷で月影千草の紅天女を見たマヤは、真澄の前で紅天女となり魂の半身であるのがマヤと真澄であるという事を本人たちが自覚します。真澄はその最中に倒れてしまいマヤの姿はなく婚約者が変りにいるのですがもう目に入らなくなります。
マヤと真澄が恋愛感情を認めるところでアニメは終わりました。
アニメの方はスピンオフとしてガラスの仮面ですが・ガラスの仮面ですがZ・3ねんDぐみガラスの仮面などが放送されました。
登場人物は同じですがもしマヤ達がが暴走族だったらなど違うシチュエーションを楽しめる作品になっています。原作者の美内すずえ先生も大笑いしたとコメントをしています。
ガラスの仮面 :完結?ラスト(ドラマ)のネタバレを含むストーリーをご紹介
ドラマは安達祐実主演で1997年からテレビ朝日24話が放送されました。
パート1・パート2までは亜弓を松本恵が演じていましたが、最後のガラスの仮面スペシャル完結編では中村愛実さんに交代しています。
最後のスペシャルは再放送もなくDVD化もされていなく幻の完結編となっています。
ドラマでは梅の谷に入る前に真澄の婚約者の悪事が明らかになり婚約解消されています。
紫のバラの人が自分であるとマヤが気が付いているのも真澄はわかっています。
月影先生が最後の紅天女を演じますが最後に紅天女の仮面を2つに割り、マヤと亜弓に託します。
東京に帰り、2つのグループに分かれ稽古を開始しますが、父の命令で真澄は紫織と再び婚約をしていました。亜弓は梅の谷での課題の時足の骨にヒビが入り無理をすれば足が動かなくなるかもしれないと告げられるも稽古を続けます。
数日後に稽古の発表が控える中、マヤは自分の気持ちを言おうと真澄の元へ向かいます。真澄に告白をする所を見た紫織は真澄を刺してしまい真澄は意識不明となります。
本番を向かえた亜弓は足の痛みに耐えながら見事に演じ切りますが、マヤは途中で真澄を失う恐怖から紅天女の仮面が外れてしまいます。その時真澄の意識が現れ励まされ仮面をかぶることが出来、演じ続けることが出来ました。
それから時間が経ち意識が戻らず眠り続けている真澄に、マヤが語り掛けキスをすると飾ってあった紫のバラ花びらが真澄にかかり真澄は目を覚ますという所で物語は終わります。
ガラスの仮面 :最終回、話題①最終巻50巻の発売はどうなっている?をご紹介
50巻ですが2024現在全く発売されるという情報が入っていない状態です。
今の49巻のお話しまででは確実に50巻では完結できない内容になっていますのであと3・4巻は必要になると思われます。
美内すずえ先生も74歳というお歳ですので、出ないまま作者が亡くなる可能性もありますし、もしかしたら他の作者がそうなように物語の結末を知っている誰かが最後まで書くという流れになるか、このまま49巻で未完のまま終わるかどちらかの可能性が高いと考えられます。
美内すずえ先生が完結してくださることを願ってやまないです。
ガラスの仮面 :完結?(アニメ・漫画)・結末のファンの感想・考察をご紹介
49巻で真澄が家を捨て、マヤに会うことがわかっていますのでマヤと真澄は結ばれるのではないかと思われますが、捨てた速水・心を病んでいる紫織の問題もまだ解決していません。
速水会長も折れ、また速水の後継者として生きることになるのではないかと思われます。
あそこまで心を病んでしまった紫織はマヤと会っているのを知れば、マヤを殺しに来るのではないかと思います。そしてそれを庇った真澄が刺され、そこまでの気持ちなのかと紫織がやっと諦められるのではないかと思います。
紅天女も亜弓は目が見えなくなりますし、マヤは真澄とのことが上手くいくともう他の演劇で役に入る事が出来なくなり演劇からは離れるのではないかと思います。
どちらがなっても一回きりの紅天女になる可能性が高いです。
歴史は繰り返すように、どちらかが紅天女がやれる女優を育てていくような終わり方になるのではないかと思います。
亜弓の目が奇跡的に治って、マヤも演劇に打ち込めるようになり二人が紅天女を演じていく展開をファンとしては希望しています。
是非考察の斜め上を行って頂きたいです。