この記事では、ハンターハンター:完結?最終回、ネタバレを含む最後のラストシーンの結末!|ファンが徹底考察!?をご紹介しております。
「ハンターハンター」ですが2024年6月現在、完結しておりません。1998年より週刊少年ジャンプで連載を開始した本作ですが、途中に何度も休載する等も相まってかまだ完結しておりません。既刊は37巻。なお、作者の冨樫先生は現在療養中のため、長期間休載しております。
ハンターハンターとは
『ハンターハンター』は、冨樫義博先生による日本の漫画作品です。1998年14号から『週刊少年ジャンプ』にて連載を開始しました。シリーズ累計発行部数は2022年7月時点で8400万部を突破しています。略称は「H×H」として知られています。
物語の主人公は少年ゴン=フリークスです。彼はまだ見ぬ父親ジン=フリークスと会うため、父の職業であるハンターを目指します。
ハンターとなり、仲間たちとの絆を深めながら成長していく冒険活劇が描かれます。冨樫義博の収集癖から生まれた作品で、収集の面白さを題材としています。
『ハンターハンター』の特徴として、少年漫画の中ではショッキングな描写が多い点が挙げられます。
特に、キメラ=アント編では過激な描写が増え、残酷な展開が続きます。作品内で描かれる世界観やキャラクターは非常に詳細に作り込まれており、設定も非常に複雑です。また、文字による説明が多い点も特徴的です。
作品の休載期間も非常に長く、1999年以降は毎年10回以上休載しています。
再開時にはネットニュースで話題になることが多いです。冨樫義博名義のTwitterアカウントが2022年5月に開設され、連載再開の際には話題となりました。週刊連載から変更される形で連載が続いています。
『ハンターハンター』はその深い設定や過激な描写、休載の多さで多くの読者に愛され続けています。これからの展開にも期待が高まります。
ebookjapan:HUNTER×HUNTER 紹介ページ
ハンターハンター :完結しているか?をご紹介
「ハンターハンター」ですが2024年6月現在、完結しておりません。1998年より週刊少年ジャンプで連載を開始した本作ですが、途中に何度も休載する等も相まってかまだ完結しておりません
。既刊は37巻。なお、作者の冨樫先生は現在療養中のため、長期間休載しております。
またよく比較される話ですが、同時期(1997年)に連載を開始したワンピースは既刊が100巻を超えており、休載の多いハンターハンターとは単行本の巻数が大きく異なっております。
ハンターハンター :打ち切り説が浮上した理由をご紹介
「ハンターハンター」ですがネット上ではしばしば打ち切り説がウワサとなって現れることがあります。
しかし、あくまでウワサであり実際のところは打ち切りになることはなく続いております。
それは休載している現在であっても多くのファンが再開を待ち望んでおり人気が下火になることがないからです。そのため、実際にいわゆる大人の事情等打ち切りになることはないと思われます。
では、なぜそんな人気作に打ち切り説が何度も現れるかと言いますと作者である冨樫先生の体調や精神面でのことが原因だと思われます。冨樫先生は週刊連載が精神的にもつらく長期間の連載が出来ないそうです。
絵を簡略化したりしてできる限り手間を省いたとしても長く続けることができず、過去作である幽遊白書もこのことが原因で人気絶頂の最中、無理に連載を終了させております。
そのため、ファンの中には作者が原因で打ち切りになるのではないかとのウワサが飛び交い、それが打ち切り説となってしまうのです。
なお、冨樫先生をよく知らない人からは休載をしてゲームで遊んでいるというウワサを流す人もおります。人気作品なだけにあることないことを吹聴される方もおりますのでどうか、間違った情報で冨樫先生のことを誤解しないようにお願いします。
ハンターハンター :休載履歴と再開はいつ?をご紹介
「ハンターハンター」ですが休載した期間はおそらくジャンプの歴代でも最長ではないでしょうか。人気があるため、何度も休載と再開が認められさらには週刊誌でありながら不定期掲載が認められる事態となっております。
こちらが休載した期間まとめです。
- 2006年2月~2007年10月…約1年8カ月
- 2007年12月~2008年2月…約3カ月
- 2008年5月~2008年9月…約4カ月
- 2008年12月~2009年12月…約1年
- 2010年6月~2011年8月…約1年1カ月
- 2012年3月~2014年5月…約2年3カ月
- 2014年9月~2016年4月…約1年8カ月
- 2016年7月~2017年6月…約11ヶ月
- 2017年9月~2018年1月…約4ヶ月
- 2018年4月~2018年9月…約5ヶ月
- 2018年11月~2022年10月…約3年11か月
- 2023年1月~現在まで(※)
なお、2005年以前にも短期間の休載を何度も繰り返しております。
※2024年5月より冨樫先生のX(旧Twitter)に動きがあり、度々原稿をアップロードしているようです。2022年の連載再開の際にもXでポストをしておりましたので今回も同じく連載再開兆候だと思われます。
ハンターハンター:アニメ最終回は漫画の何巻・何話?をご紹介
「ハンターハンター」のアニメには旧作と新作がございます。こちらではその両方について紹介いたします。
アニメ旧作(日本アニメーション制作)では全62話TVで放映され、原作の12巻くらい最終回となっております。
この当時は原作のストックがなく、ヨークシンシティ編の中盤までしかアニメ化されておりませんでした。しかし、この後OVAでヨークシンシティ編の完結とグリードアイランド編まで全30話が製作され原作の18巻までがアニメ化されております。
アニメ新作(マッドハウス制作)では旧作の続きではなく原作の第1話から作り直され、全148話放映されております。原作でいうところの32巻の途中、ハンター協会会長選挙編・アルカ編までがアニメ化されております。
この次の暗黒大陸編は原作の連載が休載しているところもあってアニメ化されておりませんがこのまま連載が続けばいずれアニメ化されると思われます。
ハンターハンター:アニメとマンガの違いをご紹介
アニメと原作との違いですが、旧作アニメでは一部、オリジナルの展開、オリジナルキャラがある以外は原作と全く同じ内容となっております。
オリジナル展開の方は主に原作では語られていなかったことやシーンの補足として付け足されており原作と比べてもそこまで大きな違いはありませんでした。
オリジナルキャラクターの方もハンター試験編で登場しますが、キルアのエピソードを補足するキャラとなっており、こちらも物語本編への影響が少ないものとなっております。
このように旧作アニメでは原作マンガとの違いが少しありますが、全体的なクオリティの高さによって改変と呼ぶほどではありません。
新作アニメの方ですが、こちらは旧作と異なり原作に忠実となっております。原作マンガの補強とアニメ的演出の追加以外に特段追加要素はなく、原作に完全に忠実となっております。
しかし、放送枠が朝枠だったこともあり、原作にあったダークな要素が表現規制され、内容は原作に忠実であってもあまり良いとは感じられませんでした。なお、キメラアント編等は深夜枠に移動したこともあって表現規制が外されたため原作通りの面白さを堪能できると思います。
ハンターハンター:作者、万が一自分が『完結前に死んだ場合」に備えハンターハンターの結末を公開!をご紹介
2023年11月21日、テレビ番組『イワクラ吉住』にて冨樫先生が完結前に自分が死んだ場合に備えて結末を公開するという事件が起きました。ファンたちは公式からネタバレを食らってしまうというこの事態に阿鼻叫喚でした。
番組内での説明では冨樫先生はハンターハンターの結末を数パターン(A~D)まで考えており、番組で明かしたのはそのうちのDパターン(冨樫先生が完結より前に亡くなってしまった場合)でした。
その内容ではギンと呼ばれる少女が第1話のゴンと同じく、くじら島で池の主を釣り上げる場面から始まりますが、ギンはゴンとは違ってハンターになりたいとは一言もいいませんでした。
それはおじいさんになったゴンからハンター時代の話を聞く度、ミトさんが悲しそうに席を外す等するため、自分はそんな風に他の人を悲しませたりしたくないと思ったからでした。ギンは仲良しの少年と仲良くクジラ島で過ごすと誓うのでした。
冒険に出かけることを夢に見たゴンとは対照的にギンは身近な幸せを見つけ、命の危険がある冒険には出ないことを選択した。そういった終わり方です。
正直、あまり良い終わりのように思えませんが、番組内ではもしも亡くなってしまった時の最悪のパターンとして紹介されましたので、おそらく冨樫先生が急死しない限りはこの完結にはならないでしょう。
ハンターハンター:Xで原稿執筆が順調・冨樫義博「ペン入れ完了」ゴンのイラスト公開をご紹介
ハンターハンター作者である冨樫先生ですが、2023年5月ごろよりX(Twitter)の投稿を度々行っております。投稿では原稿の写真と共に進捗を報告しております。
それ以外のプライベートの報告等も特になく、ハンターハンター原稿進捗告知用のアカウントとなっております。
アカウントが発見された当初はニセモノではないかとしばらくの間騒がれましたが、集英社ジャンプ編集部よりこの投稿は冨樫先生本人であるとの発表によって鎮火いたしました。
それほどまでにハンターハンターの連載を待ち望む人は多いようです。
なお、余談ではありますが、ハンターハンターが休載してから感謝の正拳突き(作中、ハンター協会のネテロ会長が行っていた日課)を毎日行う猛者も現れるなど、ファンたちにとってハンターハンターの連載再開は待ち遠しいもののようです。
こちらのXですが。2023年10月の連載再開を機に止まっておりましたが2024年5月にアカウントが再始動しております。2023年の動向を見る限りでは、5月に投稿を開始し、10月に連載再開があったこともあり、今年の10月にはまた10週ほど連載再開されるのではないでしょうか。
ハンターハンター :完結?ネタバレを含むあらすじ・見どころをご紹介
くじら島に住む少年ゴンは行方不明の父親と同じハンターにあこがれ、ハンターとなって世界中を冒険し、行方不明の父親を見つけるために島を飛び出てハンター試験へと向かいます。
ハンター試験では脱落者が続出する過酷な試練が続きますが、持ち前の馬鹿力や島で培った身体能力を使って難なくクリアしていきます。仲間との出会いや癖のあるライバルとの出会い等を通じてゴンは一人前のハンターを目指します。
ハンターハンターの一番の見どころは読者の予想を覆すような物語の展開と頭脳戦、そして念能力を使ったバトルです。特に念能力でのバトルはキャラクターの個性と頭脳戦が複雑に絡まりあい、非常に面白いです。
ですが、この念能力が出てくるのは天空闘技場編からで原作の6巻、7巻あたりとなります。それまでのハンター試験編やゾルディック家編等は念能力については出てきませんが、ワクワクするような展開と頭脳戦が非常に面白く、念能力がなくても面白いです。
また、現在連載中の暗黒大陸編では頭脳戦がメインとして描かれており、説明だけでもコマが文字だらけになるほど難解ですが、深みがあって非常に面白いです。
ハンターハンター :完結?最終巻(漫画)のネタバレを含むストーリーをご紹介
2024年6月現在の最新刊37巻についてストーリーを紹介いたします。
まずは全巻までの話として、暗黒大陸へ向かう船の中ではカキン帝国の王子たちによる王位継承権争いをはじめとして様々な思惑が飛び交っておりました。
クラピカはカキン帝国の王子たちの中に緋の目を持つものがいることを知り王子たちの護衛として船に乗り込みます。また、クラピカとは別口で幻影旅団の生き残りやヒソカが船へと乗船しておりました。
それぞれの思惑が複雑に動く中、37巻ではセンリツの演奏に紛れて事態が並列に進んでいきます。第10王子と第11王子(カチョウ、フウゲツ)たちはセンリツの音に紛れて船からの脱出を目論みましたが失敗します。
また、第4王子(ツェリードニヒ)は念の修行中に部下に暗殺されかけますが、10秒先の未来を見る念能力によって生き延びます。
他にもいろいろな動きがありますが、この巻では主に王位継承戦がメインでした。マフィアたちの動きもこの巻の最後にありましたがあまり進展はありませんでした。
ハンターハンター :完結?最終回(アニメ:2011年版)のネタバレを含むストーリーをご紹介
アルカ(ナニカ)にゴンを治してもらいようやく復活したゴン。そんなゴンはずっと探していたジンと再会いたしますが、選挙の途中であったため、そのままなし崩し的に分かれました。
そんな折、ジンがゴンに「世界樹のてっぺんにて待つ」と伝言を残しました。その伝言を受けて世界樹へと冒険に出かけたゴンは世界樹のてっぺんで父親との対話を楽しみます。どうしてジンが何を望んでいるのか。
等の質問に答えてくれるジンでしたが、最後には世界樹の話となり、この世界樹は世界で一番高い樹と呼ばれているけど、実際は成長が止まった若木であり、本当の世界樹はこの世界の外にあることを話します。
こうして、アニメは暗黒大陸編の匂わせをして終わりました。
ハンターハンター :完結?最終回、ネタバレ①ネテロは最後どうなった?をご紹介
ハンター協会の会長で物語冒頭より強キャラとして登場していたネテロ会長ですが、その最後はキメラアントの王、メルエムとの戦いによって命を落としました。
百式観音という最強の念能力をもっていたネテロが苦戦し、最終的には自爆(貧者の薔薇)によって相打ちに追い込んだうえでの死でした。
作中最強キャラと言われていたため、この死は多くの読者を悲しませました。
なお、キメラアントの王の側近であるネフェルピトーを見たネテロは「わしよりも強くね」という言葉をのこしております。半分ジョーダンだったのかもしれませんが、キメラアントの強さがよくわかるセリフでした。
ネテロ会長が自爆までして倒したキメラアントですが、おそらく暗黒大陸からやってきたのではないかといわれております。暗黒大陸にはキメラアントクラスの危険生物がたくさんいるのでしょう。
ハンターハンター :完結?最終回、ネタバレ②キルア=ゾルディックの正体をご紹介
ゴンと同じくらいの年代でミステリアスな雰囲気を持つ少年であるキルアですが、その正体は暗殺業を生業とするゾルディック家の3男でした。小さな頃から殺しの技を鍛えられ、常人離れした能力をもっております。
なお、ハンター試験には家出をしてまで受けております。同じくハンター試験を受けていた兄のイルミに見つかり、試験失格後は家に戻されることになりました。しかし、ゴンたちの尽力もあって家から出ることを許されたキルアはゴンと共に冒険を始めるのでした。
念能力は変化系で電撃を生み出すことができ、訓練されてきたこともあってとても強いです。しかし、身体にはゾルディック家で教え込まれた暗殺者としての生き方が刻みこまれており、肝心な時に動きが鈍るなどありましたが、頭の中の針を取り除くことで解決しております。
ハンターハンター :完結?最終回、ネタバレ③クラピカの正体をご紹介
キルアよりも早く登場し、ゴンと共にハンター試験を乗り越えた仲間の一人であるクラピカですが、その正体はクルタ族という少数民族の出です。
クルタ族は特殊な一族で興奮したりすると瞳の色が赤く緋色に変わるという特性(通称緋の眼)を持っております。そんな特性を持っているがためにクルタ族は幻影旅団と呼ばれる窃盗組織によって襲撃され、仲間たちの瞳を闇市場へ売られてしまいました。
クラピカはそんなクルタ族の生き残りで仲間たちの瞳を奪った幻影旅団を捕まえ、闇市場に流れた瞳を回収することを目的にハンターを目指しておりました。
念能力は具現化系ですが、クルタ族特有の緋の目が発現した状態だと特質系に変わり、すべての系統の能力が100%使えるようになります。その力を得たクラピカは復讐のために幻影旅団と戦い、実際にメンバーを2名(ウボーギン、パクノダ)倒しております。
ハンターハンター :完結?最終回(漫画・アニメ)・結末のファンの感想・考察をご紹介
ハンターハンターはワクワクする冒険、そしてドキドキする頭脳戦、そして念能力でのバトルが魅力的な作品です。
初めてマンガ読んだ時からハマり、何度も何度も読み返したくなるほど読みやすくそれでいて面白い作品です。
暗黒大陸編からは登場するキャラも話の内容も説明も密度が非常に高く、読みやすさとはかけ離れた作品となってしまいましたが、読みにくいのになぜか読んでしまう不思議な魅力のある作品でもあります。
ハンターハンターで一番の懸念は続きが中々出ず、完結よりも先に作者が亡くなってしまうのではないかと感じるところですが、ここ最近(2023年)より、作者の冨樫先生も公式アカウントを運用する等、続きを無理のない範囲で執筆していることから、冨樫先生が存命中になんとか完結までもっていってくれるのではないかと思います。
個人的には続きが読みたいけど作者が亡くなり未完で終わるくらいなら早く完結してほしい作品の一つです。