この記事では、アニメ・漫画沼20年のあしたのジョー:最終回、最後の結末!その後?|ファンが徹底考察!?をご紹介しています。
あしたのジョーの最終回、最後の結末とその後の真相についてご紹介しております。
あしたのジョーとは
「あしたのジョー」は、梶原一騎氏が執筆した少年漫画で、ちばてつや氏が作画を担当しました。講談社の週刊少年マガジンにて1968年1月1日号から1973年5月13日号まで連載され、全20巻が刊行されました。
物語は、ボクサーの世界チャンピオンを目指す主人公・矢吹丈の成長を描いた青春スポーツ物語です。
この作品は、1970年から1971年にかけて、虫プロダクションによってテレビアニメ化され、全79話が放送されました。出崎統氏が総監督を務め、八木正生氏が音楽を担当しました。
東京ムービー新社によって1980年から1981年にかけて続編の「あしたのジョー2」がアニメ化され、全47話が放送されました。劇場アニメとして1980年に公開されました。内容は、1970年のテレビアニメを力石戦まで再編集した劇場版。
力石や葉子など一部のキャストを変更しています。また、あしたのジョー2は、1981年に公開されました。内容は、前作映画の続編で、前半はテレビシリーズ『あしたのジョー2』の再編集。終盤は放映中だったテレビシリーズに先行して制作・公開され、のちにテレビシリーズに流用されています。
「あしたのジョー」は、日本の漫画・アニメ史において、青春スポーツ物語の金字塔として高い評価を受けています。
あしたのジョー:あらすじ
「あしたのために」のハガキを受け取った少年・ジョーは、元ボクサーの段平からのアドバイスを受けてボクシングの才能を開花させ、プロボクサーとしての道を歩みます。
しかし、犯罪に手を染めたジョーは少年鑑別所に送られ、そこで出会った力石徹との運命的な対決を経て、ボクシングに生きることを決意します。
最強のボクサー・ホセ・メンドーサとの闘いで敗れたジョーは、グローブを葉子に手渡し、満足げな微笑みを浮かべながら燃え尽きました。
あしたのジョー:最終回、最後の幻のラストシーンのあらすじ
主人公の矢吹丈は、パンチ・ドランカーの症状にもかかわらず、チャンピオンのホセ・メンドーサに挑戦します。15ラウンドにわたる激戦を終えた後、矢吹丈は「燃えたよ‥‥真っ白に‥‥燃え尽きた‥‥真っ白な灰に‥‥‥‥」とつぶやき、コーナーで倒れ込みます。
あしたのジョー:最終回、最後の幻のラストシーンのネタバレを含むストーリーをご紹介
主人公・矢吹丈(ジョー)がたどり着いた世界タイトルマッチ前に、敗れた力石徹との戦いで大きな幸福を感じたが、彼の死によりトラウマを背負います。
カーロス・リベラとのケンカマッチでトラウマを払拭したが、またも対戦相手を破壊したと疑われます。自身も壮絶な歴戦によりパンチドランカーになってしまいます。
ジョーはホセ・メンドーサとの世界タイトルマッチに向かうが、パンチドランカーの疑いがかかっていたが、医者により確定します。葉子が中止を訴えるも、ジョーは断り、最終的には判定負けを喫したが、ホセの弱みを嗅ぎ付けて熱戦を繰り広げました。
あしたのジョー:最終回、最後のセリフ「真っ白に燃え尽きた」のその後をご紹介
真っ白に燃え尽きた」後のジョーがどうなったかについては、作中では描かれておらず不明です。実際はどうなったのかは、読者の解釈に任されています。
2015年9月、スポニチにてちばてつや先生は「真っ白」に込めた思いを次の様に語られました。
「真っ白になるまで頑張れば…
新しい明日が来ると、若い人に伝えたかった。
いい加減な仕事をしていては明日は来ない。
やろうと決めたことに全力投球してほしい。
そうすれば、きっと自分の中に何かが残る。
次の何かに頑張るとき、生きるものがある!」
引用元:スポニチ ちばてつや
「真っ白」に込めたちばてつや先生の金言をいただきました。
私自身も、この言葉を胸に、全力で頑張ってきました。先生のお言葉通り、一生懸命取り込んでいれば、私の場合、夢には届きませんでしたが「残ったもの」学びも多かったです。
これから、あしたのジョーを読まれる方にも、ちばてつや先生のお言葉が届きましたら幸いです。
あしたのジョー:最終回の最後のシーンの真相、死んだ?「あしたのジョーは生きている」ちばてつや先生のコメントをご紹介
「ジョーを殺すな!」という声が殺到した連載末期。読者たちは、ジョーが死ぬことを受け入れることができず、「助命嘆願」を送られました。
少し下を向いて満足そうに微笑んでいるジョーを見て、大人はジョーが燃え尽きて死んでしまったんだと理解し、子供たちは、ジョーはただ目をつむって休んでいるだけで、明日にはまたサンドバッグを叩いて世界タイトルを目指すんだろうな、と考えられるように描いたんです。
引用元:『ちばてつやとジョーの闘いと青春の1954日』(講談社)ちばてつや
ちばてつや先生は、コメントにも書かれていたように、私は当時、小学生だったこともあり最終回のシーンも見ても漫画として終わっただけなのでジョーは一生私の中で生き続けていると思っていました。嘆願まであったのは驚きでしたね!
確かに熱狂的なファンの方からしたら、好きなキャラが死ぬのは嫌ですよね。
いまだにジョーの熱烈な支持層は多く、(略)復活させろとの手紙や電話に悩まされている昨今、この場を借りてお断りしておく。ジョーは燃え尽きたのデス、真っ白に……。
引用元:『劇画一代』(小学館) 高森朝雄(梶原一騎)
私は、ラストを満足させないことで、一生忘れられない印象を残せると考えております。
高森朝雄(梶原一騎)先生の采配に納得です。
あしたのジョー:最終回、最後のシーン後「ジョーは生きているのか」上野正彦先生の見解の要約をご紹介
パンチ・ドランカーになる仕組みは、脳が頭蓋骨で守られているが、パンチなどの衝撃を受けると激しく揺れて脳挫傷や小さな傷ができ、神経細胞が再生できないため、マヒや言語障害などの症状が出でます。
ラストシーンのジョーは死んでいるかどうかについて、筋肉が緊張を保っているため、生きているとされ、意識を失っていた場合は膀胱括約筋が開いてしまうため、おしっこを漏らすことになります。
死んだ場合は、左右対称の普通の顔になるため、周囲からは安らかに見える。ジョーの場合、体全体を見て判断すれば生きているとされ、すぐに死ぬことはなく、自分ひとりでリングを降りていくと思われます。
あしたのジョー:最終回、最後の幻のラストシーンを体験したファンの感想・考察をご紹介
「ジョーは死んだ」というのが常識でしたが、後日、ちばてつや先生は「読者に任せます」と答え、ジョー自身も「必ずみんなのところに戻ってくる」と言っており、矢吹丈は生きていたと考えられます。
医学的にも筋肉が緊張を保っているため、生きているとされまた、意識を失っていた場合は膀胱括約筋が開いてしまうため、おしっこを漏らすことになります。
ジョーの場合、体全体を見て判断すれば生きているとされ、すぐに死ぬことはなく、自分ひとりでリングを降りていくと思われるそうです。矢吹丈がなぜあんなに殴られて生きていられたのかについては、天性の回避能力を持っていたためと推測されます
ホセ戦でのジョーはほとんど勝敗にはこだわっていません。最終ラウンドはジョーがクロスカウンターにトリプルクロスを出し、ホセを二度もダウンさせたが、結局どちらも倒れず、永遠に続けても構わない戦いの結果、判定による決着になったと考えられます。
あしたのジョー:最終回、最後の幻のラストシーンを体験した海外の反応をご紹介
最終回を体験した感想は、やはり言葉が出ないでした。
ジョーが稲妻のようなパンチを繰り出していたカーロスがホセによってパンチドランカ ーになり見る影もなくなったこと自分のことのように悔しがっていました。
ホセ戦では、自分もパンチドランカーであることにもかかわらず、まだ燃え尽きていないんだと決してあきらめることなく試合を続けます。
丹下 段平から初期のころから、ジョーは、わしにとって「あした」なんだと「希望」なんだと期待されていました。
ジョーもこの言葉「あした」になろうと最後まで倒れずにホセを追い込みます。試合中ダメージで団平同様目がみえなくなりますが、それが功をなしどこから飛んでくるかわからないパンチでほんろうします。ホセもジョーの気迫に負け試合後にはストレスで白髪になるほど追い詰められていることが描写されています。
世界最強の男をここまで追い込んだのですからジョーは最後まで出し切ったといえます。あしたのジョーの最終回は、アニメ史上もっとも有名なラストシーンと名言を残されたといって過言ではありません。
日本だけでなく海外でも同じように感動していただけているのは、日本の誇りです。
あしたのジョー:最終回など激戦の最後のシーン(ホセ、力石、ジョー)を画像でご紹介
あしたのジョー:その他のメディアのご紹介
映画は、1970年と2011年に製作されました。
1970年版では、新国劇による舞台の映画化作品で、石橋正次が主演を務めました。矢吹丈がリング禍に直面し、パンチが打てなくなって姿を消すまでが描かれます。
出演者には、亀石征一郎、中山昭二、小松政夫、高樹蓉子などがいる。監督は長谷部安春で、渡辺岳夫が音楽を担当しました。
また1970年代に舞台作品やら字を番組も制作されています。
2011年版では、山下智久が主演を務め、2011年2月11日に公開されました。映画は、原作漫画の物語を基に、現代の日本で再構成されたものです。映画は、製作委員会によって製作され、東宝が配給を担当しました。
映画は、高校生のジョーが、ボクシングを通じて成長し、自分自身と向き合い、そして他者と向き合う物語です。映画には、山下智久をはじめ、伊勢谷友介、香川照之、柄本明、伊藤淳史など、数多くの俳優たちが出演しています。
また、宇多田ヒカルが歌う主題歌「Show Me Love (Not A Dream)」も話題となりました。
映画のBlu-ray / DVDは、2011年8月19日に発売されました。Blu-ray / DVDには、映像特典や音声特典が収録されています。また、初回限定特典として、オリジナルポストカードや「あしたのジョー」特製ミニサンドバッグ風ボクシンググローブなどが付属します。
あしたのジョー:アニメのおすすめ視聴方法
あしたのジョー:最終回、最後の結末!その後?|ファンが徹底考察!?のおさらい
・ジョーが世界タイトルマッチ前にトラウマを背負います。 ・パンチドランカーになってしまったカーロスとのケンカマッチでトラウマを克服します。 ・パンチドランカーの疑いがかかっている中、ホセ・メンドーサとの世界タイトルマッチに挑みます。 ・最終的には判定負けを喫するが、ホセの弱みを嗅ぎ付けて熱戦を繰り広げます。 ・最終回「真っ白に燃え尽きた」後のジョーの行方は不明で、読者の解釈に任されます。 ・ちばてつや先生は「真っ白」に込めた思いを語り、全力投球することが重要であると語ります。 ・ファンからは「ジョーを殺すな!」との声が殺到し、ジョーが死ぬことを受け入れられず「助命嘆願」を送られました。 ・矢吹丈が生き残った理由は、天性の回避能力を持っていたためと推測されます。 ・「永遠に続けても構わない戦い」の結果、判定による決着